大充実のイベント、ハロー赤ちゃん
産婦人科医による講演の備忘録です
お話ししてくださったのは、東京日野市にある産婦人科コンチェルト院長の大村先生
休憩時間中に参加者から集めた質問用紙をもとに、それらに答えていくという形で進行していきました。
【切迫早産(流産)】
兆候
①出血
②腹痛
→正期産となる37週以降の呼び名は、①おしるし②陣痛となる。つまりお産が近づいている証拠。それ以前の妊娠期間中はあってはならないものなので、これらがあらわれたら重症だと自覚すること。
原因
①雑菌
②仕事など歩きすぎ動きすぎ
予防
①お腹をさすりすぎない
→愛おしくてついやってしまいがちだけど、子宮収縮につながる。出産後子宮の戻りを良くするために行う行為でもある。
②乳頭マッサージは妊娠10ヶ月になってから
→こちらも子宮収縮につながる。
③ウォシュレット使用時は膣にティッシュを当てる
→雑菌の侵入を防ぐため。お風呂でのシャワーも注意。
④湯船に浸かる
→皮膚の雑菌を除去できるし、膣はゆっくり洗われるのが望ましいため。
☆妊娠中、温泉に行ってもいいが、洗い場のイスはNG!イスから様々な感染症にかかる例が増えているそう。洗うときは、立膝をついて。
お腹の張りの自己チェック
①仰向けに寝る
②膝を立て、かかとを地面につける
③両手をパーにして、おへそ〜脇腹のあたりに当てる
④どちらかが硬くてどちらかがやわらかければ問題なし。どちらも硬いと張っている
【子どものアレルギー】
原因は、アトピー性皮膚炎によるもの
→とにかく保湿してあげること!
赤ちゃんはモチモチ肌で潤ってるように見えるけど、皮脂が抜けやすくとても乾燥しやすい。
肌の管理がいろんなアレルギーを防ぐことになる。
妊娠中の食事(乳製品など)は関係ない。
【逆子】
治し方は寝方を気をつける程度
→へその緒が巻きつく危険があるので、体操はおススメしない。
【葉酸サプリ】
妊娠前から妊娠6週頃まで飲んでないと意味がない。
→ネットで“妊娠後期まで葉酸サプリを飲んでいると、赤ちゃんが喘息になる”などの話が載っているが、現在も完全には否定されていない。
中期以降は食事から摂取するように。DHAサプリなども同様。
【出産週数】
正期産は37週からだけど、37週と38週では赤ちゃんの呼吸が全然違う
→呼吸器専門医師が言っているそう。体重ではなく何週で産むかが重要。
【体重】
NGな増え方
①むくみによるもの
②1週間に2kg等短期間に増えること
→体重については厳しく言わないようにしている。あまり増えないより少し増えすぎのほうが良い。
えーそうなのとびっくりすることもありましたし、医師によって意見が違うところもあると思いますが、きちんと論文を根拠にされていたりもしたので、ネットに書かれていることなんかよりは信頼できるのかなと。
葉酸サプリに関しては、私もちょうど5ヶ月に入る前に追加を買おうか迷った時、ネットで“サプリを摂り続けると危険”という記事を見たので、なんとなく怖くて食事から摂取するようにしていました。
とはいえ嘘でしょーと信じてなかったけど、完全には否定されてないと聞いてびっくり
『購入したサプリが残ってる人は旦那さんに飲んでもらって!』とまで言ってました
ずっとサプリを辞めていることに少し不安もあったので、お話を聞いて安心しました
来週マタ旅で旅館に泊まる予定で、貸切風呂やお部屋のお風呂に入ろうと思ってるので、イスは絶対座らないように気をつけます
聞いといてよかったー
健診ではなかなかここまで聞く時間はないので、大変貴重なお話を聞けてよかったです