里親決定! ~最後に~ | 35歳年上の夫は師匠でエイリアン! 

35歳年上の夫は師匠でエイリアン! 

【夫】台湾人 × 【妻】日本人

国際結婚? いえ、惑際結婚ですから!

気がつけば2男1女。

あの男を見ていると、とても同じ人類だとは思えない。
漢方薬を水なしで飲めるなんて
一体どんな味覚をしてるんだ、あのおっさんは。

里親決定!part1

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里親決定!part13

 

 

 

 

 

早いもので、あれから2年。

 

先月の4月6日で、チェリーの子供たちは

2歳のお誕生日を迎えました。

 

 

里親さんたちから送って頂く子供たちの写真の

表情の中には、ママのチェリーの面影が

しっかりと刻み込まれています。

 

もう、すっかり大人になった

チェリーの子供たち。

 

年月を経るにつれ、ますますチェリーに

似てくるような気がします。

 

 

ああ嬉しい。へへへ。

 

 

 

 

 

 

 

「子猫をもらってくれる人なんて、誰もいないのかも...」

 

 

 

 

 

最初に、知人を介して里親さんを探し始めた時には、

誰一人として、子猫を欲しがる人はいなかったので、

こう考えて、日々、悶々且つ戦々恐々としていました。

 

 

でも。

 

 

それならと、ネットを介して里親さん探しを始めたら、

あっという間にたくさんの方がご連絡を下さり、

最終的には、お断りのメールを差し上げるのに

忙しいほどでした。

 

 

 

 

あの恐怖は、一体何だったんだろう...

 

 

 

 

拍子抜けしました。

 

 

 

先入観って、ただの妄想なんだなと。

 

邪魔になるだけで、無闇に怖くなるだけで、

何の役にも立たないんだなと。

 

そのことがよく分かりました。

 

 

 

 

 

 

 

「子猫が捨てられていた云々...」

「産まれたばかりの子猫を持て余して云々...」

「子猫が増えすぎて云々...」

 

 

 

 

 

 

実際に、里親さん探しを始める前から、

テレビやネットや人づてに、

こんな話をたくさん聞いて知っていたから、

私はただただ闇雲に恐ろしかったんでしょうね。

 

 

 

 

 

例えは悪いかもしれませんが。

出産を例えて、こんな表現があります。

 

 

 

 

 

 

 

「出産は、鼻からスイカを出すような痛みだ。」

 

 

 

 

 

 

 

いやいや。ちょっと。

落ち着きなさいよ。

 

さすがに、それはどうだろう。

 

確かに出産の痛みって、

個人差が大きいものだと思うけど。 

 

 

 

 

 

 出したことあんのかって話よ。

 

 

 

 

 

そんなの。

 

絶対に鼻が破裂した挙句に

木っ端みじんに飛び散るわ。

 

いや。

 

鼻だけじゃない。

顔もなくなるはずだ。

 

 

 

確かに出産は痛い。

私も3回出産したから、それは分かる。

 

 

 

でも、いくらなんでもそこまでじゃ...

 

 

 

だって、もし本当に鼻からスイカレベルなら、

出産イコール母体破裂で即死なんじゃ...?

 

 

 

 

 

 

 

これこそが、先入観の最たるものじゃないだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

私は出産経験がある。

 

だから、鼻からスイカを出すようなと形容されたら、

まず自分の経験と、この説を天秤にかける。

 

その結果。

自分の経験を信じる。

 

だから、出産の痛み自体は怖いけど、

この話を鵜呑みにすることはない。

 

 

 

 

 

 

でも、この鼻スイカを

出産経験がない人が聞いたら?

 

出産経験のある人に、

面と向かってこう言われたら?

 

 

 

 

 

 

 きっと怖くなる。

 

 

 

 

得てして。 

この鼻スイカに限らず。

 

情報って諸刃の刃なんだなと

つくづく思う今日この頃でございます。

 

特に、他人様経由で入ってくるものは、

知らぬが仏ということも多いような気が。

 

玉と石を見分けるには、

実体験という場数あるのみ。

 

 

 

 

 

 

最後に。

 

今回の里親さん探しで、

私がひとつだけ心残りなこと。

 

 

それは、里親さんを先着順で決めたことです。

 

 

ネットのサイトで里親さん探しを始めた私は、

まさかあんなにたくさんの方がご応募下さるとは

夢にも思わず、ご応募下さった方から順に

お話を進めました。

 

 

 

誤解のないように申し上げますが、

今回里親さんになって下さった皆様に、

不満があるというわけでは決してありません。

 

皆様には、とても感謝していますし、

ご縁を頂けて良かったと思っています。

 

 

 

皆さん、身分証明書をご提示の上、

譲渡契約書に快く署名捺印して下さいましたし、

 

可愛い首輪をつけてもらった子供たちの

元気な姿を写真で送って下さいます。

 

 

 

ですので、もちろん。

 

現在の里親の皆様が

どうこうというわけではないんです。

 

 

ただ。

 

私自身が、もうちょっと落ち着いて

行動できたら良かったかなと。

 

 

 

ご応募下さる方が一通り出揃うのを待って、

御一方ずつとよくお話をさせて頂いた上で、

 

予めご家庭を訪問させて頂いてから

どの方にお願いするかを決めれば、

なお良かったんじゃないかと。

 

 

 

 

それでも。まあ。

あの時は、あれが私の精一杯だったとも思います。

 

 

 

 

 

太郎ちゃん

次郎ちゃん

ぽんちゃん

花ちゃん

ゆめちゃん

 

 

 

 

 

今では、みんな違う名前だけど。

でも、みんなチェリーの大切な子供たち。

 

それだけは変わらない。

 

 

 

 

 

 

みんな、どうか元気で。

みんな、どうか幸せで。

 

 

みんなとの出会いは、一期一会でした。

 

 

 

 

 

 

 

ありがとう。

心から。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おや。ひとり足りない。

でも、それが誰だか分らない。

花ちゃんか? いや。それとも、ゆめちゃんか?

うーん。分からん。ははははは。 

 

 

 

 

 

 

 

応援してくださってるあなた!
ドキドキドキドキ いつもありがとう!! ドキドキドキドキ

 

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