ＦＰ１級学科試験（筆記試験）は、合格率がとても低い試験です。
合格者／受検者で、３％～１４％というところですが、
合格者／受検申込者で考えると、２．４％～９％という、とても難関の試験です。
受検申込みをして受検しない人というのも、不合格者ということには変わらないので、合格者／受検申込者で試験の難易度を考えるべきと思います。
そんな難関の試験に、必勝法はあるでしょうか？
あります。それは・・・
合格可能性が０でも受検申込みをして、１科目か２科目でいいので合格レベルにもっていく
ということです。
ＦＰ１級の学科は，
① ライフプランニング
② リスク管理
③ 金融資産運用
④ タックスプランニング
⑤ 不動産
⑥ 相続・事業承継
です。
６科目はほぼ、ばらばらです。
ごく一部、不動産の税金がタックスプランニングと不動産の両方で出題されるとか、相続の税金がタックスプランニングと相続・事業承継の両方で出題される、というぐらいです。
ＦＰ１級・学科試験の受検申込みは、試験日の約７０日前からです。つまり、２か月プラス１０日あります。
２か月プラス１０日あれば、少なくとも１科目については、
⑴ テキスト読み込み
⑵ 問題集の、基礎の問題を解く
⑶ 問題集の、応用の問題を解く
は終わります。
人によっては、２科目について、これら⑴～⑶を終えることができると思います。
つまり、受検申込みをしてしまえば、１科目～２科目は合格レベルに達する、ということです。
もちろん、その回の学科試験では合格できません。
その次の回の学科試験は、４か月後に行われます。
２か月で２科目終えた人でしたら、４か月あれば４科目終わります。２科目＋４科目で６科目全部終わります。
２か月で１科目半終えた人でしたら、４か月あれば３科目終わります。１科目半＋３科目で４科目半です。あとちょっとで終わりますね。
２か月で１科目終えた人でしたら、４か月あれば２科目終わります。１科目＋２科目で３科目です。
「半年勉強して半分しか終わらないのか」と思うかもしれませんただ、実際には上記のとおり、不動産の税金がタックスプランニングと不動産の両方で出題されるとかもありますので、３科目終了というのは、半分ではなく、半分を超えています。
また、リスク管理は基礎だけで、応用では出題されません。そのため、リスク管理の勉強量はほかの科目の３分の２程度です。
したがって、２か月で１科目終え、その後の４か月で２科目、計３科目終えた人は、半分ではなく、３分の２ぐらい終えたといってもいいと思います。
これがおそらく、ＦＰ１級・学科試験の必勝法です。
もちろん僕も、この方法で学科試験に合格しています。
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