パラグアイ・アスンシオン | 『俺達なりの南米突撃記』 ~西から昇ったお日さまが♪~

パラグアイ・アスンシオン

南米赴任中に南米全部の国行ってやる、という野望を持っていた俺ですが、残るはベネズエラ、パラグアイ、ウルグアイのみ。(右上にあるギアナ三国は南米とはカウントしません。)

その中で、ボリビアと接しているのに今まで行かなかった国、パラグアイの首都アスンシオンに行ってみた。

パラグアイは地球の歩き方でも、最後の方のカラーじゃなくなったページにちょこっと載っているだけという地味な国。過去に行った同僚は「ホンマに何もない国」とのコメント。ただ、日本で通っていたスペイン語学校のミリアン先生がパラグアイ人だったこともあり、何故か行かないと行けない、という使命感を背負って、俺はやってきた。

ボリビア西部のサンタクルスからの直行便で約2時間。パラグアイの首都アスンシオンに降り立ちました。深夜着だったので、ホテルに一泊してから、翌日観光開始。



ところが、ホンマに何もない。一応観光スポットと書かれている大統領官邸に行って見たけど、観光客なんて一人もおらん。一応パシャパシャ写真を撮ってみたものの、警備のにいちゃんに睨まれる。


ランチは惹かれる名物がなかったせいで、TGI Fridaysに行ってしまうというイケてなさ。(逆にTGIがあるのは凄い。ボリビアにはない。)

さらにウロウロしてると、急に豪雨が降ってきた。雨宿りするも流しのタクシーも捕まらず、途方にくれる。すると、一人のオッサンが俺に近づいてきて、近くのオフィスで働いてるからタクシー呼んでやると、言って来た。怪しいけど、グラシアスとオッサンについていく。オッサンは近くのカフェに入り、「拭くか?」と俺にタオルを渡してきたが、猛烈に臭いのそのボロ雑巾みたいなタオルで拭くなら濡れてた方がマシだと判断した俺はノーグラシアスとやんわり拒否。すると、おっさんは俺はコーラだと俺に告げる。コイツ俺におごって欲しいだけかと思いつつ、タクシーを呼んでもらうためにコーラをおごってあげる。さぁタクシー呼べという俺に、まぁあせるな、ところで日本人はやっぱり漫画すきなん?と世間話を開始するオッサン。どうやら、俺に物珍しい日本人にコーラおごってもらいながら日本についての世間話したかっただけのようです。ムゲに断るのもなんなので、結構な時間色々と話をした俺。結局その後オッサンと街あるいてたら、流しのタクシー見つかりました。。。


なんだよ、と思いながら、地球の歩き方に書いてある日本食レストランへ。こんな街だからどうせ日本食もショボイ寿司とかしかないんでしょ、と卑屈な気持ちで入店。ところが、スキヤキなる名前のこの日本食レストランは、メニューの豊富さ半端なかった。寿司から、麺類から、とんかつ系の定食から、鍋物から。。。。南米で今まで見た中で一番メニュー数多かった。そして頼んだ、鉄火巻きとちゃんぽんはめっちゃ美味。とくにちゃんぽんはエビの海鮮がスープにしっかりしみ込んでて、山岳地帯在住の俺にはたまらない味でした。アスンシオンのスキヤキ、要チェックやで。





1日半だけの滞在だったけど、なんだかんだでアスンシオン楽しみました。けどまぁ1日半で十分。