まったく余計なところで泥沼にハマる。【Ibanez RR550】(その11) | FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

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『その10』から つづく。)


まだまだ続く、Ibanez 『RR550』のリペアのお話。


相変わらず連載のインターバルが長いのですが、その間にダラダラと約 3週間ほど掛けて風呂の『混合水栓』の修理をしておりました。
というのも・・・。

 「業者さん呼ぶためには、まずは風呂場の掃除をせねば。」

とか、

 「いや、それ以前に玄関から風呂場までの通り道を片付けないと・・・。」

とか。
あと、なんだかんだで予定が詰まっていてどのタイミングで業者さんに依頼したらよいのか迷ってしまう。
そんな感じで二の足/三の足を踏でおりました。


症状としては、

 〜 切替レバーの中(?)が壊れて、シャワーは使えるけどカランからはお湯(水)が出ない。

という状況。

まあ、不幸中の幸いと申しますか、すご〜く不便だけど致命的ではない。
危急を要するわけでもないので、「素人には絶対ムリ!」とは思いつつも もしかしたら自分で直せる可能性もあるのかも・・・と、ネットで調べてみることに。

当初はどこから手を付けていいのやらと途方に暮れておりましたが、ネチネチと検索を続けていると少〜〜しずつ情報が集まってまいりました。
ネット上の画像から水栓の型番が判明。かなり古いのでメーカーのサポートは終了しているものの、リペア用の交換部品(切替バルブ)は割と汎用性の高いモノらしく今でも通販で入手可能。
水栓の取り付けや配管の構造は分解図のPDFが公開されていて、どうやら着け外しに専用の工具が要るらしい。

・・・といった感じ。



ここまで全くギターと関係ありませんけど。
ただ、私の中では根っこの部分はギターのリペアと同じお話かな〜と。

ド素人的アプローチでなんとかしてしまう。( “ なんとか “ なってない場合も多々ありますが・・・。)
この場合、ネット情報と/ネット通販が強〜い味方でございます。
そして、私が勝手に『プロ御用達の店』と呼んでいる資材/ツールのお店とか、もっとシンプルに『ホームセンター』とかも。


例えば。
通販で購入した「切替バルブ」と「切替ハンドル」。


 

今回ホームセンターで購入した「この先の人生で二度と使うことは無さそうな専用工具」と、ネットで入手した混合水栓の分解図。


そして・・・。


右側は『プロ御用達の店』で見付けて慌てて買ったらサイズが合ってなくて「この人生で一度も使うことは無さそうな専用工具」。

やってることはギターリペアのお話と大体同じ。


そんな感じで情報/部材/工具などは一式揃えたものの、実地に臨んでみないとホントに出来るのかどうかは不明。


で、実際にやってみると・・・。
やはり “ 想定外 “ なことは起こります。


例えば。
必要に迫られて「プライヤー」を買いに走ったり。

しか〜し。
左のプラ製のサポートの付いた “ 優しい “ 仕様のプライヤーでは全く歯が立たず。
右の “ 容赦無い “ 仕様のプライヤー調達に再び走ることに。

10年くらい前に自分で交換したはずの切替ハンドル(別メーカーの互換部品)の外し方が分からなくて迷宮入り寸前まで追い込まれる・・・とか。

結局は “ 力 “ で解決しましたけど。
(あ、『CRC 5-56』の “ 力 “ もやっぱり偉大です。)


あと、配管を元通りに戻したはずなのに何故か接続部から水がダダ漏れ状態に。
古いパッキンが長年の間に弾力を失って機能しなくなっておりました。(外さなければそのまま食い付いていたと思います。)

パッキンを新品に交換してこちらも解決。
こういった場合はやはり “ 実店舗 “ の即応性がヒジョ〜に助かります。


最初は全く闇の中でしたが、やってるうちになんだか楽しくなって来た。
これって、ちょっとした “ ハイ “ な状態だと思います。

ギターのポット交換とかも正直ちょっと面倒臭いな〜と思ってましたが、情報漁ったりパーツ選びしているうちに段々楽しくなって来たりとか。
ビス調達の泥沼も大分遠回りはしておりますが、それはそれで楽しいし。



・・というお話。

次回はちゃんとギターに戻ります。(予定)




 (『その12』へ つづく。)



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