診察をしてると飼主さんに
「もう歳だから」と言われる
ことがよくある。
12、13歳の子の病気が見つかって
治療の話をすると
「もう歳だから」と言われる
ことが多々ある。
「もう歳だから」と言われるときって
積極的な治療をしない前置みたいに
言われることが多くて
「もう歳だから」積極的な治療は
しないとか
「もう歳だから」手術はしないって
なんとなく「歳」を理由にしてる
ような気がしてしまう。
12歳、13歳ぐらいで
「もう歳だから」と言うのは
ぼくはちょっと早いなと思ってる。
12、13歳なんてまだこれからで
6年も7年も先がある。
それを「歳」を理由にするのは
まだまだ早い。
16歳、17歳ぐらいになると
この先の2年、3年をどう考えるか
だから、確かに「もう歳だから」と
言われるのはわからなくもない。
昔より動物が長生きになってきて
ぼくが獣医になりたての頃は
10歳を超えてくると「もう歳だから」
と言う時代が確かにあったけど
今は16歳を超えてくると
「もう歳だから」と言われると
「まぁしょうがないなかな」
と言う時代になった。
15、16歳ぐらいなら検査で
問題なければ全身麻酔をかけて
処置することもある。
17、18歳ぐらいになったら
さすがに麻酔かけるのは
どうしようかなーって思う。
18歳、19歳になった時に
歯周病がひどくなって
感染して顎の骨が解けて
頬から膿が出てきて
熱が出て口が痛くて食べ物が
食べられなくなっちゃうと
麻酔かけて歯の処置をして
あげることもできなくなって
抗生剤で感染治療はするけど
膿は出なくなっても
歯周病が治るわけでもなく
痛みと感染のコントロールを
するために抗生剤や痛み止めを
飲まなくちゃいけなくなるけど
血液検査で肝臓や腎臓が
悪くなっていると痛み止めが
使えなかったりして
にっちもさっちもいかなく
なることがあるのさ。
12、13歳ぐらいから歯周病が
あって歯科処置を進めても
「もう歳だから」「麻酔が」って
そのままにして
18、19歳になってひどくなって
肝臓や腎臓悪くて麻酔も
かけられなくなってからじゃー
どうにもならない。
12、13歳ぐらいじゃ「もう歳だから」
って言う年齢でもないからね。
その先の6、7年後のことを
考えたらできる時にできることを
やっておかないと後で後悔しても
どうにもならなくなるから
まだ、できる年齢の時にできる
ことをやっておいた方がいいよ。
今日もありがとう
人間より動物好きの獣医
獣医師シワ男
・飼主さん用の乳酸菌
・犬猫用の乳酸菌
・動物用CBDオイル
詳細はこちらから
高齢動物の話
■ ビデオ通話（LINE）による動物の健康・お悩み相談始めました
LINEのビデオ通話機能を使用して、オンライン相談を行っています。
腸内環境改善、統合医療相談など対応しています。
詳細は下記ページをご覧ください。
リライズニュースでインタビューを受けました。
リライズニュースは、様々な仕事がある中、まだ注目されていない原石のような方を様々な分野で活躍されている方を紹介してくれてます。
インタビュアーが読者と活躍する人の間になり、各業界にある限界にとらわれず、境界線を越えることができる架け橋になってくれてます。
ぼくもインタビューを受けたのでよかったら観てください。
動物の生涯は短い、だからこそ幸せなものにしたい！！動物の統合医療・獣医の藤原光宏さん
セミナーのダイジェストを作ってみた。
YouTubeのチャンネル登録もよろしく！
https://www.youtube.com/channel/UC1TQjMRG_gzVrlaS4knm0zg/
 |
現役院長達が教えるイマドキの犬の飼い方
3,240円
Amazon |
 |
現役院長達が教えるイマドキの猫の飼い方
Amazon |
●自分が所属しているペットの健康を守る会の有志の先生方と本を書きました。
両本とも当院での在庫は完売いたしました。
LINE公式アカウントやってます。
登録してくれたら上手なシャンプー
のコツ動画を4本無料で
プレゼントします！
友達登録をお願いします。
インスタもやってます
フォローしてもらえると
うれしいです。
