PCR検査して陽性ならコロナ認定され、医療機関にはお金が入る仕組みがずっと続いてきました。
またワクチン接種に参入した医療機関はかなり儲かったようです。
1日30〜50人接種すれば月の売上げがワクチンだけで1000万円近くになったそうです。
私の友人が年末年始、休日診療所でバイトをしていたのですが、いつもなら発熱の患者さんがたくさん来て行列ができるほどなのに、今年は閑散としていたそうです。
そうしたら先生が「今日はめっちゃ少ないなぁ・・・。」と困った顔をして部屋に入ってきました。
「えーっ?!先生、病人が少ないことはいいことですやん。喜ばんと!」
と友人が答えると
「よーさん患者が来ると思って検査キットをこんなに買い込んでしまったし、どうしよ・・・」と。
来る人来る人検査すれど全員陰性。
「一人もコロナもインフルもおらんやん」と残念そうにする医師
コロナであればコロナ加算で収益が上がりますからね。
そんなコロナで儲かった仕組みも終わり。
2類にこだわったのは診療報酬の特例措置があったのかもしれません。
コロナバブルにワクチンバブルが終わると医療機関は大変だったようです。
コロナとワクチンが終わったら今度は「コロナ後遺症」に特例をつけるようです。
医師サイトに掲載されていた医療ニュースです↓
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コロナ後遺症への診療報酬特例、147点算定可
「リストに掲載された医療機関」が対象
厚生労働省は4月27日、新型コロナウイルス感染症と診断されてから3カ月以上が経過した後も、2カ月以上にわたって罹患後症状(後遺症)が持続する患者への対応に関する診療報酬上の特例について事務連絡を発出した(詳細は厚労省ホームページ)。
厚労省は診療の手引きの「罹患後症状マネジメント(第2版)」に基づき診療方針を決め、必要に応じて精密検査や専門医への紹介を行った場合について、3カ月に1回に限り「特定疾患療養管理料」(147点)を算定できるとしている。
診療報酬上の特例を受けるためには、都道府県が公表する「罹患後症状に悩む方の診療を行っている医療機関」のリストに掲載されている必要がある。
上記の対応は2023年5月8日から始まり、2024年3月31日に終了する。
なお、上記の特例は新型コロナ感染症の罹患時に、患者自らが検査キットを用いて陽性となり、医療機関を受診せず、事後に感染時期を確認できた場合も算定可能だ。
ただし、算定にあたっては診療報酬明細書の摘要欄にその患者が感染した時期やその確認方法を記載することが求められる。
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コロナ後遺症の患者さんを診たら147点加算される。
つまり1470円加算されるということ。
ただし3カ月に1回限り。
この加算がもらえるのは全ての医療機関ではなく、都道府県が公表している医療機関だけ。
どういう医療機関がそれに当たるのかは分かりませんが、認定される必要があるのでしょう。
この加算が医療機関にとって美味しいかどうかは分かりませんが、加算されて臨時収入がもらえるとなれば、コロナ後遺症外来が雨後の竹の子のようにあちこちにできるのでしょうか。
私が懸念しているのは「ワクチン後遺症」が「コロナ後遺症」として扱われてしまうのではないかということ。
症状もとてもよく似ているので意図せずとも誤診してしまう医師もいるでしょうし、「コロナ後遺症」と病名を付ければ診療できるし、診療費も取れるので「保険病名」として便宜上、そうされてしまわないかという懸念があります。
そうなるとワクチン後遺症の実態がつかめなくなる。
それ、コロナ後遺症じゃなくてワクチン後遺症でしょ
という症例が山ほどあるので、ワクチン後遺症が実態よりも少なく見積もられてしまい、コロナ後遺症患者が増産されるのではないか。
そうなると「コロナは長年にわたり後遺症を引き起こす怖い病気だ」というイメージが国民に植え付けられ、またワクチン接種が推進されないのか危惧します。
こうしてワクチン後遺症がマスクされコロナ後遺症として処理される。
コロナ後遺症だと診断すればお金がおりる。
なんだかとんでもない仕組みだなと思いました。
実態は臨床現場で患者さんを診ている医師の感覚が最も正確です。
特例を作ってそこに公金が支給される公金チューチュースキームは、医療のあるべき形を大きく歪め、実態を把握できなくさせてしまう。
それはコロナ政策でイヤというほど思い知ったはず。
コロナ後遺症ではなくワクチン後遺症でるということを国も認める時期にきています。
それはこれからどんどん証明されていくでしょう。
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