不正
これは最近起こった身近なお話です。 私はクレジットカード不正利用の被害に遭いました。 クレジットカードを紛失した訳ではありません。 カードは手元にあります。 それでも被害に遭ってしまったのです。 事の発端は、昨年9月です。 カード会社からカード情報が盗まれたかもしれないからカード番号を変えて再発行しませんか?という通知が届きました。 丁度その頃、娘の買い物にカードを使わせたことがあったので、その事かな?と勝手に推測し、再発行はせず、そのままカードを利用していました。 だって、定期的な支払いのあるもの等、そのカードを利用していたので、カードの再発行は様々な変更手続きの手間がかかる為、避けたかったのです。 今は本当に便利な世の中で、クレジットカードがあれば、高速道路もETCでスムーズだし、ネットで買い物しても荷物がすぐに届きます。 でも、使ったカードの利用明細は、忘れた頃にやってくる訳です。 カードを利用しているのは自分だから、利用明細を細かくチェックする事もなく、右から左へ支払いをしてという毎日でした。 ペーパーレス化が浸透して、様々な明細書、請求書がデジタルになり、人々はますます確認作業がし辛くなりました。 犯罪者にとってはこれが好都合だったのでしょう。 私はデジタル紙面は見づらいので、お金がかかっても紙ベースで明細をもらっています。 請求金額の支払いはすぐさま引き落とされても、利用分のチェックはざっと目を通していました。 だいたいネットでの買い物がほとんどなのですが、不正利用に気付いたのは、利用明細の中に私が利用するはずのないスタバの利用履歴があったからです。 金額もきっちりとした5000円。 おそらく電子マネーのチャージではないでしょうか? もしくはギフト券的な? どちらにしても私ではありません。 思い返せば以前も、利用明細を見て、?これ何の請求?という事がたまにありました。 でも金額があまりに少額で、確認作業の方に時間がかかると思えば、黙って支払ってしまうのです。 そうしてこれまで、私はどこの誰かもわからない人のカード利用分をコツコツと支払っていたという事です。 クレジットカード会社は、問い合わせにも非常に時間がかかるし、カードの利用が出来るお店についても、店舗名までは記載されないケースもあって、利用した場所の特定までが難しい事もあります。 敵ながらなかなか巧妙な手口と言わざるを得ません。 現代社会において、誰もが持っているクレジットカードの不正利用。 少額で少しずつなら、気付かれないケースがほとんど。 たぶん自分が被害に遭ってることに気付いていない人、結構いるんじゃないかな… 実は以前知人も被害に遭っていて、その知人はいきなり何十万かの買い物をされたようです。 私の場合は少額だけど、その金額と頻度は増えつつあったので、ばれてないと確信したら高額な買い物をされたかもしれません。 皆さんもお気を付けください。 そして利用明細のチャックをお忘れなく。 ご拝読ありがとうございます。 次回は7月7日になります。 宜しくお願い致します。