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so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、イランとはどういう国なのか、歴史から入るのが一番でしょう。
 

① アケメネス朝(前550~前330)初のペルシャ帝国 アレキサンダー大王により滅亡

② セレウコス朝(前312~前63)ギリシャ系支配 

③ パルティア(アルサケス朝, 前247~後224)イラン系復活

④ ササン朝(224~651)古代ペルシャの黄金時代

⑤ イスラム化・ウマイヤ朝 → アッバース朝支配(651~9世紀)アラブ系支配

⑥ 地方王朝とセルジューク朝(9世紀~13世紀)トルコ系支配

⑦ イルハン朝(1256~1353)モンゴル系支配

⑧ ティムール朝・トルコ系諸政権(14~16世紀)分裂期

⑨ サファヴィー朝(1501~1736)シーア派を国教化・十二イマーム派

⑩ カージャール朝(1796~1925)欧露の介入増

⑪ パフラヴィー朝(1925~1979)近代化・世俗化

⑫ イスラム共和国(1979~現在)神権政治体制


入れ替わり立ち替わり支配者が交代していますね。(赤字がペルシャ人国家。)

 
宗教はゾロアスター教がベースで、ウマイヤ朝からイスラム教ですね。
 
外来王朝でも、時間の経過とともにペルシャ化していくそうです。
 
地政学的にはヨーロッパと東アジア(中国)の中央に存在して、交易、文化の交差路の役割を果たしています。
 
ですから商業や外交において鍛えられています。
 
ぼくがイランに初めて行ったのはパーレビ(パフラヴィー)国王が亡命する前年で、短期間の滞在でも社会が腐敗していると肌で感じました。
 
なんでおかしくなったかというと、英米の介入です。
 
石油を国有化する動きに英米が激怒し、CIAとMI6が手を組んでクーデターを起こしました。
 
アメリカ式の近代化を強引に進め、国民との乖離が生じました。
 
いまの紛争の種はほとんど欧米によって撒かれたと思っていいでしょう。
 
残念なのは、ホメイニ師がイスラム原理主義国家にしてしまったことです。
 
イスラム教であることで、イラン人を狂信的であるように見るのは間違っていると思います。
 
イランの映画を見れば芸術に対する意識のレベルが高いと分かります。
 
イラン人の表現には、間接話法、婉曲、詩的言語が多用されるそうです。
 
政治的な表現でさえ文学的であるので、言葉の表ヅラだけからは、彼らの真意は見えません。
 
彼らは長い歴史を持ったペルシャ人としての誇りがあります。
 
その辺のことを全く理解しないトランプが、功利的な打算にかられて焦っているのは滑稽であるし、危険でもあります。
 
 

・・・・・・・っということで、トランプがイスラエルvsイラン戦争の停戦に成功したと自画自賛している件について、言いたいことは山ほどありますが、今回は自制しておきます。^m^

 

・・・・・・・

 

いまの世界で戦争の火種となる要素は3つあります。

 

1)民主主義(中身はキリスト教的価値観)

2)共産主義(社会主義も含む人工的な価値観)

3)イスラム教(政教一致とする価値観)

 

これら3つの要素は何かというと、「価値観」の違いです。

 

日本は1)の仲間とされますが、火種となるほどの強い思い入れはありません。(;^_^A

 

なんのことはないどの戦争も「宗教戦争」に過ぎないのです。

 

この時代に・・・・。

 

厄介なのは、一神教の価値観です。

 

共産主義も「指導者は間違わない」という前提が基礎で、宗教のそれと違いはありません。

 

日本人をはじめとする多神教国家の出る幕はありません。

 

只々とばっちりが及ばないように、頭を低くしている以外に方法はありません。

 

困ったものだ。(ーー゛)

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、「トカラ列島」で地震が起きたってニュースをよく聞きますよね。

 

トカラ列島って、ちゃんと理解している人います?

 

ぼくは全然理解していません。(^^ゞ

 

 

屋久島は知っていますよね。

 

奄美大島も知ったつもりになっていますよね。

 

トカラ列島はその有名な島の間にあるのです。

 

悪石島(あくせきじま)ってすごい名前ですね。

 

悪石島の人口は84人です。(令和5年)

 

なんてこった、トカラ列島の漢字表記は「吐噶喇列島」なんですね。

 

すごいねぇ〜〜〜〜

 

トカラ列島の全人口は684人だそうです。(2021年)

 

行ってみたいなぁ〜〜って思うのは、ぼくだけでしょうか?^m^

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、プロジェクターをまた買ってしまいました。(;^_^A

 

右側です。↓

 

 

これで我が家にはプロジェクター3台になりました。

 

 

 

これは別荘用です。

 

プロジェクターというものは、見ているうちにもっと画像が明るいものが欲しくなってしまうものです。

 

↓2台目は最初買ったメーカーがサービスで送ってくれたものです。(もちろんタダ)

 

 

 

明るさは750ANSIルーメンです。

 

最初に買ったのはコレです。↓

 

明るさは700ANSIルーメンですが、こうやって並べて映してみると、同じメーカーなのに最初(安い)の方がはるかにいいのです。↓

 

 

どうりでタダでくれるはずだ。(^^ゞ

 

3台目は1000ANSIルーメンと一番明るいです。

 

定価は6万円を超えていますが、中華製としては最高峰という評価です。

 

確かに画質は精密ですが、昼間にカーテンを閉めてもそれほど感動的な明るさはありません。

 

3000ANSIルーメンを超えるものもありますが、最低でも20万円を超えてしまいます。

 

だったら100インチの投影画面を見るより、85インチの液晶テレビを買う方が賢い選択です。

 

以前までプロジェクターは手が届く値段ではないにも関わらず、性能はイマイチでした。

 

ところが、中華製が一気に性能を上げて安価攻勢を仕掛けてきています。

 

プロジェクター市場を中国が独占してしまいました。

 

家電も同じですが、これが中国のビジネススタイルです。

 

外国製品をコピーして開発費を省略できるので、製造業で中国に太刀打ちできる国はないでしょう。

 

いくらアメリカが製造業を復活させようとしても無理なのです。

 

このビジネススタイルはけしからんと思っても、品質が同じなら安い方を選んでしまいます。

 

不動産や電気自動車が過剰供給に陥り、中国メーカーはどんどん倒産しているようです。

 

プロジェクターも既に同じ症状が出ているようです。

 

・・・・・・・

 

別荘の天井に取り付けるブラケットを買ってしまいました。

 

 

早くリフォーム終わらないかな。

 

楽しみ楽しみ。^m^

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、アパートの外壁塗装が終わりました。

 

上下の境目にアイボリーを加えたのですが、分かるかな?

 

 

 
アルミサッシが汚いなぁ。
 
雨の日に高圧洗浄機かけます。
 

 
本当は戸袋も塗るべきなんでしょうが。
 

 
配管類は黄色で塗る予定です。
 

 

マスキングテープを貼ったけど、ところどころペンキのタレがあるので、後日タッチアップします。

 

 

本格的な塗装工事は初めてだけど、出来栄えは別として我ながら頑張りました。(^O^)/

 

ご褒美にバーミヤンで打ち上げ1人パーティー。

 

 

 

ハシゴから落ちなくてヨカッタ。

 

 

東京は明日から梅雨が戻ってくるみたい。

 

・・・・・・・っということで、自動車高齢者講習を受けてきました。

 

誕生日(10月)の免許更新の時にこの受講証明書がなければ更新できません。

 

70歳以上の更新者は受講の義務があります。

 

こんな(ムダな)制度、いつ決まったんだ?

 

2002年からだそうです。

 

さらに、75歳以上は認知テストを受けなければこの講習は受けられません。

 

警察という組織は、こういう仕組みを勝手にどんどん作り出します。

 

そして自分たちの再就職先を確保していくのです。

 

タチが悪いのは、だれも反対できない「善意」を押し付けてくることです。

 

・・・・・・・

 

講習内容は以下のとおり。

 

視力検査。(動体、夜間)

視野角度。

教育ビデオを見せられる。

実車の実技。(訓練コースを周回させられる)

 

以上で2時間、費用は1万円です。

 

そして、自分の老化を自覚させるテスト結果を示すというのが筋書きです。

 

これは試験では無いので、合否はありませんと何度も繰り返します。

 

要は効果が検証されていない(ムダな)制度なのです。

 

警察権力をPRする意味合いもあります。

 

講習は民間の自動車教習所に委託されています。

 

講師は二度目の定年を迎えようとする高齢の教官で、全くやる気はありません。

 

因みに、ぼくは動体視力と夜間視力が0点でした。(眼鏡が合っていないのが原因)

 

 

 

・・・・・・・っということで、アメリカがイランを攻撃したというニュースには、驚きました。


ぼくは絶対にあり得ないと自信を持っていましたので。


TACOはトランプを表すあだ名です。


彼の本質はChickenであって実質的な参戦を決断できないはずです。


逆に意地になってChickenではないと証明したくなったのかも。


困ったものです。


始めてしまったものはしょうがない。


一番の問題は、「落としどころ」を考えているかという点です。


航空戦力だけで相手を無条件降伏に追い込むのは不可能です。


アメリカが地上軍を送り込むことはまず無いでしょう。


イスラエル軍然り。


予想できるのは長期化による混沌です。


では、狙いはイランの政権崩壊でしょう。


もしそうなったとして、次に親米政権が生まれるとは限りません。


イランはアラブ人ではなく、ペルシャ人ですので、イラクの轍を踏むかは確かではありませんが、生じる混沌をトランプが収束できるとは誰も考えないでしょう。


謂わばシーア派の盟主という蜂の巣に手を突っ込んだのです。


ロシアの動きが不気味です。


これまで書いてきたように、最悪のシナリオに向かって突き進んでいます。


・・・・・・・


付け加えますが、ハメネイ師をいつでも殺害できると言ったのは危険な失言です。


この発言は自分をターゲットにしてもいいというサインですから。











・・・・・・・っということで、今日は夏至です。

 

アパートの外壁塗装の続き。

 

パッとしないので1階と2階の境目に白色(アイボリー)を入れました。

 

 

昨日1日かけてマスキングテープを丁寧に貼りました。

 

今朝来てみると、上下のうち下のテープがほとんど剥がれていました。

 

ガックリ。_ノ乙(、ン、)_

 

温度差によってテープが伸び縮みしたらしい。

 

仕方ないので、テープを貼りながら塗装することに。

 

なんと帽子を忘れた。

 

汗がポタポタ落ちる。

 

禿げ頭に直射日光が容赦なく降り注ぐ。

 

11時の時点でこんなに影が短いです。↓

 

 
正午にはもっと短くなりました。
 
こんな環境では3時間が限度。
 
マンションに避難して大谷くんのMLBの中継に間に合いました。
 
シャワーを浴びてビールを一気飲み。
 
そこから先の記憶がぶっ飛び、気がついた時はもう5時で床で寝ていました。
 
試合経過どころか、どちらが勝ったか全く分からず。
 
 
 
 
 

・・・・・・・っということで、「ヨーロッパで訪れるべき美しい街28選──定番から穴場まで、魅惑の観光スポットを紹介」という記事が目に止まりました。

 

1. サン・セバスティアン(スペイン)

3. エディンバラ(スコットランド)

4. アヌシー(フランス)

6. インスブルック(オーストリア)

 

と最初の方にリストアップされている街を見て、そうかヨーロッパにはぼくが訪れたことのない穴場が、まだまだたくさんあるんだなぁと嬉しくなりました。

 

しかし・・・

 

11. レイキャヴィーク(アイスランド)

 

を過ぎたら全部行ったことのある街ばかりなのです。

 

すなわち、23/28(82%)達成済みなのです。

 

とはいえ、まだ5箇所経験していないので、楽しみは残っていますが。

 

ちなみに、選定された街はどれも納得でき、選者のセンスはいいですよ。

(^^)/

 

 

・・・・・・・っということで、ぼくは「想像できる最悪の事態は必ず起きる」を信じています。

 

核兵器を持った以上、それを使いたくなる誘惑に人類は勝てないと思っています。

 

アメリカがいい例です。

 

日本が降伏する前に、原爆がどのような効果が得られるか知りたくてしょうがなかった。

 

投下する理由は後からいくらでも付けられます。

 

平野の広島と、山がちな長崎の2ヶ所を選んだのです。

 

終戦と同時に、その効果を調べるために研究者を派遣したのがその証拠です。

 

さて、いま核兵器を使いたくて仕方ない国があります。

 

思いがけない抵抗をウクライナから受けているロシアです。

 

そして、目の上のタンコブであるイスラエルを抹殺してしまいたいイランとイスラム諸国です。

 

手段さえあればアメリカで使いたいと望むテロ組織です。

 

核兵器というものは、たった一発で厄介ごとを片付ける力を持っています。

 

だからこそ、使わないことが前提の「抑止力」が働いていたのです。

 

その考えは実に不安定なものです。

 

かつてのアメリカとソ連の二大国の冷戦時代はその抑止力に希望を託すことができました。

 

しかし、ソ連が崩壊後、そのバランスは崩れ去りました。

 

中国、インド、パキスタン、英仏、が加わり、あろうことか北朝鮮まで保有する時代です。

 

イスラエルが保有しているのは周知の事実です。

 

これを抑止力の理論だけでバランスをとること自体不可能です。

 

各国はスキあらば使おうとウズウズしていると思って間違いありません。

 

使わないのは、報復されるからです。

 

報復の心配さえなければ、喜んで使うのです。

 

今回の危機でのポイントは、自分が使わなくても他人に使わせればいいじゃないかというアイデアが現実味を持っていることです。

 

核兵器で攻撃する能力を持つイスラエルに対抗するために、イランが核兵器を喉から手が出るほど欲しがるという状況が目の前に来ています。

 

その欲求を見透かし、影から囁くのがプーチンです。

 

自分の手を汚さなくても、北朝鮮を利用すればいいのです。

 

ひとたび核兵器が使用されたら、その垣根は一気に下がり通常兵器の一種に成り果てます。

 

このようなデリケートで危険な状況を、トランプが的確に対処できるとは誰も思わないでしょう。

 

中東で核爆弾が破裂しても、プーチンもトランプも関係ないのです。

 

一番喜ぶのは、両国が共倒れになることを望むシー・ジンピンだけです。

 

世界の極東(偏西風で放射能は太平洋に流れるという意味)に位置する日本も他人事では済みません。

 

・・・・・・・

 

このシリーズで最初に指摘したとおり、今回の危機は拡大する可能性が極めて高いのです。

 

「想像できる最悪の事態は必ず起きる」が真実なら、ぼくの生きている間に起きないことをただ祈るしかありません。

 

このシリーズおわり。