『RAILWAYS』シリーズ第1弾!

 2010年、邦画・ヒューマンドラマ、130分。
 
 監督・脚本 :錦織良成
 
 出演 :中井貴一、高島礼子、本仮屋ユイカ、
三浦貴大、奈良岡朋子、橋爪功、佐野史郎、
宮崎美子、遠藤憲一、中本賢、甲本雅裕、
渡辺哲、緒形幹太、石井正則、笑福亭松之助
…他。
 
 
 誰もが羨む大企業の、
出世コースを歩んできた
49歳のエリート会社員の人生と
家族再生の物語。
 
 
 
 
 
 
登場人物
筒井肇(中井貴一)
 
 大手家電メーカーの経営企画室長として、
順調に出世コースを歩み、
次の人事では取締役への昇進が
決定していた49歳のエリート会社員。

 
 仕事に忙殺されるあまり、
家族とのコミュニケーション不足となり
妻や娘とは気持ちがスレ違う日々に。
 

 母親が倒れたと聞き、
有給休暇を取り故郷の島根に帰省する。
 その時に、自分の部屋にあった
子供時代の宝箱の中から
『バタデン』の切符を見つける。
 
 
 「バタデンの運転士になりたい」
 
という、かつての夢を思い出した筒井。
 

 バタデンが、運転士の中途採用者の
募集をしていることを知り、
面接を受け採用される。
 
 
 幼い頃からの夢である
地元のローカル電車『バタデン』
に再就職し、母の看護を両立させる。
 
 
 
 
筒井由紀子(高島礼子)
 
 長年、専業主婦として
筒井を支えてきたが、
思い切って夢であったハーブショップを
開店させる。
 

 雑誌で取り上げられたことから
店は軌道に乗るが、
多忙を極めて、
夫とはすれ違うように
なってしまう。
 

 夫とは、東京ー島根の長距離別居と
なってしまう。
 
 
 
 
筒井倖(本仮屋ユイカ)
 
 筒井の長女。
 就活中の大学4年生だが、
自分のやりたい夢が見つからず
苦戦している。

 
 幼い頃から
父に遊んでもらった記憶もなく、
思春期過ぎてからは、
まともに口もきかない冷めた親子。
 

 険しい顔で仕事していた父が、
島根に移住してからは
別人のように穏やかな表情と態度で
楽しそうに運転士の仕事をする姿に
驚く。
 

 いつしか、島根にやってきて
父の肇と共に祖母の介護の
手伝いをするようになる。
 
 
 
 
筒井絹代(奈良岡朋子)
 
 筒井の母。
 故郷の島根で、
夫亡き後もひとりで暮らしていたが、
倒れてしまう。
 
 介護士の森山亜紀子(宮崎美子)の
協力もあり、リハビリに精を出す。
 
 
 
 
 
宮田大吾(三浦貴大)
 
 筒井と同じく運転士として
中途採用された青年。
 

 プロ野球選手として嘱望されていたが、
ケガのせいで断念することに
なってしまった。
 

 生活の為に仕方なく
バタデンの運転士となる。
 

 はじめのうち周囲に対して心を閉ざし、
どこか荒んだ雰囲気で
人を寄せ付けなかった宮田。
 

 好きなことを仕事にできた筒井と、
天職と言える仕事を失った若者
宮田の対比が描かれています。
 
 
 
 
 ここから先ネタバレ注意
 これからDVDを観る方は
スルーしてくださいねウインク
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【あらすじ】
 大手家電メーカーの
経営企画室長として、
順調に出世コースを歩む
筒井肇(中井貴一)。
 

 近々取締役への昇進が決定し、
周りから見れば、
まさに順風満帆の人生を送って
いるように見えたがー。
 

 専業主婦だった妻 由紀子(高島礼子)は
念願だったハーブショップを開店させ、
雑誌に取り上げられるようになったことで
多忙になりスレ違うように。
 
 
 幼い頃から子育てを妻任せにして
関わってこなかったせいか、
大学4年の娘との間はいつしか溝ができ、
顔を合わせてもギクシャクした状態。
 
 
 そんなある日、
故郷島根に住む母親が倒れた
と、連絡を受ける。
 
 
 とりあえず島根に帰省し、
久しぶりに実家に戻った筒井は、
幼い頃の宝物〜大量の切符を見つける。
 

 その切符は、地元民に愛される
バタデンこと「一畑電車」のものだった。
 
 
 子供の頃からバタデンが大好きで、
電車の運転士になりたかった
子供時代の夢を筒井は思い出す。
 
 
 
 とそこへ更に、
仲が良かった同期の川平(遠藤憲一)が
交通事故で亡くなったと知らされる。
 
 
 そこではじめて、
筒井はこれまでの人生や
これからの人生のことを考え始める。
 
 
 母の余命がわずかであると
医師から宣告され、

母の最期を看取る覚悟を決めた筒井は
会社を早期退職し、

妻子は東京に残して単身で
故郷ー島根に帰ることを決める。
 
 
 そんな時に、
地元のローカル線「一畑電車」が、
運転士を募集していることを知る。
 
 
 筒井は一畑電車の面接を受け、
無事に採用される。
 

 試験や研修を受けた後に、
49歳の新人運転士として
再出発することになる。
 
 
  本当にやりたい仕事を始めた筒井は、
別人のように穏やかで優しい表情を
取り戻していく。
 

 エリート会社員から
ローカル線の新人運転士となり、
新たな道を進みはじめた筒井。 
 

 好きな仕事をして
生き生きと働く彼の姿は、
妻や娘、年若い同僚など
周囲の人たちに影響を与えていく。
 
 
 
 
 
照れ今回のオススメの映画はこちらダウン
RAILWAYS』シリーズ第2弾!

 映画『RAILWAYS〜愛を伝えられない大人たち』123分、2012年。
 
     
画像orタイトルをタップすると記事に飛べます照れアップダウン
2011年、邦画・ヒューマンドラマ、123分。
 
監督 :蔵方政俊。
 
出演 :三浦友和、余貴美子、小池栄子、
中尾明慶、吉行和子、塚本高史、岩松了、
徳井優、中川家礼二、窪塚俊介、
仁科亜季子、清水ミチコ、立川志の輔、
米倉斉加年…他。
 
 
 北アルプス富山連峰を望む
「富山地方鉄道」を舞台にした
夫婦の愛と絆を描くヒューマンドラマ。
 オール富山ロケを敢行。
 
 
 定年をひと月後に控えた、
電車のベテラン運転士滝島(三浦友和)。
 そんな滝島に尽くしてきた
専業主婦の妻ー佐和子(余貴美子)。
 
 素直になれない不器用な夫婦の
再生の物語です。
 
 
 
 
『RAILWAYS』シリーズ第3弾!ダウン
映画『かぞくいろ〜RAILWAYS 
わたしたちの出発〜』
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2018年、邦画・ヒューマンドラマ、120分。
 
監督・脚本 :吉田康弘『バースデーカード』
『旅立ちの島唄 十五の春』
 
出演 :有村架純、國村隼、桜庭ななみ、
歸山竜成、木下ほうか、筒井真理子、
板尾創路、青木崇高…他。
 
 
 
 
 *・゜゚・*:.。..。.:*・*:.。. .。.:*・゜゚・*

 3作品とも、
地方のローカル線を舞台に、
鉄道にまつわる人々の人生をつづった
優しい余韻が心地よい作品。
 
 風景も綺麗だったし、
映画の中のローカル線に
実際に乗ってみて
ロケ地巡りしてみるのもありかも。
 
 
 
 
 

 


 

 

 

 

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