・・・・・・・っということで、ウズベキスタンに来て不思議なこと。
日本車が走っていない。
まあ、右側通行なので右ハンドルは不利ってこともあるでしょう。
走っているのはシボレーばかりなのです。
アメリカ車が気に入られているはずがないじゃないですか。
何か裏があると感じませんか?
ソ連解体後、ウズベキスタンは自動車を国産化する方針を取りました。
工場を作るメーカーいませんか?
輸入車には100%関税かけますよって。
その他法外な条件を付けましたが、これに手を挙げたのが韓国の大宇だけ。
日本も欧州も流石に応じませでした。
大宇は工場を作ってウズベキスタンは唯一大宇のクルマばかりが走る国となったのです。
ところが大宇の経営が傾き、GMが買収しました。
もちろんウズベキスタンの工場の経営権もGMが握ることになりました。
名前はGMのシボレーですが、中身は大宇製なのです。
道理でアメ車とは思えないクルマばかりの訳です。
中身は韓国製ですので、金持ちは日本車が欲しいわけです。
特にランドクルーザーなんて、垂涎の的ですからね。
そこで闇ルートで仕入れ、わざわざ左ハンドルに改造する裏ワザまで使うそうです。
話はここで終わりません。
やたらBYDや明らかに中国製と分かるEV車を見かけるんです。
ウズベキスタン政府はガソリン価格や環境問題で、EVを積極的に推進する政策を取りました。
シボレーの牙城を崩すいいチャンスと中国は見たのです。
価格を同クラスのシボレー並にしてガンガン売り込んだのです。
充電個所問題は都市に集中して設置しました。
田舎はシボレーのままでいいや。
同じ価格でシボレーと比較されれば、デザイン性や最新機能てんこ盛りのEVの圧勝です。
だってシボレーは旧式ですから、若者にウケません。
かくして中国のEVがすごい勢いでシボレーを駆逐しているというワケです。
じゃあ、(ダサくて田舎のイメージの)シボレーに生き延びるチャンスはあるのか?
それが怪しいのですね。
中国は次にHEV(ハイブリッド車)とPHEV(プラグイン)を用意しているのです。
これをやられると、日本を始め欧米車の勝ち目は無いですね。
思いがけないところで中国の脅威を見せつけられました。