女性高齢者の賢い処世術(ほんとは出来るけどやらない理由) | ほほ先生・やる気がないお子様から学習に対する興味と目的を引き出す家庭教師

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元中高一貫卒の医学部受験生、様々な挫折や経験を経て福祉対人援助のプロになったほほ先生が、学習と生活全般の両方の側面から生徒様の学習サポートを行っていきます。

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年上の女性には

つくづく敵わないなぁと思うことが

多々ある

 

ほほ美ちゃんですもぐもぐ

 

 

 

 

昔ね、

 

 

知人の家に居候してた時の話なんだけど・・・

 

 

 

居候させてもらう代わりに

 

リサイクルショップの仕事を

お手伝いしてたのねグラサン

 

 

 

 

私は男の人にバカにされるのが本当に嫌で

 

 

 

「うわ〜お前、そんなことも出来ねぇの?

 

ほら、貸してみろよ。」

 

 

 

とか、

 

親切ぶりながらも

私をバカにして

 

自分のプライドを満足させよう

という男性が近くに来ると

 

 

 

「バカにするんじゃねぇ!!!

 

 

お前ごときチンケな男に

頼らなくても出来るわ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

って、

 

力仕事でも

何でもやっちゃったわけですよ照れハハハ

 

 

 

 

だってさ、

 

バカにされるのが一番嫌いだったからさ。

 

 

 

 

幼少期から神童と呼ばれ、

 

末は社長か大臣か。

 

 

 

 

最低ラインで国内の東大出身、

 

ハーバートでもオックスフォードでも

目指し放題とチヤホヤされて育った

 

 

 

 

このアタクシが!

 

 

 

 

大学に行かないでドロップアウトして

ホームレスになっただけでも屈辱。

 

 

 

 

その私が、

 

超下々のこ汚い男共より

下に見られるなんて許せない!

 

 

 

 

「お前じゃ無理だ、

 

貸せよ。」

 

 

 

 

という声を尻目に

 

 

 

 

「無理って言葉は

 

やってみてから言うんだよ!!!」

 

 

 

と、

 

初めて洗濯機を1人で持ち上げて

トラックに積んでから

 

 

 

私は一目置かれる存在になった。

 

 

 

 

そこのボスの女社長にはさ、

 

 

 

「あんたねぇ、

 

あんたが出来るのは分かるけど

 

もっと可愛い女になるのも

 

将来あんたが経営者になるために

必要な技術なのよ?」

 

 

 

って、よくたしなめられたけど、

 

その時の私には理解出来なかったなぁ・・・

 

 

 

もともと自分に自信がなかったから。

 

 

 

バカにされると張り裂けそうでさニコキラキラ

 

 

 

 

(大学が無理なら

せめて社長になろうと思って

 

女社長から経営と人心掌握術を

学んでいたほほ美ちゃんもぐもぐ

 

 

 

 

リサイクルショップでは

 

社長がびっくりするほどの

売り上げを記録したり

 

 

テレビでよく見るような

ゴミ屋敷の清掃に入ったりと

 

 

色々やらせてもらった。

 

 

 

 

ふん、

 

何も出来ないお嬢様だと思うなよ。

 

 

 

 

そんな中、

 

私は女社長のことをよく観察していた。

 

 

 

 

女社長、

 

一代で材をなして

○○町の不動産王という異名すら持つ

 

私が超スーパー尊敬する女性。

 

 

 

 

お金持ちだけど、

 

ボロボロのジーンズに身を包み、

 

 

スニーカーとポシェットで動き回る。

 

 

 

 

いつもは男性作業員に

力仕事は任せるけど

 

 

例えば現場で男性作業員が

突然ケガするなどして動けなくなる場合には

 

 

自分が代わりに作業に入る。

 

 

 

 

 

 

 

 

出来るんですよ。

 

 

 

 

「男なんてバカで可愛いんだから、

 

手の平に上で転がす気持ちで

お使いなさいな。」

 

 

 

 

と、常に私に言ってた。

 

 

右矢印女社長から学んだ人心掌握術

 

 

 

 

そんな女社長の男性の扱い方は

私にはやはりマネできない。

 

 

 

「私、教養も学もないし、

 

何も知らない女なのよ。

 

 

ぜひ、あなたの力を貸して欲しいのよ。」

 

 

 

って、男の人に頼むと、

 

男の人は

 

 

 

「俺に力になれることなら

何でもするよ!!!」

 

 

 

って、すごい協力してくれるし、

 

それ、企業秘密だろ!

 

 

 

っていう仕事のノウハウまで喋り始める!びっくり

 

 

 

 

目の前のか弱そうな女性が

 

自分の喋ったこと実践して

仕事にしちゃうとか

 

 

その時は思いもしないんだろうな・・・

 

 

 

 

どんどん事業展開していく女社長キラキラ

 

 

 

 

の下で、

 

6年公私ともに

秘書みたいな生活させてもらって

 

 

 

 

楽しかったよ滝汗うん・・・

 

 

 

 

ちょっと人間不信になったけど・・・

 

 

 

 

ということを、

 

この前の小規模多機能での夜勤明けに

思い出しました。

 

 

 

 

私、基本的には、

 

洗濯物畳みとかを

利用者さんにさせたくない派なんですグラサン

 

 

 

 

その手、

 

本当に綺麗なの?

 

 

 

と思う手で

 

キッチン関係のタオルを触って欲しくないし、

 

 

 

どうせ職員が1人付いて教えないといけないし

畳んでから直さないといけないし、

 

 

 

こっちでやった方が早いじゃんとか思うからキョロキョロ

 

 

 

 

私、自然派のはずなんだけど、

 

変なところで潔癖症なんだよね・・・

 

 

 

 

もっと菌に触れた方が

免疫力は上がるんだけどね・・・

 

 

 

 

そう、

 

私がそう思っているからか、

 

 

私と一緒に洗濯物を畳む時、

 

利用者さんはお約束のように

タオルを落としたりと

 

失敗をするんですよねキョロキョロ

 

 

 

 

 

 

 

 

この前、

 

他の職員が

やや重度の認知症のQさんに

 

タオル畳みをお願いして

自分は離れたんです。

 

 

 

 

「ええ!?

 

付いてなくていいの???

 

 

ひっくり返したら洗い直しだよ!?』

 

 

 

 

と思いつつ、

 

私は遠くからチラチラみていました。

 

 

 

すると、

 

 

Qさんはまるで職員かのように

タオルをきっちり仕分けしながら

 

とても綺麗に畳み終えたんですよ!!!

 

 

 

 

考えて見れば・・・

 

 

 

そりゃそうですよね。

 

 

 

Qさんからしてみれば

 

 

 

「ここは私の職場で

私は信頼されて任されている職員」

 

 

 

のモードで洗濯物を畳んだわけですから!!!

 

 

 

 

私が一緒に畳む時は

 

私が

 

 

 

「あなたはここの利用者」

 

 

 

という大前提でQさんと接しているから

 

Qさんは

 

 

 

「私はこの人にとっては

ここの利用者で、

 

うまくいかないと思っているから

私にくっついて見張っている。」

 

 

 

という意識で洗濯物を畳む。

 

 

 

だから、

 

当然失敗する。

 

 

 

それは、

 

私がQさんに

そういう期待をしているからですよ。

 

 

 

期待に応えてくれているんです、

 

Qさんは。

 

 

 

人の潜在意識は

人や自分の期待に応えようとします。

 

 

 

運動会で

 

 

 

「転ばないで最後まで走れよ!」

 

 

 

と、親に言われたら、

 

突然転ぶ確率が上がるわけです。

 

 

 

心配=期待

 

 

 

だから。

 

 

 

 

同じように、

 

 

「貧乏が嫌だから働く!」

 

 

と、いつまでたっても貧乏。

 

 

 

自分が貧乏であることが

前提で働いているから、

 

いつまでたっても

貧乏なんですよガーン

 

 

 

 

 

 

相手の世界観に合わせるのが

認知症の人に対するケア

 

 

 

ですが、

 

私たちだけでなく、

相手である認知症の方も

 

無意識にこちらの世界観で

行動してますからね。

 

 

 

 

私はまだまだ

相手を

 

 

「お世話する守るべき弱い対象」

 

 

みたいに思ってるのかなぁ・・・

 

 

 

自分に自信がないから???照れ

 

 

 

 

自分より弱い人を守る仕事をしている

という優越感で

 

満足を得ようとする

情けない男と一緒だわ・・・

 

 

 

 

私、だっさ照れ

 

 

 

 

って、

 

私が男の人をダサいと思ってるのは

 

 

 

女社長のところで

色んな男の人をみてきたからだと思うけど、

 

 

右矢印私が男を敵視する理由

 

 

 

 

昔の女の人は

 

男の人を心から立てて

生活してきたわけ。

 

 

 

認知症のQさんの介護記録を見ていると

 

職員によって明らかに対応が違って面白い。

 

 

 

ある男性職員Hさんが夜勤の場合、

 

必ずトイレで下衣の介助が必要らしいけど、

 

 

他の男性職員Kさんの夜勤の場合では、

 

下衣操作は問題なく自分でできる。

 

 

 

Qさん的に、

 

Hさんが夜勤の場合は、

Hさんを立てて

 

 

「自分のお世話を

させてあげているのではないか?」

 

 

と思ってしまう。

 

 

 

相手が自分をどう見ているかによって

認知症の程度が変わる。

 

 

 

認知症って、

 

本当に病気か???

 

 

 

最近、

 

私はよくそう思う。

 

 

 

きっと、

 

Qさんは、

 

 

昔から旦那さんを立てて生活してきて

老いてからは子供に従って

 

良妻賢母の鏡として

今まで生きてきたのだろう。

 

 

 

今の私には到底マネできないスキル照れ

 

 

 

 

そんなQさんに、

 

私自身が嫉妬に似た感情で

腹を立てることはありますよ???

 

 

 

 

「旦那さんや子供に依存してきたから

 

認知症になったんでしょ〜!?

 

 

自分の頭で考えて

行動するってことはできないの???」

 

 

 

 

って、思っちゃう。

 

 

 

 

だって、卑怯じゃん。

 

 

 

 

本当はできるクセに

自分を下に見せて

 

相手を立てて

人に何でもやらせたり

 

ノウハウを喋らせて

ちゃっかり自分のモノにしたりする

 

女社長みたいでさ。

 

 

 

 

私の潔癖さは、

 

それを良しとしない。

 

 

 

 

だから私はバカ正直って

よく言われるんだろうけど。

 

 

 

 

Qさんは相手に合わせる天才だと思う。

 

 

 

その分、

 

 

「自分はどうしたいの?」

 

 

って、私はよく思っちゃう。

 

 

 

 

Qさんから見れば、

 

私なんかケツの青いガキンチョよ。

 

 

 

 

プライドって、

 

持つところがきちんとあるんだよね。

 

 

 

 

私のプライドは

まだまだ自分に対する自信のなさの裏返し、

 

偽物のプライドなのさショボーン

 

 

 

 

そんな私だけど、

 

 

 

「目の前の人のQOLを高める仕事を

 

頑張りたい!!!」

 

 

 

って気持ちだけはブラさない。

 

 

 

 

何のために?

 

 

 

 

いや、他ならぬ自分のためにもぐもぐ

 

 

 

誰かのためにじゃないよ。

 

 

 

自分が生きやすい世の中を

作りたいだけだもん。

 

 

 

そのためにも、

 

もっと生きやすい

素直で可愛い性格を目指して

 

研究していこうと考えた

ほほ美ちゃんでしたてへぺろリボン

 

 

 

 

 

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Hohomi Hanano



花野 ほほ美 37歳

(本名:井村芳々)

 

\ 対人援助職のための /

心と体のセルフケアアドバイザー

 

 
 

対人援助をするのであれば  宝石赤

宝石赤 まずは自分を知ること満たすこと

 

 

介護福祉士

 

介護講師

 

メンタルセラピスト

 

ウォーキング

インストラクター

 

 

宝石赤 profile 宝石赤

 

 

 

介護講師&セルフケア・メンタルコーチとしてお仕事

 

 

食・メンタル・運動のセルフケアについて細々と更新中