親子関係や生きづらさの悩みをきっかけに、本来の自分を発見し、
”自分で自分の人生を幸せにしていく力”
を身につけていただくサポートをしています。
HahaCoLabo(ハハコラボ)
母娘関係研究所
加藤なほです。
おはなし会で、
「一人暮らしをするのは正解でしょうか?でも、両親との間にわだかまりがあるままなんです。
気持ちは未消化のまま、家を出るのはどうなのでしょうか?」
というご相談をくださった40代女性のお話をいくつかの記事に分けてお届けしています。
細かいところまで詳しく書くことは控えますが、彼女のお父様は弟さんへの当たりがとても激しかった。
精神的なものだけでなく、
体を痛めつけるような行為もあった。
さぞかし怖かった日々だと思うし、
弟さんも辛かったと思う。
彼女の話を聞いているだけで、
「幼き頃、どれだけ苦しかっただろう」
とわたしも泣けてきたし、
その恐怖を紛らせるために、無意識に感情を麻痺させてもいたと思う。
どうにか弟さんを助けたい!
という思いもあったと思うし、
でも、父親相手に助けられない無力感も子どもながらに感じていたのではないかと思う。
「お母さん、弟を助けてよ!」
という気持ちも少なからずあったと思うし、どこか、母親でも無理かもしれないという気持ちも少なからずあったかもしれない。
たくさんの気持ちを抱え、
よく生きてこられました
って思ったし、
よくきてくださいました
と心から思った。
彼女のようなハードな体験をされている方もおはなし会にはきてくださいますが、
偶然にもマンツーマンだったので、他の方の目を機にすることもなく話してくださったのかもしれません。
このお仕事をしていると、兄弟姉妹コンプレックスというもので悩まれる方もおられ、スタッフ《カナタトモミ》は双子なのですが、兄弟姉妹コンプレックスはすごく分かってくれる人の一人。
ドラマ ”明日の約束” では、仲間由紀恵が母親を演じていた毒親タイプがそうで、
兄と妹の間で、ずいぶんと関わりの差がありましたよね。
兄弟姉妹は、永遠に親からの愛情を奪い合うライバル という言葉を何かで聞いたこともあります。
しかし、
この40代の女性のように、兄弟姉妹を助けられなかったという思いに苦しみ、その苦しみを生んだ相手(彼女の場合は父親)へ怒りなどを感じる方もおられます。
一人ひとり、育った環境も異なれば、兄弟構成も違いますので、どれが正解とかはありません。
しかし、
彼女のような環境、立場に身を置けば、
幼い弟が父親の行動によって苦しんでいたり、理不尽な思いをして苦しんでいるのを見たら、それを救いたい気持ちがおそらくわくでしょう。
そんな環境で育てば、そのような思いを持って当然で、
父親の顔を見たり、声が聞こえたり、
同じ家の中にいる、
気配を感じる だけでもイヤ、
家を出たい!
という気持ちになるのは当然だとわたしは思う。
だから、
と、わたしの気持ちを素直に伝えた上で、ここから書く言葉を添えたかと思います。
「中には、母親に怒りの感情を抱きながらも、同居したまま、ご自身の気持ちを消化させていける人もいます。
でも、そうでない人もいて、
それは、相手がそばにいるだけで、かつての記憶、その記憶に紐付いている感情が思い起こされ、消化が難しくなる方です。
消化されてないものが多いほど、思い起こされるものが多いため、引き金となりやすい親がそばにいることがそもそもしんどく、消化に専念できないからです」
そのような方の場合は、
物理的な距離をとることで自分の心の安全を確保し、ある程度消化をしてからご実家に戻る、もしくはそのまま一人暮らしを続けていくというパターンを取りましょうというアドバイスをします。
精神的な安定をある程度とるために、
一旦物理的な距離をとる方がよい
というパターンです。
もちろんこれが全ての方に当てはまる正解とは限りません。
なぜなら、お一人お一人現状も家族構成、心のパターンや癖も違うので、万能な方法とはいえません。
各々にあった方法は、マンツーマンの方がじっくりと関われるのでおススメしますが、気づきというのは複数の方が多いと思っています。
とはいえ、
母親に怒りの感情を抱きながらも、同居したまま、ご自身の気持ちを消化させていける人もいるというのも事実です。
▼宗教活動に熱心で感情的な母親の呪縛からの解毒
おはなし会は基本的に2名以上での開催とさせてもらっていますが、1名でも開催することがまれにあり、その際は、プライベートセッションにも似た時間になるのでとってもお得。
この日はたまたま彼女お一人だったので、じっくり聞かせてもらうことができたので本当によかったなぁと思います。
その彼女が短期間でどう変化を起こしたのか、おはなし会や特典の無料フォローで彼女にお伝えしたワークなどを別の記事で書いていきます。
では日常でできるワークをいくつかワークシート付きでお伝えしています。
「毒親と思っていた親と、今はさほど問題はないけれど、後遺症(たまに思い出して苦しくなる というような)に悩んでいます〜」
「わたしは完了したけど、兄弟姉妹が…(パートナーが)」
という方にとっては、
完了を促すことにつながったり、
親子関係に悩んでいる身近な人の気持ちを理解することにつながるかと思います
実は、読者の方への感謝を込めて、この動画セミナーにセッションをつけたお得なメニューを期間限定で発売しようと思っているですが、かなりお得になってしまうのため、ひっそりこっそりとブログにてお知らせする予定です。
お見逃しのないようにお願いします♡
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HahaCo Labo
母娘関係研究所
代表 加藤なほ