日本だけ続いているマスク環境。

未だにほとんどの人がマスクをしています。

大人がそうですから、子ども達もマスクが外せません。

 

私は、井上正康先生たちがおっしゃる通り

マスクによる感染防止は”まやかし”であると考えているので、

子どもたちのマスク着用はリスクのほうが大きいと見ています。

なので、レッスン中にマスクをしている子には

「なるべくマスクは外しなさい」と声掛けをしています。

 

酸素摂取量の減少のみならず、

心的な影響の大きいクライミングおいては、

心身を健全に強くしていく必要があるからです。

 

雑談の時に

「なんでマスクをし続けているの?マスクをし続けているのは日本だけだよ」と子どもたちに問うと、子どもたちは

「学校で、なるべくマスクをするように言われてる」

「給食の時は唾が飛ぶとうつっちゃうから、マスクしないと怒られる」

「入学した時からずっとマスクの顔だから、今更取れない」

「マスクを取って通学したら停学になったから、停学が怖くて外せない」

などなど、いろいろな答えを返してくれます。

 

ここで最も問題なのは、

周囲からの圧力や感染への恐怖心、自分をさらけ出すことへの不安感ですが、

感染への恐怖心は、

本来人間に備わっている免疫力の偉大さを知らないことで

「自分」が信じられていない、ということに加えて、

学校や大人社会が、必要以上に不安や恐怖を煽っていることが挙げられます。

またその他の心的問題点として、

自分に殻を作っていて、他者との親和や調和が不足していることや

自己肯定感の不足、

さらには言われたことに従うこと以外の発想がない

…すなわち「主体的な軸」が持てていないこと…によって

権威からの圧力に抗えないでいること、などが挙げられるように思います。

 

こうした心理状態からは、

明るさや力強さや推進力といった前向きなエネルギーは感じられず、

こうした心理状態を心の中に保持したまま成長することは、

これからの日本を背負って立つ若者の人間力として、

非常に由々しき事態と言わざるを得ません。

 

こうした子どもへの心的影響が教育現場で培われてしまうことは

大問題だと思います。

子どもたちを被害者にしたままにしてはいけません。

こうした心的ダメージから、一時も早く立ち直ってほしいと心底思います。

 

今回のパンデミックの当初から

一貫してマスク着用の自由を提唱して来た校長、原口先生。

先生はマスク着用という表面的な事象にとどまらない

非常に大事な教育の根幹を説いておられます。

 

保護者の方も教員の方も、傾聴すべきご意見かと思います。

身体の健全な発育に関しても、マスクの影響の懸念は大きいようですね。

 

 

 

これからの教育も、しっかりと見つめなおさないといけませんね。

 

私も一指導者のはしくれとして、

ぶれない軸のある指導を心がけて行きたいと思います。