FCC日記
  • 20Jan
    • 11月の中級アウトドア「二子・祠エリア」①の画像

      11月の中級アウトドア「二子・祠エリア」①

      11月1日メンバー:そーしろー(小5)、れんくん(中2)、イッシー(中2)、ミズくん(中3)今年はコロナ禍と天候不順に泣かされて、思うようにアウトドアに出られませんでしたが、やっとチャンス到来です子どもたちのモチベーションが上がる二子やっと目標ルートにトライできるね~エリアに着いて、一息ついたら活動開始当クラブのアウトドアは、ちょっと変わっていて、初級の間に、安全やマナーに関することやルートに関する技術をインドアレッスンや初級のアウトドアで、段階的に徹底して身につけてもらい、中級になると指導者の私は黒子に徹し、子どもたちの主体性に任せています。自由である代わりに、人に安易に頼らない自主性と自分も仲間も、危険にさらさないようにするための心構え。これは非常に大切なことですので、特に活動の中核となるチームメンバーには、月に1回の練習会時の座学の時間を通じて、しっかりと学んでもらっています。待ちに待った、アウトドアでの初12へのチャレンジを目の前にしたれんくん。アップなんてまどろっこしいことはいていられません(笑)パートナーのイッシーにビレイを頼んで、早速取りつきますトライルートは「鬼ごろし」12a/b下部はまぁまぁガバが続くので、割と与しやすいのですが、核心で急に悪くなる久しぶりのトライでムーブをすっかり忘れていました 一方のそーしろー&ミズくんパーティー。こちらは手堅く、以前登ったルートでのウォーミングアップからクライミング開始。10aとは思えない核心の1ムーブを持つ「話がピーマン」。核心で思わず「テンション」 一方のれんくん。登れていなかった時期が長かった&久しぶりのトライをものともせず、核心を果敢に攻めますこの後、フォール二子はボルトの間隔があいているので、落ちるとかなりの距離になります(笑)「ジェットコースターみたいだった」そうですこちらは選手交代ですねアウトドアに滅法強いミズくんも、近頃ちょっと弱っています(笑)核心ではかなり苦労していましたトップアウトして降りて来たれんくん。両腕を抱えて、「前腕痛い~」そう、パンプしすぎると、前腕の血管がパンパンになって痛いのよね~アハハ!前腕の血管が凄いことになっていますね~さて、そーしろーは、黍団子ならぬヌンチャクを お腰につけて、マスタースタイルで今日の目標ルート「権兵衛」にトライですいっちょ前のクライマーだねカッコいいぞ~つづく~

  • 18Jan
    • ”みんな 助けたいんだ”

      少し前の記事になりますが…。「命」という視点。今の日本は果たして充分でしょうか。。。?学校やスポーツ現場でのいじめや、自殺の問題も、根はこの「命の尊さ」への関心の希薄さから来ているように思います。これから世の中を担っていく子どもたちには、学習やスポーツ競技における優秀さよりも、「命」を尊び、自然に畏敬の念を抱く感性と、「愛」の心を持つ、そういう人間に育ってほしいです。

  • 13Jan
    • 10月の初級アウトドア@御岳ボルダー③の画像

      10月の初級アウトドア@御岳ボルダー③

      お昼の後は、ここから少し上流にある、「発電所エリア」に行こうかな~あおいちゃんは、もう移動の準備。自分が登った岩のチョーク跡をお掃除ですあれ後ろに、シューズを履いたさなちゃんの姿が…これは、既成課題の9級。さっき、さなちゃんが諦めたラインですねおやよく見ると、マスクを顎にずらして、本気モードの表情です嫌がっていた右足のスタンスにも          足を上げて乗り込んで…お~カッコいいじゃん 根性入れてトップに立ちました~イエ~イあおいちゃんはせっせと磨きますゴシゴシ、ゴシゴシこういうことが、何も言わなくても自主的に出来るようになって来ましたね~センセイはそれがうれしいさて、発電所エリアです。こちらは他にも数人のクライマーの方がおられました。さなちゃんは先ず、かつてFCCの子どもたちが必ず最初に登っていた、足慣らしの定番の岩からトポ(黒本)には既成課題が2つくらい載っていますが、先ずは一番登りやすいところから。結構高いけれど、難なく完登~ね結構な高さでしょ でも、怖がることなく、何度も何度も 繰り返し繰り返し、成功~ 子どもたちは、極自然に、しかも楽しんで反復を続けますこれは、子どもたちの特技と言えますきっとこれが、すぐに体が動きを覚える、子どもたちの能力の秘訣なのでしょうね一方、放し飼い状態のあおいちゃんあおいちゃんはもう中級だから、このくらいの高さの岩なら自立して楽しめるよね~さなちゃんは、既成課題の「マントル」10級にチャレンジちょっとムズいぞ、大丈夫こちらの心配をよそに、あっという間に見事、完登できちゃった~  すごいぞ~ あおいちゃんは、このエリアのA岩とB岩(黒本による)の全制覇を目論んでいますこれは、A岩の「マントル」だっけかな~  結構楽しそうさなちゃんも「あおいちゃんと同じ岩やってみたい」と、あおいちゃんのおすすめ課題をチャレンジ登れちゃった~じゃぁということで、奥のスラブの岩へ。ここには既成課題がありません。でも、スラブの立ち込みや、乗越の動きの練習に良いので、以前、うちのクラブでは、小さい子どもたちが良く練習していましたが、最近あまり来ていなかったね~絶好調のさなちゃんナイス これも繰り返しOKでも、ちょっと腰が引けてるね 怖いのかな~ ちょっと離れたA岩での、あおいちゃんの様子この岩では、かなり難しい4級のマントル課題。大分苦労していたけれど、足位置が決まったらマントルが返せました やった~ これは嬉しい一方のさなちゃん。スラブが出来たので、今度は乗越し課題この岩のでっぱりの上に立てれば、あとはてっぺんまで行くだけです。なかなか、でっぱりの上に立てないね~ あおいちゃんにやってもらうと、難なく立てちゃう…なんでだろ。あおいちゃんのお手本のイメージがよかったのか、次にやったら、もう少しで立てそう あとはさっきと同じようにてっぺんまで行くだけ…とみんなで応援 …ところが、さなちゃん、さっきまでの勢いはどこへやら。。。「コワイ…」あれ?もう何でもないと思うんだけど、、、どうしたの「じゃぁ、やめて降りる?」と私たち。さなちゃん「やだ…」そうだよね、苦労してやっとここに立てたんだもの。私たち「じゃ、上まで行こ?」さなちゃん「やだ、コワイ。。。」私たち「え~ なんでコワイの~」(さっき、もっと高くて怖いところ、なんでもなかったじゃん!!!)さなちゃん「コワイの~、コワイ~」私たち「じゃ、下りよう!」さなちゃん「やだ~」「あーーーん!!!」そして泣き声がだんだん大きくなり・・・「もうやら(やだ)~!!こんな岩、やら(やだ)~あーーーーん!!!!!」す、すごいエネルギーです…さなちゃんは、お父さんとお母さんにお任せして、あおいちゃんの様子を見に。ちょうどB岩にトライ中でした。ここの数課題を登れば、A岩B岩の周遊完了です  手こずった課題も最後にはきっちり登って、 バリエーションの難しい課題以外は、ほぼ制覇しました満足~ 最後にノーハンド課題。この課題も、昔みんなでよくやっていた課題です見事成功~            やった~ さなちゃんもすっかり笑顔になっていましたあおいちゃんのノーハンドに拍手喝采最後に岩を磨いてチョークを落したり、エリアのゴミを拾ったり。自分たちが楽しくクライミングした場所は、なるべくきれいにして帰ろうねさなちゃん、楽しかったから、また来たいと言ってくれましたあんなに泣いてたのにね(笑)ご協力くださったお父様、お母さま、ありがとうございました

  • 11Jan
    • 10月の初級アウトドア@御岳ボルダー②の画像

      10月の初級アウトドア@御岳ボルダー②

      さて、あおいちゃんは、うちのクラブの子どもたち伝承の、通称「FCCトラバース」にチャレンジこの課題は2バージョンあって、一番下の段の岩を足で使って良いバージョンと、ダメなバージョンと。もちろん、使って良いバージョンの方が簡単(6級くらい?)です。先ずは、このバージョンから さなちゃんは、ずいぶん岩とお友達になって来たみたいなので、トポにも載っている既成課題(9級)を勧めてみましたが…「え~むずかしそう。。。」テンションひくっ「気持ち」はダイレクトにパフォーマンスに響きます。「できない~」            「むずかしい~」まだ早かったかなぁ。。。 精神的に大分強く育って来ている一方のあおいちゃん。失敗をものともせず、何度も何度も、トライ&エラーあまりにテンションが低いので、先ずは左の岩に乗っちゃっても良いことにこれなら行けたね         やった~ おあおいちゃんも、完登できたみたいですよおめでとう 間髪入れずに難しいバージョンにチャレンジするあおいちゃん   ここまではOKで・・・    あ、この左足の岩を使ってはダメ、なのね~ 一方のさなちゃん。こちらにお尻を向けて何してるのかな~と思ったら、おやつを食べてました(笑)~たくさん登ったもの、お腹が空いて来ちゃったよね~あおいちゃんも登り疲れて、憩いのひととき。水の近くって、どうしてこんなに気持ち良いんだろ石を拾えば、投げたくなるねどこまで飛ぶかな~ あおいちゃんは、水切り上手ですよ 水きりに適した石は平たいのが良いんだよねさなちゃんは、石ころ拾い係で、あおいちゃんが水切り係みたいです。「あおいちゃん、この石は、どう~」 子どもたちには日ごろから、遊びを通して様々な動きをしてほしいです。遊びながら動きを覚えるのが、最も多様性があり、かつ微妙な動きを覚えられるし、子どもたちも楽しみながら反復することで、自然と身に付くからです。所謂「体育」の補習塾や「陸上」などのトレーニング系の習い事は、カバーしきれない動きが多いことと、反復に「がんばり」が必要なので、自然体で習得することが困難だから、子どもたちにとって身に付きにくいのです。今の子どもたちが遊ぶ場所も時間もないのは、とても残念です。なので、せめて、アウトドアに出た時は、登る行為だけでなく、投げたり、飛んだり、渡ったり、土の上、砂の上、岩の上など、不安定な足場を歩いたり、多様なことをして遊ぶ時間も大事にしてほしいな~と思っています。お昼までもう少しあるので、さなちゃんは今度は少し離れた岩に。ここも、先ずは低いところから足慣らしいえ~いもう、こんなのへっちゃら~今度は、少しスラブチックなところ。お、上手だよ~  では、この岩の裏側へ。こっちはちょっと難しいぞ~でも、上手くプッシュして足を上げ、乗越し成功~ やった~             一度できれば、何度でも                 やった~ 微妙にラインを変えると、やらなければならない動きも変化します今度は、もう1ランク、難易度が上がるよ~子どもたちは習得が早いマントルも形になって来ましたね。ここからマントルを返して、上に上がるのが難しかったみたいだけれど、 さなちゃん、モノにしました~ やった~向こうでは、あおいちゃんも頑張っていましたさて、そろそろお昼の時間かな~おいし~い楽し~い親子でボルダリング&ピクニック心が最も育つ時期に、とても貴重な時間ですね~つづく~

  • 10Jan
    • 10月の初級アウトドア@御岳ボルダー①の画像

      10月の初級アウトドア@御岳ボルダー①

      10月25日メンバー:さなちゃん(小1)、あおいちゃん(小5)今日のメンバーは8月に入会したばかりのさなちゃんと、アウトドアが大好きなあおいちゃんの、女の子2人ですボルダーは、岩に慣れるには最適なので、今日は岩にたくさん触れて、岩とお友達になってねさて、クライミングを始めたばかりの1年生のさなちゃんが安全に楽しんでもらえるエリアはどこだろうずいぶん岩に慣れて来たあおいちゃんも楽しめないとねそこで、「杣の小橋」エリアで足慣らしをすることに。ここならば、既成課題のある岩の周囲に小さい岩が点在していて、小さいさなちゃんも安全に、しかも気軽にたくさんチャレンジできて岩と親しむことが出来るし、既成課題のある岩も低いから、あおいちゃんのトライも安心です。そして、グレードのわりにはかなり手強い6級のマントル課題や、昔、FCCの子どもたちが考えた「FCCトラバース」の課題もあるから、あおいちゃんもかなり楽しめるはずです。「FCCトラバース」は、もう登られているのでしょうけどね(笑)朝、駐車場で待ち合わせて、エリアに移動駐車場からだと歩いてすぐですね早速登り出すあおいちゃん先ずは簡単な既成課題から。           ↓これは7級かな?さなちゃんは先ず、自分の背より低い岩で、足に乗る練習です母子ともども、最初はちょっと表情も硬いですね(笑)…でも、岩の上に乗れたら…    ↓ この表情            「できた~」手前の岩の既成課題を、あっという間に全て登ったあおいちゃんは、例の手強いマントル課題にその間、一方のさなちゃんは、何度も何度も繰り返して登りまくりです    やった~             やった~ 今度はちょっと高いところ。お母さんの背丈くらいのところも… 無事完登             やった~   これまた何度も…           やった~ お次はノーハンド手を使わないで、岩の上まで行けるかなお~っ やるな~良い感じに、スタンスにも立てるようになって来ましたノーハンドも繰り返し繰り返し、反復練習 やった~               またまたやった~  イエ~イ そして合間には石ころ拾いも ↓ゲットした石たち 奥のマントル課題は次への宿題として、あおいちゃんは次に「FCCトラバース課題」に、さなちゃんは既成課題にチャレンジです2人ともがんばれ~~つづく~

  • 07Jan
    • 10月のチーム合同練習会@NOSE

      10月17日(土)メンバー:りおちゃん(小4)、あおいちゃん(小5)、そーしろー(小6)、れんくん(中2)、イッシー(中2)、ミズくん(中3)今日は月に1回の、チームメンバーが集まっての練習会の日です。以前はPump2とNOSE町田店とを、交互に利用していたのですが、近頃はずっとNOSE町田店で行っています。理由は、子どもたち同士で組んで、お互いにビレイしながらルートを登ることがNOSEでは許されていることと、もう1点。コロナ禍のために、Pump2は感染防止策として人数制限を行っているのですが、Pumpはルートを登る際に、小学生はビレイすることが許されないため、保護者の方にビレイをお願いしなくてはなりません。そうすると勢い、利用人数が膨れ上がってしまうのですですので、暫くの間は、チーム練習会はNOSE町田店で開催かな~練習会は、大抵、ミーティングから始めます。ミーティング時は、座学で私から子どもたちに、身につけてもらいたいメンタリティーやものの見方、考え方などを伝えることもあれば、自分たちで企画するイベントの話し合いや準備などを行うこともあります。今日は先ずはじめに、あと2か月を切った2020年の残りの時間で、年初に立てた今年の各自の目標はやり切れるのか否か?どうすれば出来そうか?また出来そうもない場合は、どうするか?などを考えてもらいました。そして次に、メンバー全員が「やる」と決めた、チーム主催のイベントについての話し合いです。今日は取り敢えず、子どもたちに全て任せてみることにしました。さて、どんな風に話し合いを進めるかな~一応、みんな話し合いを進める気持ちはあるのだけれど、、、話がすぐに脱線する話し合うべきことの順序が逆で、最後に決めるような細かいことや、決めたことが泡と帰して、またやり直さなければならなくなりそうなことばかりを一生懸命に話し合っている、そして 柱となるべきことが忘れ去られているなどなど…(笑)2時間近く話し合っていましたがはっきり決まったのは…開催日時後は、なーーーんとなく、こんな感じ~ と、大体の方向性は決まったかな~みんなで顔を合わせて話し合えるのは、あと2回くらいしかないのだけれど、大丈夫かな~  ちょっと心配でも、まだ年齢が下で小さくて、今まで黙って聞いているだけだったあおいちゃんとりおちゃんが、しっかり発言をし出して、話し合いの輪に加わっていたのが印象的でした長~い話し合いが終わって、やっと実技の時間です。この会は「練習会」であって、「レッスン」ではないから、主役は全て子どもたちです。たとえば、何かの技術においても、お互いに意見を出し合ったり、既に習得している子が覚えたい子に伝えたりして、自分たちで研究して行ってほしい。もちろん、安全にかかわることや、間違えて覚えたら困ることには目を光らせていますけどね今日は、子どもたちはルートをやることにしたようです。イッシーとれんくん、ミズくんとそーしろー、りおちゃんとあおいちゃんとでちょうどよい具合に3パーティーに分かれて、パートナーも組めましたイッシーとれんくんパーティーは12c~13aくらいのハードな課題にチャレンジし、そーしろーとミズくんは11前半くらいの登り込みをそうそう、そーしろーはこの前のビレイレッスンでリードのビレイテストも合格し、晴れて下手を持ってもらわずに、ビレイヤーとして独り立ち出来たのでしたそして、りおちゃんとあおいちゃんは、お母さんたちに下手を持ってもらって(ありがとうございます)2人で組んで登る練習まだ未熟な仲間のビレイなのに、なぜか2人とも気合いが入っちゃって攻めるクライミングを繰り広げ、お互いのビレイで ”どか落ち” していましたお母さんのビレイだと「テンション。。。」ってなることが多いのにね~仲間と組んで登るのって、気持ち的にも ”張り” が出るでしょそれが良いんだな~

  • 04Jan
    • 明けましておめでとうございます

      明けましておめでとうございます。今年も、FCCに通ってくれている子どもたち一人一人が、楽しみながらも各々の個性を光らせて、大好きなクライミングと真剣に取り組むこと。それと同時に、多様な個性たちが安心して自分を解き放ち、お互いに協調してハーモニーを奏で、進度はまちまちであっても、みんなが昨日より今日、今日より明日へと成長して行ける場であること。そして、「幸せに生きる」ためには、何が必要であるかを、漠然とでも良いから、一人一人が自分の手でつかみ取る手助けができること。クライミングには、その人の「人となり」と「人生観」が反映されて行きます。そういう意味で、真に「良いクライマー」として成長して行ってほしいな、と思います本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

  • 27Dec
    • 10月の「中級アウトドア@天王岩」③の画像

      10月の「中級アウトドア@天王岩」③

      さて、各自の今日のメイン・デッシュ先ず、いつも切り込み隊長を務めているれんくんのトライから今日の目標ルートの「ニルバーナ」11bです今のれんくんの実力なら、オンサイトは十分可能でも、終了点直下で迷っちゃった惜しくも終了点落ち… 残念 残念だったけれど、他の人はお腹がすいちゃったので、ランチタイムですお昼を食べて、他の子よりも一足早く準備をして、「ニルバーナ」にリベンジこういう時の行動の速さは、なかなかのものです小さいころからお父さんにずっと仕込まれていたものね 分かってしまえばこっちのものフィジカル的には全く問題なく、無事レッドポイントおめでとう イッシーは同ルートのフラッシュを目指します。お互いに特性を補完し合って、なかなか良いコンビの二人ですね冷静に対応できて、フラッシュ成功おめでとう ミズくんは今、だいぶ力が落ちていることを自覚しています。なので、本当は前に登ったルートをたくさんリピートしたかったのだけれど、、、いつのまにか、みんなと一緒に「ミンミン」10dをやることになっていました(笑)以前は岩では非凡な強さを見せていたミズくんですが、今はちょっと事情が違います。「スタンスが見えない~」「うまく足に乗れない~」それでも何とかトップアウトがんばりました 登り終えたミズくんにビレイをしてもらって、りおちゃんも初挑戦インドアでは12cを登るりおちゃんだけれど、やはり岩場は勝手が違うね。岩は岩で、慣れが必要なんだよね。でも、少ないテンション数でトップアウト出来ていました次にここに来た時の目標が出来ましたね りおちゃんが登り終わった後、ミズくんがロープを引いてくれたのですが、途中で引きが甘くなったため、1本目のクリップのところからロープが鞭のようにしなって落ちて来ました。その鞭が、ルートに背を向けて座っていたそーしろーの首元にビシ~~~ッと当たり、そーしろーはあまりの痛さに涙が…痛さとショックで鼻血も出ちゃいました…次はそーしろーの番だったけれど、ミミズ腫れの首を暫く冷やして、休むことにそこで、「ニルバーナ」を登ったイッシー&れんくんコンビ。ちょうどトライ中の方がいらしたので、ヌンチャクをお借りしてエスパー」12aにトライしてみることにしましたやはり、切り込み隊長のれんくんから、トライ開始です。ところが核心でテンションをしている時に、れんくんが自分の背後に生えている木に、蜂の群れがびっしりついている(巣なのかな)のを発見「コワイコワイ降ろして~」とすぐに降りて来ました。それからみんなで、ハチの巣観察大会イッシーが持っていていた望遠鏡を代わる代わる覗いては「ぎょえ~」「ほんとだ~、ビッチリ群がってる~」そーしろーも元気になりましたで、そーしろーのトライですテンションはしたけれど、さっきのショックも今は忘れて、 元気に登ってトップアウト痛さに負けなかったね蜂の巣があったおかげで(笑)今日は時間に余裕をもって活動を終了することができましたみんな、主体的に動くことが大分身に付いて来たと思います。これも、頭でそう思っているだけでは、なかなか実行できるものではありませんから、自分で実際に動いて、自分の身体でどんどん動く感覚を覚えて行かないとねこれは、日常の生活でも、学校の準備でも、練習に臨む時でも、ものごとは何でも、その根本は一緒、なんですよねご協力いただいた保護者の皆様、ありがとうございました

  • 25Dec
    • 10月の「中級アウトドア@天王岩」②の画像

      10月の「中級アウトドア@天王岩」②

      「クラックジョイ」5.9をマスタースタイルでオンサイトした りおちゃんは、ミズくんがヌンチャクを残しておいてくれた「涅槃の風」10bにオンサイトトライです見ているおじさんたちも、「一カ所遠いからなぁ~」。大人は右手を飛ばしてガバが取れちゃうけれど、ちびっ子は、大人が持ち飛びする悪い激カチをマッチして行かないといけないから、とても悪いのです例の核心のホールドを触って、思わずガバに戻った りおちゃん。眉毛が「への字」になっています。が、暫く次の数手を伺いながらレストをしたのち、決心したのか、ためらうことなく猛然と激カチをマッチして突き進み、見事オンサイト成功~おめでとう~ クライミングもさることながら、精神的に強くなってますね 久しぶりに「クラックジョイ」を登ったそーしろーも順調に高度を稼ぎ、無事完登ミズくんは、自分のヌンチャクの回収便。本当は、りおちゃんが大声で「他になるひといない~」と聞いてくれて、誰もこのルートをやる人がいないことは分かっていたのだけれど、「もう一度登っておきたいから」と回収せずに残しておいてもらったのでした。ミズくん、力を戻すために 一生懸命努力してますねイッシーは「ミンミン」10dをオンサイトトライ10dというグレードは、11に近いから、かなり難しいものもありますし、リーチが要るものもありますから、ちょっと緊張するグレードです。でも、イッシーも自分に自信をもって着実にこなせて、オンサイト成功 みんな上達していますね子どもたちの若い細胞は素晴らしくって、クライミングのパフォーマンスは、どんどん上がりますでも、これはある意味、自然なことだし当然でもあります。しかしながら、精神的な向上は、自然に任せていて上がるものではありません。周囲の大人たちの考え方も大事ですし、「育む」意識も重要です。そしてさらに、子どもたち自身もそのことに価値を見出して努力をしないとなかなか向上するものではないのです。でも近頃、このチームメンバーの子どもたちの精神的に芯の通った強さや優しさに時折感動してしまうことがあります。これは、私としては嬉しい限りですクライミングは登れるだけが全てではない。総合的な技術力とともに、精神的なコントロールや仲間との協調、安全認識などの非認知能力と、謙虚さを失わずに努力し続けられるメンタリティー、そういう力を培ってこそ、意義があります。さて、奥にある「ミンミン」や「ニルバーナ」11bのある岩の前に集結した子どもたち。そろそろ、みんなの今日のメインディッシュに取り掛かるかな~つづく~

  • 23Dec
    • 10月の「中級アウトドア@天王岩」の画像

      10月の「中級アウトドア@天王岩」

      10月4日(日)メンバー:りおちゃん(小4)、そーしろー(小6)、イッシー(中2)、れんくん(中2)、ミズくん(中3)今日は、中級になった子どもたちのためのアウトドアです。初級ではお父さんやお母さんと外で楽しく過ごしながら少しずつ岩に慣れて、簡単なルートをリードで登れるようになることをめざしますが、中級では完全に自立して、自分たちの力で一日のアウトドアの活動を、安全に、そして有意義に行えるようになることを目標にしています。有意義な活動を自立して活動するためには、意志決定やそれに伴う行動にブレがないこと、徹底的に安全面についての認識が浸透していること、楽しく過ごすけれど、各自が自分の心中に「芯」を持っていることが大事だと思います。さて、今日は活動を開始する前に、一日の行動をみんなで話し合ってもらって決定することにしました。とは言え、どう決めたら良いのか分からないようなので、導入は私から先ずは各自の目標ルートを挙げて、その希望に沿って、どこでアップをして、何時までにどのエリアに行くのかなどを話し合いました。それによると、どうやら今日は一日、上のエリアだけで良さそうです。前回、台風の影響で途中から雨に降られ、上のエリアが登れなかったからね暫くクライミングが出来ない日が続いていたミズくんが下のエリアの「ノーリー」をリピートしたい様子でしたが、みんなに合わせて、上で間に合わせることにしました。荷物を置いて落ち着いたら、「クラックジョイ」5.9でウォーミングアップ上のエリアが初めてのりおちゃん。マスタースタイルでのオンサイトトライです ビレイヤーのそーしろーは、緊張気味まだビレイ技術の最終チェックをしていないので、イッシーに下手を持ってもらってのビレイです がんば。怖がる子が多いこのルートですが、りおちゃんは全く怖がる様子もなく安定してオンサイト 「クラックジョイ」でアップをしたい子が多いので、ミズくんは「涅槃の風」10bでアップをすることに。核心はちょっと困っていたけれど、無事完登 イッシー、れんくん、そーしろーは、りおちゃんにヌンチャクを残してもらって「クラックジョイ」でアップ。  今日はお互いにビレイし合いながら、自分たちだけで登りに来たと思って、みんなの力だけで、アウトドアクライミングを楽しもうね~つづく~

  • 15Dec
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      9月の「初級アウトドア@湯河原・幕岩」③

      家族や仲間たちとのランチタイムです親子で目的を持ってアウトドアに出かけ、子どもたちが大好きなクライミングを頑張る姿を見守り、サポートし、自然に囲まれた中で和気あいあいとお昼を食べて、他のお家の子どもたちとも交流して。こういうことが出来るのも、子どもたちが成長するまでのひとときです。子どもたちの成長は、あっという間。貴重な時間かも知れませんね  子どもたちが何か見つけました「結構可愛い~」と子どもたち。見ると、きれいな角を持った、ちょっと可愛いイモムシでしたイモムシや毛虫の類は私も苦手ですが、この子は顔がはっきりしていて、大きな目が可愛かったなーさて、そろそろ午後のクライミング開始かな「誰からやる」「ボク、もうやりまーす」とはるくん。あおいちゃん(左)は「アボリジニ」10aにトライ開始一方、この辺りのルートは片っ端から登ってしまったれんくん(右)は、「伊豆の踊子」12aにトライしています。今日は久しぶりのトライであることと、まだ気温が高くてぬめるので、トップロープでムーブを思い出すことにしました。さっき「アボリジニ」を登ったはるくんは、今度は「サンセット」10aにチャレンジでも、上部はリーチがモノを言うこのルート。良いホールドに手が届かないちびっ子は甘いカンテを押さえて、とても10aとは思いえないワンムーブをこなさないとトップアウト出来ません はるくん、れんくん、頑張れ~れんくんもはるくんも、今回は儚く敗退…さて、「シルクロード」5.7をトップロープで登れた えいとは、今度は真ん中のクラックを登る「Washing」5.7にチャレンジしましたが、クラックの奥の方に入り込んでしまって、上手く動けなくなり、、、そして、怖さもあってリタイヤでした。。。次に、アキラが「Washing」に、そしてそーしろーが「サンセット」にチャレンジです 気が入ると良い登りを見せるこの2人。ちょうど気が入ったようで、悪いところも怖いところも乗り越えて、2人とも見事完登~そして、はるくんのリベンジ。あおいちゃんのリベンジ。エイト(右下」のリベンジ↓あおいちゃんは絶賛奮闘中あ、はるくんはテンションしちゃった~「蟻さんルート」5.8にトップロープでチャレンジした えいとも、途中で動けなくなっちゃった そして、以前登った「ダイヤモンドヒップ」11aを、復習で登ったそーしろーも、残念ながら再登出来ず今日は気持ちが入っていなかったね みんな調子が今一つな中、あおいちゃんが「アボリジニ」を見事完登~おめでとう今日は上の悪い箇所ができなかったはるくんは、右側から回り込んでエスケープして終了点まで行き、ヌンチャクの回収作業をこういう作業も慣れが必要だから、勉強だと思ってがんばろうねえいとは、「今日は1本しか頂上に行けなかったよ~」とがっかりだったので、「おたまじゃくし」5.6に、あおいちゃんがトップロープを掛けてくれました高さがないので、怖さもない、かな~えいとは無事、登り切ることができましたおめでとう~あおいちゃん、ありがとうね~インドアとは異なり、いろいろな要素が必要とされるアウトドアでも、自分のことが自分でできるようになり、さらに仲間のために動いてあげることができるようになって来ています。これって、スゴイことなんだよ~バスの時間が迫って来ていて、ちょっと慌てて終了ご協力頂いた保護者の皆様、ありがとうございました

  • 11Dec
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      9月の「初級アウトドア@湯河原・幕岩」②

      ビレイヤーのあおいちゃん。FCCではあるレベル以上になると、子どもたちもビレイ技術の腕を磨き、お互いにビレイし合い、仲間同士で組んで登れるように練習します。人の命を守る行為ですから、みんな真剣です。そして、子どもたちはみんな、大人顔負けのビレイ技術を身につけて行きます。仲間をビレイすることによって、人の命を守ることのリアルな意味と責任の重さを感じ、家族を、友達を、仲間を、そして同じ地球に生きる人たち全てを大事にする気持ちが育ってくれると良いなぁ、と思います さて、スルスルと頂上に行ったアキラ。「海、見える~」と聞かれて、「見えな~い」向こう側では、「アボリジニ」10aを練習中のはるくんが、先ずはトップロープで完登岩の上でこちらにピースサインしていますが、見えますか~次は、中学生のれんくんにビレイしてもらって、6月に入会したばかりの えいとのチャレンジ。なかなかセンスの良い えいとだけれど、初めての岩は、高さもあってちょっとコワイ  がんばれ~奮闘中のえいとの横を、あおいちゃんがリードで出発。あっという間に追いつかれちゃった でも、えいとも無事完登~やったね一方、はるくんと一緒に「アボリジニ」をリピートする そーしろー。もう何度も登っているこのルートは、安定して登れるようになりました。そのうち、目をつぶっても登れちゃうかな~そしてはるくんも、そーしろーにビレイをしてもらって、リードで「アボリジニ」を完登~アウトドアでの実力がグンと上がって来た感じですねさて、そろそろお昼ご飯かな~~つづく~

  • 09Dec
    • 9月の「初級アウトドア@湯河原・幕岩」①の画像

      9月の「初級アウトドア@湯河原・幕岩」①

      9月21日(日)メンバー:えいと(小4)、アキラ(小4)、あおいちゃん(小5)、      はるくん(小6)、そーしろー(小6)、れんくん(中2)昨年からずーーーっと、アウトドアはお天気などの条件に恵まれないことが多く、中止が相次いでいましたが、久しぶりに6人の仲間と共に湯河原幕岩に行くことができましたアウトドア初参加のえいと。お家でキャンプに良く行くらしいから、自然の岩でのクライミングも気に入ってくれると良いな~アウトドアが大好きなはるくん。今日は早速、トップロープ用のロープを引いて、リードで完登です 自粛期間からずっと、リードの練習ができて来なかったあおいちゃんは、先ずはトップロープで様子見だね!ビレイヤーはそーしろー。ルート初参加のアキラ。あおいちゃんにビレイをしてもらってチャレンジです初挑戦なのに、あれよあれよという間に、スルスルと上へ外が初めての子は大抵、このバランスクライミングに戸惑うのにな~ はるくんの今日の目標は、「アボリジニ」10aです久しぶりのトライなので、先ずはトップロープにしてムーブの練習今日、登れると良いね~~つづく~

  • 03Dec
  • 02Dec
    • 競技対応クラス@Pump2「ジュニアの競技者が養うべきメンタリティー」9月13日

      メンバー:りおちゃん(小4)、あおいちゃん(小5)、れんくん(中2)チームメンバーの子どもたちを対象に、年に数回行っているこのレッスンですが、8月に一度、このクラスを企画したことがありました。でもその時はまだ、子どもたちもクライミング自体に復帰するのがやっと、、、という状況でもあったためか、申し込みが少なく、成立しませんでした。でも、競技開催の予定も立っていない今だからこそ、競技に参加するための根幹としてのメンタリティーをきちんと確認しておきたい、という想いが私には強く、再チャレンジとして、この日程で企画しました。出場予定の大会などが近くにあると、どうしてもそちらへ意識が向いてしまい、根っこの部分をしっかり地に張らせる指導が徹底できないからです。…競技参加は、本当に人間形成に役立つのか私たちは、競技に熱心に取り組み、そこで結果が出せるようになること。それがその子の人間形成にも多大なる好影響をもたらすものだ、と思っています。でも、それは果たして本当でしょうか「競技にはルールはあってもモラルがない」とおっしゃったのは、平昌オリンピックのスピードスケート女子500メートルで日本人女子初の金メダルに輝いた小平奈緒選手のコーチを務める結城匡啓コーチですが、この言葉の意味は深い、と思います。モラルとは、人間に普遍的な「道徳意識」や「倫理観」のことですが、言い換えれば、人としての「心」を育てているか否か、ということでもあるかと思います。スポーツ現場のいじめや暴力、その他の問題行動は、こうした部分の教育が欠如していることの表れでもあるかと思います。クライミングにおいても、競技熱の高まる昨今、ジムに来る様々な子どもたちを見ていて、「モラル」という観点では疑問に感じることが、度々あります。強くなることはもちろん良いことですが、その前に、競技を目指し、能力を高めたい子どもたちに、「競技によって人間として成長するために、どういう考えで取り組むのか」をはっきり自分の中に持ってもらいたい。そう思います。そのことをしっかり教育してはじめて、日本のクライミング界の将来は明るくなるのだ、とも思います。今回の渾身の座学で、私の想いが子どもたちに果たしてどれだけ伝わったかは疑問です。でも、一番小さいけれど、選手を目指して行きたいりおちゃんが、大きく目を見開いて、真剣な眼差しで私の方を見ながら聞いていてくれたのが印象的でしたし、提出してもらった子どもたちの感想には、・順位とかを一番大事にするんじゃなくて、心の強さを大切にして行きたい。・人の意見をよく聞いて、自分に取り入れる素直さを大事にしたい。・偉大なものを敬愛する情緒を大事にしたい。・有名な選手でも、その内面を観察したい。など、内面の深さを涵養する方向に目が向いていたのが嬉しかったです。これらの反応から、今回、無理やり行わせてもらった「競技対応クラス」の実施意義はあったかな、と少しホッとしています座学の後のクライミングでは、「今の自分に必要と思われる力は何か」という問いを設け、それを克服することを目標に登ってもらいましたが、「今の自分に必要な力」については、「前向きな気持ちで登る力」「自分と闘う心の強さ」など、自分の「心」と向き合う回答が目立ち、実際の登りにおいても、各自が自分の心と向き合って、自分にとっての「心の強さ」を追求することによって、「攻め」のクライミングが出来ていたと思います。他者との相対比較ではない、自分自身の中での精神的な目標の設定と、そこに向かっての努力を、クライミング時だけでは済ませず日常においても連綿と続けて行くこと。「競技の場」もその道の途中と捉えて自己研鑽をすること。これが大事ではないかな、と考えています。

  • 26Nov
    • クライミングにおける、子供の一番の権利

      先日、子供の一番の権利は正しく躾をしてもらうことである、という話をしました。「人」としてきちんと育ててもらうことは、子どもたちの尊厳を守る上で、そしてまっとうな人生を歩むうえで、最も大事なことだと思います。学校の成績が優秀であることよりも。そして同様に、クライミングにおいての子どもたちの一番の権利も、クライマーとして正しく躾けてもらうことだと思います。ジムにしろ岩場にしろ、クライミングの空間において子どもたちがまっとうなクライマーとして大人たちから認めてもらい、クライマーとしての尊厳を守るためには、岩場やジムでのマナーを知りそして守り、大人ともきちんと話し合いができ、登るのに時間がかかって、後の人を待たせたら「お待たせしました」が言えること。順番を譲ってもらったり何か助けて頂いたり、アウトドアでは既に掛けてあるヌンチャクを使って登ったら「ありがとうございます」が言えること。他に登ろうとしている人がいるのに、確かめずにバッととりついたりせずに、順番を待つなどの基本的な振る舞いができること。こうしたことが、高グレードが登れることより何より、大事だと思います。私はプライベートで登っている時に子供の集団がいると、正直言って「嫌だな」と思ってしまいます。傍若無人な場合が多いからです。そしてそう感じている大人のクライマーは少なくありません。それは、子どもたち当人には、分からない。でも、たまにきちんとマナーが守れる子に出会うと、クライミング界の将来も捨てたものではないな、と安心します。傍若無人、と思われたら周囲に可愛がってもらえるわけがありません。それは、子どもたち自身が一番可哀そうではないでしょうか。

  • 22Nov
    • 子供の一番の権利

      「子供の一番の権利は躾をしてもらうことだと、私は思っている。 箸や鉛筆の持ち方、挨拶の仕方といった最低限の作法は、 かつてはどれも学校に上がるまでに教えられたものである。 最近は子どもの人権が声高に叫ばれる割に、 躾を受けるという最低限の権利が守られていない気がするのは、 私が年をとったからだろうか。」                  川村二郎氏『学はあってもバカはバカ』(WAC BUNKO)『週刊朝日』、朝日新聞編集委員などを務められた川村氏の歯に衣着せぬ論調が面白いこの本ですが、今の日本人が失っている、肚の座った心意気が文章のあちこちに光っています。躾…。川村氏は1941年生まれだから、私の親世代に近い年代です。私たちの親世代はきちんと躾を受けて育ったとは思います。しかし太平洋戦後、日本の伝統文化をアメリカによって捨てさせられて、日本人は自分たちと自分たちの伝統と文化に誇りを持てなくなりました。それに伴い「躾」ということの重要性が見失われて軽視され始め、あまり大事にされなくなってしまったと思います。私は1961年生まれですが、私たちの世代あたりから、きちんと行き届いた躾を受けた人が、だんだんと少なくなって来たように思います。なので私たちの世代においても既に子どもたちの「躾」ということについては、あまり自信がありません。箸の持ち方、鉛筆の持ち方、挨拶の仕方…どれを取ってもきちんとできる、という人は少ないのではないでしょうか。日本の伝統文化、というと能や歌舞伎と言った古典芸能や、茶の湯などの特別なセレモニーなど、生活とは切り離されたものを思い浮かべる人は多いかと思います。でも本来、文化とは、生活の中で洗練されて来たもの。日々の日常の暮らしから切り離されたものではないはずです。日々の生活にしっかり文化を根付かせ、一つ一つの所作や作法がしっかりできる、ということは、意外なほど大事です。一見些細なことではあるけれど、伝えられていた所作・作法や姿勢には、やはり伝えられて来ただけの意味と力があるからです。そして、それを正しく身につけることが、自信につながります。古武術を極めた人から、そういう伝統の姿勢や所作の意味を学ぶ機会を得て、私もやっとその重要性が分かりました。正しく躾をしてもらうこと。それは、子どもの一番の権利です!

  • 19Nov
    • レベルアップレッスン@pump2(9月5日)

      メンバー:アキラ(小4)、えいと(小4)、なおたろう(小6)土曜日の午後の時間です。今日はこの時間の常連であるアキラとなおたろうに、ビッグロックスクールメンバーで、ついこの前クライミングを始めたばかりのえいとの3人のレッスンでした。アキラは今、成長痛で膝がすぐに痛くなってしまいますだから、ボルダリングでは飛び降り禁止本人も痛いのはイヤなので(笑)きちんと守り、トップまで行っても、必ず下までクライムダウンでも、安静にしていると大丈夫なのだけれど、クライミングで足を思い切り踏ん張ったり、ボルダーで失敗して落ちてしまったりすると、その後出てしまう。。。思い切りのことができなくてかわいそうだけれど、多くの子どもたちが通る道。今、ムリは絶対に禁物ですから、あまり成果が出なくても、気長にねなおたろうは前回のレッスンの時、あと一手で登れそうだった一反木綿の5.8にチャレンジしたのですが、ルートのまん中あたりでピタっと動きが止まって、そのまま固まってしまいましたものすごく長いこと、微動だにせずにルートの途中にとどまっていたのですが、なおたろうの内面では、「登りたい」「…でもだめかも」「疲れて来た…」「手が痛い」いろいろな思いが駆け巡っていたんだろうな~長い長~い時を経て諦めがついたのか、「テンション」と言って降りて来たなおたろう。汗で顔も服もびしょびしょでした。「動かなくなっちゃったのは、どうして?」と聞くと、「汗で手がヌルヌルして、片手を離すと落ちそうだった」とのこと。この前のサマーキャンプに参加するために、ハーネスは至急で買ってもらったなおたろうですが、チョークバックはまだだった今はコロナの感染防止対策で、パンプではチョークバックの貸し出しはしていませんしね~レッスン後、お父様にメールをして事情をお話しすると、今日のレッスン前に、早速チョークバックとチョークを買ってくださいました新しいチョークバックを腰に下げて、意気揚々と件の5.8にリベンジしたなおたろう。途中チョークアップをしながら、堂々と登り切りましたやったね~おめでとう降りて来て、満面の笑みで控えめな第一声。「やっぱり、チョークは大事」6月の下旬からクライミングを習いだしたえいと。やる気があって、なかなかセンスも良いから、将来上手くなりそうです初めてパンプに来た時は、体の小ささも手伝って、8級の課題も歯が立たずにがっかりしていましたパンプは厳しいからな~。でも、厳しい環境にいると、自然と強くなります。へこたれずに通ってねでも、今日は、最初の頃はできなかった8級が登れるようになっていたし、ボルダリングやルートのトライの仕方やルールも理解して、自分で課題を探して、自立してチャレンジできるようになっていましたよ前の自分を思い返してみると、進歩してるでしょ他の人と比べるのではなくて、前の自分と比べると、進歩が分かって良いよね

  • 14Nov
    • レベルアップレッスン@pump2(8月29日)②

      メンバー:りおちゃんこの日は、午後の早い時間帯に、なおたろうとあちゃぴが来てくれました。この2人の話題は別稿に譲るとして、今日の最終回のレッスンに、りおちゃんが1人、レッスンを入れていました。1人でレッスンを受ける、というのは仲間からの刺激がない分、自分で奮起しなければならないから、気持ちのエネルギーが要るのではと思いますさて、今日のりおちゃんの目標は、TSUNAMI壁のピンクホールド12bです。中間部の遠いパートが、とっても、とっても、とーーーーっても、コワイ~でも、少しずつ、少しずつ、手が出せるようになってきて、前回のレッスンで、トップアウト(テンションしながら、ゴールまで行けること)ができました今日は、なるべくテンション(ロープに体重をかけること)をせずにつなげて行きたい。さらに、今のりおちゃんの目標は、「テンション」と言う前に、次に向けて手を出すことでもあります。よーーーし、がんばるぞ~ロープを結んで、TSUNAMI壁の前で待っていたら、強化練習会の子どもたちがたくさんTSUNAMI壁を登るために集まって来ました。結構な人数で、そこのコーチの方が受付に行って、順番待ち票をもらってきてくださいました。わー――っと用紙の前に集まって、順番を入れる練習会の子どもたち。でも、最初にロープを結んで待っていたりおちゃんには、誰も気付かず、順番も入れてもらえませんでした。。。どんどん登り出してしまうので、りおちゃんは後回しに…私から促して、やっと順番を入れてもらいましたが、かなり最後の方になってしまいました。レッスン前の「やりたいこと」の発表では、「2~3回はチャレンジしたい」と言っていたのだけれど、この分では、レッスン中に1トライしか出来そうもありませんなので、「この1回を最高のトライにしようね」と言うと、りおちゃんも力強く頷いて、いざ、出陣~中間部の遠いところは、気持ちを強く持って突破出来ましたそして、良い感じで上部の傾斜の落ちたパートへところが、上部で、手を出す前に「テンション…」あーーー言っちゃったね~気が抜けてしまい、そこから3回テンションしてしまいましたが、トップアウトは出来ました降りてきて、TSUNAMI壁の最終面をずっと見上げるりおちゃんの目に、見る見る涙が膨れ上がってきて…それでも、まばたきもせず、ずっと上を見上げていたりおちゃんでした。「1回だけのトライだったけれど、満足の行くトライだったかな」と聞くと、首を横に振りました。「じゃぁ、りおちゃん的には、どこがNGだった」と聞くと、声を震わせながら、「テンション、って言っちゃったとこ…」やり直しのきかない、1トライだったけれど、やり直せないからこそ、貴重、ということも、あるよね。決められた「その時」に最高の自分を出す、ということは、とてもとても、難しい。でも、これも訓練です。小さいうちから、その力は鍛えておいた方が良い、と思います。普段から「今、この時を最高のものにしよう」という気概で過ごすようにすれば、必要な時に力が出せるようになる。そう思います大会での登りも、そうだよね

  • 11Nov
    • レベルアップレッスン@pump2(8月29日①)

      AMのメンバー:みおちゃん(小3)、けいちゃん(小3)、カンナちゃん(小4)今日の3人はクライミングの習い始めからずっと、一緒に上達してきました。お互いにライバルであり、がんばる元気のもとであり、協力する仲間でありボルダーの時間。みんなで90°壁の白ホールド7級にトライです攻める登りを見せるけいちゃんが、最初に完登女の子2人も、けいちゃんに拍手喝采です高いところが怖くて、いつも途中であきらめて降りてくる女子2人。でも、けいちゃんの「攻め」の姿勢をいつからか見習うようになって、けいちゃんの完登に勇気を分けてもらい、自分たちも完登の喜びを味わえるようになって来ました今日も、けいちゃんの頑張りを見習って、怖くても一手出すようになって来た2人。とても良いトライをしていましたゴール取りまで迫ったカンナちゃん。少し前なら手は出せなかったと思うのだけれど、今日はゴールに向けて手を出した惜しいことにキャッチできず落ちたけれど…はじめて、ゴール取りの高さから落ちることができました~「あ、意外と大丈夫だ~」とカンナちゃん。それを見ていたみおちゃんも発奮したのは 言うまでもありません1年前は、壁の半分から上には、怖くなっちゃって行けなかった2人ですが、進歩したね