タイトルを見るとバタフライの新たな練習法?
等と勘違いする人がほとんどだろうね
実は一番やっちゃいけないバタフライなんだけど
今の一般人による一般的バタフライがこうなる
動きの基本となるのは多分腕立て伏せみたいな感じなのかな?
全てを地上の運動で考えれば当然な形と言える

バタフライが犬掻になるのは当然クロールが犬掻きだから
ところが皆さん動画で参考にしている競技者の泳ぎ
犬掻きなんて誰もやっていない
競技者基準で泳ぎを見ているからか
自分の泳ぎも競技者と同じと誰もが思っているのが水泳の不思議なところ

水泳で残念なのは自分の水中の動きが見られないところ
さらに残念なのは見たところで何が違うのか?どうすれば良いのか?
誰も知らないこと
だからコーチだって水中なんて見ない
全て水上の動きだけそれっぽく見えるような指導だけになる

昔のコーチは必ず水中を見る
そこで肘がちゃんと曲がっているか指導する
ところが肘を正しく曲げるのは非常に難しく
当時でもできる人は少なかったと思う

今は肘を立てるとか立てないとか言ってるみたいだけど
実際にできる人はいない
なぜなら皆犬掻きだから
本当のバタフライをやりたいのなら
両肘は必ず立つ形になるのだが・・

「肘を立てましょう」と言えば
それがバタフライのコツと思い込むのが今のスイマー達
ただただ肘を立てる練習ばかりやっても上達などしない
なぜなら肘を立てるのは目的では無く結果だから
まずどのような結果で肘が立つのか
そのための手(腕)の使い方や練習法(過程)など
全て知って習得した上での肘が立つだからね

何も知らず考えずに肘立てればいいんでしょ的発想
水泳でマズイのはプロもアマチュアも同じ発想なところ
YouTubeで勉強しようがスクールで習おうが
犬掻きバタフライは直らない
 

一般的にコーチが有名だったりすると
そのレッスンには絶対的な信用を置くよね
その良い例がテレビなどのメディア
元オリンピアンによる直ぐに身につくレッスンとかやるから
世間ではそれが基準となって誰もが信じてしまう

さらに便利なことに今はネット動画が主流で
気軽にレッスン的な内容が見られてしまうが
その内容のほとんどが・・
「それ、本当にできるの?」
「簡単に言ってるけど無理でしょ?」
みたいなものばかり・・なぜそうなのか・・

そもそも前提がおかしいし間違ってる
誰でもいくつになっても泳げる
しかも昨今の悪い風潮で
僅かな成功例にも関わらず
誰でも成功できるかのように誘導する

例えば剣道や柔道を大人になってから始めるとする
自己流で何かのコツや秘訣をつかめば
楽に簡単に有段者になれますなんて頭おかしいでしょ

ところが水泳は上から下まで全てのスイマーの頭がおかしい
しかもその事の自覚が誰にも無い

パリ五輪も終わったばかりで
当然メダリスト達のメディア出演も多くなる
あるバラエティーに出ていた競泳選手
一人のゲストから自分は痩せていて筋肉があるから泳げないと・・
つまり浮かないから泳げないと思い込んでるようで・・
MC含めまわりからももっと脂肪を付けなければ等と
素人考えで間違った常識で盛り上がる
さらにそこに競泳選手が「とにかく力を抜く事が重要」と言い出す

ここまでのくだりでなにか疑問を持つ人はいないだろうね
でも自分的には非常に変!
おそらく泳げる泳げないの基準は体型じゃなく
板キックで進めるか進めないかなんだけど
今は適当な泳ぎができてから
何目的はわからないけどこれまた適当な板キックをやったりする
それもこれも「とにかく力を抜く事が重要」なんて指導するからだろうね

つまり力を抜いて何をするかというと
いきなりコンビで泳ぐ・・それは力を抜いたクロールからだね
本来は有るはずのクロールまでの工程を全く知らない発言ってことになる
「クロールは力を抜いて泳ぎましょう」
こんな手抜きの指導しかできない水泳
ほんとに今のスイマーはかわいそう・・

特に今のレッスンの善し悪しはコーチの人柄みたいなことだろうね
優しいとか親切丁寧とか話し上手とか容姿なんだろうけど
そんな感情論は置いといて・・・

ゴルフのレッスンを受けた人ならわかると思うが
クラブの握り方、構え方、振り方など
基本的なレッスンにコーチによる違いなんてないはず
水泳も同じで基礎的なレッスンにコーチによる違いなど無い

ところが今の水泳はコーチによる違いが多すぎるようだ
それは独自の解釈によるレッスンつまり自己流レッスン
なぜそんなレッスンばかりかというと
コーチが基礎的なこと何も知らないから

基礎を飛ばしたインチキレッスンだから勿論上達など無い
結局どれだけインチキ泳法が上手くできるかどうかで
コーチの評価が決まったりする
つまりインチキが上手なほど良いコーチになるわけ

自分が受けたレッスンに善し悪しなど無い
レッスン内容なんてどのコーチも一緒なんだから
そして正しい泳ぎが身につく訳だが問題は
インチキ泳法は誰でも直ぐできるのに対して
正しい泳ぎは先ず身体作りが必要でそれだけ時間のかかるもの
それを今の大人達に要求したところで受け入れることは無いだろうけど

ただ嘘ばかりのレッスンや動画を無闇に信じたり
それらに無駄なお金を使ってることに気づいた方がいいよね

 

幼児のスクールを観ていると、まずは水遊び(水慣れ)
その後は腰掛けキックなのかな
大人の腰掛けキックはプールサイドに座ると膝下だけをプラプラと
それに比べて子供は元気、勢いよく飛沫を上げてる
そもそもあの短い手足に膝下とか関係ないね
とにかく身体全体を動かす、つまり水泳特有の全身運動
そんな全身の泳ぎを幼少からやれば速いのは当然だろうね

結局大人になってもどれだけ全身で泳げるかで水泳のレベルが決まってくる
自分が習った泳ぎだって腕全体、脚全体の動きが身体全体になる
それでもバタ足中心のクロールやバックだけではまだ全身運動には足りず
やはりブレやバタフライは必要となり
特にバタフライの上達はクロールやバックの上達にもつながる

水泳は本来ダイエットに効果的な運動
なぜならとてもハード、つまり筋肉を使う
それも水泳特有の地上の運動ではあまり使わない筋肉
しかし今の風潮は楽とか簡単ばかり求めるのが当たり前
それを水泳でやると陸で使う筋肉で陸の運動の動きとなる
本来やってはいけない泳ぎ方をしておきながら
どうやったらもっと上達できるか等と無駄な試行錯誤をいつまでも繰り返す
そんなことに一番気づかないのが競技経験者なのだから
水泳がどんどんダメになるのは当然なこと
 

クロールが自己流なのだから
バタフライもデタラメなのはどうにもならないが
それにしても気になるのが足がそろわない
大体が上下に互い違いのままのキック
要するにストリームラインも何もない
ただただ思いのままに適当になのだが
実はここのプールでバタフライやってる人達
スクールで習ったからなんだよね
いかに今のコーチがダメなのかなんだけど
そんなこと誰も思わないから今の水泳は恐ろしい

それでも中には足がそろってる人もいる
泳ぎは正しくないが綺麗には見える
見様見真似の水泳しかないからね
どこを見るかで拘りも人それぞれ

以前バタフライに熱心な方に質問されたこと・・
私の泳ぎを見て「キックとキックの合間がとても短いですね」
ドンブラコしか知らない人から見れば不思議なのかも
だけどこれが普通のバタフライ・・
ではこれを真似できるかというと・・それは無理
素人的にはキックなんだから真似できるはずと思うが
実はプルが出来てこそのキックなんだよね
水泳なんて見様見真似で十分できるなんて
こんな勘違いがいつまで続くやら・・・
 

バタフライのドリルの一つ
基本水中の動きはクロールと同じ

 

 

違うのはリカバリーと息継ぎの顔の向き

クロールはハイエルボーに対して
バタフライはストレートのまま横スライドさせる
息継ぎは横向きではなく正面を向く
キックは勿論ドルフィンとなる

クロールのプルができていれば簡単だが
キックとプルのタイミングを合わせる練習として有効
クロールの2ビートができなくても
片手バタフライならできるはず

バタフライのプルはキーホールなどと言っていたのは今は昔
今はただただ思いのままに適当に・・そんなバタフライが普通
いや・・あれをバタフライと言っていいのか?

そもそもキックの基本の「脚の付け根から」ってのも
今は全く言わないしね
さらにスタートもターンも適当
これだけ全ての基本を無視しておきながら
なにかコツをつかめば上手くなれるなんて虫のいい話

よく下手なバタフライを「ドンブラコ」などと言ってるね
なぜドンブラコになるのか?
それはクロールがドンブラコだから
膝でキックを打って肘で水を押すクロールそのままのバタフライ
こんな泳ぎのどこをどうやっても上達するわけがない

ではキーホールに戻るが
クロールのS字の場合腕が伸びた常態の時は息継ぎ
つまり頭は腕の上にありキックはアップ
そこから直ぐにプルのプッシュとキックのダウンになるので
S字の動き自体は簡略してもいい
つまりストレートでも問題ない

しかしバタフライは両腕が伸びてる常態の時
頭は腕の下になりキックはダウン
そのダウンのキックをアップにするため
S字の押さえる動きをクロールより長くする必要がでてくる
必ずしもキーホールであることも無いが
その代わりの動きは必要
自分の場合は伸びる動作を2回やることでタイミングを合わせる事もする

下の図、上は正しいバタフライ、下はドンブラコ

ドンブラコ、まず膝下キックで浮上のきっかけをつくり
肘で思いっきり水を押して頭を上げるが
ストロークが足りず頭と腕が一緒に上がる
足と頭(腕)が交互に出てくる、こんな感じかな・・

正しいバタフライは骨盤辺りが同じ位置にあるのに対し
ドンブラコは腕中心なのかな・・全然違う泳ぎでしょ

 


以前2ビートでバタフライについて書いたもの

 



簡単に言えば右手プッシュで右足ダウンが2ビート
両手プッシュで両足ダウンがバタフライ・・こんな感じ
ただここで問題が起きる

手をプッシュで足ダウンのタイミングを作る場合
手が伸びた状態の時、足はアップでなければならない
しかしバタフライは手が伸びてるときは第一キックのタイミング
つまり手が伸びた状態で足がダウンとなる
この状態でプッシュしてもバタフライにはならないわけで
プッシュの前に足をアップさせる必要が出てくる
その一般的な手法がキーホール(S字)になる
バタフライのプルは以前書いたこれ

 



こんな事を書けるのも実際習って実行できるからで
今の人たちのように動画等見よう見まねでは絶対解らないこと
だからいまだバタフライはウネリなどと言い続けている

 

ここ最近は特に4泳法を個々の違った泳ぎだと考えてるようだね
試行錯誤も各泳法ごとだから大変だ~
そのためか・・昨今はインチキ4泳法が確立されつつあるみたいだね

本来はね・・4泳法共通の基礎ってもんがあってね
その初歩がビート板キックだったりする
そのビート板キックの始まり・・つまり壁蹴って伸びる姿勢
これがとても重要でね・・特にブレスト

壁を蹴ったら両足の親指を付けて伸ばし
足の裏で水面を感じる程に脚を上げる
ブレの場合はこの姿勢がキックの度になるわけ

慣れてくるとこの姿勢で少しドルフィンキックを入れて
足を引くタイミングを作ったりする
やり過ぎると泳法違反になるけどね

平泳ぎはキックが重要なのは以前から書いるので
この辺りから見ればいいかな↓

 

 

用語としてのストーリームラインを知っていても
姿勢を作る(矯正)練習もせず
ケノビフシウキやってりゃそれがストリームラインみたいに思ってるのが今の水泳

 

 

 

ピョコピョコと上下するだけのカッコ悪い平泳ぎ
つまり全く伸びが無い・・
そこで「もっと伸びるように」と言葉だけの指導が入るのが
今の大人のスクールだったりする
それでどうなるのかと言うと・・
皆さんよくやってるよね
伏し浮きとか言ってプカプカ浮かんでるやつ
結局伸びのある平泳ぎをやればやるほど遅くなったりする
それって競泳じゃないよね

ブレスト・・キッチリやるとま~しんどい・・
力抜けないしストローク長くて息苦しいし脚も辛いし

まずスタートの一掻き一蹴り
壁蹴ってからのストリームラインを維持
とにかく多くの水を押して進む一掻き
掻いた手を元に戻し一蹴りでさらにストリームライン
潜ってから浮上するまでが長い・・
それをターン毎になんだからそりゃ大変

スイムになっても1ストローク毎のストリームライン
そのストリームラインも手の位置や足の位置が
下がらないようにキープしなければならず
力を抜く要素などどこにもない
ま~自分があまりブレに向いてないからなのだが・・

よく初心者向けの泳ぎなんてアホなこと言って
脱力だのリラックスだのおまけに楽でゆっくりだとか
ほんとに意味不明な教え方ばかり
競泳であるブレストに初心者向けなど無い
初心者がやるのは基礎とドリル
それで身に付けた正しい泳ぎは更なる身体作りの基本となる
これは他の泳ぎも一緒なんだけどね・・・