・・・・・・・っということで、サマルカンドからタシケントに戻ってきました。
行きは高速列車で2時間ちょっとだったけど、帰りは名実ともに「鈍行」で4時間以上かかりました。
ウズベキスタンを旅行する際は、鉄道の予約を早めにして下さい。
正直なところ、更に奥に行ったブハラとかでも感動は同じのはずです。
そりゃ〜若ければ行ったと思いますが。
列車ので同室になったご夫婦。
好奇心が強くいろいろ話しかけてくるんですが、なにせ英語が通じない。
本人はウズベク語はもちろんのことロシア語、タジキスタン語、グルジア語と指折り数え、何と6か国語に精通しているとのこと。
さすがシルクロードの民ですね。
オレは69歳だと威張っていましたが、ぼくが72歳だと伝えるとビックリしていました。
日本の若造と思ったのでしょう。(^^)
窓側を取ったつもりですがぼくの勘違い。
車窓からの写真はこれ一枚だけです。
遠くに裸の山並み。
近くには灌漑されて作られた緑。
この連続です。
奥さんも気立てが良く、会話できないのが残念です。
あと気づいたのがロシア製の造り。
車両にしても何でもかんでも頑丈にできています。
それが必要以上に頑丈なのです。
ドアノブも思いっきり回さなきゃならない。
ちょっと飛躍してしまいますが、ロシアの民衆がソ連時代を懐かしむ気持ち、少しだけ理解できます。
タシケント駅に降り立ちました。
ホテルまでヤンデックスGOを利用しようとしましたがクルマが応答しない。
そのくせタクシーの客引きが激しい。
ぼくの推測ですが、どうやら縄張りの棲み分けが暗黙のうちに出来上がっているのではないでしょうか?
サマルカンドに行くとき、新米のドライバーがタシケント駅への行き方を知らなかったことと符合します。
仕方ないから地下鉄でホテルに一番近い駅に行き、歩くことにします。
知らないわけではありませんでしたが、この日差しの中を歩くのは自殺行為です。
ヤンデックスGOを使ってもいいんですがあまりに短い距離なので遠慮してしまいます。
ホテルで教えてもらったビールが飲めるレストラン。
ビールをオーダーしたら提供できないとの返事。
おかしいなぁホテルで確認まで取ってもらっていたのに。
そこはアウンの呼吸、地下の部屋ではタバコもアルコールもOKと案内されたのがこの秘密の空間。
前にもありましたよね。

内陸国なのに、シーフードをオーダーしたらこれが大ヒット。
皿を舐めたいと思いましたよ。(^^)
こういう文化の交差点では味覚が発達するんでしょうね。
トルコ料理もそうですが、こういう店が近くにあったら、まいにちでもかよいたい。