横須賀市植木屋、造園、畠山庭園です。
お庭のお手入れをして回っています。
はじめにお話を聞いていますと、
旦那さんは木が気になる。
奥さんは下草が気になる。
男性と女性では、見ているところ、
見えるところが違うようですね。
女性目線では、下草が気になるらしい。
庭のお手入れというと、樹木を想像しますが、下草、雑草の処理、除草は植木屋さんの基本中の基本だと思います。
最初に学ぶのが、除草作業とゴミの片付け、掃除です。
ゴミの片付け掃除も、コツと言うか、段取り要領が求められます。
その基本がしっかりできてから、上に上るのです。
いかがでしょうか。
雰囲気かわると、気分も変わる。
木を切るだけ。
刈るだけ。
は、バカでもできます。
ゴミの片付け掃除が出来て、はじめて木を挟むことができる。
バカと鋏は使いようとは、
お掃除できてなんぼ(草とり)であると考えます。
植木屋さんの仕事をはじめたころ、草取りとお掃除しかやらせてもらえませんでした。
切る刈ることだけやっていると、綺麗に出来ていると思えても、全体的な景観はなんか、こう、まとまらない、
そこに、職人としての、技量と言いますか、違いを感じます。
人間は男性と女性がある。
両方の目線が一致して、全体的な景観の美しさがまとまる。
やはり、全体像、全部なんです。それは人間と言う二つの性をもってひとつだからです。
ありがとうございます。