女性は下草を、男性は木を見る | ひとりでにわし・庭師、整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、五足のワラジをはく男のブログ

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横須賀市の植木屋庭師 整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番、畠山庭園のブログです。冬は奥只見スキー場で圧雪オペレーター、上国ではスキーパトロール、八ヶ岳で山小屋番。バイクが趣味でハヤブサ初期型、xsr900に乗っています。

横須賀市植木屋、造園、畠山庭園です。

お庭のお手入れをして回っています。

はじめにお話を聞いていますと、

旦那さんは木が気になる。

奥さんは下草が気になる。

男性と女性では、見ているところ、

見えるところが違うようですね。


女性目線では、下草が気になるらしい。


下草類を丁寧に選択、選別して、綺麗にいたします。

庭のお手入れというと、樹木を想像しますが、下草、雑草の処理、除草は植木屋さんの基本中の基本だと思います。

最初に学ぶのが、除草作業とゴミの片付け、掃除です。

ゴミの片付け掃除も、コツと言うか、段取り要領が求められます。

その基本がしっかりできてから、上に上るのです。




庭の景観は下草にあり。


いかがでしょうか。

雰囲気かわると、気分も変わる。

木を切るだけ。

刈るだけ。

は、バカでもできます。

ゴミの片付け掃除が出来て、はじめて木を挟むことができる。

バカと鋏は使いようとは、

お掃除できてなんぼ(草とり)であると考えます。

植木屋さんの仕事をはじめたころ、草取りとお掃除しかやらせてもらえませんでした。

切る刈ることだけやっていると、綺麗に出来ていると思えても、全体的な景観はなんか、こう、まとまらない、

そこに、職人としての、技量と言いますか、違いを感じます。

人間は男性と女性がある。

両方の目線が一致して、全体的な景観の美しさがまとまる。

やはり、全体像、全部なんです。それは人間と言う二つの性をもってひとつだからです。

ありがとうございます。