函館市上湯川町のトラピスチヌ修道院の次に向かったのは、JR函館駅近くにある「函館朝市」（函館市若松町9-19：函館朝市協同組合連合会事務局）。
イカ釣りをして、新鮮で透明なイカ刺しを食べるためです。
何とも、神聖なる場所から俗世間へまっしぐら、という感じでしょうか。
JR函館駅横の駐車場にやって来たのが、10：45頃。
函館朝市の主なエリアとして、写真正面に見えるのが「どんぶり横丁」、その隣に「駅二市場」「朝市ひろば」が並んでいます。
こちらは「どんぶり横丁」と、中の様子。
目指すエリアはこちら「駅二市場」です。
目の前の道路は通称「朝市大通り」(開港通り)。
「駅二市場」正面と、中の様子です。
中央付近にありました、ありました。
”元祖活いか釣堀”です。値段は時価（500～1700円位）だそうで、この時は1杯1300円でした。う～ん、高い・・・ けれど、イカは最近はずっと不漁ですからね。
2階で食事できるんですね。
その日に水揚げされたばかりのイカが水槽で泳いでおり、それを竿で釣ります。
朝6：00からやっているので、イカがなくなり次第、終了。昼過ぎ頃には終わる事が多いみたいですね。
巨大なイカのモニュメントが下を眺めていますよ。
釣るのはさほど難しくありません。列に並んだ客がひょい、ひょい、とリズム良く釣り上げて、やがて我々の順番になりました。
釣るのは息子に任せました。
釣り上げた瞬間、イカがピューッと水を吐きます。墨でなくて良かった。
釣り上げたイカはその場で捌いてもらい、生姜醤油で食べます。
頭（胴）を切断されても足は動いていて、しっかりと姿勢を保っています。
こういう透明なイカ刺しは食べた事がないですねぇ。
足を口に入れると、吸盤が口の中でくっ付いてきました。うぉ～！
「朝市大通り」側ではなく、反対の「朝市仲通り」側に出てきました。
仲通りを進んで、大通り側に回り込みましょう。
「どんぶり横丁」ばかりではなく、本当に海鮮丼等を提供するお店がこの付近は多いですね。
盛んに「お食事は済みました？」と、声をかけられます。
こちらは「朝市ひろば」の仲通り側。
朝市が朝早くからやっている為、宿泊先の朝食を取らずに、ここで朝食を食べる観光客も多い、とは大学時代に「YOSAKOIソーラン」で何度か函館を訪れている息子の弁。
なるほど、それもあって何となく宿の朝食会場の人が少なかったのか。
そう言えば、近くにあるホテル「ラビスタ函館ベイ」は「朝食が凄い」という事で「全国朝食No1ホテル」に選ばれた事があるけれど、豪華にしないとみんな早々にチェックアウトして朝市に朝食客が流れてしまうもんね。
「朝市大通り」側に回り込んで来ました。
「朝市ひろば」の正面横には「函館朝市発祥の地」という石柱が建っていました（ただし、「函館朝市発祥の地」という文字自体は、他にも数ヶ所に書かれているらしい）。
この後、シリーズ記事④で書きましたが、車で「土方歳三最期の地」に立ち寄ってから、元町散策に出かけました。
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