はじめまして。
受験生の母です。
私は今まで3人の子どもたちの5回の受験を経験してきました。
中学受験が3回。高校受験が2回。
おかげさまで、今、第1志望だった学校に通っています。
ところが、先日長女が突然学校を辞めて大学を受験するといいだしました。
高3の今から準備を始めて受験する。それも国公立を狙うなどとても無茶なことを言うのです。
受験はそんなに甘いものではない!とお説教モードに入ろうとしたとき、長女がいいました。
「お母さん。私やっぱり勉強が好き。」私の目を見ながら、目に涙をいっぱいためてそう言ったのです。
高専に入ってからの長女はだんだん勉強しなくなり、朝起きるのも遅くなり、学校も休みがちになっていました。
ひどいときは授業中教室にいるだけで吐き気がする状態でした。
「勉強したくない」
「数学なんて見るのもいや」
「私は勉強嫌いなの!」ってしょっちゅう言っていました。
このままでは長女が壊れてしまうのではないかと本気で心配して精神科に通院することを考えたこともありました。
それでもよい友達や先生に支えられて、なんとか3年に進級できました。
進級が決まったとき長女はこの1年で自分の進路をしっかり見極めると決心しました。
そして2ヶ月考えた結果が大学受験でした。
娘は学校は大好きだったので辞めたくなかったんです。
でもそこで学んでいる内容は自分の学びたいことじゃなかった。
それで苦しんでいたのです。
学校を辞めると決めたとたん学びたいことがいっぱい湧いてきたそうです。それが「勉強好き」発言になったのです。
「勉強が好き」と言われた時、娘の目から学びたい意欲とやる気が伝わってきて、私感動しちゃいました。もう反対することなどできませんでした。
本来勉強って学びたいから学ぶものですよね。なぜこうなるの?という好奇心から起こるもっと知りたいという思いがあって学ぶ。
こんなことができるようになりたいという憧れから、そのために必要な知識を身につけたいという思いがあって学ぶ。
学ぶ動機が自分の内側から出たものであるときはモチベーションが高く、効率的に学べます。
受験勉強だって、学びたい意欲があればもっと楽しく効率的にやっていけるはずです。実際わが家の子どもたちは基本的にみんな勉強が好きです。
やらされる勉強ではなく、自分から学んでいく勉強ができれば受験勉強は楽しくなります。ここに至るまでにはもちろん失敗もたくさん経験しています。
でもその失敗があったからこそ学んだことがたくさんあります。
一人でも多くの子どもたちに「勉強が好き」って感じて欲しい。そんな思いからこのブログではいままで学んできたことを少しずつ書いていきたいと思います。
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