ひとりでにわしです。
庭師のほか、整体師、スキーパトロール、圧雪、山小屋番の仕事をしております。
多様性の時代ですから、今は何も言われなくなりましたが、ワタクシが若いころは、そりゃ、言われました。
「いつまでも遊んでいるんじゃない」
遊ぶというキーワード。
好きですね、ちゃんと務めている人は。
勤めていない(社員として働く)のは善・・・・
フリーターは悪。
みたいな風潮がありまして、社員として働かない男はだめだレッテルが当時は当たり前だった。
確かにスキー場の人、夏何やってるんですか??
基本フリーター。
地元の農家、森林組合など、生業を持っている人もいたが、夏はそれぞれの地元で、様々な仕事をするのが多かった。
ゴルフ場、山小屋、海の家、何もしてないなど、いろいろだ。
つまり冬のスキー場をメインにしていて、そこで働くために夏を犠牲にしているところがある。通年で勤めてしまうとスキー場に行けない。なので、アルバイトで働く選択になるのだ。
ワタクシも様々な仕事を経験しており、基本なんでもできる、というスタンスで生きている。
今年から始めた山小屋番。
八ヶ岳のある山小屋で7月下から8月の夏山が盛り上がる繁忙期に仕事に行っている。
山小屋は宿泊業なので、掃除や配膳、食事の準備などがメインになってくる。そのほか、歩荷、受付、売店などやることは多い。
調理は経験があった方が良い。接客はその経験がないと、ありがとうございました!となかなか言えないものだ。
調理の経験はある。20代のころは、居酒屋、割烹、フグ料理、と調理場のバイト多数経験。それなりの知識と簡単なものはつくれるし、包丁も自前のものを持つほど一次はのめりこんだ。
こうした経験がのちに行かせるのが多様性だと思う。
長年勤めるのもすごいと思うが、いざ会社がなくなったらそれ以外何ができる??
となったとき、つぶしが効かないというのが難点だ。
庭師の面接で「何ができる?」と伺ったとき、こうした問題に直面する。
いろいろやっていいる人の方が、使える場合が多い。
せっかくの多様性の時代。
いろいろやってみるのがいいと思う。
楽しいしね。
ありがとうござます。