9月16日は残念ながら朝から雨でした。

夕方に羽田空港で嫁と待ち合わせる事にして、それまでは別行動。

この日は梅之助がキャリーケースを受け持ち、一旦それを浜松町駅に預けます。その時の顛末はシリーズ①記事に書いた通り。

そしてやって来たのは、上野公園にある「国立科学博物館」(東京都台東区上野公園7-20)でした。ここで収蔵展示されている「ある物」をじっくり見に来たのです。

 

 

ただ今回の記事では、重要文化財にも指定されている「旧東京科学博物館本館」の撮影写真を紹介したいと思います。

現在この建物は「国立科学博物館日本館」として、まだまだ現役で頑張っています。レトロ建築は好きなんですよねぇ~。

 

 

 

雨降りだと、屋外の撮影はちょっと苦労します。

 

 

とても重厚な正面ですね。

1931(昭和6)年に完成したこの建物も、大東亜戦争末期には高射第1師団司令部が置かれる事になりました。

 

 

元来の建物としての正面入口に相当しますが、現在は閉鎖されていて科学博物館としては別に入口があります。

 

 

 

正式に科学博物館の中に入り、日本館の1Fの様子です。

(右)常設展の他に、企画展「風景の科学展」というのをやっていましたが、特に見学はしませんでした。

 

 

 

3階まで吹き抜けの中央ホール。

天井を見上げると、白く美しいドーム天井になっていて、ステンドグラスも見えますね。

 

 

 

階段も味わいがあります。上階に上がっていきますか。

 

 

これは階段の踊り場のステンドグラス。鳥のデザインです。

 

 

階段を3階まで登ったところにある美しいステンドグラス。

 

 

館内にあったこの建物の説明文を、そのまま転記しておきましょうか。

 

『日本館建物は、関東大震災による震災復旧を目的として昭和6年(1931)に完成した。ネオ・ルネサンス調の建物は、文部省大臣官房建築課の設計による。鉄骨鉄筋コンクリートで建設されるなど耐震・耐火構造にも注意が払われた。中央ホール上部などに使われているステンドグラスは小川三知のアトリエ製作で、日本のステンドグラス作品の中でも傑作といえる。また、建物の内外に使われている装飾性の高い飾りなども、戦後の建物には無くこの建物のみどころである。

上から見ると、そのころの最先端の科学技術の象徴だった飛行機の形をしている。

なお、平成20年6月に国の重要文化財に指定された』

 

 

う~ん、いいですね。

合理主義が行き渡ったせいか、戦後は無機質な内外装の建物が多くてつまらないです。

 

 

それでは次回は、国立科学博物館の展示物の方を紹介します。

 

 

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