リクエストにお答えして、10月に神戸で《親子関係・生きづらさについて語るおはなし会》を開催します午前の部、夜の部とご用意しました!
加藤なほです。
6月と7月総じて一番読まれた記事トップ3に入っていたのが、なぜか2年前のこの記事でした
"一人暮らし"
過保護で過干渉な家庭に育ったの中には、わたしのように一人で暮らすことを憧れる方もいるのではないかな と思うし、
とにかく親から解放されたい…という方もいらっしゃるだろうし、
親のお金をせびられることに悩み、もう出て行きたい という方もいらっしゃると思います。
この3パターンのご相談はこれまで実際に《セッション》やレッスン、講座扱ったことがありますが、
冒頭で紹介しました
は、
一人暮らしをすることを決めて家を出る際、どう親に話をするか
について、
一人暮らしを親が応援してくれているという方向けではなく、
周りの人や友人に「家を出たら?」と言われるんです。
でも、わたしが出ていったら家庭のバランスが崩れそうだし、父親にも出て行かないでほしいみたいに言われていて…
出て行った方がいいですか?
実家にいたままでも、(わたしは)よくなりますか?
・・・・・・・・・・
家を出たら生きやすくなるとも限らないし、実家にいたままよくなっていった人は実際にいます
というようなご質問、答えをした と思います。
詳しく書くと、
「セッションでは、出た方がいいなって方もいますし、そう伝えた方もいます。
この人は出ない方がいいなって人もいて、その人にはそう伝えます。
ただしそれは、ちゃんと理由をお伝えして、そう言います。
理由をお伝えするには、その人の本音、どうして出たいのか、出ないといけないと思っているのか など気持ちのでところを確認させていただき、
さらに家庭の状況などを聞いて(ブロックなどを)把握しなければ簡単にいうことはできません。
ちなみに、わたし自身は絶縁して家出て楽になると思ったら、ますます死にたくなって苦しんでいったタイプ、
でも生徒さんの中には、
同居したまま、毎回過保護で過干渉でうるさいと感じておられた母親とのことを扱いながら(ずっとお母様の愚痴を言っていたけど)、たった4ヶ月で「あの人おもしろいんです〜!」と笑えるようになった方もいらっしゃる というのは事実です。
一人一人異なりますので、ご友人方のいう通りにした方がいいのかどうかは、わたしは詳しく聞かせていただかなければ何も言えません」
ということです。
このブログも含め、本などもそうですが、"あなた一人" に対して書いているのではなく、
"こういう人に伝えよう" という書き手のターゲットというイメージがあった上でのアドバイスだったり想いだったりするものですよね。
書いてあるからといって、
誰かが言ったからといって、
"あなた" に向けて書いたかわからないものもあるし、
たとえあなたにいってくれたしても、あなたにぴったり合うとは限らないこともあるし、ぴったりくることもあるかもしれない。
究極、
やってみないとわからないですよね、
何事も。
ブログをはじめから見ていただくとわかるのですがわたし自身は、
「毒親育ちな自分をどうにかせな…」
と自分で人体実験してきました。
いろんな方から教えてもらったことを試し、検証し、わからないところはさらに質問し、自分のアレンジも加えながら、自分に合った方法を見つけ… を繰り返しここまできました。
その過程でやってきたワークもだし、自分でやってみたことを、結果、こうしてお伝えしていてそれを仕事としていますが、
もちろんわたしの中で、
"自分を生きる"
という、生徒さんを導くための理論はすでにしっかりとあります。
しかし、それが全員に当てはまるかとは言えないので、
お一人お一人に合わせて伝え方を変えたり、ワーク内容をこれはどうかな?と提案したりしているわけで、
それが絶対!!万能!!かと言われると、正直そんなものはこの世にはそもそもないかもね、でもあるのかもね、でも一人一人は同じではないしね というスタンスを、わたしは好んでとっています。
なので、お一人お一人聞かせてもらわなければ、軽はずみなことは言えないなぁ というのがつまりは正直な気持ちです
一人暮らしについてや家を出るかなどについて書いた過去記事を集めてみたので、ぴったり合うかは分かりませんが、
あなたの本音に気づくための参考になる記事があったらうれしいです
ワークを通して自分と向き合うことで、一人暮らしをしなくてよくなることもあります
最後に…
家を出るというのは金銭的なことも絡んできますが、反対される可能性があって、心配や不安を持っている方がやってはいけないかもなぁと思うのは、
一人暮らしをすることを親のせいにして親に直接文句をいうこと ということかな。
(かつてこれをやってますますわたしは悪化したからおなじ思いで苦しんでもらいたくないからなのですが…)
家を出る出ないに限らず、常々書いたり伝えていますが、大切なことは、
”本当はどうしたいのか”
という気持ち。
(親が問題なのではなく、"あなたはどう生きたかったの?自分を生きていいんだよ" という、自分の人生を大きく変えるチャンスが "毒親問題" として現れているだけ というスタンスをわたしはとっています)
"どうするといいか"
で判断している場合、それは思考の結果で、あなたの本音ではないかもしれません。
世間とかではない、あなただけの答え、あなたの本音を "しっかり" 見つめましょう。
一人ではわからないのであれば、ぜひオープンカウンセリングへいらしてください。
カウンセリングさせていただいた方にはお一人お一人に合わせて個別アドバイスいたします
![](https://emoji.ameba.jp/img/user/bu/bundi/176.gif)
HahaCo Labo
(ハハコラボ)
母娘関係研究所
代表 加藤なほ