こんにちは、和久田ミカです。
今日は、クライアントのMさんからのメールをご紹介します。
(事前に了解を得ています)
(中略)
Sさん以外の同僚とは楽しく仕事できているのに、
でも、意地悪されているのに我慢してまで保つ「理想の自分」
それって本当に「理想」なのでしょうか?誰にとっての??
そう考えたら、何だかバカバカしくなってきちゃいました。笑
もう「理想の自分」じゃなくていいや、「大人」
これからやってみようと考えている「笑顔でスルーする」ことは、
やってみて、
実験であり検証なんだって、ミカさんに気付かせてもらいました。
(今までは、何かが出来ないのは自分が悪いからだ、
1年後に、どんな自分になっているのか楽しみです。
どう変わっているのか、何を感じているのか。ワクワクします!
(変わっていなかったら、それはそれで面白いし、
自分の中にあるもの、自分が既に持っているもの、
その有り難みを感じて、
行動力がアップしたらもっと嬉しいな️(後略)
Mさん、ありがとうございます!
聡明なMさんらしいわ!
コーチングセッションでは、「枠を外す」という言い方をしますが、その人が持っている「当たり前」に対して
それ本当?
それ本当に必要?
それ本当にやりたいこと?
と揺さぶりをかけていく場面があります。
意外と私たちは、自分の「当たり前」の枠の中で にっちもさっちも行かなくなっていることが多いからです。
自分を変えたい!
こんな自分になりたい!
そう思うなら、今まで通りのパータンをグルグルするのではなく、他のパターンも試してみる必要があります。
もし、(Mさんのことではありませんが)
「私は怒らない私になりたいから、怒らないようにしているのに 怒ってしまいます」
というなら、理由はいくつかあります。
まず、「怒らない」という言葉は否定語なので、何をするかが明確ではないんですよね。
怒る代わりに、何をしたいと思っていますか?
怒りたくなったら、自分の中でどう処理しますか?
ここの解像度が荒いと、行動に移すのはむずかしいですよね。
次に、チャレンジ&エラーをしていますか?
思考や行動のパターンを変えるのには、時間がかかります。
一回やってみて「ダメだったから、ムリ」となっているなら、期間が短すぎます。
せめて3週間は続けてみましょう。
できなくてもいいんです。
できないときのパターンを見ていきましょう。
そこにヒントがあります。
続かない人は、「できたか」「でかなかったか」結果ばかりを見ている人です。
さらに、「怒る」というコンフォートゾーンから 抜け出ようと、本当に思っていますか?
「怒りたくないのに、怒っちゃう」
という場合、意外と「怒りたい」と思っていることが多いんです。
怒ることで、たくさんのメリットがありますもんね。
すぐに子どもが言うことを聞いたり、感情を発散できたり。
だから、心の奥底で、手放したいと思っていないことも あります。
んで、0か100かで考えていませんか?
「怒る」という行為は 哺乳類として当たり前に持っている感情です。
だから、0にする必要はないし、できない。
後味の悪い怒り方を、ひとつでも減らせたらいいよね、ということ。
怒ってしまう自分をゆるすことも大事なこと。
自分を責めても、何もいいことないですから。
コーチングでは、こうやっていろんな視点から考えていくんです。
クライアントの話を聞きながら、必要な視点を提供して、話し合っていきます。
決めたことができなくても OK。
結果より、そのプロセスに 宝物が埋まっていることが多いので。
で、ですね。
Mさんのすばらしいところは、自分を俯瞰してみて、偏りに気づく力をお持ちであること。
その偏りに対して、自分で自分に 揺さぶりをかける勇気をお持ちであることです。
自分で自分の「枠(当たり前・ルール)」に気づくことは、容易ではないです。
たいてい、自分を知るためには 他人が鏡となって教えてくれることが多いですから。
長くコーチングを受けてくださって、ありがとう。
今年もよろしくお願いいたします。
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