学習支援カウンセラーをしている
ほほ美ちゃんです
思春期に出会う先生の言葉って
自分の生きる土台になったりすることが
多々あるので、
目の前の中学3年生の
何かのきっかけになりたいと思いつつ
カウンセリングをしています
受験目前の私の役目は
「ゴールを受験合格」
にしないことです
「あなたは何になりたいのか」
「あなたは何がしたいのか」
「何のために?」
「どうやって?」
「いつまでに?」
をベースに、
世間話を絡めながら
カウンセリングを展開していきます
主語はあなたです!!!
人生の主役はあなたです!!!
あなたの人生は
他の誰の物でもありません!!!
私が
「あなたはどんな仕事がしたいの?」
と訊くと、
「美容師になりたいです!」
「どんな美容師になりたいの?」
「お客様が笑顔になるような!」
「何でなりたいと思ったの?」
「私自身が美容師さんに
笑顔にしてもらったから!」
などなど、
具体的な答が返って来る子もいれば、
「人の役に立つ仕事をしたいです。」
と、抽象的に答える子もいます
良い悪いはないと思うのだけど、
ちょっと心配になるのが。。。
私、
自分が中学一年生の時を思い出しました。
入学式の時に、
校門の前で
学校紹介ビデオのインタビューを受けて
「将来はどんな仕事がしたいの?」
と訊かれた時に
とっさに
「人の役に立つ仕事をしたいです!」
と、答えたのですが、
その時の心境が・・・
「親も期待して私を見てる・・・
何か当たり障りのない
無難かつ合格点の出る答を出さなきゃ・・・」
だったんですよ
その後、
妹が同じ中学を受験する前に
私の映ってる学校紹介ビデオが
送られて来たのを
家族で見た時・・・
めちゃめちゃ自分の出来の悪さを
思い知りましたよね
他の何人かの同級生たちは
「国際社会に貢献するために・・・
具体的な取り組みと致しましては・・・」
とか、
台本もないはずなのに
スラスラすらすら
カメラを見て堂々と話をするんですよ。
多分、
自分が本当に
それをしたいと思っているから。
親がどうとか、
周りの評価がどうとか、
そんなの関係なくて、
自分の意思で自分の興味のあることを調べて
それを具体的に頭でイメージして
自分の言葉にして
本当にそれを目標にして
常日頃から生活しているから。
私、
場違いな学校に来ちゃったのでは???
って、
確実に自分に対する自信を
失いましたもん・・・
てか、
よくそのビデオ採用したな、
学校側。。。
「人の役に立つ仕事がしたい」
って、
良いことだよね。
何が問題なの???
って思うかもしれませんよね。
問題なのは、
「具体的なイメージが伴っていない」
ことだと私は思います。
そういう子の特徴は
・成績はそこそこ良い
・理想が高い
・完璧主義
・シャイ
・絵に描いたような良い子
であることが多い。
そして、
趣味やワクワクすることを訊くと
答に詰まる。
「自分はどう思う?」
の質問に答えるのがしんどそう。
本当の自分のやりたいことを
外に出すと否定されることが多くて
周りが望む答を無理に言う癖が
ついているのでは???
私はそう思ってしまいます。
私の場合で言いますと、
私は昔から
「お嫁さん」
になるのが夢だったんです。
その夢だけは叶えた
普通の主婦として子育てして、
趣味はお料理に手芸にお掃除に読書。
自分の小説やポエムを世の中に出して
最年少文学賞を受賞する。
アイドルに憧れて
奇跡の美少女として
スカウトされたらどうしよう???
とか、
極々普通の女の子としての夢を
持ってときめいている
超絶普通の女の子だったんですよ
って、
親に言える雰囲気じゃなかったんだよなぁ・・・
母は、
「結婚なんてせんでも良い!
跡取りだけいれば!!!」
みたいなことを
私の小学生の頃から言ってたし、
「日本は夫婦別姓がないから遅れている」
とぼやき、
「男なんて信用するな。
お前は自分の力で食べていけ。」
と、
私に吹き込む。
そんな母に
「将来は幸せな結婚するのぉ」
なんて、
言える訳ないじゃないですか
だから、
私は
「母の望む答」
を探すようになった。
周りの大人が合格点を出すような答を。。。
結局それは私のアセスメント不足で、
取り繕った答では
すぐに自分の軽さがバレちゃうんだけどね。
母はさ、
自分の都合の良い答を嬉しそうに信じるから?
まぁ良いかなって
そんな関係ができてたワケで
ちなみに、
私の担当の生徒で
都立の推薦試験で合格した子の特徴は
・本番に強い
・ハッタリとアドリブがきく
・目力がある
・挨拶ができる
・面白い
でした
正直、
「いや、
あなた、勉強全然しなくて、
あの内申書でよく受かったね!
私は受かると信じてたけど!」
って子が多いんだなぁ・・・
うちのクラス、
めちゃ合格率高かった。
会場管理者のゆるゆるな管理と
先生たちのほのぼの指導。
「なんとかなるさ〜」
というムード満点の笑いが絶えないクラス。
加えて、
私の
「自分軸カウンセリング」
ですかね
(手前味噌)
面接の練習では
「自分が何をしたいか」
「自分はどう思うか」
を、かなりストイックに訊いた。
人間ね、
自分が心からしたくて
自分で選んで行った行動は、
失敗してもそれを糧に
また伸び続けるわけ。
でもね、
本当は自分がやりたくないのに
やりたいと錯覚して選んで行った行動って
失敗の確率も高ければ
失敗したら
再起不能になるまで落ち込むことが多いワケ。
その蓄積が鬱ですよ。
「私はダメな人間だ」
って自己否定しちゃうの。
全国のお母さんに言いたい。
(私が子育てしたことないのは
ごめんなさいですけど)
あなたのお子様は
自分の意思で
未来を考えて生活していますか?
って、
これを昔の私の母に言うと
きっとこう返って来る。
「私のほほは出来が良い子だから
全部自分の意思で
自分で決めて生活していますよ!
な、ほほ」
と。
そして、
当時の私は言うでしょう。
「当然じゃない!
私は自分がしたいことしかしないよ!」
と。。。
「他人がとやかく口出すんじゃない!!!
うちにはうちのやり方がある!!!」
って、なりますよね
だから、
全国のお母さんではなくて、
全国の中学生に訊く。
「あなたが
本当にしたいことは何ですか?」
今すぐに分からなくてもいいですよ。
答は自分の中に必ずあって、
何かのきっかけで突然出てきます。
問いかけることが大切なんです。
脳は空白を嫌います。
問いかけることで脳の一部を空白とし、
脳に勝手に答を探させるのです。
全ての人が出来ることです
中学生でも
中学生でなくても
ぜひ一度、
「問いかけ」
のワークをしてみてくださいね
花野ほほ美でした
ちなみにですが、
その後、大人になってからも、
私は本当に自分のやりたいことが
分からなくて
とりあえずかっこいいことを
言う癖が付いてた。
社会人大学生としての
インタビュー記事がこちら
結局この後、
社会福祉士の試験を受けてないんですよ
本当にやりたいことでは
なかったんでしょうね・・・
とりあえず目指しておけば
周りからかっこいいとか思われると
勝手に思ってたんだろうな・・・
ダサい私でした笑
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