so what(だから何なんだ) -37ページ目

so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、岩手県の山林火災について感じたこと。

 

地震に襲われ、津波に襲われ、山火事に襲われ、そして熊に襲われる。

 

本当に気の毒だと思います。

 

日本はどうしてこんなに自然災害が多い国なんでしょうね。

 

山林火災については増えていくのかと思ったのですが、意外なことに件数は減少気味なのです。

 

グラフを見てどう分析するかはさまざまですが、ぼくは横ばいに見えます。

死者の数は1,400人〜1,500人/年ほどで推移し、被害額は1,000億円を超えて増えつつあります。

 

とはいえ、最近山火事がクローズアップされていますね。

 

異常気象の増加で、件数は急増するのか?

 

面白がって放火する連中も実際いますから。

 

今までの体制のままでいいのか?

 

人力では消火しきれなくなってあとは「雨乞い」しかない事態になっています。(実際今回の山火事でトドメを刺したのが雨ですから。)

 

でも、雨乞いできるだけ日本は救われると思うんです。

 

ロスアンゼルスやハワイの大火災の例なんて、その雨乞いさえも期待できない状況ですから。

 

アメリカの消化活動を見ていると大型航空機(ヘリばかりではなく飛行機)が活躍しています。

 

日本の山火事では防災ヘリでは間に合わず自衛隊(バートルなど)が出動しています。

 

バートル

 

ぼくはこれだけ山火事が被害を出すのだから、日本も大型航空機に予算を付けるべきと思います。

 

ぼくの知る限り双発の大型ヘリとか、水上飛行機があると理解しています。

 

カマンK-Max

 

CH-54

 

U-2

 

それほど多くの機数を持たなくとも、初期消火で威力を発揮するはずです。

 

日本政府がこれらの消火に使われる大型航空機をなぜ導入しないのでしょう?

 

ネットを調べると「できない理由」ばかりが出てきます。

 

ネックは予算、運用の連携、法整備、日本の地理などですが、突き詰めて言えば、「責任を誰が取るか」に行き着きます。(阪神淡路の例を思い出します。)

 

いつも日本が突きつけられる問題点です。

 

救えるはずの生命と財産のことを思うと、気が重くなってしまいます。

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、HEVとかPHEVとか電気モーターと内燃機関を併設する自動車が増えていますね。

 

すると、時にモーターだけ、時にエンジンだけ、時に同時にタイヤに動力を与える必要がありますね。

 

なのにアクセルペダルはひとつだけです。

 

この辺のコントロールする仕組みがどうなっているのか不思議じゃないですか?

 

何が不思議かピンとこないかについて説明します。

 

ガソリン車:アクセル=燃料バルブ(ガソリンの流量を操作)

電気自動車:アクセル=ボリュームのツマミ(電流の強さを指定)

 

これは分かりやすい。

 

でも、ハイブリッド車はエンジンとモーターの両方をアクセル一つでコントロールしているのです。

 

不思議でしょう?^m^

 

仕組みはこうです。

 

ドライバーが加えたアクセルの量をコンピュータがその意図を理解し、

  • 今の速度
  • バッテリー残量
  • エンジン効率
  • モーター効率
  • 勾配(坂かどうか)
  • ドライバーの操作
などを加味して、最適な動力の出し方をリアルタイムで決定しているのです。
 
エンジンとモーターの二つの動力を統合するために、遊星歯車という減速機を介して行っています。
 
遊星歯車の原理は下図に示されていますが、ちょっと理解しにくいかも。(;^_^A
 
 
人間が直接スピード(パワー)をコントロールしている気持ちでも、実際はコンピュータが複雑な選択をしてタイヤを回しているんですね。
 
ですから、アクセルを踏み込んでもエンジンの回転数が上がらなかったり、逆にアクセルを緩めているのにエンジンの回転音が聞こえたり、感覚のズレを生じることがあるのです。
 
 

・・・・・・・っということで、AIに人格を与えて怖がるのは人間の悪い癖だと切り捨てていいのでしょうか。

 

賢すぎるAIであるClaudeMythosの登場に対し、そんなに呑気な態度でいいのでしょうか?

 

人間が作った神によって、逆に人間が神に支配される構造。

 

国家という抽象的な概念に国民が支配される構造。

 

これら二つの例のような構造はあくまで「文化系」の分野です。

 

しかし、AIは「理科系」の分野です。

 

いわば理科系が作った神。

 

ここにリスクが存在しているのです。

 

人間の手に負えないものを科学者(理科系)は作り上げてしまうのです。

 

その代表例は原子爆弾です。

 

科学者に倫理観がないとは言いません。

 

しかし、結果のリスクを知っていながら、開発を止められないのが理科系の性なのです。

 

ぼくは、原爆を政治家が使うことを科学者たちは知っていたと信じます。

 

使うのは政治家であって、開発した科学者に責任はないのか?

 

ClaudeMythosの本質を文化系が理解できるはずがありません。

 

ひとたび力(パワー)を為政者に与えると、彼らは使う誘惑に勝てないのです。

 

ミサイルを開発するのは理科系ですが、深い思慮もなく発射を命令するのは文化系なのです。

 

これは人間の宿痾と言えるもので、歴史の中で繰り返されるものなのです。(今も見ているじゃないですか。)

 

・・・・・・・

 

さて、ClaudeMythosは単なる人間が作ったアルゴリズムの一つに過ぎないと楽観視していいのでしょうか?

 

理科系に任せておいていいのでしょうか?

 

 

 

・・・・・・・っということで、ClaudeMythosはとんでもないリスクを含んでいるという話の続きです。

 

AIの進化はめざましく、人間が制御できない段階まできたのではないか?という懸念が生じています。

 

ClaudeMythosはまさにその段階に達したと言えます。

 

人間より賢い道具を賢くない人間が使いこなせるか?

 

もし、悪用されたら築き上げた社会を根底から覆されるのではないか?

 

こんな時、人間はAIに「人格」を見出したがるのが常です。

 

意思を持ったAIが暴走する。

 

SFの古典的なテーマですね。

 

しかしよく考えると、人間が作ったものに意思を感じることは目新しいことではないのです。

 

神は人間が作ったのに、神に人格を与えたために、逆に人間が支配される。

 

国家という抽象に物語を与えることによって、国民が支配される。

 

AIはアルゴリズムに過ぎないのに、意志を感じて怖がっているのです。

 

人間の意味付けによる悪い癖が出ているだけなのです。

 

だから、怖がることはないのだ!・・・でいいのでしょうか?

 

・・・まだつづくよ。^m^

 

 

・・・・・・・っということで、ClaudeMythosの持つリスクは、賢すぎるAIを賢くない人間が制御できるか?という領域に入ってきたと感じます。(ちなみにMythosは神話という意味です。)

 

AIであるチャットGPTにAIのリスクについて質問するのは矛盾を感じましたが、回答はこうです。

 

危険はある。ただし「AIが悪意を持つから」ではない。
人間の側の構造と使い方が、危険を生む。

 

となれば、AIに悪意という神話を見るのは人間の悪意が投影されたものと考えるべきなのです。

 

問題は、AI側ではなく人間側にあるのです。

 

だから危険なのです。

 

人間は道具を使ってきました。

 

しかし、今は道具に人間が使われる状態が出現したのです。

 

そんなバカなと思われるかも知れませんね。

 

パソコンを自在に使っているつもりでも、その作動原理を理解している人いますか?

 

ボタンひとつで洗濯が終わるし、ご飯も炊けます。

 

その間の原理を知っていますか?

 

そうなのです、使っているけれどその中身はブラックボックスなのです。

 

アメリカがシャカリキになってTikTokやHuaweiのスマフォを使うなと言っているのは、中国が情報を抜き取っているかも知れないからなのです。

 

アメリカの戦闘機にもブラックボックスがあって、触れません。

 

利用する者にとって中身が分からないのです。

 

生成AI,ClaudeMythosのレベルに至っては、一握りの優秀な人間でなければ理解できないのです。

 

そのうちに、人間の誰も分からないレベルにAIが進化しても不思議ではないでしょう。

 

すると、人間はClaudeMythosに対して実態以上に“人格”や“神格”を与えてしまうのです。

 

SF映画で繰り返し取り上げられるテーマですね。

 

おっと、まだつづく。

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、片山財務大臣がClaudeMythos(クロード・ミュトス)について緊急会議を開いたというニュースにピンと来る人は、ぼくを含めてそれほど多くはないのでは?

 

調べてみたらとんでもない重大ニュースなのです。

 

ClaudeMythosはアメリカのAnthropic社が開発中のフロンティアAIの一つで、革新的な能力を持っているとのことです。

 

フロンティアAIって何だ?

 

単に回答を見つけるだけではなく、自律的に機能する能力を持たせたAIです。

 

これだけ聞いてもまだピンときませんよね。

 

あまりにも優秀なので、悪用される危険が問題となっているのです。

 

これまで何十年も発見できなかったプログラムのバグをあっという間に見つけたそうです。

 

そりゃ良いことじゃないかと思われるかもしれませんが、悪意を持ったものがこれを使ってハッキングすることが自在にできてしまうのです。

 

さらに驚くことに、与えられた難度の高い問題を解く過程で、どうやらClaudeMythosは法律を破り、人間が分からないように意図的にその痕跡を隠そうとしたらしいのです。

 

これを聞くと、AIが意思を持つというSFの世界になってしまうのです。

 

こりゃあマズイということで、一般へのプログラムの公開を中止しましたが、創設メンバーの12社に限って公開することにしたそうです。

 

もちろん全部アメリカの企業であることがミソです。

 

チャットGPTが登場したのはつい最近(4年前)で一躍AIが注目されるようになりました。

 

それがあっという間に人間が制御できないレベルまで達してしまったのです。

 

これを考えると、いくらアメリカがプログラムを秘密にしても、中国、ロシア、北朝鮮などが追いつくのは時間の問題でしょう。

 

片山さつき大臣が大慌てになるのはもっともなことなのです。

 

日本は機密防衛にはガードが甘いですから、金融業界は彼らの格好のターゲットとなってしまいます。

 

こんな社会を根底から覆すような重大ニュースがサラッと流れているのです。

 

長くなったので、つづく。

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、Youtubeで【山田五郎 オトナの教養講座】をよく見ています。

 

 

タモリ倶楽部に出演していたそうですが、例によってぼくはこの人物を知りませんでした。

 

ぼくより6歳若いのですが、その教養の広さに驚かされます。

 

西洋美術史を専攻してザルツブルグの美術大学に1年間留学したそうです。

 

美術に詳しいのはそのためでしょうが、詳しいだけならいくらでも専門家がいるはずです。

 

彼の解説は何しろ面白いのです。

 

その面白く知識を伝えることが彼の才能でしょう。

 

面白く伝えられるのは着眼点がいいからだと思います。

 

着眼点がいいのは、好奇心の強さじゃないでしょうか。

 

同じ情報でも、好奇心を持つと見落とされがちな情報を拾うことができます。

 

さらに集めた情報に彼自身の解釈を加えるのです。

 

この間のヨーロッパ旅行は美術館巡りが目的の一つでした。

 

テートブリテン美術館で見たジョン・エヴァレット・ミレイによる絵画『オフィーリア』です。

 

 

同じフロアにあったロセッテイ作の『プロセルピナ』。

 

モデルはジェーン・モリスです。

 

 

ああ、このモデルどこかで見たぞ。

 

ぼくには「魔性の女」としてインプットされています。

 

実は、この一連の絵画を山田五郎がYoutubeで解説する回を見ていたのです。

 

昨日思い出して、再度この回を見たらとても面白かった。

 

ほとんど忘れていたのが情けないですが。

 

何を言いたいかというと、実際に本物を見ることの重要性です。

 

見る前と見た後では、理解の深さが段違いだということです。

 

もっとも、いつまで覚えていられるか怪しいのが情けないところなんですがね。(;^_^A

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、世の中は大型連休だそうです。

 

うまく有給を挟めば、12連休になるそうです。

 

定年後12年連休中のぼくにとっては、何のありがた味もありません。

 

逆に大型連休は外出を避ける期間です。

 

本命は連休後にどこに行くかです。

 

一年で一番いい季節ですからね。

 

・・・・・・・

 

連休は、「花粉症の終わり」と認識しています。

 

この頃ほほとんど症状が現れないんですよね。

 

以前は鼻シュッシュ、目薬、喉スプレーの3点セットが必需品だったのに。

 

花粉症に悩まされている皆さん、「花粉症は根性で克服できる」と信じてくださいね。(^^)/

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、別荘のWi-Fi環境をどうするか問題を決着させました。

 

今までは、時々しか使わないのでリチャージポケットWi-Fiを使っていました。

 

プリペイドで100GB(1年間有効)を購入し、使い切ったらリチャージするという仕組み。

 

毎月定額契約に比べ、使う使わないに関わらず使った量だけですから、別荘には適しています。

 

ところが6,980円だったものが途中で8,980円に大幅値上がりしてしまったのです。

 

だったら、毎月定額でいいじゃん。

 

様々な選択肢がありましたが、楽天モバイルが最安でした。

 

 

仕組みは上表の通り、20GBを超えても3,168円が上限なのです。

 

さらに、ポケットルーター本体がたったの1円です。

 

ぼくの通信量は100GB/月よりちょっと下です。

 

一番の問題は、電波が繋がるかでしたが、全く問題ありませんでした。

 

旅行で1ヶ月部屋を空けても、約千円ですからね。

 

そこで考えたのですが、現在ホームで使っている光回線が6,270円/月です。

 

このポケットWi-Fiを使えば費用が1/2になるんですね。

 

ちなみにこのポケットWi-Fiに同時に16台も繋ぐことができるんですよ。

 

固定電話も使わないし、これに換えてもいいんじゃないかな?

 

みなさんどう思われます?

 

 

・・・・・・・っということで、佐伯祐三(1898年〜1928年)という画家をご存知でしょうか?

 

卒業作品

 

ぼくは知りませんでした。

 

明治の後期に生まれ、昭和の初期まで大正時代に活躍し、30歳という若さで亡くなっています。

 

↓このデッサンを見てただ者じゃないと感じました。

 

最小限の線でこれですよ!

 

色使いのセンスも高く評価され、生まれながらの才能を持っていたことは間違い無いでしょう。(上から目線ですね。(^^ゞ)

 

妻子を連れてパリに渡り、研鑽を積みます。

 

試行錯誤を繰り返しながら、徐々に自分の画風を確立していきます。

 

絵画というのは絵が上手いだけじゃダメなんですね。

 

結核にかかり体調を崩し一度帰国しますが、再度パリに戻ります。

 

やはり妻子を連れて。

 

2度目の渡仏から1年後に自殺未遂を経て、精神病院で短い一生を閉じます。

 

彼の絵の特徴は分厚く塗られた絵の具で、黒い線が力感を出しています。

 

やや暗い雰囲気で、単純化が独特です。

 

なんと言っても広告文字がポイントですね。

 

 

まるで生き急ぐ(死に急ぐ?)ように、晩年は絵を量産します。

 

この生き様はゴッホを連想させます。

 

ですから、「和製ゴッホ」と言われることもあります。

 

ぼくはこういうレッテル貼りは嫌いです。

 

・・・・・・・

 

ここまでは一般的な話。

 

ぼくが引っかかったのはこの娘(弥智子)と一緒に写った写真。

 

 

絵を描く父親と写っていますが、普通自分の職場(?)に子供を連れていくか?

 

絵を描くのは時間がかかりますし、しかも寒そうです。

 

これはたまたまではなく、頻繁に連れて行ったそうです。

 

5〜6歳の子供がいる場所ではありません。

 

何かありそうだなと思って、佐伯のプライベートな面を調べてみました。

 

妻は米子という同じく画家で、裕福な家系の出身でした。

 

祐三自身も富豪とはいわないまでも裕福な家系でした。

 

ここで嫌な噂に突き当たりました。

 

妻に関する噂です。

 

実に不愉快な噂で、ここに紹介するのが憚れるほどです。

 

今になっては立証する術はありませんので、真偽は分かりません。

 

しかし、佐伯の絵を鑑賞する上で、どうしてもこの噂が影響してしまうのです。

 

短い人生、不幸な死因(結核とされていますが)、自殺を試み精神病院に入院したこと、命を削るように絵を量産したこと。

 

まるっきりゴッホと重なります。

 

そういったフラグが暗い色調の絵を鑑賞した時、嫌でも「理解」に影響します。

 

人は何かを理解するとき、「物語」を欲します。

 

ベートーヴェンやショパン、芥川龍之介や太宰治などを聴いたり読んだりする時に作者の物語が影響します。

 

ぼくはパリの郊外にあるオーヴェル村を訪れたばかりです。

 

ゴッホはこの地で亡くなるので、彼の絵から「死の匂い」を嗅ぎ取ることができないこともありません。

 

だから彼の生涯は不幸だったと誰もが感じます。

 

確かにそれは正しい感じ方かもしれません。

 

しかし、ぼくは70日の滞在期間中80枚も描きまくったゴッホは「喜びに溢れていた」ほうが大きいと思うのです。

 

長年の試行錯誤を経て、自分の画法を確立した喜びを絵から感じるのです。

 

佐伯祐三の絵からも同じ喜びが感じられるのです。

 

芸術の鑑賞においては、どちらが正しいとは言えないのは当然です。

 

ただぼくは、先ずは作品に向き合うこと。

 

それが基本ではないかと思うのです。

 

作者のプライベート情報は確かに役立つし面白いことは認めます。

 

何だよ佐伯祐三のような有名な画家のこと知らなかったくせに、と言われても仕方ないですがね。(;^_^A

 

最後に付け加えますが、娘の弥智子は祐三が亡くなった2週間後に6歳で亡くなっています。

 

何でか分かりませんが、それを知ってものすごくショックを受けてしまいました。