今日、インドアにて実習しておこうと考えていた技術項目は、

残すところあと1つになりました。

 

「プリクリップ」の仕方です。

 

アウトドアでのクライミングでは、

1本目の支点がとても高い所に打たれていたり、

1本目までが非常に難しく、1本目のクリップ前に落ちてしまう可能性が

とても高いことに加えて、安全に着地できない可能性が高い場合が

よくあります。

 

「プリクリップ」とは、そのような状況において、

1本目のクイックドローに予めロープを掛けて安全確保をしておき、

1本目までトップロープ状態にして登ることです。

事故を起こさないためには、身に付けておいた方が良い技術でしょう。

 

ただし、「プリクリップ」は部分的にトップロープ状態となりますから、

特に1本目のクリップ前が難しいルートの場合、

それをしてしまうと精神的にはとても”気楽”な状況となります。

 

アウトドアでのクライミングでは ”精神性”が重要視されますし、

その緊張度がグレードに加味されているルートも多いですから、

「プリクリップ」は安易に行うべきではありません。

しかしながら、もし失敗したら事故につながってしまうような場合や、

初登のスタイルがプリクリップだったりした場合は

プリクリップを受け入れて良いことになっています。

 

自分の実力を見極めて、実力に合ったルートにトライすること、

緊張の中でも 冷静に動ける精神力とクライミング力が

今の自分に備わっているか?を自問自答し、

事故を起こすことなく安全に出来るか?という点を、

良く考慮して判断するべきです。

 

自分に負けない。

でも無茶はしない。

子どもたちには、そういう自分自身との対話を、しっかりしてほしい。

 

自分を甘やかしたり、言い訳して安易な手段に流れずに、

実力が届いていないと思ったら、今は潔く諦めて、

実力をつけてから再度挑戦する謙虚さも必要だと思いますニコ

 

身を守る術を予め練習して身に付けておけば、

実際にそのような場面に遭遇したら、

自分自身で考えて、自ら行動を決定して行けると思いますほっこり

 

手先が器用なアチャピ。

あっという間にマスターですグッ

 

 

理解の速いたつみも、良く観察して目

すぐに出来るようになりましたOK

 

 

こういう作業がどうも苦手な えいともやもや

なかなか上手く出ずにガーン 何度も何度もやり直して、、、アセアセ

 

苦労の末、出来た~!! ホッとしたねウインク

 

一通り練習出来たところで、

最後にお待ちかねの”自由時間”びっくりマーク

やりたいルートにチャレンジですビックリマークメラメラ

 

「下部が悪そうだけど、やってみよう!!グー

チーーーン。。。「…やっぱり。。。もやもやガーン魂」 

ドンマイ、ドンマイニコニコ

 

「わ、悪い~アセアセ  たつみ~、頼んだよ~!

「バチコイ!! 下手側もアチャピに持ってもらってるぜグッ!笑

(たつみ、早くビレイテストを受けて、

下手を持ってもらわなくても良いようにしてね~ウシシ

「んはてなマークスタートホールドはどこだっけはてなマーク」「よろしくお願いしますびっくりマーク

「次の手、結構遠いな~アセアセ

「丁度座れる所に降りてきた~飛び出すハート

 

 

アチャピがんばびっくりマーク

こっちも座ってフィニッシュ~口笛

ビレイヤーもがんばって、ちゃんと座れるように降ろせたねウインク

 

真剣なトライをしつつも、とても楽しそうな3人でしたよウインク

 

今日覚えたことは忘れないように、

アウトドアでしっかり実践して、使える技術にして行こうね!!