ボカジュニオールズ観戦 | 『俺達なりの南米突撃記』 ~西から昇ったお日さまが♪~

ボカジュニオールズ観戦

アルゼンチンと言えばマラドーナ、マラドーナと言えばボカジュニオールズ、という事でボカのホームスタジアム・ボンボネーラで試合観戦してきた。

ボカはクラブワールドカップでも日本に来たアルゼンチンきっての名門。マラドーナだけじゃなく、テベスやパレルモ、昔はちょこっと高原も在籍した名門。

今回はややボッタクリな値段の旅行代理店経由でチケットゲットしました。そんでその代理店の試合観戦ツアーに参加。

というのも、ボカのチケットはソシオ(ファン会員)の年間シートのみで一般向けの販売は無し、かつボンボネーラのあるボカ地区はアルゼンチンきっての犯罪多発地帯(俺の友人も強盗にやられた)なので、個人で行くのはちょいリスキーすぎる。東洋人なんてめっちゃ目立つし。

当日、俺はツアー会社から指定のあったMeeting Pointへ。フロリダ通りというブエノスの繁華街のど真ん中。ツアーにはカナダやイングランドとかから若者からおじいちゃんまでが参加。30人くらいいたかな。数台のバンに乗りボンボネーラへ。道中ガイドから数点指示が。①スタジアムの外でカメラをポケットから出すな(即効むしりとられる)、②外で英語で話すな(観光客=金持ちと思われて強盗あつまる)③赤い服は脱いでバスに置いていけ(ライバルチーム・リーベルプレートのチームカラーが赤だからボコられる)って。。。東洋人の俺はどう見ても観光客やけどどうしたら良い?と聞くと、ガイドはしゃあないからなるべく近くにいろ、との回答。オイオイ・・・。車内で配られたチケットは勿論ソシオ用の年間パス。俺はどっかのホルへさんとして入場しました。これってイリーガルちゃうん??



散々ビビらされたせいもあり、ツアー一行は無事入場。年間パスには座席番号がかいてあるが、そんなもの守るヤツは一人もいないので、ガイドはコーナー上段の比較的人が少ないエリアに人を座らす。で、「終わったら迎えに来るから待ってろ、あ、ヒロお前はついて来い」といって歩き出す。良く分からずついて行くと、ガイドはコーナーからホームスタンド中央へ移動し腰掛ける。なんで?と聞くと、「コーナー上部は安全だけど試合見にくいねん、やっぱ見るならセンターやろ」との回答。試合中はガイドの職は放棄して、イチボカサポーターになりたいようです。唯一スペイン語を話していたボリビア在住のお前なら話わかるだろ?とニンマリ言ってきた。案の定彼は終始ボカのサポーターと歌を歌い続けていた。お前も次までに歌詞覚えて来いよ、って言われたけど、もう来れないやろうな。。。






試合はボカが2-0で勝利。ボカサポーターのテンション最高潮でめっちゃエンジョイできました。ボカの伝説リケルメはピッチ中央でウロウロ歩いてるだけ(ダッシュした?)で、味方がゲットしたPKを蹴って1点取って、スタンドに吼えてたけど、ほんとにそれでいいのか(笑)?昔のラモスより運動量少ない。ガイドも彼は歩く天才だよといって笑ってたけど。

ボンボネーラは古いスタジアムだけど、何故かトイレだけは改修されてめっちゃ近代的なのが気になりました。