●母の人生ではなく、自分の人生を生きる
加藤なほです。
毒親・アダルトチルドレン・重たい母・生きづらさに悩む方へ、自身の経験をもとにアドバイスをしています。
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NHKあさイチ「母が重たい」 に取材されました
朝日新聞に「おはなし会」について取り上げられました
ちょっと前メルマガでも書いた内容をシェアしたいと思います。
ちょびっと中身を訂正しながら、復習です!
「母が重たい…」と感じている方の中には、
あれこれ自分のする事なす事に口を出してくる過干渉タイプな母に頭を悩ませている方もいることでしょう。
気づいたら、
母の期待通りの学校、
母の期待通りの職業、
母の期待通りの相手…
あれ?
なんだか私の人生、母親の言うなり…?
私って、母親のために生きてきたの?
私の人生って、一体何…?
…心に空いていた穴は、こういうことだったの?
なぁんて思ったことがある方も、きっとおられるのではないでしょうか?
本などでは、
「自分の人生を歩きましょう」
「自分のために生きていい」
「本当の自分を取り戻しましょう」
といったような表現がされています。
(私の講座の名前「本当の自分を取り戻す講座」は、偶然にも持ってた西尾和美先生の本の副題とかぶった♡)
自分の人生を生きる って、一体なんでしょうね。
みなさんは、自分の人生を楽しく生きている感覚、あります?
私は、その感覚をようやく感じております。
今日はそんなことを、だいすきな車の運転に例えて考えてみたいと思います。
(私は運転がだいすきなのです♪)
多くの本にも書かれていますが、アダルトチルドレンは、白黒はっきりつけたがる傾向もあるといえます。
ない人もいるかもしれないし、
ACじゃない人でも、白黒はっきりする方が好き という方もおられるかもしれませんね^^
白か黒か。
0か100か みたいな。
ここから話を広げてみます(^^)
白黒はっきり、0か100しかありえない、
つまり、グレーゾーンがない。
(関係ないけど、この日は黒のカーデの方がよかったかな と思ったけれど、
ポーセラーツの先生でもあり、仲良しなお友達でもあるおしゃれ女子えみにゃん
が「ベージュもステキよ」的なことを言ってくれたので、黒でなくて白でもなくてグレーでもなくてベージュでよし♡)
それはやっぱり、私としては、母親との関係から影響を受けていると思ってしまうのです、はい。
先日のメルマガ「どうしてこうも、母の影響を受けちゃうの?」や、ブログでも書きましたが、
母親というのは、私たちを育て成長を見守りながら、
しつけを含め、私たちの行動にいい悪いの判断をつける存在であったと言えます。
(※私はまだママではありません。えらそうにごめんなさい)
つまり、母親というのは、私たちに、○×をつける存在である ということです。
○×があるということは、
○なのか×なのか、判断するルールがあるはずですよね。
その○×を判断するルールが厳しすぎると、
・白か黒か
・0か100か
・正しいのか正しくないのか
で言動、行動を判断し、
その結果、
曖昧なことが許せなかったり、
グレーゾーンをもてなかったりするのでは と私は思っています。
これを、だいすきな車の運転に例えてみると、
アクセル全開ふかしてるか、思いっきりブレーキかけてるか
みたいな状況だなと思うわけです。(※なほ解釈ですよ)
しかも、助手席にはルールをつくる元となった母がいる という感じ。
母親が、
「あ、左から車が来てるわよ!
後ろからバイクが…
あ、待って!
今のところ右の方が早く行けたのにもう!」
みたいなことを言ってくる。
自分でハンドルを握っていて、自分の進みたい方向に進める権利を持っているにもかかわらず、
母が横から口を出してくると、
「えぇ!?今の右?早く行ってよ~。こっちの方がいいの?」
と、Uターンし、母の言う通りの道を進もうとする。
そして、
「次はどっちに行ったらいい?」
と、母の機嫌を損ねないように、母が喜ぶように、次の道も確認しておく。
それが積み重なると、いつも母の意思を聞かないと、自分で道を決められなくなる…
そうではなく、
「お母さんはそっちがいいのね。
でも私はこの先の道の方が好きなんだよね」
とか、
「わたしはこっちに行きたいのよね」
と、
自分の意志・希望を伝え、母の影響を受けることなく行動する(運転する)ことが、
自分の人生を生きることなのではないかな
と思いました。
そして、
助手席に母がいても、自分の好きなようにできるのが理想かもしれない。
それには、
アクセル全開でも、ブレーキ全開でもなく、
アクセルを緩く踏みながら、いつでも加速減速できるように、
いつでも余裕をもってブレーキをふみ、行きたい方へ行けるように走ることがいいのかもしれないね。
ハンドルを持つのは自分。
行き先は、自分が決めていい。
けれど、
・母の影響を受け、ハンドルを取られていると気づいた自分もOK。
・母の一言でハンドル取られまくってる自分もOK。
・助手席に母がいない方がいいと思うなら、家を出るのもOK。
・助手席にまだ母がいる自分もOK。
どんな自分も、許し受け容れる。
まずは、「許します」です。
改めてお聞きします。
あなたは、自分の人生を生きていますか?
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加藤なほ