久しぶりのHyper X(Elpida BDBG) (3)
ElpidaのBDBGが調子良かったので、
今回は大幅にタイムを短縮できる予定でしたが、
ここにきて今度はM/B(インパクト)が過酷な連戦に耐えられず(笑)
ついにガタがきてしまいました。常温の定格動作すら怪しいレベルです。
意味不明なシャットダウンや、CBのなかったメモリにも
強烈なCBが発生したりして、何が死んでもおかしくない状態でしたが、
数時間粘ったあげく30分くらい普通に動く時間帯があったので、
そこで妥協しました。
実は6650MHzくらいでも同じようなループを刻めるし、
ここより上のクロックでも遅かったりと非常に不安定です。
アンコアも起動毎に最速なクロックが変化します。
たまに恐ろしく速いループを見せてくれますが、
そういう時はあと少しで完走しないのがお約束です(笑)
システムが冷えきってない状態でまたリベンジしたいです。
その前にマザー交換した方が早道かもしれませんが・・・。
SPI-32M Haswell(retail chip) @ 6.685GHz Test.
Memory POT : NABE Copper Crazy POT.
http://ameblo.jp/nabe19681968/
Mem : Kingston KHX2250C9D3T1FK3(Elpida BDBG)
M/B : ROG IMPACT(BIOS 0038)
PSU :GALAXY HOF1000G
Vcore 1.808v / Vcache 1.80v / Vddr 2.28v /
CPU-CB : -121c / Mem-Temp -105c /
久しぶりのHyper X (続き)
前回から引き続きメモリとIMCの相性について調べてますが、
やはり石によって変化するメモリとの相性は凄いものがあります。
良く廻る石なのにIMCが弱くメモリを零下で動かせない石があると
以前チラッと書きましたが、今回BDBGでは-125cまで大丈夫になりました。
次はその同じBDBGを使って、今までどんなメモリを使っても最大で
メモリ温度-100cまでしか冷やせなかった石は満水OKとなりました。
NABEちゃんクレイジーPOTの恩恵もあって、
当然電圧にも強くなり、電圧の天井も無くなりました。
Elpida-BDBGもかなり発熱凄いのですが、
2.3v以上ぶっこんでいても満水状態では
液面に波ひとつおこりません(笑)
燃料が残り少なかったので、電圧もタイミングも
おおまかな検証でしたが
まだまだ余裕ありまくりでしたので、石のクロック限界域でも
かなりいけそうな予感がしてます。
KHX2250C9 / Elpida BDBG
CB,CBB nothing
Vddr=boot 2.13v - Max 2.3v
1300 boot -1330MHz / 6-9-6-22-70-1... SPI-32M OK /(tWCL6)
1333 boot -1370MHz / 6-10-6-24-74-1...SPI-32M OK /
1400 boot -1418MHz / 6-10-7-26-80-1...SPI-32M OK /
BBSEと比べると上(クロック)が伸びるのが特徴で
速度は細かく計ってないのですが、
どちらかろいうとPSCに近いセッテイングが得意かも
しれません。。
こうなったら次は上位版の2333C9をやろうと思いますが、
single sideなので速度にどう影響を与えるか?
少し微妙な感じがしています。
久しぶりのHyper X
ちょっと気になる事があったので、
押入れからひっぱり出してバラしていました。
旧Elpida BDBGが中心です。
なんでイマサラ?BBSEがあんじゃん?と思う人もいるでしょう。
もちろん、我が家でも2700のCL6(PSC)や、2800のCL8(BBSE)には
BDBGでは速度的に追いつけないのは実証済みです。
KHX2250C9D3T1FK3 / Elpida BDBG
KHX2333C9D3T1FK3 / Elpida BDBG/(single side)
KHX2133C9AD3W1K2-h2o / Elpida BDBG
KHX1866C9D3LK2-LoVo-1.35v / Elpida Hyper MGH
KHX2800C12D3T1K2 / Hynix CFR (single side)
KHX2400C11T1K2 / Hynix CFR
Others.....
しかし、結局はメモリのパフォーマンスも石のIMCが決めることとなります。
ど真ん中PSCが速度が出る石もあれば、Elpida系が異様に得意(速い)な石、
samsungしか受け付けない(メモリ常温しか動かない)石・・・と結果は様々です。
まぁ、IMCとの相性がバツグンに良ければBDBGでも十分に戦えるということです。
ひとつずつ冷やしていくのも
地味な作業ですが、それはそれで楽しんでます。。
おかげで少しずつ攻略方法が見えてきました。
New Memory-pot and New-CPU.
今月は手が空かなくて、
なかなか新メモリPOTの試験が出来ませんでしたが、
一日空いたので隙を見て使ってみました。
ちとサイズ的にインパクトには入らなかったので、
マザー側を破壊して強引にねじ込みました。
Copperですので限界冷却性能は言うまでもありませんが、
温度のキープ力が素晴らしかったです。
高発熱のチップを使っていても、
どの温度域でも温度の動きが緩やかで安定しており
当然、燃費もすこぶる良好でした。
NABEちゃんGJ!
新石の件ですが、ひょんなことから2番手の石が
エース石さえ軽く超える耐性だったことが判明、
メモリPOTのチェックも兼ねてパイの耐性チェックとなりました。
最初の数時間はメモリとPOTのチェックばかりやっていたので、
廻るということに気がついたのが遅れてしまい、
システムが冷え切ってしまいました。
おかげで6.65GHzから上は効率が悪く、ほとんど速度が伸びなくなってしまいましたが、
IMCの耐性も素晴らしく良い石だと思います。アンコアも6Gオーバー楽勝でした。
そんな感じでメモリやアンコアも詰めておらず今回は石マカセでしたので、
タイム的にはまだまだあと数秒は縮む感じでしょう。
マザーが小さいだけにメモリ冷やすと異常に効率が落ちます。
かといって急ぐとPOTが安定しておらず不安定になります。
速度的にはまったく空回り状態でしたが、
パイの完走限界だけ見てみると4Coreでも6.7GHz以上で走っていたので
詰めるとか廻すとか以前に何か別の技術も必要のようです(笑)
いつか手が空いた時に、
そういうのも含め今度はしっかりチェックしたいです。
CPU-POT : WB-02(since 2009)
Memory POT : NABE Copper POT.
Mem : G.skill F3-19200CL8-2GBZHD(PSC)
PSU :GALAXY HOF1000G
SSD : GALAXY 240GB
Vcore 1.808v / Vcache 1.78v / Vddr 2.05v /
CPU-CB : -121c / Mem-CB -100c /
IMPACT and Samsung PI SimpleTest.
その後、PSCも冷やしましたが、
どうもIMPACTでは石を限界まで冷やした状態だと
CB & CBBが酷くて使い物になりません・・。
まともに動くのは最初の10分くらい?(笑)
石(IMC)のせいだと思いましたが、Computexの段階では石を限界まで冷やした環境でも、
メモリ(HynixCFR)も限界まで冷やせてましたし速度も出ていました。
ですので、たまたま我が家の石達の性格?とも思いましたが、
他所でもまったく同じ症状が報告されているので、我が家特有の症状ではなさそうです。
分かりきってる事はESとリテールはまったく違うということで、
過去もそういう感じの石は多々ありましたが、今回4770kは特に差が酷いです。
CB限界、Vcore限界、IMC耐性、IMC冷え耐性、メモリ冷え耐性・・・
まぁ、まったく別物ですね。
そういうこともあり、一旦メモリを冷やさなくてもよいSamsungに戻して
色々データをとってました。
POTを変更したらClockが凄く伸びるようになったこともあり、
安定して何回も走らせるクロックは
以前の6.5GHzGPから6.6GHzにレベルアップさせてます。
CPU-POT : WB-02(since 2009)
G.skill : F3-2666C10-4GTXD
PSU :GALAXY HOF1000G
SSD : GALAXY 240GB
Vcore 1.76v / Vcache 1.75v /
メモリ電圧 → 最初の1時間Vddr 2.00v /2時間目以降Vddr 2.2v /
3時間目以降Vddr2.25v /
耐性UPが目的の昇圧ではなくメモリチップを加熱させる目的(笑)
メモリ表面が冷えると同じクロックとタイミングでも0.2sくらいやるたんびに遅くなる為。
いっそのことSamsungも剥がして裸にしメモリPOTを乗せて
冷えてきたらバーナーでPOTをあぶりながら
温度管理をすればいいじゃないか~とも考えましたが、
あんな狭いマザーのスペースなので、どんなに養生しても
油系を塗りまくっても保ちたい温度が【常温】なので、
確実に何かが?死亡しそうですしエクストリームすぎます(笑)
当然、タイミング等はまだまだ詰められますしメモリクロックも上がるでしょうから、
今後もSamsungでも試していきますが、
うちの環境ではパイとの相性が一番良かったASRock板に換えて
他のメモリを冷やそうとも考えてます。
おまじないとしてスカルプDで頭を洗えば良い結果が出るかもしれません・・・。
あと、そろそろHOF780と専用電源のレビューもやっていく予定です。
IMPACT and Hynix-CFR PI Test.
5GHz縛りの計測ではなかなか良好な結果を出してくれてるHynix-CFRですが、
インパクトで初登板(LN2)させてみました。結論から言いますと
3000で詰めて廻す・・とか前回大口たたきましたが甘かったです(笑)
確かに板や石は違えど5GHz帯でもCPU温度が-50~80℃以下に冷えてくると、
スローバグ風・・というか少しずつ速度にロスが目立ってきてました。
ですので-50℃くらいにCPUは温度を保ってやっていたのですが、
メモリはとにかく冷やさないとダメな子でメモリ-pot満水はもちろん、
それこそメモリPOTの上に重りを乗せて限界まで冷やしていました。
もちろん今回はCPUを限界まで冷やしますので、
ある程度はメモリ速度のロスを予想はしていました。
その分、ぶん廻してカバーしようと考えていたところもあります。
そんな冷やしてナンボのhynixですが、なんと今回はスローバグどころか
CBが出現、石を限界まで冷やしていると-80以下では動作すら出来ません・・。
確か?以前にもこんなのあったなぁ・・。
例えば-150℃と-155℃の5℃の差で1ランク耐性の差がついてしまう世界で、
-80℃とは致命的です。
当然、Mem-Clockも上がらず速度に影響の大きい肝心の箇所が詰めれません。
まぁ、石(IMC)か板との相性でしょうから、色々交換して試していくしかないでしょうね。
PSCも手元にありますし、PSCとかでやればいいんでしょうけど、
Hynix-CFR冷やしている報告が世界各国見渡してもほとんど少ないこともあってか
問い合わせも凄く増えてきています。
一部の超入手困難なPSC(6-9-6とか6-10-6で1400とかの)
に対抗できる最近の製品では比較的入手しやすいチップでもあるので、
何とか頑張って上手い廻し方を見つけて追いつきたいものです。
一つだけ収穫らしきものは以前はどこまでも冷やせても電圧には多少制限があったのですが、
今回インパクトでは2.35vでも耐性が凄くUPしてました。
温度帯の問題もあるのでしょうけど気がついたのが撤収前と遅すぎたので、
次回また試してみようと思います。
HOF1000GやIVY-Eやその他モロモロ
ここ最近は電源のストレステストのデータを取ってたり、
なかなか自分のお遊びは進んでませんでしたが、IVY-Eも出たことだし、
ソチラ(x79)の方はぼちぼち遊んでおりました。
各国あちこちから報告をいただいているのですが、
どうも赤R4Eでは十二分に潜在能力を活かしきれないケースが多いようで、
まだ現段階では石のムチャ逝きは皆さんひかえてるようですね。
まぁ、私も一旦止めました(笑)
動作自体には問題はまったく無いのですが、
OCとなってくると2年近く前の設計の上、BIOSだけでは最適化は難しいでしょうから、
仕方ないんでしょう。
素直にブラックエディションを待った方が無難・・と【誰か】も言っておられたようです(笑)
うちもBEが到着したらx79での絵描きを再会する予定です。
まぁ、最近の電源は12vなど素晴らしくてPiくらいだと良し悪しは判断しにくいのですが、
それでも3.3vあたりは長時間駆動では振れることがあります。
ちょうどIMPACTでのパイ用のOS&システムの最適化をやる用事があったので、
数時間ノンストップでパイの練習もしてました。
メモリは、ほとんどプロファイルから詰めておらず、
あえてユルユルなノーマル状態で、
アンコアも楽な領域、CPU-Clockも確実に走るところで何回も走らせてデータを
とったおかげで色んなことが見えてきました。まさに50GP状態。
今後あんまsamsungは使わないとは思いますが・・・。
IMCも2912くらいまでは余裕で走ることが確認出来たので、
本番では本命のPSCはもちろん冷やしたHynixまで使えそうです。
家にある石は冷やせばアンコアはだいたい5800以上は大丈夫のようなので、
ソコはそんなに心配はいらなそう。
3000くらいで詰めて通せたら面白いんだろうなぁ・・・。
それか2900くらいまで落としてのCL8-12-10あたりで。
パイ焼きも楽しみですがメモリまで冷やすと意外と燃料食うので、
これも燃料に余裕がある時かな・・。
New PSU HOF-1000G
電源ネタもAX1200あたりで止まってましたが、NewなX79の登場を前に
色々と動きが出てまいりました。
12v,3.3v,5vを常に監視し、
リアルタイムで電圧やファン回転等を変更出来る優れもの電源。
絵板と連携しているところがミソ。
特に12vは空冷でも熱ダレ、極冷では更に悪環境が重なるので
大きくブレることもあります。
ベンチにおいては限界に近づけば近づくほど大きくなる電圧減少の対策として
大きな味方になってくれそう。
絵板専用電源と言っていいですね。
絵板を作ってるメーカーが自社のマザーボードと連携して
弱点を補い強化していく手法は過去に他のメーカーでもありましたが、
絵板のメーカーが自社の電源とコラボして、
ビデオカードの更なるパフォーマンスアップを目指していく
カタチは最近は無かったパターンかも。
もちろん省エネの面でもバッチリ。
確実に国内でも発売が決定してるので、シロモノ絵板と
組み合わせて最強環境が築けそう。
絵板単体にメッチャ金かかってる最強絵板も、もちろん素晴らしいですが、
こうやってパワーボードやら電源やら細かくオプションを任意で
継ぎ足して完成させていく方向性も変態的というか何と言うか・・・
あいかわらず攻めていて楽しいメーカーです。