花は、花になろうとはしません。
鳥は、鳥として認められようとはしません。
猫は、猫として成功しようとはしません。
ただ、そのまま存在しています。
人間は、小さい頃から
「もっと立派にならなければ」
「認められなければ」
「夢を叶えなければ」
「努力しなければ価値がない」
「誰かの役に立たなければ」
そんな思いを少しずつ身につけていきます。
夢を持つことや努力することが
悪いわけではありません。
その根底には
「そうでなければ私は不十分だ」
という思いがあると
行動は喜びからではなく
不足を埋めるためのものになってしまいます。
本来の自然さが失われたのではなく
その上に「〜しなければならない」という信念が
積み重なってきただけなのかもしれません。
必要なのは、
新しい自分になることではなく
その重なった思い込みに気づき
本来の自然さを思い出すこと。
必要なことは必要なときに現れます。
話すことも
働くことも
休むことも
誰かを助けることも
そのとき自然に起こっていく。
何かになろうとして生きるのではなく
何か私に意味があると探すのではなく
何か私に使命があると見つけるのでなく
ただ、今ここにある命として生きる。
そんな生き方が
本来の私たちの姿なのかもしれません。