まったく余計なところで泥沼にハマる。【Ibanez RR550】(その8) | FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

FLOATING JAM の 『続・浮いたり、沈んだり。』

  不定期更新
  FLOATING JAM & FJスズキ の 『日常と非日常』


『その7』から つづく。)



引き続き Ibanez 『RR550』の金具部品の分解掃除。


前回のトレモロユニット(分解まで)に続いてマシンヘッドに着手。


トラスロッドカバーとペグを外します。


ペグは布で磨く程度に留める予定。

トラスロッドカバーの黒いビスが錆びてますので、リプレイス用パーツが入手できれば交換したい。




次はピックアップ周り。

こちらもやっぱりビスはしっかり錆びてます。
エスカッション用のビスは、当連載で最初に購入した交換用ポットと同時に購入済みです。(『その5』参照。)


私にしては珍しく正しい選択・・・と思いきや、思わぬ落とし穴が。

エスカッションのビスを順番に外して行くと・・・。

ああ。
長さが違う!
フロントピックアップ用の前側のみが今回購入したビスと同じ長さでした。

確かに。
エスカッションの厚みは、ネック側からブリッジ側に向かって高くなるように傾斜が付いております。
リアピックアップの後ろ側なんて短い方のビスだと辛うじて先が出る程度で、全然長さが足りません。『エスカッションビス (S)』の「(S)」って、” ショート “ ってことだったのね(恐らく)。

最初に気付くべきでした。

 

「(L)?」を探して追加購入します。
(「(S)」は「2.3×12」/「(L)?」は「2.3×18」の皿タッピング(黒)・・・のはずです。)


ピックアップ吊り下げ用のビスの方は、実際にバラしてみるまで長さが分からないからと思って購入は見送っておりました。まあ、色が「ゴールド」なのはアレですが、ハムバッカー用として充分にスタンダードなパーツだと思われるので調達に困ることは無いでしょう。


見た感じでは「M3×30/ナベ/ゴールド」の様なので、例のビス通販サイトで購入という手もありそう。
(また100本?)

 

一応手持ちの「M3」を入れて確認してみたらバッチリ・・・と思いきや。(Reprise)



ん?
頭のサイズが違う?

左が一般的な「M3」、真ん中が『RR550』のモノ、そして右は一般的な「M2.6」です。

ハムバッカー吊り下げ用は、ネジ径が「M3」/頭が「M2.6」相当のナベってことかと。
う〜む。
これってギター専用? それとも規格にあるんでしょうか。
中のスプリングのテンションがかなり強いのでネジ部の強度的には「M3」が必要。その一方で、頭は演奏の邪魔になるので一回り小さい「M2.6」相当で・・・みたいなお話でしょうか。

こちらもネットで探して見付かれば購入して交換します。



錆びたビスの交換に関してもう 1件。
バックプレートの固定用ビスが黒色系で、案の定 全て錆びてます。


実はこちらも既にリプレイス用の新品を調達済み。

購入前に『RR550』の現物でフェンダー系のピックガード用のモノより一回り細いことを確認して、『ギブソンPGネジ』というパーツを購入しております。
これでバッチリ・・・と思いきや。(Reprise 2)

んん?
長さが足りない?

ただでさえ『RR550』本体の木部のネジ穴がバカになり掛けている(場所によっては既にバカになってる)状況なので、この長さが足りないのはちょいとキビしい。ビスが穴にしっかり食わないと思いますので。
正しいのは恐らく「2.6×12/丸皿/黒」のタッピングだと思うので、まずはギターパーツで探してみて、ダメなら汎用規格品で探してみます。



ちょっと遡って、トラスロッドカバーの固定用ビス。
よくよく見てみると、一本だけ短い!!

しかも、短い 1本のみ木ネジで、他の 2本はタッピングビス。
取り外す際には気付きませんでしたが、これって元々の仕様? それとも前オーナーの手によるものなのか?

こちらについては「長い方に統一」でよいかな〜と思いますので、まずはギターパーツから検索してみます。
(長い方は「2×10」、短い方が「2×8」だと思います。(頭は丸皿。))




う〜〜〜む。

ギターのビス類、分かってはいたけれどやっぱり泥沼。
沼の “ 深さ “ は左程ではないものの、泥の “ 粘度 “ がけっこう高い・・・。

通販ショップの商品説明では、ギターの部位など用途は記載されているものの 具体的なサイズが不明だったりするモノも多いので、後は罠にハマりながら経験を積むしかないってことなのでしょう、きっと。

 

この後、ネットでビス類探すだけで一日仕事になりそうな予感。
 

 


ピックアップ周りは配線が繋がったままなので、ビス交換の際に本格的にバラします。




『その9』に つづく。)




■ FJスズキ ■