「半アウトドアレッスン@山岳スポーツセンター」①~子どもたち同士で組んで登ることの意義~
日時:2024年1月28日メンバー:つむちゃん(小2)、さなちゃん(小4)、だいちゃん(小4)、おうた(小6)、アチャピ(中1)、えいと(中1)寒い冬今はクライミングジムが豊富にあるので、寒い冬の間はインドアだけで登る…という選択肢もあるけれど、子どもたちの健全性を大切にするなら、寒くても なるべく外に出て、自然に触れながら活動したいというわけで、毎年1月、2月の寒い時期は丹沢の山懐にある屋外ウォールを登りに行こうという企画を実施しています。その名も「半アウトドアレッスン」登るクライミングウォールは屋外だけれど、宿泊施設が併設されていて 食堂やトイレもあるし、インドアのボルダーもあるので、あまりに寒ければ そちらに逃げ込めるから安心なので女の子たちにも人気の企画です予報は曇りだったけれど時折お日様も顔を見せてくれてまずまずのお天気となりました。今日は神奈川の他のジュニアクライミングクラブの練習会と一緒になりました。指導者の方は良く知っている方だったので、お互いにシェアしながら、気持ちよく共有することが出来ました10時に集まって、早速クライミング開始ですリードクライミングを習い始めた つむちゃん。高い壁だけれど、臆することなくリードでチャレンジスルスルと登り切りました そして、近頃急成長のさなちゃん。いつも途中で怖くなっちゃうのですが、今日は落ち着いて登りきることが出来ました そしてビレイも出来るようになったさなちゃん と だいちゃん の小4コンビは、お互いに組んでビレイし合いながら登ることが出来るようになりました登り終わったさなちゃん がビレイしてあげて、今度は だいちゃん が登りますお互いを信じてね子どもたちは、安全性に対して非常に賢いこの身体から来る賢さには、いつも感心させられますこれは、大人がいつの間にか忘れ去ってしまったものですが、この身体能力を残したまま大人になれば、凄い人になるなぁ一方のだいちゃんは、兄のおうたにビレイしてもらって、今度はリードでチャレンジです つむちゃん だいちゃん だいちゃん、リードで登りきることが出来ましたねやった役割交代今度は だいちゃん がビレイして、さなちゃん が登りますさなちゃん、良い調子 だいちゃんも、安全にさなちゃんを降ろせていますね リードクライミングに慣れ、リードのビレイ技術も身に付いてきたおうた、アチャピ、えいとの3人は、お互いに組んで登ります。クライマーはビレイヤーを信頼しているからこそ、悪い一手も出して行ける完登は、クライマーとビレイヤーの共同作業で成し遂げた成果なのですえいとお兄ちゃんにビレイしてもらって、果敢にチャレンジを続けるつむちゃん。景色の良いアウトドアは、降りるのも気持ちよいよね子どもたち同士で組んで登ることは、心の育成にとって、とても良いツールだと思っています。相手を守る。相手を信じて任せる。クライマーもビレイヤーも、安全に行動するためにはどうすれば良いのかを、”自分の頭”で考える。他人に聞いている隙はありませんから。そして、しっかりした技術を身に付けるよう 意識をし、努める。どれも人生に必要なことばかりです。たくさん登ってお腹が空きました。「お昼いつにする」と誰かがみんなに声掛けをしたら、全員揃って「今~」って答えてた食堂は使えるけれど、結局、みんな外で食べるんだね~つづく~