こんにちは。和久田ミカです。
こちらの募集は明日7/6(日)しめきりです。
【残席3】コーチング&セラピーセッション
さて。
あなたが、もしも道に迷ったらどうしますか?
大きく分けて2つの方法があります。
ひとつは目的地について 聞くこと。
「〇〇へは、どうやって行けばいいですか?」
近くにいる人に質問してみます。
もうひとつは、現在地を知ること。
地図を見せながら
「ここはどこですか?」
と聞いてみます。
でも、この質問はどうでしょう?
「私は、どうして 迷ってしまったのでしょう?」
聞かれた人は、キョトンとするにちがいありません。
「あなたがどこを歩いてきたのか、見ていないのでわかりません」
そう答えることでしょう。
あたなが迷ってしまった原因は、周りの人に聞いても、地図を見てもわかりません。
自分にしかわからないのです。
最近多いな~と思うのは、この問いです。
「なぜ私は、〇〇なのでしょうか?」
悩みの原因が 過去にある、と考えるのですね。
「敏感な人(HSP)」の本が はやったのも、生きづらさの原因を知りたい、というニーズから来ているのでしょう。
毒親、アダルトチルドレン、投影、過去世などにも、共通しているように感じます。
「私が〇〇なのは、△△のせい」
と、原因がわかると、きっと 安心するのですね。
では、意味づけをする目的はなんでしょうか?
私は、悩みの原因がわかることよりも、
「なんのために、意味づけを求めているのか」
そこを知ることが、大事な気がします。
( 一応、書いておきますが、私がそういった概念を否定して」いる、というわけではありません。
HSPやACについても学びに行きましたし、投影、毒親、過去世などにも 共感できます。
ただ、なんでもかんでも「意味づけないと気が済まない」という点が気になっています)
そうしてね。
明確な答えを出そうとするから ややこしくなることも たくさんあるように感じます。
はっきりした答えが出ないこともある。
要因が、複雑に絡み合っていることもある。
物事は多面体。
見る方向によって 見えるものがちがう。
「敏感だから」
「お母さんのせい」
「トラウマ体験が…」
「投影が…」
と、くっきりと 意味づけしなくても、いいことって、たくさんあるなあ、と感じます。
ネガティブ・ケイパビリティという言葉があります。
イギリスの詩人ジョン・キーツによるもの。
平たく言うと、
「答えの出ない、対処しようのない状態に耐える能力」
のことで、私は心の器の話とからめて、使うことが多いです。
現代は、情報や選択肢が山ほどあるのに、答えにはたどり着けないことが多いですよね。
子育てはその最たるもの。
答えが出ないモヤモヤを抱える力と、
そんな中でも 答えを模索し続けていける力、
と 私は解釈しています。
だから、あなたがもし
「なぜ私はこうなってしまったのか」
と 悩んでいるなら、自分にラベルを貼るのではなく、自分自身を見ていった方がいい。
今までどういった道を歩み、何を感じて来たのか。
物事に対して、どのような見方・価値観を作り上げてきたのか。
セッションだったら、そんなことを お聞きしていきます。
でも、私が(セッション時に)
「それは、お母さんからの愛情が少なかったために、〇〇になってしまったのですね」
と、意味づけることはしません。
ラベルを貼ってしまうと、大事なことが覆い隠されてしまうから。
それにね。
どこに向かっているのか、
よりも、
どこから来たのか
ばかり気にしているって、どうなんだろう?
過去ばかりを見ている、ってことです。
後ろを向いて 歩いているようなものですね。
だんだん遠くなる、不確かな景色を眺めて 後ろ歩きで歩く。
不安定ですよね。
だから、人生を歩んでいくのが こわいんじゃないかな?
「私は、どうして 迷ってしまったのか」
と後ろを振り返ってばかりでは 前に進めない。
まず 自分がどこにいるのか。
現在地を知ること。
(現在地を知る=自分を知ること)
前を見て、目的地を決めること。
(目的地=自分が どんなふうに生きていきたいかを 考えること)
道に迷った原因にとらわれていても、何も変わらないのです。
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