FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』 -20ページ目

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

  不定期更新
  FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』


『その10』から つづく。)


まだまだ続く、Ibanez 『RR550』のリペアのお話。


相変わらず連載のインターバルが長いのですが、その間にダラダラと約 3週間ほど掛けて風呂の『混合水栓』の修理をしておりました。
というのも・・・。

 「業者さん呼ぶためには、まずは風呂場の掃除をせねば。」

とか、

 「いや、それ以前に玄関から風呂場までの通り道を片付けないと・・・。」

とか。
あと、なんだかんだで予定が詰まっていてどのタイミングで業者さんに依頼したらよいのか迷ってしまう。
そんな感じで二の足/三の足を踏でおりました。


症状としては、

 〜 切替レバーの中(?)が壊れて、シャワーは使えるけどカランからはお湯(水)が出ない。

という状況。

まあ、不幸中の幸いと申しますか、すご〜く不便だけど致命的ではない。
危急を要するわけでもないので、「素人には絶対ムリ!」とは思いつつも もしかしたら自分で直せる可能性もあるのかも・・・と、ネットで調べてみることに。

当初はどこから手を付けていいのやらと途方に暮れておりましたが、ネチネチと検索を続けていると少〜〜しずつ情報が集まってまいりました。
ネット上の画像から水栓の型番が判明。かなり古いのでメーカーのサポートは終了しているものの、リペア用の交換部品(切替バルブ)は割と汎用性の高いモノらしく今でも通販で入手可能。
水栓の取り付けや配管の構造は分解図のPDFが公開されていて、どうやら着け外しに専用の工具が要るらしい。

・・・といった感じ。



ここまで全くギターと関係ありませんけど。
ただ、私の中では根っこの部分はギターのリペアと同じお話かな〜と。

ド素人的アプローチでなんとかしてしまう。( “ なんとか “ なってない場合も多々ありますが・・・。)
この場合、ネット情報と/ネット通販が強〜い味方でございます。
そして、私が勝手に『プロ御用達の店』と呼んでいる資材/ツールのお店とか、もっとシンプルに『ホームセンター』とかも。


例えば。
通販で購入した「切替バルブ」と「切替ハンドル」。


 

今回ホームセンターで購入した「この先の人生で二度と使うことは無さそうな専用工具」と、ネットで入手した混合水栓の分解図。


そして・・・。


右側は『プロ御用達の店』で見付けて慌てて買ったらサイズが合ってなくて「この人生で一度も使うことは無さそうな専用工具」。

やってることはギターリペアのお話と大体同じ。


そんな感じで情報/部材/工具などは一式揃えたものの、実地に臨んでみないとホントに出来るのかどうかは不明。


で、実際にやってみると・・・。
やはり “ 想定外 “ なことは起こります。


例えば。
必要に迫られて「プライヤー」を買いに走ったり。

しか〜し。
左のプラ製のサポートの付いた “ 優しい “ 仕様のプライヤーでは全く歯が立たず。
右の “ 容赦無い “ 仕様のプライヤー調達に再び走ることに。

10年くらい前に自分で交換したはずの切替ハンドル(別メーカーの互換部品)の外し方が分からなくて迷宮入り寸前まで追い込まれる・・・とか。

結局は “ 力 “ で解決しましたけど。
(あ、『CRC 5-56』の “ 力 “ もやっぱり偉大です。)


あと、配管を元通りに戻したはずなのに何故か接続部から水がダダ漏れ状態に。
古いパッキンが長年の間に弾力を失って機能しなくなっておりました。(外さなければそのまま食い付いていたと思います。)

パッキンを新品に交換してこちらも解決。
こういった場合はやはり “ 実店舗 “ の即応性がヒジョ〜に助かります。


最初は全く闇の中でしたが、やってるうちになんだか楽しくなって来た。
これって、ちょっとした “ ハイ “ な状態だと思います。

ギターのポット交換とかも正直ちょっと面倒臭いな〜と思ってましたが、情報漁ったりパーツ選びしているうちに段々楽しくなって来たりとか。
ビス調達の泥沼も大分遠回りはしておりますが、それはそれで楽しいし。



・・というお話。

次回はちゃんとギターに戻ります。(予定)




 (『その12』へ つづく。)



■ FJスズキ ■

 


『その9』から つづく。)


Ibanez 『RR550』のリペアのつづき。
ちょっだけ「ビス類」の話から離れます。

ポットの固着の修理の流れで思い出した「ポジションマークの浮き」を修正します。
2弦/4フレット を押さえると浮いたマークが弦に触れて演奏に支障を来すので、私の内部的には一応 “ 重欠点 “ 扱いという建前。
ただ、別にベンディング(チョーキング)とかしなければ なんとなく弾けてしまうのでまあいいか・・・と思わなくもない。

 

 

・・・いや、違うな。
約 15年前にこの機体を購入した時、「ポジションマークの浮き」を直してから弾こうと思ってそのまま放置した結果が「ポットの固着」に繋がったはずなので、これがそもそも諸悪の根源でございました。

 

そんな感じなので、このきっかけがなかったら一生ほったらかしのままで終わった可能性もあります。

 

 


別連載記事に綴っておりますが、

 ~ 『Epiphone CASINO』の外れてしまったポジションマークを何で接着しようか悩んでいる間に肝心の外れたポジションマークを紛失してしまった。

という過去のアホな失態を踏まえて。
安直感は拭えないものの、ここは『瞬間接着剤』に頼ることにいたします。


この『RR550』、ほぼ全てのポジションマークの 1弦側が浮いております。


まず、特に浮きがヒドい 5フレットを外してみます。
浮いたポジションマークの端面に小さいマイナスドライバーのエッジを効かせてグリっと持ち上げる。
残っている側の接着力が意外に強く、マークが欠けないように剥がすのがけっこう大変。


次に浮きがヒドいところ、9フレット。
同じくマイナスドライバーで持ち上げて剥がします。

これがギリギリ。

他のフレットについては確かに浮いてはいるのですが、浮き具合がビミョ~過ぎて剥がす “ きっかけ “ が足りない。
細いニードルで突き上げようとしてみましたが、マークの縁が欠けてしまうので途中で断念しました。


剥がしたマークはそのまま瞬間接着剤で再接着。

万が一また剥がれたら瞬間接着剤でその都度着け直せばよいか・・・という軽〜いノリで。


作業完了。


今回剥がせなかったところは、もし今後充分に浮き上がって来たら剥がして再接着することにしておきます。

 



以前 当連載『その1』

 〜 指板の R のテンションに負けて 1弦側がほとんどの枚数で浮いてます。

と書いてましたが、実際にマークを剥がしてみて勘違いと判明。


マークは指板の R に沿わせて貼っているわけではなく・・・。
指板のキャビティの底はあくまでフラットです。
ネットのどこかで見掛けましたが、マークを埋め込んだ後に指板の R に合わせてマークの表面を削り込んでいるとのことでした。

ナルホド。

・・・ってことは、この “ 浮き “ は R のテンションに負けたわけではなく、マークの素材自体が反ってしまったってことなのね。

で、これ ↓ が外した現物。

どちらも、画面 左側が指板に埋まっている面/右が表に出ている面。
(下が 6弦側/上が 1弦側。)
フツーに考えて元の素材自体はフラットだったはずなので、経年劣化で反った結果浮き上がってしまったとが確認出来ました。

そう考えると、板形状のポジションマークって仕上げに手間が掛かってるんですね〜。
確かに、基本的には高級(っぽい)機種とかカスタム系に使われてるケースが多い気もしますし。


あと、これも過去連載のどこかで書きましたが・・・。
こうした四角とか平行四辺形のポジションマークってキャビティにピッタリ嵌まっていてスゴい加工精度だな〜と思っていたら違いました。
よく見ると、キャビティはマークより一回り大きく加工されていて、その隙間をパテ的なモノで埋めてます。
ただ、指板がローズなどの黒色系の機種はよいとして、時折見かけるメープルの ジャズベ や ブレベ のスクエア・ポジションマークの場合とか、そこのころどうなんでしょう。白っぽいパテで埋めてるとか・・・ですよね、きっと。

今度間近で見る機会があったら観察してみます。




『その11』に つづく。(予定))



■  FJスズキ ■

 


『その12』から つづく。)


間隔が空き過ぎました。
久々に ↓ こちらも進めます。


◆ 課題1 (『なんちゃって JLカジノ 2』新規製作)
 ● 1-2:塗装をマット仕上げに。


連載的には『その12』からの続きではありますが、ここ 3回ほど『課題2』の方の『なんちゃって JLカジノ 1』の『’65年リイシュー』オリジナルへの復元を優先してしまったので、作業内容的には『その9』からの続きになります。


残るは、トップをマット仕上げにすれば ほぼ完成に近いのですが・・・。
そのための下準備です。


遥か昔、当連載『その2』で『CASINO Coupe』のピックガードを外した際。
『CASINO JLモデル』再現の重要ポイントのひとつ、「ピックガードを外した後に残るゴムブッシュ」についてくどくどと綴りながら作業をいたしました。
その結果が ↓ これ。



通常の『CASINO』と『Coupe』の差を考慮しつつ、私なりの “ なちゃって “ 基準の仕上がり。
その記事の中でも触れておりますが、後の塗装面のツヤ消し作業を見越して その時点では “ 仮 “ の仕様に留めておりました。


今回は、本来想定していたパーマネントな仕上げに着手。
具体的には・・・。


まず、

 ~ 前回は塗装したラベル用紙で隠していたビス穴を、本格的に塞ぐ。

そして、

 ~ 両面テープで仮止めだった「残されたゴムブッシュ」をビス止めにする。


ビス穴を塞ぐ件については、穴を埋めて上から塗装するというのが常套手段かと思います。
実はその作業、『課題2』の方でやってました。
(前回記事『その12』参照。)

 

そちらではプラ棒で塞いだ上から塗装をして完了。



ちょっと雑ですが、ピックガードの下に隠れるので特に問題無し。


ところが、今回はちょっと事情が違います。
修復部が丸見えになるのに加えて、実はこの『Coupe』、改めてクリアーの塗膜が厚い!

優に 1mm はあります。
仮仕様の塗装したラベル用紙は色の合わせ具合が甘いのもあるのですが、それ以上にこのぶ厚い透明の塗膜の上に乗ってるのが如実に見て取れますので、全然馴染んでる感じがしません。
従って、穴を塞いで上から塗装するだけではこちらと同様、周辺のクリアー面とは馴染まないはず。

で。
作戦として二段階の処理をば。

まず、ちょうどよいサイズの『プラ棒・2mm丸棒』を突っ込んで穴を塞ぐ。

この時、プラ棒はクリアー塗膜の厚さ分だけ沈めておきます。(要するにクリアー塗膜の下の木の表面と同じ高さに合わせる。)
そこに木の色に似せた(つもりの)塗装。



更に、その上に『透明エポキシ樹脂』を流して固めます。

2液性で、「主剤」と「硬化剤」を重量比 2:1 で混ぜると硬化します。
とりあえず山盛りにしておいて、硬化後に削って仕上げます。

なんだか この時点であまり成功している気がしない・・・。


今回使用したエポキシ樹脂、カッチカチに固まるタイプのモノではありませんが「黄変しにくい」と謳われているのと、しっかり硬化させれば まあまあ大丈夫かなぁ・・・といった感じでチョイス。

実際に盛るのは ほんの微量なので、パレット上でポキシ接着剤みたいな感覚で混ぜて使っております。
説明書によると「完全硬化に 24時間」が目安とのこと。
こうしたケミカル系素材って夏場だと割とテキトーな混合比でも意外にしっかり硬化してくれますが、本来はきっちり正確に計量しないと硬化不良を起こす可能性があります。
この寒~い冬の時期な上、ごく少量の使用だと化学反応的にけっこう怪しかったりします。
万が一硬化に失敗すると面倒なことになるのでちょっとヒヤヒヤしながら見守っておりましたが、丸3日間くらいで概ね安定した模様。(但し、固さはツメで押すと跡が残るくらいの状態までです。)


面を合わせて削り出し。


最終的にはツヤ消しのためにサンディングしますが、仕上がり具合の確認のためにあえて一旦ツヤ出しを。

タミヤ の『コンパウンド(細目)』で磨いた結果が ↓ こちら。

エポキシ樹脂の盛りが若干足りなかった模様で、ちょっと凹んでます。
(手前側の小さい凹点は、下記のビス用のポンチ跡です。)



現在の仕上がり具合。

手間を掛けた割にはリング状の痕跡が目立ってしまっております。
でも、1m 離れればもう分からない。

これもまた私の “ なんちゃって “ 基準に照らして「及第点」とさせていただきます。

最終のサンディングでもうちょっとごまかせると思いますし・・・。




一方の、ゴムプッシュの再取り付け。

実際のところ、前回の両面テープの仮止めは " 仮 " にも満たず、すぐにポロッと落ちてしまっておりました。素材がパッチコードの被覆なので、そもそも接着には向かない素材だと思います。


一応 “ 可逆性 “ を考慮するとあまり木部に手を入れたくはないのですが、今回はもうオリジナルに戻すことは想定しておりませんのでしっかりとビス止めしてしまいます。
“ ホンモノ “ よりも一回り小さいブッシュの径と頭のサイズ(の比率)が見合った M2ビス(ナベ)を使用。

木ネジが無かったので、M2 をそのままタッピングみたいにねじ込んでしまいます。
このところ別件連載記事でギターのビスの泥沼にハマっておりますが、その経験からしても一般的にホームセンターなどで入手出来る木ネジは概ね「ユニクロメッキ」の白っぽいシルバーのヤツになってしまいます。「ニッケル」などのツヤありシルバーは恐らく “ ギター用 “ で探すか/ネジ専門店で購入するしかなさそうです。
必要なのは 1本だけだし さすがにちょっと効率悪過ぎなので、手元にあるニッケルの M2 使用ということにします。


実際のビス止め作業は、トップのツヤを落としてからです。
トップにはその他いろいろなモノも乗っかっているので、それらを避けながらの作業になります。




あ、余談ですが・・・。

「センターブロックが無い」のを初めて肉眼で確認いたしました。

 

 



『その14』に つづく。)



■ FJスズキ ■

 


『その8』から つづく。)


まだまだ続きます、Ibanez 『RR550』のリペア。

前回発覚した、ビス類が色々と足りていない件。
最終的にはネット通販頼みになるのは必至ではありますが、ちょっと ひとあがき。
近隣の実店舗で調達可能なものを探してみます。


この約 10日間での釣果は ↓ こちら。



以下、内訳です。


まずは楽器店で調達したモノ。
この期間で立ち寄れた楽器店は 1軒のみ。
ピックアップ吊り下げ用のビス「ゴールド」ゲットです。(画像 左)

因みにこのお店、店内でリペアも請け負っているので交換頻度の高いパーツ中心に品揃えはよい方かも。
同ビスの「シルバー」と「黒」も揃ってました。モノによりますが、同じフックに「シルバー/ゴールド/黒」のパーツを重ねて吊ってあるところが “ 濃い “ 感じを醸しております。(← 伝わり難いと思いますが ・・・。)

隣のフックに ほぼ同じに見えるビスが吊ってあってちょっと迷いましたが、そっちは頭の形がややトラス寄りだったので、より「ナベ」なこちらをチョイス。
ネットで型番検索したらこの選択で用途的には “ ズバリ “ でした。(トラス寄りの方は、型番覚えてなかったので用途は不明。)

(画像右が新品。左は元のビスで、かなり変色してますが「ゴールド」です。)


ただ、ちょっと気になるのはネジ部が痩せている感じ。
実際にピックアップの雌ネジにハメてみると、元のビスや他の一般的な M3 に比べて上下方向のガタが大きい。

慎重に扱わないと雌ネジがナメてしまうのでは?・・・というくらいの感触。
例えばインチネジでもミリサイズのナットにとりあえずハマってしまうことがありますが、先のネット情報で「ミリ」なのは確認済みなので そこは間違い無いはずです。


あと、今回の一連のリペアメニューで交換予定にはなかったトレモロ用のスプリング、3本セットを見てつい お正月気分で(?)購入してしまいました。(最初の画像 中央)
このギター そもそも元のスプリングの状態では ほぼ弾いてないので、トレモロの操作感覚の違いがどうこうというのはこの際問題にはなりませぬ。どうせなら新品の方が気持ちよいし。



そして。
楽器店以外でビス調達可能なところといったら、思い付くのはやっぱりホームセンターなのですが・・・。

ホームセンターでも店舗によっては「プロ御用達」的な謳いで資材・工具関係の品揃いが充実していて、ビスも 1本単位で購入出来るところもあります。
ただ こうした店舗って、比較的新進かつ郊外の大型~超大型店舗に限られている気がします。

ふと思い出したのは、以前近所にビスを小売りするお店がありました。実際に入ったことはなかったし、特に注視もしていなかったので気が付いたらいつの間にか無くなってましたけど。
そこは業者向けに限定したお店ではなく、 “ 一般個人向けにも小売りしてます “ という旨のフレンドリーな(?)看板や店構えだったと記憶しております。
こういうお店って今もあるのかな~と思ってネットで検索してみると、それに近いものがありました。
ホームセンターの系列で、資材・工具類に特化したお店。
「プロ御用達」とか「ビス 1本から」みたいな打ち出しで、複数のホームセンター系列が展開してます。

実は、最近 近所にも 1軒出来ていたので気にはなっておりましたが、改めてこうした業態が流行ってるんだな~と認識。
今時は資材・工具関係もネット通販で賄える時代ではありますが、今日/今すぐに必要なモノが即調達可能な実店舗の利ってのもあると思いますし。
ただ、前述の通り「ホームセンター」という形態で「プロ御用達」レベルの品揃えを叶えようとすると、やはり大規模~超大規模店舗内での展開に限られてしまうという足枷もある気がします。
そこで編み出したのが、資材・工具部門のみを切り離すことで大規模〜超大規模ホームセンター並の品揃えをフットワーク軽く多店舗展開出来る業態ってことなのかと。


・・・という勝手な妄想。


話が逸れました。


その「プロ御用達」のお店、別系列店含めて大小計 3軒に立ち寄って “ 一本から購入可能 “ なビスの事情を覗いてみたところ・・・。

う〜む。
まあ、予想通りと申しましょうか。
確かに各種ビス類品揃えは充実してはいるものの、ギターに使われる装飾性の高い「ツヤありシルバー(ニッケルやクロム)」/「ゴールド」/「黒」ってのはやっぱり期待できません。あと、形態でいうと「丸皿」とかも無理。
概ねユニクロメッキのツヤのないシルバー系とかステンのナベ/皿が中心。あとは辛うじて、屋外で使われそうな「ブロンズ」と称する「こげ茶」のモノくらい。
(鉄の皿ビスの頭だけ塗装で「黒/白/赤/青」などの色が付いたビスなんてのもありましたが。)

ギターとは無関係ですが、透明ビス(ポリカーボネイトだと思います)が意外にフツーに多種揃ってます。
以前は渋谷東急ハンズに行く機会があると「何かに使えそう。」と少しずつ買い溜めたりしておりましたが、これからは実際に 必要な時に/必要なだけ 小分けで買えるのはよいかも。


そんな中で辛うじて見付けたビスは『M3×20/ナベ/黒』。(最初の画像 右・上)
サドルの前後位置調整用です。

1本単位の扱いでは無く、口紙付きの吊るし状態のセット販売でした。
さすがに ここに使う『スプリングワッシャー/黒』は無かった・・・。


あと、サドルの高さ調整用の『イモネジ(M3×10)』。(最初の画像 右・下)
こちらは 1本単位のバラ売りですが、ラックのケースの中に 10本でパッケージ済みのモノがあったのでそちらにしました。

ラックの表記に『ホーロ』とあったので調べてみると、JIS の正式名称では『六角穴付き止めねじ』で、俗称として『ホーローセット』とか『イモネジ』だそうです。

《参考》 宇都宮螺子株式会社:
  よく分かる規格ネジ 「ホーローセット(イモネジ)」

私はかつて電動ラジコンカーのモーターにピニオンギヤを固定するための『イモネジ』として認識したところからそう呼んでおります。
ただ、実はイモネジの中にも色々あって、先端の形が用途によって何種類もあるとのこと。

ちょっと判別し難いですが、恐らく今回購入したモノ(右)は比較的一般的な『くぼみ先』タイプらしく、先端がやや絞り込まれて細くなっております。見比べてみるとギターに使われているモノ(左)はもう少し先端が太いタイプで、恐らくこちらは『平先』かと。
先が細いタイプだと弦を張ったままイモネジを回した際に下のプレートを抉ってしまうので、これはやっぱり買い直した方がよさそう。サドルの前後位置調整時も同様です。
ってゆーか、本来ここは横着せずに ちゃんと弦を緩めるべきかとは思いますけど・・・。



まだまだ泥沼からは抜け出せないみたいです。
なんか楽しくなって来た・・・。



『その10』に つづく。(予定))



■  FJスズキ ■

 


新年一発目。
FJスズキ ソロにて出演させていただきました。


● 2021年1月9日(土)
  静岡 UHU
 『Saturday Night Shuffle』


出演は、

 ◆ 大畑力
 ◆ モッツァ
 ◆ FJスズキ
 ◆ 斎藤ゆうた
 ◆ スギタヒロキ

の 5組。

もう UHU ライブでは定番となったインターネット配信もあり。
今まさに世の中に渦巻く状況によって直前に出演者変更もありましたが、今は無理せず「やれる時にやれることをやる」に徹する時期かと思います。




どうやら今年は、マジメに『マグネシア開放』に取り組む所存・・・らしいです。(苦)


そんな決意を込めて、
「心臓を捧げよ!」


・・・ではなく、ストラップ直してます。



何はともあれ、FLOATING JAM 含めまして 本年もよろしくお願いいたします。





ということで、みなさま おつかれさまでした & ありがとうございました!!




■ FJスズキ ■