(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー 桑原朱美です。
今日のテーマは
「分かるとは分けること~統合から分離・そして再び統合する~」です。
GWはいかがお過ごしでしょうか?
桑原は、29日から30日は、オンラインで
コミュニティ会員さんの無料コンサル、有料の個人コンサルなど
6名と密な(笑)時間を持ちました。
無料コンサルでは、悩みや雑談、近況報告など
会員さんの生の声を聴くことができる貴重な時間となっています。
今日の記事では、そんな会員さんの生の声から
感じたことをまとめてみました。
■分かるとは分けること=分断/分離
最近感じているのは
学ぶことで得る喜びとともに
苦しみも生まれてくるのだなということ。
「わかる」とは分けること。
知識が増えることは
何かと何かを「分ける」ということにもつながります。
『分別が付く』ということは
人間が社会で生きていく上で
大切な社会通念などを持つことができる反面
知識が増えることで
「これは良い。これは悪い」というジャッジを
自分にも他人にもしてしまうのです。
学びによって
「生きるのが楽になった」
「自分の制限がなくなった」
「ぶれなくなった」
「落ち込んでも、立ち直りが早くなった」
という喜びを得る反面
「学んだのに、できていない」
「こうするのが正しいはずなのに、自分はできない」
「これをすればよいとわかっていても、実行できない」
「こうあるべきなのに、あの人は違う」
という悩みも起きるのです。
まじめな方ほど、自分を責めるだけでなく
他人に対してもジャッジしてしまいます。
これが、
「学びによって陥る罠」なのかもしれません。
ただ、それは、次の段階へ向けた
大切な過程でもあります。
■世界を分断してみることが苦しみとなる
生まれたばかりの赤ちゃんというのは
波動的には統合されています。
この状態では、世界と自分は一体化しており、
ジャッジがないのです。
しかし、この統合はある意味未熟です。
そのため、社会に適応するために
家庭教育や学校で学ぶ中で
「分別」を身に着けていきます。
低年齢の時は、
自分が体得した価値観の中で自分の価値観を優先するので、
トラブルも多発します。
しかし、年齢とともに、いろいろな価値観があることを知り
違いを受け容れながら、成長していきます。
大人になってからの学びも同じです。
学ぶことは、大切なこと。
しかし、同時に、学ぶこと、知識を得ることで
私たちは、世界(現実)を
「〇と×」にいったん分けて理解します。
偉そうなことを言っている桑原も、
NLPや波動を学ぶ中でその知識が増え
現実世界の中の出来事や他人のことを
「〇と×」に分けてしまった時期がありました。
(今でもすぐやっちゃう)
それがたくさんのジャッジにつながり、
そのジャッジが、ネガティブな感情が動く原因となります。
もちろん、今でも、自分の中の価値観とぶつかるものに対し
同じような反応を繰り返してしまうことも多々あります。
以前に比べるとそれも少しずつ自分の器が広がり
反応しなくなってきています。
世界(現実)を、分断したまま見ているということは
受け容れてないということ。
受け容れてないということは
世界(現実)を分断して理解しているということ。
○か×かのどちらかで判断しようとしているということ。
ずっと波動の先生に言われてきたことが
最近、やっと腑に落ちてきました。
別にすべてのマイナス感情をなくしましょう
言っているのではありません。
どんな時も、神のように微笑んで
怒りも悲しみもない仏のようになることは
人生の目的ではないはず。
分離したものを再び統合するためには、
現実世界で体験を積むしない。
体験によって、分断して見えていた世界は再び統合されます。
その体験こそが、人生の醍醐味!
「あってもよい。そういう考え方も世の中にはあるんだな。
そのうえで、私はこの考えを選択する」
ということだけなんですね。
一番嫌いな人に自分が似ているといわれて、認めたくないっていうのは
その部分を「悪いもの」と決めているから。
良い悪いという二極の考えを超えた視点を持てば、全く違う考え方ができます。
考え方が変われば、見え方が変わります。
あると認めたうえで、あってもよいと受け容れたうえで
自分はその性質をプラスに役立てるように表現すればいい!
それだけのことです。
■統合-分断-統合で人の器は大きくなる
波動理論では、赤ちゃんは生まれたばかりの時
根源とつながり、脳下垂体もほぼ100%動いているという立場をとります。
成長し、社会に適応するために教育がされ、
分別ができることで、脳下垂体が徐々に眠ってきます。
(だからと言って教育を否定しているのではありません)
成長していく中の様々な体験の中で、体の記憶(脳内プログラム)で
生きるようになります。
脳下垂体より、松果体が優勢になると、体のパターン(脳内プログラム)通りに
生きるようになります。
その状態から、「自分を生きる」という状態を求めた人は
次の統合の段階に入ります。
その統合とは、だれかのスピリチュアルな特別な力に頼ったり
特別な何かの信仰によって起きるものではありません。
方法はたった1つ。
「現実を生きること」
自分の意志をたたき起こし、決めて動いて完結させていく体験を積み重ねることで
いろいろな価値観、違いも受け容れていくという体験をします。
この体験の積み重ねが、次の統合へと向かわせるのです。
現実をしっかりと生きて、たくさんの感情を体験し、
その感情も体験し尽くすことで(感情の消化・昇華)
〇と×を超えた視点で世界を見ることができるようになります。
この時の統合は、赤ちゃんの時の統合とは
全く質の違う次元の高いものとなります。
それはとても泥臭い体験を積むことでしか、得られないこと。
きれいごとや特別なことをするということではありません。
自分に対しても「今、この状態だ」と冷静に見るだけ。
他人に対しても「今、こうなんだな」とそのままを見ること。
苦しむのは、状況や状態に対して「よい、悪い」を決めるから
冷静に現実を受け止めたら
「で、どうする?」と自分に問うだけ。
多くのことに対して
「ああ、今この人はこの状態なんだ」
「ああ、自分はまだ、これを受け容れてないんだ」と
その現実をそのまま受け容れて、ジャッジしないこと
ジャッジが入るときというのは
この文章の後に「…だからダメなんだ」
「…だから悪いんだ」とつなぐこと
それでも、まだまだ感情はたくさん動きます。
その時は、自分が何に対して
良い悪いを決めているのかを考えます。
以前、波動の先生がおっしゃったこの言葉が
胸に響きます。
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マイナスの感情をなくそう
なんて考えるより
感情が動くことを楽しんだほうが
人生は面白い
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それでは、今日も
素敵な1日を!
p.s.1
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