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so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、なぜこのタイミングでイスラエルがイランを攻撃したのか、その目的を考えてみます。

 

イスラエル、というよりネタニヤフ政権の目的は以下の4つと考えられます。

 

1. イランの核能力を削ぐ

イスラエルがイランの核施設を空爆したのは今回が初めてではありません。

 

2. パレスチナ問題から目をそらさせる

ガザや西岸での残虐行為が国際社会で非難されている。

 

3. アメリカを巻き込むことによる免責と後ろ盾の確保

イスラエル寄りの(乗せ易い)トランプが政権にあるうちに、できるだけ既成事実を積み上げる。

 

4. 最終的な目標は「地域覇権の確立」

唯一の核保有国として中東を主導する

 

こうやってイスラエルの目的を考えると、実に老獪で長期的な戦略に基づいて行動していることがわかります。

 

これに比べ、トランプとその政権が長期的構想を持たず、行き当たりばったりであるのとは正反対です。

 

トランプの頭にあるのは、自分が注目される機会を利用し、アメリカの力を見せつけることだけなのです。

 

トランプ政権が今回の空爆によって「停戦」や「平和交渉」を目指していますが、イスラエルは今後も「限定的な軍事行動」を繰り返し、アメリカの支持を既成事実化していくのは間違い無いでしょう。

 

そして詰将棋のように、「最終目標」に向かって着々とコマを進めていくのです。

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、和歌山県白浜のパンダが中国に返還されたというニュース。

 

アドベンチャーワールドにパンダが来たのが1994年。

 

以来30年間で、12回の繁殖で17頭の育成に成功し、20頭以上の子孫が誕生しているそうです。

(繁殖のノウハウを日本が獲得するのが気に食わないのか?)

 

パンダといえば上野動物園。

 

初めて出産した赤ちゃんが死亡し、飼育担当者がTVの前で泣いている姿が印象的でした。

 

今回の最後の4頭の返還も、多くの人々が泣きながら見送っています。

 

ホントーに日本人は純粋ですね。

 

日本人のぼくが言うのもナンですが、愛すべき国民です。

 

確かにパンダは可愛い。

 

絶滅危惧種であるか否かは別にして、あの白黒のパターンは絶妙で文句なしに可愛い。

 

でも、それを政治の道具にするのは気に食わない。

 

実に気に食わない。

 

そんなことをするなら、パンダなんていらねぇ〜ヨ。(ーー゛)

 

・・・・以上です。

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、「過ぎたるは及ばざるが如し」は孔子の言葉ですが、説明の余地ありませんよね。

 

スマフォって便利すぎますよね。

 

あまりの便利さに、これなしに生活は成り立たなくなってしまいました。

 

アップルのアイフォンが登場したのが2007年。

 

たった18年しか経っていないのに、今じゃ子供まで持っています。

 

最初はガラケーに音楽機能が付いたくらいの認識でしたが、いまじゃ万能と言っていいほどです。

 

これからも進化し続けるでしょう。

 

では、この「便利すぎるツール」によって人類は何を手にしたかというと、「自由」だとぼくは考えます。

 

ちょっと分からないかも知れませんが、たとえば海外旅行する時スマフォによって旅の自由度は格段に上がりました。

 

ぼくが最初にヨーロッパを旅行したのが1978年。

 

いま思うと、どうやって旅行できたのか不思議でなりません。

 

外国旅行するのにまずチェックするのが、その国で使えるSIMは何かだなんて、あの時代に誰が予想したことでしょう?

 

スマフォのおかげで自由が手に入った例として旅行を挙げましたが、生活のあらゆる場面で自由が手に入ったのです。

 

スマフォをなんとなく使っていますが、そう定義することもできるはずです。

 

・・・・・・・

 

そこで、「過ぎたるは及ばざるが如し」です。

 

便利すぎる=自由すぎることで、問題があるのでしょうか?

 

4ヶ月前に書いたことの焼き直しです。↓(書いた本人も忘れていましたが。(;^_^A)

 

 

スマフォは社会をアノミー化(社会的規範の崩壊)させていると、今度使う時ちょっとだけ考えてみてください。^m^

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、今回は難しいテーマです。

 

トランプ政権を見ていると、まるで素人集団のように見えて仕方ないです。

 

特にイランへの爆撃。

 

トランプは完全に破壊したと主張していますが、今の段階で言い切るのは無理。

 

とりあえず停戦(cease fire)しただけで具体的な和平への道筋の案を持っているようには見えない。

 

行き当たりばったりで、目先の成果に飛びつく習性がある。

 

ネタニアフ政権の方はもっと緻密な計画を持っていて、アメリカを巻き込む意図が最初からあったように見える。

 

トランプはまんまとその手に乗っただけ。

 

完全に破壊したかは問題ではなく、巻き込めば成功。

 

すなわちトランプはうまく利用されている。

 

同じく、プーチンにも利用された。

 

大国の大統領として危険極まりないが、誰も止められない。

 

MAGAというぼやけたキャンペーンだけで、明確な目的、信念、もっと言えば政治哲学がない。

 

さて、ネタニヤフ政権はアメリカを利用して、どんな壮大な計画を描いているのかを予測するのが今回のテーマです。

 

・・・つづく。

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、橋下、堀江、よく知らないけどひろゆき・・・ぼくが嫌いな人物たちです。

 

なんとなく共通するものはお分かりでしょうが、自己顕示欲の強い連中ばかりです。

 

しかし、ソーシャルネットワークの時代、こういう自信満々の個性がウケています。

 

その主張が間違っているか正しいかは別問題ですが。(ーー゛)

 

いまはネットを通して個人の意見を発信できる時代です。

 

しかし、発信数は多くなるものの、本当にしっかりした自分の意見を持っている人は少ないように感じます。

 

要は自信がない。

 

そういうときに、これら自信満々の意見に強く影響されるのです。

 

象徴的な出来事は例のパワハラ事件を起こした斎藤兵庫県知事の再当選。

 

明らかにこれら自信満々の意見に投票者がミスリードされたとぼくは分析します。

 

トランプもソーシャルメディアを使って極端な意見をばら撒き成功しました。

 

このような現象を見ていると、ソーシャルメディアの危うさを感じざるを得ません。

 

好き嫌いは別にして、これら時代の申し子たちの存在に危機感を持つべきだと思うんですがどうでしょう?

 

「自己顕示×確信口調×ソーシャルメディア」の組み合わせの破壊力を過小評価すべきでないということです。

 

ソーシャルメディアによって、かつてのメディアのふるいがなくなり、ノーガードで情報が拡散されています。

 

だからこそ、「自分の頭で考える力」=判断力がかつてなく問われている時代なんです。

 

この問題を解決するには、賢者が発言力を持つことです。

 

いつの時代にも教養人、正論を持った知識人、人格者は必ずいるものです。

 

しかし、発信力となると例外なしに弱い。

 

弱くなるのは仕方ない、なぜならそういう人物は断定せずに間違いがある可能性も否定しないからです。

 

すると、絶対的な意見を求める大衆の人気が得られないのは当然ですね。

 

答えは国民全体が賢くなるしかないのですがそれは難しい。バカになるのは簡単なのにね。^m^

 

バートランド・ラッセル(19世紀イギリスの哲学者)は言いました:

 

「世界の問題は、愚か者が自信に満ちていて、賢者が疑念に満ちていることに起因する」と。

 

まさに現代を言い表していますね。

 

ソーシャルメディアの時代、自信満々の発言には気をつけろ、と気づくだけでも一歩前進とするしかないですね。

 

「正しさより強さが勝つ」時代であってはならないのです。

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、警察官が泥棒しても驚かない時代ですので、小学校の教師が女子児童を盗撮していたくらいではもう驚きません。

 

ところが教師同士で盗撮画像をSNSで共有し合うという今回の事件は、前代未聞と言わざるを得ないでしょう。

 

小児性愛者が自分の欲望を叶える目的で教師になったとさえ疑ってしまいます。

 

だって、一人じゃなくて複数の教師ですよ。

 

・・・・・・・

 

ぼくが小学生の時代、憧れのマドンナがいました。

 

水泳の授業の時、男性の担任が彼女を両手で支えて泳がせたのです。

 

いくら子供だとしても、その担任の魂胆は見抜けました。

 

評判が良かった担任だけに、イヤァ〜な記憶として残りました。

 

いつの時代にもそういう教師はいるものです。

 

・・・・・・・

 

日本では、ずいぶん昔から顔は幼いのに体だけはやたらセクシーな画像が、堂々と街に溢れています。

 

外人が見たら怪訝に思うだろうと気になって仕方ありません。

 

日本人は小児性愛症【ペドフィリア(pedophilia)】じゃないかって。

 

異常なことを異常と感じられない社会は問題です。

 

今回の事件は、この異常さが見逃されてきた結果ではないでしょうか?

 

日本の女性は必要以上に幼児っぽく振る舞います。

 

日本人全体が、もっと大人を目指すべきだと思うんですがどうでしょう?

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、昨日は雨だったので、一日中マンションに篭っていました。

 

エアコンは24時間運転しっぱなし。

 

今日は雨が上がったので、アパートに自転車で行きました。

 

アパートは丘の上にあるので、心臓破りの切り通しを自転車で登らなくちゃなりません。

 

いつもは麓から押して上がるんですが、今日は運動のためと中間地点まで漕いで登りました

 

まっ、この辺でいいかと自転車を止めて降りようとすると、思いがけず右側が低い。

 

右足が着くかと思ったら・・・・

 

足が届かずスッテンコロリン。

 

情けねぇ〜〜

 

自分の足が短いくせに、見栄でサドルを高めに設定しているんです。

 

そういう時に限って後ろから電動アシスタント付きの自電車で登ってくるオバさんがいるんですね。

 

「大丈夫ですかぁ〜」と親切に声をかけてくれる。

 

ヨロけて転んだだけなので「ダイジョーブですよ」と倒れたまま答えて、先に行かせる。

 

ところがなかなか立ち上がれない。

 

情っさけねぇ〜なぁ〜〜〜😹

 

咄嗟の受け身をしたはずなのに、崖のブロックに頭を打ちつける。

 

・・・・・・・

 

今日のアパートは垂直の雨樋の一部が割れていたので同じサイズの塩ビ管を加工して継ぎ足す。

 

この辺は理科系でしか発想できな方法で。(;^_^A

 

外壁と同じモスグリーンで塗装仕上げをします。

 

今日は気温が30℃前後だったけど、湿度が高かったぁ〜〜。

 

作業に移った途端、汗がポタポタ落ち続けます。

 

・・・・・・・

 

マンションに帰ってシャワーを浴びたら、転んで頭を打った部分が痛い。

 

触ってみると、どうやら出血したらしい。

 

 

我老いたり。

 

自転車で転ぶなんてねぇ。_ノ乙(、ン、)_

 

丸坊主ならヘルメットを被らないまでも、せめて帽子は必要だなぁ。

 

 

 

・・・・・・・っということで、今回のイスラエルvsイランの武力衝突をもう少し冷徹に見てみましょう。

 

イスラエルはイランによる核攻撃の芽を先制攻撃によって摘んだ。

 

地下部分を破壊する能力がないからトランプを利用した。

 

トランプは軍事的大成功と喧伝し、この成功によってイランの核開発を放棄させられると有頂天です。

 

何度も書いているようにトランプは何でもショー化してしまいます。

 

世界は彼の仕掛けるショーに目眩しを喰っているんじゃないでしょうか。

 

今回の事件のキモはイランの核開発を諦めさせられるか?です。

 

ぼくが見るところ、全くの逆効果。

 

イランはますます核開発を目指すでしょう。

 

戦争はこれからなのです。

 

「核を持たないから攻撃された」とイランは理解するでしょう。

 

かつてのサダム・フセインやカダフィと同じ構図です(どちらも核を持たず倒された)。

 

イランは唯一の抑止力が「核兵器」だと確信を深めるはずです。

 

IAEAからの離脱によって、ますます監視しにくくなったのは痛いです。

 

北朝鮮が核保有国になったのと同じ道をイランが辿らないと誰が言えるでしょうか?

 

あの北朝鮮でさえ開発できたのですよ。

 

キム・ジョンウンと3回も会談して失敗したトランプが、イランの暴走を止められると信じるのは、よほどのお人よしです。

 

今回の展開は平和どころか、ますます核戦争の危機を増大させたと考えるべきではないでしょうか。

 

ロシアが北朝鮮を隠れ蓑に使い、技術や製品をイランに提供するシナリオの危険性を見逃すべきではないことは言うまでもありません。

 

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、国分太一というタレント、本当に知らなかったのね。

 

「こくぶ」じゃなくて「こくぶん」なのね。

 

さすがに「TOKIO」は知っています。

 

ダッシュ村という番組は見たことないけど。

 

外国じゃボーイズグループってステップアップするための単なる足掛かり。

 

人気が出て自分に注目されたら、さっさと独立してしまう。

 

グループとしてどんなに人気が出ようとも、解散してしまう運命。

 

ところが日本は違う。

 

いつまでもしがみついている。

 

TOKIOなんて50歳越えなんですよね、調べたら。

 

これじゃオッサンズグループじゃない?

 

そして不祥事を起こして無様な解散に至る。

 

なぜかというと、メンバー個人に「歌手として独立するだけの実力」がないから。

 

この点が外国と決定的に違う。

 

そしてファンも悪い。

 

下手くそな歌を聞かされても不平を言わず、オッサンになってもグループに執着する。

 

アイドルというものの効用は知っていますよ。

 

グループ活動を続けながら俳優やったりMCなるものをやってもいいが、早く独立するのが本人のためになる。

 

日本は「甘えの構造」と共に「甘やかしの構造」でもある。

 

最近、タレントの不祥事がボロボロ出てくる原因は、全部これだとジイさんは信じてますよ。

 

歌唱力があってダンスが上手く、楽器が得意。

 

プラスアルファとしてルックスと個性。

 

これを武器に勝負を挑むというのが最低限の条件でしょう?

 

外国じゃアタリマエ。

 

それでも成功するのは一握りの世界。

 

日本とは前提からして違う。

 

国分太一くんの不祥事は秘密だそうだが、この前の誰だっけ?

 

えぇ〜っと・・・そうそう、中居ナントカと同レベルでしょう?知らんけど。

 

 

 

 

・・・・・・・っということで、イランとはどういう国なのか、歴史から入るのが一番でしょう。
 

① アケメネス朝(前550~前330)初のペルシャ帝国 アレキサンダー大王により滅亡

② セレウコス朝(前312~前63)ギリシャ系支配 

③ パルティア(アルサケス朝, 前247~後224)イラン系復活

④ ササン朝(224~651)古代ペルシャの黄金時代

⑤ イスラム化・ウマイヤ朝 → アッバース朝支配(651~9世紀)アラブ系支配

⑥ 地方王朝とセルジューク朝(9世紀~13世紀)トルコ系支配

⑦ イルハン朝(1256~1353)モンゴル系支配

⑧ ティムール朝・トルコ系諸政権(14~16世紀)分裂期

⑨ サファヴィー朝(1501~1736)シーア派を国教化・十二イマーム派

⑩ カージャール朝(1796~1925)欧露の介入増

⑪ パフラヴィー朝(1925~1979)近代化・世俗化

⑫ イスラム共和国(1979~現在)神権政治体制


入れ替わり立ち替わり支配者が交代していますね。(赤字がペルシャ人国家。)

 
宗教はゾロアスター教がベースで、ウマイヤ朝からイスラム教ですね。
 
外来王朝でも、時間の経過とともにペルシャ化していくそうです。
 
地政学的にはヨーロッパと東アジア(中国)の中央に存在して、交易、文化の交差路の役割を果たしています。
 
ですから商業や外交において鍛えられています。
 
ぼくがイランに初めて行ったのはパーレビ(パフラヴィー)国王が亡命する前年で、短期間の滞在でも社会が腐敗していると肌で感じました。
 
なんでおかしくなったかというと、英米の介入です。
 
石油を国有化する動きに英米が激怒し、CIAとMI6が手を組んでクーデターを起こしました。
 
アメリカ式の近代化を強引に進め、国民との乖離が生じました。
 
いまの紛争の種はほとんど欧米によって撒かれたと思っていいでしょう。
 
残念なのは、ホメイニ師がイスラム原理主義国家にしてしまったことです。
 
イスラム教であることで、イラン人を狂信的であるように見るのは間違っていると思います。
 
イランの映画を見れば芸術に対する意識のレベルが高いと分かります。
 
イラン人の表現には、間接話法、婉曲、詩的言語が多用されるそうです。
 
政治的な表現でさえ文学的であるので、言葉の表ヅラだけからは、彼らの真意は見えません。
 
彼らは長い歴史を持ったペルシャ人としての誇りがあります。
 
その辺のことを全く理解しないトランプが、功利的な打算にかられて焦っているのは滑稽であるし、危険でもあります。