かいちゃん(七海ひろき)が「今の思い」を発信してくれました。
少し前に、自分の気持ちをいつか語るつもりだと呟いておられましたが、こういう形で発信されるのがかいちゃんらしい。
夜中でしたが、何度か見返していろいろ考えさせられました。
劇団を「華やかな龍宮城」、タカラジェンヌを「安定と平穏とは程遠い職業」と称されていますが、もうそれはファンはみんなわかっていることだけど、数年前まで当事者だった方がそう表現されることに少し驚きました。
勇気がいったと思います。
ご自分のことを「血の滲むような努力をして初めてお見せ出来る」と仰っていて、我々が見て来たものは極限までの努力の上に成り立っている輝きなのだと、改めて感じました。
なぜ上級生に従わなければならないのかということも論理的に説明されていてよく理解できました。
けれど、それも含めて従来のやり方を「古い」と感じる若い人たちと、長年在籍している人たちとでは価値観がまるで違うこと、それによっていびつな状態であることを、「劇団が時代に合わせて変化することが出来ないまま109年が経ち今の状態を生み出してしまったのでは」と、冷静に分析されています。
その上で、「時代に合わせて変わったとしても、宝塚の根幹の伝統はなくならない」「宝塚は変化に耐えられるタフな劇団だと信じている」という言葉に、かいちゃんの強い願いを感じました。
不謹慎かもしれないけれどという前置き付きで、「宝塚歌劇団の生徒でいたことを恥じず、誇りに思っていきたい」と仰り、だからこそ、劇団に対して、本気で改革と向き合って欲しいとハッキリ仰っておられる。
宝塚のためにも、生徒さんの未来のためにもそうなって欲しいと。
この発信で批判を受けるかもしれないことも覚悟の上で、ファンには、現役生徒さんへ思いを寄せて欲しいとお願いをされています。
これでかいちゃんが批判を受けたとしてもそれに反論しないで、過度に持ち上げることもしないで…という潔い言葉。
どう受け取るかはその人次第です。
私は…
やはりタカラヅカを愛していると思いました。
華やかな龍宮城であろうと、時代錯誤の閉鎖的な世界であろうと、そこから作り出される歌劇をこよなく愛しています。
それは変わらない。
「皆さんの応援がかけがいのない希望になる」(かいちゃん)
少しでも希望になれるなら…
応援し続けます。
これがいまの素直な気持ちです。
かいちゃん、ありがとう。
どうか心無い言葉がかいちゃんを傷つけることがありませんように。
しかし反論はあって当然だと思うので、誹謗ではなく、冷静な議論を。
あとちょっと気になったこと。
“若い人たち”からの“何らかのアプローチ”(やんわりした表現で言うてます、お察しください…)は、やはりあったんだな…と思ってしまった…
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