前回は、FP1級・学科試験の、NG(やっては駄目)な勉強法方法について書きました。
その中で、自作のノート・カード作りや、まとめのノート・カード作りがNG、ということを書きました。
でも、
「試験直前や試験当日に、ざっと見直すことのできる、まとめのノートや表がほしい。」
とお考えの方もいらっしゃると思います。
そこで、FP1級学科試験の、市販の、まとめのノートや表について書きたいと思います。
1 TAC「あてる 直前予想模試 FP1級」
TACの「あてる」には、最初に法改正情報が掲載されていて、その後に、「ポイント整理」というものが掲載されています。
2 TAC「合格トレーニング FP1級 学科基礎・応用」
TACの問題集のうちの1つである「合格トレーニング」には、各科目の問題の後に、「重要ポイントまとめ」というものが掲載されています。
3 TAC「合格テキスト FP1級 実技対策精選問題集」
学科ではなく実技の問題集ですが、TACの実技の問題集の最初に、「要点ポイント」というものが掲載されています。
ただし、金融財政事情研究会実施の実技試験は、第1問は事業承継が中心、第2問は不動産の有効活用が中心ですので、学科試験でいう6科目を網羅しているものではありません。
学科試験でいえば、「不動産」と「相続・事業承継」の2科目についての、まとめのノートや表、ということになります。
4 検討
上記1~3が必要かどうかについて検討したいと思います。
テキストをきちんと読み込んでいれば、基本的には、まとめのノートや表は必要ないように思います。
テキストの重要部分について書き込みや付箋をつけている人であれば、試験直前や試験当日も、テキストをざっと読み返せばいいようにも思います。
ただ、上記1から3でいえば、3は、FP1級のテキストではあまり触れられていない点についても触れていて、有益な情報もあるように思います。
例えば、非上場株式等に係る贈与税および相続税の納税猶予制度の「特例」と「一般」の比較、という表が掲載されています。
FP1級のテキストでは、ページ数の制約から、「特例」についてしか記載されていないものが多いように思います。
その意味で、3は、学科ではなく実技の問題集であること、「不動産」と「相続・事業承継」の2科目についてだけのものではあるということを考慮しても、学科の受検者にとっても有益ではないかと思います。
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