HahaCoLabo(ハハコラボ)
母娘関係研究所
加藤なほ です。
幼い頃から母が好きになれず、毒親という言葉をしったとき、怒りを越え憎しみと恨みがあふれ返り、実母を殺しそうでした。
そんな自分が恐ろしくなり絶縁しましたが、絶縁しても結婚しても幸せになれず、苦しくなっていくばかり。
「もうこんな人生はイヤだ!」
と自分と向き合うことを始めたら、人生が激変…!
という実体験と心理学や哲学、スピなどを融合させ、
・親子関係(毒親・毒親育ち・母が重い・過保護過干渉を得意としています)
・アダルトチルドレン、生きづらさ
・自分が嫌い、自信が欲しい
・共依存(恋愛・セッ クスなど)
を切り口に、親から逃れたり排除するだけでなく、自分の人生を自分でつくりたい、自分を生きることの喜びを感じたい、人生を根本から変えていきたい という方へ "自分の力で自分の人生を生きていく方法" を、主にマンツーマン指導という形でご提案しています
今では滅多に質問されなくなりましたが、この仕事を始めた当初、
「親を許さないといけませんか?」
「親を許せるようにならないと、楽にはなれないのでしょうか?」
というご質問をよく受けました
わたしの答えは変わらず、
「許す必要はありません。
許せるのなら、悩んでいませんよね」
です。
それはきっと、わたし自身が母を許せなくて許せなくて、苦しくつらい時期を体験しているから出てくる言葉なんだと思います。
悩んでいた当時は本当に苦しくて、このままでは殺してしまうか自分が死ぬかしかないと思ったので絶縁したのに、もうね、夢の中に母が出てきてしまって!
罪悪感や嫌悪感に苛まれ、毎朝起きるのが本当に憂鬱で、自分という存在をこの世からきれいに消し去ってしまいたい…という気持ちで毎日いっぱいでした。
わたしは、そんな自分を無意識に、
「こんなんじゃダメだ!!
もっとがんばらないとダメだ…」
と自分をどんどん追い込んで、完璧な自分にならないといけないって思っていったのですが、
それがどんどん自分のことを傷つけ、否定し、悪化させているということに気づくのは、何年か後のことなのでした…
「もっとがんばらないと…!」
って、自分のことを無理に追い立ててがんばりすぎてしまう人がいたら、今すぐこの記事のラストに貼ったリンクから、5年前の記事を読んでほしいです!
自分を許してあげて。
がんばる方向は、そこだよ!!!
そして、がんばり屋で我慢しがちなあなたにも、《この無料メールメッセージ》を20号くらいまでまず読んでみてもらえたらうれしいです
さて今日は、
”親が許せない”
”許せない人が胸の中にいる”
という方向けの記事を書いていきます
冒頭に書いた通りになりますが、わたしがお伝えしたいのは、
”(その相手を)許さなくて大丈夫だよ”
ということです
許す相手はその人ではなくて…
そう、自分だから
もしかしたら、
今現在、お子様に責められている "親" をしての立場の方がこれを読まれていて、
”(その相手を)許さなくて大丈夫だよ”
という一言にドキッとしたかもしれませんが、
わたしが伝えたいのは、
”かといって相手(親や他の許せない人)を責めていい”
ということではありませんので、安心してくださいね
そのようなことをお客様に伝えたことも、一度もありません。
今日は許せない気持ちをお持ちの "子ども" の立場の方向けの記事をこのまま書かせてくださいね。
1つ例をあげると、先月から《単発セッション》を何回かご利用くださった方から、はじめにこんなご相談を受けました。
(掲載許可をいただいたのでシェアさせていただきますね)
その方は、お子さんがすでに独立された、50代の女性の方で、
”子育てがひと段落した途端、母親への怒りがこみ上げてきて止められない。
憎くて憎くてたまらず、不幸の手紙を送りつけるなり、怒鳴りつけてやるなり、どうにかしてやりたい!!!”
というもの。
同じようなお気持ちを持っておられる読者の方はおられますか?
同じようなお気持ちを持たれている方に共通するのは、
傷つきながら、我慢しながら、一生懸命生きてきた ということではないでしょうか。
あと、
「助けて…」
という声をあげられなかった人でもあるのではないでしょうか。
誰かを頼るのも、難しかったかもしれません。
あなたは悪くないよ。
つらいこと、
ひどく傷ついたこと、
理不尽なこと、
自分だったら考えられないこと…
いろんなことがあったと思います。
今、
もしあなたと同じような体験をしている人がいるとしたら、あなたはなんと声をかけますか?
何をしてあげたいと思いますか?
今、同じような体験をしている人がいるもしたら、その人の気持ち、あなたならすごく理解できると思います。
それを、自分にもやってあげてほしいんです。
その言葉を、自分にかけてあげる。
してあげたいことを、タイムマシーンに乗って過去の自分にしてあげるイメージをし、過去に傷ついたままでいる自分を抱きしめて、許してあげる…
「ずっと気づいてあげられなくてごめんね」
って。
これが、
”自分を許す”
ということの1つで、わたしは5年前、これを集中してやっていた時期があります
これは、
中にはちょっとつらいと感じる人や辛そうでやりたくない、気が進まない という人もいるかもしれません。
思い出すのも嫌な人も、
思い出すと涙が溢れて止まらなくなる人も、
思い出したら怒りが溢れてしまいそうな人も、
きっといるかと思います。
無理にやらなくて大丈夫です
やってみようと思ったらやってみてほしいですが、プロの方の力を借りてやった方がいい方もいるということを加えておきます。
過去の自分を救うかのように、助けてあげるように、自分のことを抱きしめてあげる、傷ついている自分を許してあげると、心の傷が癒され、軽くなっていきます。
心の穴が埋まっていきます。
しかし、つまづく方が多いので1つお知恵したいのですが、これらのワークを1度やっただけで楽になる人は少ない ということを知っておいてね。
長い間辛く抱えていた大きい場合、気持ちがたった数分で消えることも数回で和らぐなんて、よくよく考えたらないですよね。
だから、ぐっと自分と許し続ける力、ぐっと自分と向き合う勇気が必要。
効果がすぐに出なくても、大切な自分のために継続する力を持ってほしいんです。
難しかったらプロの力を借りてくださいね。
このワークを続けると、先日書かせていただいた「長いトンネルからやっと出られた気分を聞いて欲しかった」のSさんのような、トンネルから出られた気持ちを味わえます。
わたしはそうでした
先ほど書いた50代の女性の方のお話に戻りますが、
この方は大きな怒りをお持ちでしたので、怒りを出していただくワークをいくつかご提案させていただき、そちらに取り組んでいただいてから、
自分を許す上記のワークに入っていただきました
誰かを許せない気持ちというのは、ずっと持っていると自分を疲弊させていきます。
そう、
その相手のために自分を消耗してしまっているんです。
願ってもいないことを起こしてしまうんです。
許せない相手がいてもいい
無理に許す必要もない
その自分自身を許し、傷ついた自分自身を許してあげるということが大切なんです。
つい、相手にぶつけたくなる衝動にかられることもあるかもしれません。
ぶつけることは、わたしのように、ますますあなたを苦しくさせてしまうことになります。
かつてのわたしのように衝動に振り回されて、暴走が止まらなくなってつらくなったら、安心安全に、許せない気持ちを扱う必要があるときなので、必ずプロの力を借りてください。
大阪にて開催する
【4名限定】しっかりみっちり指導!!母娘関係を見つめる1日集中講座
の中にも自分を許すワークを入れます
来月名古屋で開催する
では、わたし自身の回復までの実体験をリアルにお話ししながら、わかりやすくお伝えしていきます
過去の気持ちを完了させ、自分を許し、楽になっていきましょうね
それは、許せないその相手のためにすることなのではなく、あなたがあなたを生きるため。
そのために、
"自分を許す"
というのは、大切なプロセスだから
「大きな怒りはないけれど…自分を許すってどういうこと?」
「自己嫌悪する気持ちをどうにかしたい…」
「罪悪感に悩まされる…」
「自分を好きになりたい」
という方は、5年前の記事が参考になるかもしれません
<参考記事>
「毒親・親子関係の悩みについてわかってほしい」
「同じ悩みを抱えている方と話したい」
という方へ
マンツーマンでじっくりお話を聞かせていただき、お一人お一人に合わせたご提案をさせていただきます
本気で自分を変えていきたい
自分をケアする力をつけたい
世代間連鎖を止めたい
自信をしっかりつけていきたい
自分の人生を取り戻し、自立した自分を手に入れたい方、自分で人生を切り開く力を身につけたい方へ
《本当の自分を取り戻す 6ヶ月 マンツーマンレッスンコース》
現在満席 <次期 9月末募集予定>
※こちらは、おはなし会などに参加したことがある、お会いしたことがある方のみエントリーいただけるメニューとなっています