FCC日記
  • 14Sep
    • 6月の中級アウトドア「二子・祠エリア」②

      さて、アップが済んだら、各々今日の目標ルートへのトライ開始ミズくんは「甘納豆」11aにオンサイトトライ岩場にはほかには誰もいないから、トライしたいルートには当然、自分でクイックドローを掛けながらのマスタースタイルとなる。クライミングジムではクイックドローは予めセットしてあるから、アウトドアでのクライミングをしない限り、このスタイルを経験することは少ない。でも、これが本来のクライミングのスタイルに近い。子どもたちには、多様な経験をさせたいな~さて、11aというグレードの割には難しいこのルート。FCCでも、強い子たちを苦しませてきた歴史があるルートだオンサイトとは、トライしたいルートを、他人からの情報や登る様子を見ることなく自分の観察力のみで下見し、初見の登りでテンションすることなく登りきること。これが成功すると、達成感と充実感に心が満たされ、実に嬉しいクライミングをやってて良かった~ と思う瞬間の一つだミズくんは彼独特の「調和力」という能力で岩と調和し、FCCメンバーたちのオンサイトを阻んできた「甘納豆」を見事攻略オンサイトを成功させたやったね「鬼ヶ島」11cが目標のやよいちゃんとれんくん。1トライ目が終わってしばし休憩。時期的に定期考査が近い2人は、寸暇を惜しんでお勉強前もってやっておけば、これほど切羽詰まらないんじゃないのぉ~お昼をはさんで、イッシーの本気トライ目標ルートは「ラッキーキャット」11bだこのルートも核心がピリリと辛いそして、上部のスラブ帯は自然の造形美に、思わず歓声が上がる好ルートだ苦労したこのルート。恐怖心にも打ち勝って本日、見事レッドポイント(落ちずに登りきること)おめでとう~~つづく~

  • 13Sep
    • 6月の中級アウトドア「二子・祠エリア」①

      6月2日(日)メンバー:やよいちゃん(中1)、イッシー(中1)、れんくん(中1)、ミズくん(中2)そろそろ梅雨の時期も近づいてきたけれど、今日の奥秩父・二子山の祠エリアは、岩はカラカラそして誰もおらずに貸し切り状態岩場に到着して、子どもたちが先ずすることは、トライしたいルートのラインを、トポ(ルート図)と岩とを見比べながら確認することそして次に、誰と誰が組むか、どのルートでアップをするか、どういう順番で登るかを相談。岩場で過ごす一日を自発的に活動してほしいから、全て子どもたちの主体性に任せるようにしている。やよいちゃん、れんくん、イッシーの3人は「話がピーマン」10aでアップミズくんは「アルケオロジー」10bでアップ。出だしが激悪のこのルートは、FCCではプリクリップ(1本目を棒を使って、事前にクリップしておくこと)をOKにしているプリクリップの是非についてはいろいろと意見があると思うけれど、私は、出だしで1本目をクリップできずに落ちた時に、ただでは済まない状況になりかねないルートは、プリクリOKだと考えている。木の棒を拾ってきて、プリクリップのロープをセットするミズくんとイッシー。「河又」の岩場で さんざんやったので、もうお手の物だ 器用にクリップを入れるミズくん。結構手早かったよそして、クライムオン無事完登したら、他に登る人がいないかみんなに確認して、ロワーダウンしながらヌンチャクを回収。前傾しているルートの回収は、作業手順を間違えないようにしなしとちょっと危ない。これも練習だね~つづく~

  • 12Sep
    • みつばちの危機

      今、地球がおかしくなってきていることに、みんながそれとなく気付き、危機感を抱いていると思います。みつばちは生態系に偉大な役割を担っているそうですが、そのみつばちが急激に激減しており、絶滅の危機に瀕しているそうです。みつばちがいなくなったら、世の中からは豊かな自然が、大地の恵みの作物が消え去ってしまいます。…私たちは、生きていられるのでしょうか?…もう、待ったなしの状況です。何が起きているのか? 私たち一人一人には一体何ができるのか?どんなに小さなことでも良い。とにかく「行動」しましょう。それにはまず知らなくては。そして考え、できることを実践して行くべきかと思います。将来を担う子どもたちに 青い地球を美しいまま手渡し、その地球で「偉大な自然の力」から頂いた子どもたち各々の人生を力いっぱい全うできるようにしておいてあげなくては。私たち大人の、次世代の子どもたちに対する、最低限の責任です。そこをないがしろにするとしたら、今どんなに子どもたちのやりたいスポーツや大会への参加を応援したとしても、そして子どもたちが大人の期待に応えてどんなに活躍したとしても、それは砂上の楼閣です。先ずは、今起こっていることを知り、どう行動するかを考えませんか?           YouTube

  • 04Sep
    • Pump2レベルアップレッスン

      5月31日(金)メンバー:あおいちゃん(小4)あおいちゃんは今年の3月に体験を受けて即入会。インドアレッスンでは金曜の常連さんで、アウトドアレッスンも毎月必ず参加やる気満々なので、短い間でクライミングに関するいろいろなことを理解し、上達しているすでにボルダリングジムで登って来ているのでスムーズに動けていることもあり、ボルダリング力ではあっという間に到達ラインに届いて初級を終了あとはルートだトップロープでのクライミングはあっという間に10bまで進んだ10bを何本か登ったらリードクライミングの練習に入ろうね、と言ってある。今日は100度壁にある黄色ホールドの10bにチャレンジ前に自主練習で登れた、というこのルート。あおいちゃんにとっては、自信のある1本だったに違いない。ところが、遠いゴールを、以前どうやって取れたのかすっかり忘れてしまったそこまでも結構苦労しながら突破して、最後の最後で何度も行きつ戻りつ…結局テンション降りてきて、「違うルートやりたい」と言うので、「出来なかったからとすぐに投げ出すのはどうかなレッスンは気持ちを入れて真剣に登ったけれどできなかった時、ではどうすればできるようになるのかな、を一緒に考える時間だよ。」と言うと、がんばってもう1回チャレンジした。気持ちも入った良いトライだったけれど、やはり最後でテンション。。。降りてきて、号泣したせっかく前に登った10bを登って見せて、早くリードを習いたかったのにね…。あおいちゃんはその日、レッスンが終わった後もずっと泣き止まなかった別の日。パンプでお母さんと自主練習するあおいちゃんと会った出来なかったルートを、何度も何度も練習していた。そして次のレッスンで、あおいちゃんは100度壁の黄色の10bをスラスラと完登他の10bも何本も登り、自主練習の成果をしっかり見せてくれたすぐに諦めて投げ出さないこと、出来ないことから逃げないこと、そしてしっかりと練習を重ねること。何かを身につけるに当たって大切なことだ。これをしっかり身につけて行こうねそして、さらにその次の週のレッスンから、あおいちゃんは念願のリードクライミングに入った一歩一歩、人と比べることなく、自分と向き合いながら上達して行ってほしいな

  • 30Aug
    • ビレイ特訓レッスン!@NOSE町田店

      5月26日(日)メンバー:あゆちゃん(中3)、しりゅー(中2)毎月、雨などでアウトドアレッスンが出来なかった時の予備日を設けているが、5月はお天気に恵まれて 予定通りアウトドアに出られたため、予備日は不要となった。そこで、不要となった予備日はもったいないので、NOSE町田店さんで、子どもたちのためのビレイ技術にフォーカスした特訓レッスンを行っている。クライミングにおけるビレイは、クライマーの命を守る重大な役割であり、あるいはそんな重大なことを子どもにさせるなんて!との意見も当然だろう。でも、私は、敢えてそれを学び覚え、身体に身に沁み込ませ、しっかり使える「技術」として子どもたちに身につけてもらうべきだと考えている。「危険だから」と何でも撤去したり禁止したり、と遠ざけてしまう現代日本の教育的方針には、あまり賛同できない。真に身につく技術は、真剣さから来るのであり、その真剣さは、過保護な環境下では育たないのではないか。さて、今日はいつもビッグロックスクールでレッスンを受けている中学生の2人、あゆちゃんとしりゅーが、リードクライミングのビレイ技術を上げるため、レッスンにやってきてくれた今日は3時間みっちりビレイの初歩から練習しよう先ずは、リードクライミング時の危険行為のまとめから。ビレイは、その作業だけをやればよい、というものではないよね。安全に相手を守るためには、システムから理解する必要がある。注意点がまとめられたら、ロープの繰り出しや巻き取りを一度復習。ビッグロックのレッスン時に練習してはいるけれど、ここできちんと確認しておこうさて、ウォーミングアップ終了。お互いにロープの結び、確保器のセットをチェックして立ち位置や、下部での留意点は自分より大きい人をビレイする時の留意点は今日は2人とも、フォールを止める練習までバッチリやって、お互いの本気トライもビレイしたあとは、クライマーの危険行為を見つけて、はっきりと指摘し、クライマーが混乱していたら、どうすれば良いかを指示すること、それから、ハングなどで落ちた場合、壁にクライマーが戻るときのビレイヤーの役割などがチェック項目として残った。ビッグロックでも練習できるけど、集中してはできないから、あと1回くらい、みっちり練習したいところかな~でも、2人とも真剣に、でも楽しく良い練習が出来ていましたよ

  • 29Aug
    • はじめまして

      はじめまして。子どもたちのためのクライミングクラブを運営しています。ブログサービスの終了に伴い、引っ越ししてきました。よろしくお願いいたします。

  • 26Aug
    • 5月の初級アウトドア「湯河原・幕岩」③

      希望峰では、リオちゃんの「帰還兵」10cへのトライ開始ちょっと怖さの出る核心も落ち着いて動けて、レイバックの体勢にこの形になると、だいぶ安定する。立ち上がった後も悪いのだけれど、ここも ちっちゃなホールドを保持して切り抜けて、見事レッドポイント「えへへ」やったね、おめでとう~「登りまーす」の声に、慌てて3分くらい離れた桃源郷エリアに戻ると、あおいちゃんがチャレンジを開始落ち着いて動けて、こちらも見事完登はるくんからの良い流れのバトンを、2人ともしっかり受け取ったね初めての幕岩のルートで、いきなり「アボリジニ」10aを登っちゃったあおいちゃん。すごいぞ~入会してから、毎月欠かさずアウトドアに申し込んでくれて、前に幕岩のボルダーにも来ているから、その時の練習で岩に慣れていたのが、功を奏したのかもしれないね今日は三者三様、それぞれの立場と経験値で、みんな楽しくチャレンジしたからこそ、成果も出たんだねアウトドアでのクライミングは、インドアよりもホールドもスタンスも、持ちにくかったり乗せにくかったり。ちょっと怖い気持ちにもなるかもしれない。だから最初は上手にできなくて当たり前。でも、「登れた」「登れない」という概念を捨てて、岩に触れるチャンスを増やしていくと、身体の方が動き方を自然と覚えて来てくれる。「頭」ではなく、「身体」で覚える、馴染む…「頭」ばかりを使わされて「身体性」を育てにくい現代の子どもたちには、その「経験」がとても大切だと思う。ご協力くださった保護者の皆様、ありがとうございました

  • 24Aug
    • 5月の初級アウトドア「湯河原・幕岩」②

      楽しいランチタイム外で食べるご飯は、気持ちが良いし、とてもおいしい腹ごしらえが済んだら、午後の部開始~「シルクロード」や「Washing」を飽きるほど繰り返し登ったあおいちゃんは、午後は「アボリジニ」10aにもトップロープでチャレンジ初めてなのに、なかなか上手いぞ~一方のリオちゃんは、今日のもう1本の目標ルートである希望峰エリアの「帰還兵」10cにトライ開始1便目はテンションしちゃったけれど、トップアウト出来た次はレッドポイントを狙えそう午前中、「アボリジニ」10aをリードでトライしてみたはるくんだけれど、怖さで動きが悪かったこともあり、午後は先ず、トップロープでのリハーサルからあおいちゃんもガンガントライでも、ここの核心部分がどうしても…越えられないんだよな~さて、トップロープでのリハーサルが出来たはるくんは、いよいよ本番今度こそリードでレッドポイントするぞ~気合十分の良い登りで、はるくん、見事完登そして、ヌンチャクの回収も経験おめでとう~~嬉しいね~そして、リオちゃんがトライしている「帰還兵」10cにもチャレンジしてみたチャレンジ精神も旺盛になって、逞しくなって来たね次からの目標ルートになったかな~旺盛なチャレンジ精神では引けを取らないあおいちゃんも、諦めることなく再三のリベンジすると…おっ核心をこえて、トップアウト出来た~よ~しあおいちゃんも、リオちゃんも、はるくんの良い流れをもらって、はるくんに続け~~~~つづく~

  • 20Aug
    • 5月の初級アウトドア「湯河原・幕岩」①

      5月19日(日)メンバー:リオちゃん(小3)、あおいちゃん(小4)、はるくん(小5)今日のメンバーは、中級・チームメンバーになっているリオちゃん、インドアのリードにだいぶ慣れてきて、今度はアウトドアでのリードクライミングの腕も磨いていきたいはるくん、そして、レッスンでリードクライミングはまだやっていないけれど、やる気満点のあおいちゃんの3人。レッスン前の話し合いで、目標ルートと、進度が進んでいる人はそれに合わせて人の役に立てることを確認今日はリードのできる2人が、それぞれの習熟度に合ったルートのトップロープをかけたりヌンチャクをかけたりすることに。ロープの結び方がまだアヤシイあおいちゃんのためには、2人のうち手の空いている人がチェックしてあげられるねエリアに到着して、はるくんとリオちゃんは手分けをしてお仕事リオちゃんは はるくんのために「アボリジニ」10aにヌンチャクをセット。以前登っているけれど、自分の復習にもなる。リピートは武術の型稽古同様、とっても大事なんだな~以前リードで「シルクロード」5.7を登っているはるくんは、今度はヌンチャクをセットしながらのマスタースタイルで。トップロープ用のロープを曳いて登り、私のセットしたトップロープ用の支点にセットするのがお仕事です♪初めてのマスタースタイルに超真剣なはるくん。見事任務完了良い笑顔です後ろでロープ装着に悩むあおいちゃん。…それを見て、リオちゃんが手助け。さすがチームメンバーだぞあおいちゃんはスルスルと「シルクロード」5.7を完登   はるくんは今日の目標ルート「アボリジニ」10aにチャレンジ前のレッスンでトップロープで登れているから、今日はリードで登って、正式なレッドポイントとしたいヌンチャクは、さっきリオちゃんがセットしてくれた。自然の岩は、ヌンチャクがあるのとないのとでは、不安さがだいぶ違うんだよね。がんばれ、はるくん良い感じだったけれど、核心がどうしても…陽が当たっているから、岩が温まってぬめってしまうことも大きいし、リードだと、やはり「落ちる」怖さが出て来るよね。一方のリオちゃんは、今日の目標の一つ、「サンセット」10aにチャレンジ「シルクロード」をあっという間に登ったあおいちゃんは、今度は隣のルート「Washing」5.7を。一方、リオちゃんはちびっ子がみんな苦しむ「サンセット」の核心に突入順調に高度を稼ぐあおいちゃん、悩むリオちゃん。リオちゃんはいったん降りて出直すことに。あおいちゃんはもう一度「シルクロード」。登り続けております(笑)さて、出直してリベンジしたリオちゃんは見事完登やるな~切りの良いところでお昼にしようか~つづく~

  • 19Aug
    • 場の空気との隔絶

      昨日、pump2で事故があった。昨日のpump2はお盆休み最終日ということもあってか、大人も子ども も入り交じり、混雑してザワザワした感じがあった。突然の悲鳴、ドスン‼と人の落ちる音…アップでタワーの紫ホールドを登ろうと順番待ちをしていたところだった。前の人が登り終わって順番が回って来たので、ルートの前に立った矢先の悲鳴。その声の先に目をやると、ドスン!という音とともに、背中から人が落ちたのが自分の真正面に見えた。落ちた方は胸を押さえてとても苦しんでおられて…ルートエリアは一時騒然となった。ジムのスタッフが救急要請の連絡を入れたり、事情を聴いたり、近くにいる人が救急者のストレッチャーの通路を確保するために慌ててベンチを移動させたり、、、救急隊の人が到着して、怪我をした方を救急車に乗せるまで、重苦しい空気がルートエリアを支配していた。その支配している空気感は、今起こったことの重大さを物語っており、居合わせた人のほぼ全員が心を痛め、厳粛な気持ちになり、また一歩間違えると重大事故につながることを再認識し、我が身を内省していたに違いない。私も今まさに登ろうとしていたところではあったけれど、こうした気持ちが複雑に入り交じり、事態が落ち着くまではとても登る気にはなれなかった。その時、私のビレイをしようと近くに立っていた友達のユカが、私に言った。「見て。こんな中で平気で登っているのがいるけれど、みんな子どもだよ」と。実は、私も同じことを感じていたところだった。ほとんどの人が心配そうに見守る中、全く「我関せず」で登っているユース選手たち、そして平然と我が子を登らせているユース選手の親御さんの姿。周囲の空気感に全く馴染んでいない、隔絶した雰囲気の彼らに、私は物凄い”違和感”を感じた。それは友人のユカも全く同じ気持ちだった。この子たちは、この親子は、これで良いのだろうか…?何か間違っていないか…?危険への認識の薄さもさることながら、私はそれ以上に気になったことがある。場の空気との断絶。自分の世界のみへの孤立。共感のない、自己中心性。そうしたものを感じてしまう。今のユース世代は熾烈な競争の中にさらされているのだが、もしそのことが、競技をやる今の日本ユース世代の多くの子どもたち、そして親たちの、心の余裕を奪い、”場への共感”という情緒を奪い、ただただ少しでも強くなるために、人よりも少しでも多く練習することのみを目指して突っ走っているのだとしたら、果たしてその先に「幸せ」はあるのだろうか?「自分が、自分が」という考えのまま大人になるとしたら、そういう人間が多くなった社会に、果たして他者への”愛”は生まれるのだろうか?”優秀”だったり”強い”ことにのみ重きを置く価値観ばかりで”愛”や”共感”がなければ、そこには殺伐とした競争社会があるばかりではないか?子どもたちの将来を想うなら、”我勝ち”であることによって”孤立”させてはいけないだろう。

  • 09Aug
    • 5月の中級アウトドア「二子・祠エリア」③

      「シリアル」10dにトライしたミズくんは、見事オンサイト成功おめでとう~一方「鬼ヶ島」11cのやよいちゃんは、2回目のトライで1テンになった次回は登れそうだよミズくんは自分でセットしたヌンチャクを自分で回収下にある大きな岩の台をよけて、1本目を上から回収。イッシーは勇気を出して「ラッキーキャット」11bにチャレンジ以前は石橋をずっと叩いて結局渡らず、ということが多かったけれど、近頃は一歩を踏み出せるように成長してきた一方、「ラッキーキャット」をレッドポイントしたれんくんは「鬼ヶ島」にもチャレンジ実は「ラッキーキャット」の1回目のトライの後、「あ~、怖かった~もう二度とやりたくない」と言うので、「弓状エリアにデビューする人は、みんな登っているよ、これが怖くて登れないようじゃ、弓状には連れていけないな~」と言うと、おもむろにロープを結んで根性を出してレッドポイントした(笑)手前は「アルケオロジー」を回収のために登るミズくん。その「ラッキーキャット」に大奮闘のイッシー。れんくんはもう登ってしまったので、ヌンチャクの回収をするためにはトップアウトしなければがんばれ、イッシー何度も何度も諦めかけては「そうだ、自分しかヌンチャクを回収する人間はいないんだ」と思い直して大奮闘の末、核心を突破ルート上部の、雨だれが岩に作った縞模様を見て「うわ~」と歓声を上げていたこちらも回収のために大奮闘したれんくん。終了点直下の核心で何度も諦めかけては、やはり責任のために頑張り通して、前傾壁の大変な回収作業も無事に行い、任務完了がんばりました最後にみんなで記念撮影ユイト、今日はありがとうねまた後輩たちと一緒に登って交流して、まだ彼らが見ていない世界の話をしたりして、これからの道の一つを彼らに見せてあげてくださいねご協力くださった保護者の皆様、ありがとうございました

  • 07Aug
    • 5月の中級アウトドア「二子・祠エリア」②

      さて、一通りアップも終わって腹ごしらえもして、いよいよ目標ルートへのトライ開始だみんなでトポを覗き込んで、ルートを確認れんくんは「ラッキーキャット」11bにトライ良いルートだけれど、マスタースタイルだとかなり悪く感じるかもね…苦戦しながらもなんとか核心を抜けて、上部のスラブ帯へ。以前このルートを登った時、この乗り越しを抜けた時の光景に感動したものだが、れんくんは…特にリアクションなし(笑) ミズくんはユイトにビレイしてもらって「アルケオロジー」10bにオンサイトトライミズくんは楽勝でオンサイト。隣ではやよいちゃんが「鬼ヶ島」11cをマスタースタイルでトライ中チャレンジャーなやよいちゃん。ライン取りを試行錯誤しながら、なかなか良いトライですそして終了点直下の核心でも果敢に攻めて、見事トップアウト 一方、一番奥では、そーしろーが「話がピーマン」10aの核心をノーテンションで突破していたおめでとう!このエリアにデビューした人はこのルートに泣かされることが多いのだけれど、そーしろーもミズくんも泣くまでもなく登っちゃったね「話がピーマン」も登れ、虫も少なくなってきて、調子が出て来たそーしろーは、ユイトにビレイしてもらって「アルケオロジー」10bにもトライ 「今日はもう満足」と言っていたミズくんだったが、イッシーやれんくんに焚きつけられて「シリアル」10dにもオンサイトトライミズくんの快進撃はまだ続いて、「シリアル」もオンサイト成功みんな1本1本のトライを大切に、気持ちの入った登りが出来ているそして、冷静に安全面にも気を配ることも。なかなか良いぞ~つづく~

  • 06Aug
    • 5月の中級アウトドア「二子・祠エリア」①

      5月5日(日)メンバー:そーしろー(小5)、やよいちゃん(中1)、イッシー(中1)、れんくん(中1)、ミッサ(中2)、ミズくん(中2)、ユイト(OB)お天気に恵まれたGWのアウトドア日和混雑していたら困るな~、と思いつつエリアに着いたら、なんと貸し切りたくさん登れるね~二子デビューのミズくんとそーしろーは、やはり「話はピーマン」10aから。ミズくんはここでもやはりしなやかな強さを発揮して、先ずは「話はピーマン」をオンサイト「話はピーマン」が混んでいるので、「アルケオロジー」10bでアップするミッサ&やよいちゃんチーム。出だしが悪い上に染み出しで濡れているので、安全策を取って落ちていた木の棒でプリクリップすることに。見よう見まねで奮闘するミッサ一方の「話はピーマン」組はそーしろーのトライ。おっこの懐かしい人は・・・ユイトですね~生涯スポーツとして、またボチボチクライミングを楽しみだしたユイト。大学生になり、また一回り大きな視点から今日のアウトドアに参加しているユイトは、後輩たちに爽やかな風を送ってくれている。あれそーしろーが立ち止まっている・・・と思ったら「虫~虫が~」プリクリップ大奮闘の女子チーム。「・・・これで・・・どーするんだっけ」河又でのアウトドアレッスンで、さんざん木でのプリクリップをしたイッシーが助言してくれて、どうにかプリクリップ成功「話はピーマン」をオンサイトしたミズくん。次はこの「アルケオロジー」にトライだプリクリップももうお手の物。こちらも難なくオンサイトユイトも久々にアウトドアクライミングイッシーにトップロープをセットしてもらい、「話はピーマン」を。 1回目のトライは虫に負けて降りてしまった そーしろーのリベンジ核心部分の動きはなかなか手ごわい。アップが終わったところでランチタイムだね~つづく~

  • 13Jul
    • 2019年競技対応クラス@Base Camp 飯能

      5月3日(金・祝)メンバー:やよいちゃん(中1)、イッシー(中1)、ミズくん(中2)、のんちゃん(高1)競技はあくまで、日々の「日常生活」における自分自身の成長のための訓練が、どの程度で来ているのかを試す場である、と考えるのが私の立場だ。競技の場で、日ごろ培った自分を100%出す。そのために日々、しっかりとした練習でクライミング能力を高めるとともに100%の自分を遺憾なく発揮するために「心」を磨く。本質的な力が出せるかどうかは、心の錬磨がどの程度完成しているかどうか、だからだ。これは裏を返せば、「心」が出来ていれば「いざ」という時に集中力のある良い登りが誰にでもできる、ということでもある。これはいくら競技の場を経験しても、…たとえ毎週のようにコンペに出ていても、それを単なる「大会での対処方法」と捉え、自分の日常生活と分けて考えていては真の進歩、成長へとつなげていくしっかりした経験値とはならない。むしろそういう競技の場は、年に数回の「ここぞ」という時に限っておいて、その分、日常生活の心構えをしっかりして横着のないように手抜きのないようにしっかりと生活を整え、自己にも他者にも至誠を尽くし、心の深層部を磨くことに専念したほうが、「ここぞ」という大きな舞台で力を出せるようになるのではないか。競技対応クラスは、地に足をしっかり着けて、ともに実践して行ける子どもたちとそのご家族を育てたい、と思っている。競技のための生活ではなく、自分のより良い人生のための競技。それを目指してほしいし、自分を見失ってほしくない。ユース世代の競技は、まだ「駆け出し」であり「蕾」なのだ。大人になり自立してから、「生活」と両立して行ってはじめて真価が問われる。真のクライミング能力はそこで揉まれて開花していく。しかし今は、ユース世代で終わってしまうことがあまりに多い。はじめに、小林信也氏の著書からの抜粋のレジュメを配布してともに読み、子どもたちにも保護者の方にも考えて頂く。その後のクライミング活動では 最初の座学資料から、自分で実践してみたいトライ時の取り組み姿勢について各自明示してもらい、自分の決定した取り組み姿勢の実践を兼ねて課題にトライしてもらった。取り組みの姿勢、心。これは持って生まれた素質をも凌駕する、と思う。これらはすぐに答えが出るほど生易しいものではない。一生かけて身につけて行くべきものかも知れない。でも、今それをやらないと、競技のため、結果のためにだけに翻弄されて最も大切なことを見失うことになるかもしれない。なかなか伝わりにくいことだし、伝えることが困難なことだけれど、やらなければ。提出してもらったプリントを読むと、ほんのちょっぴり、分かってくれたみたい、だ。   みんな楽しそうにトライを重ねていた。         不得意な動きの課題にも「できる!」と思ってチャレンジした。のんちゃんは最後の方まで強傾斜を。中学生たちはスラブを。そろそろ終了時間です。プリントの記入をお願いしますね。ずいぶんくつろいでいますね(笑)最後にみんなで。ご協力いただいた保護者の皆様、ありがとうございました

  • 09Jul
    • 準備体操

      以前はレッスンで登り始める前には、必ず準備体操を入念に行っていました。いきなり動かすのは故障・けがの元、と考えていたからです。でも、近頃は考えが変わってきました。準備体操は、一種のマインドコントロールなのではないか。自然であること、人間も自然の一部であること、人間も、動物であること。そのことに今一度立ち返ろうと思ったのです。より自然の中に入っていくと、私たちも準備体操や念入りなストレッチはしなくなります。例えば、スポーツクライミングでさえ、岩場に行くと石ころだらけの下地や斜面の中で、準備体操やストレッチは環境に合いません。もっとマウンテニアリングな活動で、ハードなマルチピッチや冬季登攀を行う場合も、そんなことはしていられない。その状況下でパッと周囲に馴染んで最大限動けること、それが動物の人間種としての能力なのではないでしょうか。私たちは、~しなければならない、~して準備しないとケガをする、そのようなマインドコントロールに陥っているのではないか、と思います。渡り鳥や渡りの蝶は物凄い距離を休まずに飛びます。海中の動物たちも物凄い距離を回遊します。でも、彼らは準備体操やらストレッチをしたりはしない。自然から与えられた力、それを素のまま発揮しているだけです。人間だって、そういう能力があるはず。私自身も、自分の登りの前のストレッチや準備体操はやめました。助走をするように、少しずつ強度を上げるようにはしていますが、まだ故障もケガもしていません。57歳(あと1週間ちょっとで58歳)で週4日登り、ボルダー3級~2級、ルート12台後半をトライしていても特に問題ないのだから、そしてパフォーマンスもそう落ちているようには感じない(ちゃんとオンサイトやレッドポイントも出来ています)のだから、やはり準備体操はしなくても問題はないように思います。特に小さい子どもたちには、「こうあらねばならない」という思い込みを植えつけないほうが良いように思います。私たち人間が理解していることなど、全宇宙のたった5パーセントに過ぎない、と言います。人間の身体のことだって、分からないことの方がほとんどです。大体、私たちの身体は「勝手に」細胞分裂を繰り返して「私」が形作られ、「私」として生まれたのです。小宇宙、と言っても良いほどの神業のシステムを身体の中に持ちながら。…誰が造ったのでしょう?人間でないことだけは、確かですね。

  • 06Jul
    • 4月の初級アウトドア「奥多摩・御岳ボルダー」④

      お昼休みはお父さんたちのクライミングタイム…と思いきや、子どもたちもすぐに寄ってきて…(笑)束の間でしたねぇ。。。さて、先ほどの続き。はるくんは6級に何回か失敗した後、すーーーっと身体が上がって、岩の上へやったーーーーすべり台を駆け上がるはるくん。やったね良い笑顔です一区切りついたところで、「とけたソフトクリーム岩」に移動。簡単な9級と7級で足慣らしの後、頭をひねるマントル課題特集 最終回(笑)、「マントル」4級にトライ右から上がるか左から上がるかミズくんは左側から…できた       はるくんは右側から攻める。あとちょっとなんだけど…「右側からもやってみよう」とミズくん。ウミガメの産卵スタイル(代々継承されている(笑)この課題の完登スタイル)となり、もがきながら、やっと上に上がれた~ほえ~ミズくんは少し高さのある所を登る5級も完登その間、ずっと「マントル」にトライし続けていたはるくん。岩の上に上がれたやった~そろそろ終了タイム2人で岩をお掃除し、自分たちがいたエリアに落ちていたゴミを拾って終了とても和気あいあいとした、良い時間の流れた一日でしたご協力いただいたお父様たち、ありがとうございました

  • 05Jul
    • 4月の初級アウトドア「奥多摩・御岳ボルダー」③

      さて、移動した先は「すべり台岩」!はるくんはこの岩の看板課題「すべり台」6級にトライ今どきのジムにはあまりない、微妙なスタンスと岩のしわを抑えて登る、テクニカルなこの6級。苦労している子が結構いる中、はるくん、スルスルと完登「本当にすべり台みたい~」と嬉しそうなはるくん。ミズくんは先月のアウトドアで来た時、チームの仲間とみんなでトライした「すべり台一周」多分初段?にチャレンジ第一核心は越えて…やはりラストパートが繋がらない裏でははるくんが7級にトライ中見事完登おめでとう「今度は6級」と意気込むはるくんと、お腹空いた~と電池切れ間近のミズくん(笑)で、ランチタイムとなりましたとさ~つづく~

  • 03Jul
    • 4月の初級アウトドア「奥多摩・御岳ボルダー」②

      はるくんも「FCCトラバース」(と勝手に呼んでいる課題)にチャレンジつなげて来ると、7級のラインに入る辺りがムズイんだよね~何度も何度も、落ちてはトライ、落ちてはトライ繰り返すうち、初めての御岳なのに、だんだん岩になじんできて、安定した動きが出来るようになってきたあとちょっとで登れそうなんだけどなぁ~ミズくんは、これまたやり方が分かりにくい「マントル」6級にトライ少し前、ミッサも久しぶりにトライして、頭をひねっていた課題だ何回か考え直して…あ、行けそう後ろでは はるくんが持てるホールドと手順の組み立てを研究中こういう経験が「上手さ」を醸し出していくのだと思う「マントル」成功~さて、そろそろ移動の時間。岩場を去るときは ゴミも拾って、なるべくきれいな状態にして帰ろう自分たちがつけたチョーク跡もお掃除お掃除「御岳小橋エリア」に移動中桜がまだきれいです~つづく~

  • 02Jul
    • 4月の初級アウトドア「奥多摩・御岳ボルダー」①

      4月7日(日)メンバー:はるくん(小5)、ミズくん(中2)4月は初級アウトドアを2回組んでみた。先ずは間口を広げ、なるべく初級の子どもたちにアウトドアに出てほしい、という魂胆だ今日の御岳ボルダーは、初級のはるくんが初めてなので、比較的高さのない岩で、御岳特有のツルツルの岩質に慣れるべく、「杣の小橋」エリアから。8級~6級くらいの既成の課題でアップチームメンバーのミズくんは、仲間同士で練習したスポット技術ではるくんをサポートはじめはこのツルツルの岩に戸惑っていたはるくんだが、徐々に慣れて来たね       気持のよいお天気でみんな楽しそうこの左側の7級、結構むずいんだよね…既成課題を全て登ったミズくんは、昔、コーヘイたちと設定した「FCCトラバース」にチャレンジむろん、これは仲間内で設定して、私が勝手に今そう呼んでいるだけですけど3級くらいかなラストパートが結構ムズイですが、前半はヒールなどを多用して結構面白い見よ、この真剣な表情ちょっと不安げ…やはり落ちた数回のトライののち…完登成功~ おめでとう~つづく~

  • 29Jun
    • 『スポーツは「良い子」を育てるか』②~我が子を追い込む親~

      永井洋一氏『スポーツは「良い子」を育てるか』(生活人新書)「●プロローグ●大人に歪められている少年スポーツ」より著者の永井氏が耳にした、電車に乗り合わせてきた親子の会話。ここから氏の意見が展開されて行きます。以下に抜粋します。「なんで○○ちゃんのようにできないの。もっと上手くやらなきゃだめじゃない。」「でも、ボク、○○ちゃんみたいには上手くできないよ。」「何言ってんのよ。あなたは一生懸置やっていないのよ。このままじゃ○○ちゃんたちに置いていかれるよ。あなただけ、下のクラスになっちゃうのよ。それでいいの?」「でも、一生懸命やってるけど、なかなか上手くできないんだもん」「~略~コーチの言うことをちゃんと聞いてがんばれば、できるはずなのよ。あなたの努力が足りないのよ。もっとマジメにできないなら、スイミングやめさせるからね。それでいいの?」「……」「やりたいんでしょ、スイミング。やりたいなら、もっと一生懸命やらなきゃだめよ。○○ちゃんたちに負けないぞっていう気持ちがなきゃだめなのよ。わかった?今度のテストのときには絶対に落ちたらだめだからね。今度、テストに落ちたらやめさせるからね、スイミング。だからもっと真剣に練習しなさいよ、明日から。わかったね」「……」        ~中略~ 私は、その子供の気もちを考えると、とても悲しい気分になりました。あの日から、彼の中では、泳ぐという行為がとても辛く、苦しいものになったに違いありません。本来なら、まず水に親しみ、一つずつ泳法を覚え、少しずつ泳げる距離を伸ばし、成長とともにフォームやタイムを改善し、やがて泳ぐことの喜びを満喫する境地に達するのが、子どもがスイミングスクールに通う意義ではないでしょうか。しかし、年端もいかないうちから友だちと比較され、上手く泳げているか否かを評価され、競争の中で脱落しないことを要求され、進歩が少しでも遅れると努力が足りないと叱責され、もっとがんばらねば習うことをやめさせると脅されているのです。        ~中略~ 将来、オリンピックの水泳選手になれる子供など、何万人に一人です。小学生の時期に同じスクールのほかの子供より50メートル余計に泳げようが、10秒速く泳げようが、大きな問題ではありません。子供たちはこの先、成長しながら体格を変え、心理を変え、生活環境を変え、自分に適したトレーニング方法を覚えていきます。競技としての優劣を競い合うのは、そういう時期になってからのことであるべきです。ソウルオリンピックの背泳ぎで金メダルを取った鈴木大地さんは、小学生時代は目立った活躍のない子供でした。コーチの鈴木陽二さんによれば、「中学時代になってもしばしば練習をサボったので、測定の記録がところどころ抜けている」のだそうです。そのくらい心理的に余裕のある育成環境の中から、あの大胆なメダリストが生み出されたのです。 スイミングの関係者で水泳を心から愛している人なら誰でも、子供を幼いうちから進級テストで追い込んでいくことに賛成はしないでしょう。しかし、スイミングスクールをビジネスとして成立させる以上、消費者、つまりプールに通ってくる子供たちの親のニーズに応えなければなりません。ですから、良心的なスイミング指導者ほど、経営と本来の指導の在り方との間で苦悶しているはずです。言い換えれば、最も意識を変えるべきは、子供にスイミングさせている親たちなのです。まさに同様のことが、クライミングの世界にも起きつつあるように思います。私も、幼いうちから子どもたちを競技の世界に晒して追い込んでいくことには決して賛成できません。親御さんたちはしっかりしたご自分の見識を持ち、ご自分のポリシーを信じて周りに翻弄されないようにしたいものです。最も大事にすべきは、全ては子どもたち自身の幸せのためにある、ということ。指導者の広告塔のためでも、親の自己満足のためでもないのだ、ということをしっかり想いの中心に据えなければ、子どもたちを守ることはできません。