B級パラダイス -15ページ目

B級パラダイス

健康優良不良中年が、映画、音楽、読書他好きなことを気まぐれに狭く深くいい加減に語り倒すブログであります。

テレワークとかリモートワークとかまあ名称はどっちでもいいんだが

会社を挙げて推奨されつつも今週は結局29日以外はフルタイムで出社だったので

今日が初めてのテレワーク日となった。

 

仕事の材料はあるし、電話もメールもしながら企画書や見積もりを進めたけど

ちょうど娘たちも揃って仕事休みで在宅という中で、ひとり仕事進めるのもつまらないもので(笑)。

 

今一つ乗り切れないまま、昼飯食べたら眠くなるし、目に入るDVDとか本の誘惑は振り切ったけど

眠気覚ましにとオジー・オズボーンの新譜(久々真剣にオジー聴いたけどいいアルバム!)や

QUEEN(医療従事者への感謝を込めたYou are The Chamoionニュースがきっかけ)など

娘たちの手前、音を絞りながら流しての作業はなかなか進まず(笑)、

やはりペースが上がらないことこの上ない。

 

連休明けは出社が予定され、翌週もプレゼン準備で出社することが多そうだが

まだまだ続きそうなこの状況、家でも集中してできるようにしなきゃならんですなあ。

 

と、いうわけで連休中もいくつか仕事はするだろうけど、今日はこれにておしまい!(笑)

後は「休み前の金曜日」感を楽しみながら過ごすとしよう。

今日こそは何か映画でも観ようかなあ。

在宅疲れもあるでしょうが、フォローしてくださっている映画好き音楽好きの皆さんのこと

コロナに負けず、正しく怖がりながらも良きGWをお過ごしください!

 

 

 

昨年の今頃は、福島から帰省して連休を楽しんでいたのにな。
27、28日はTHE YELLOW MONKEYのツアーが静岡からスタート。初日、2日と連続で家族で楽しんだのだった。
翌日29日は「アベンジャーズ/エンドゲーム」を一人観に行き、いずれも嬉々としてブログに書いたなあ。初日の記事2日目の記事エンドゲームの記事
そんな風に平成も終わろうという4月の終わりをのんびり楽しんでいたのに。

それが一年後、自分が静岡に戻ってくるのは分かっていたが、こんな世の中になっているとはなあ…。

今日は休業日ながら結局出社し、プレゼン案件の打ち合わせなどフルタイムで仕事。明日はリモートワークで自宅で仕事だ。
仕事を作り出さなきゃならないから別に苦痛ではないが、終わりの見えないこの閉塞感はなんともはや。

DVDも本もたっぷりあるから正直ステイホームは全く苦痛ではない。家族も同様に家でゴロゴロしているのは一家揃って得意技だからなんとかなる(笑)。

だがコロナの収束が見られない中、緊急事態宣言延長は納得はするが、通告にないからと現在の感染者数さえ答弁できないバカが首相をやっているこの国に未来があるのか本気で心配になってきたぞ。

引越しもあって映画館で映画を観なかったこの一月。早く気軽に映画館に行ける日がくること、いや、気軽に外出できる日が戻ること、気兼ねなく人と会える日が来ることを心から祈るなあ。


前の記事でマカロニ熱が再び上がってしまったのでまた書かせていただく(笑)。


何度か書いた通りマカロニウエスタン史上最も有名な主人公名は間違いなく「ジャンゴ」なのだ。

フランコ・ネロ主演、セルジオ・コルブッチ監督の「続 荒野の用心棒」=原題「DJANGO」のヒット以来、柳の下のドジョウを狙って、雨後の筍の如く製作された数多のジャンゴ名を冠した作品群。

トーマス・ミリアンの「情無用のジャンゴ」など、たまたま主人公が同じ名前(とは言え意識しているのは明白だよね)もあるものの、多くはアンソニー・ステファン他バッタもんが演じていたりの偽物ばかり。


邦題の「血斗のジャンゴ  」のみならず、タイトルにも記されず、主役が別名でもみんなジャンゴ(笑)。西ドイツではネロ主演のマカロニウエスタンは全てジャンゴ名で公開されたりなど、とにかく「DJANGO」の名前はそれだけで商売になるくらいインパクトも強く、求められた役名なのだ。


前作「続 荒野の用心棒」は、ある意味レオーネの「荒野の用心棒」や「夕陽のガンマン」などの傑作群以上に、残酷でいかがわしく、ヘンテコな武器が出てきて、映画としては歪であろうが、抗い難い魅力を発する「マカロニ・ウエスタン」というジャンルを体現している作品であったのだ。


タランティーノも三池崇史も自らの映画のタイトルに拝借し、敬愛した「ジャンゴ」。その名のカッコよさ!

そう、タランティーノの「ジャンゴ  繋がらざる者」で、「名前はDJANGO。Dは発音しない」というジェイミー・フォックスのジャンゴに「知ってる」と短く答えるネロは最高だったなあ。

綴りは違うが、あのスターウォーズの賞金稼ぎボバ・フェットの親父だって「ジャンゴ」なのも頷けてしまうのだ。


とにかく保安官など「正義の人」ではない虚無的なアウトローが主人公というのが、まず正統なアメリカ西部劇では有り得ない。

その彼=ジャンゴがシルエットのみならず黒づくめで、馬に乗らず泥道を棺桶を引き摺って現れる冒頭からして異様だった。

その棺桶の中には機関銃なんて素敵すぎる展開!

敵に両手を潰されてのラストの墓場での決闘まで、俺みたいなボンクラを一発でKOするには充分すぎるダークヒーローだったジャンゴ。


そんなわけで、以前記事に書いたテレンス・ヒルの「皆殺しのジャンゴ」を除けば、フランコ・ネロが演じるジャンゴ20年ぶりの正統続編であるこの作品をこの週末、恐る恐る観たのだ!(笑)


ジャンゴ/灼熱の戦場1987年)

DJANGO STRIKES AGAIN

IL GRANDE RETORNO DI DJANGO


監督 : テッド・アーチャー キャラクター創造 : セルジオ・コルブッチ 原案・脚本 : ネロ・ロサティ、フランコ・レギアニ 撮影 : サンドロ・マンコーリ 音楽 : ジャンフランコ・プレニツィオ

出演 : フランコ・ネロ、クリストファー・コネリー、リシア・リー・ライオン、ウィリアム・バーガー、ロバート・ポッセ、ドナルド・プレザンス


先に書いておこう。やはり予想通りジャンゴはカッコいいのだが、何でもアリのマカロニウエスタンの中でも異色、もはやウエスタンとも言えない色んな意味で残念でもあった一作だ!(笑)


修道士イグニシアスとして静かな生活を送っていたジャンゴの前に昔の女が現れ、自分の死後、彼の娘でもあるマリーソルの面倒をみるように言い残し去る。


その頃、ハンガリーから来たオーロウスキー総督が自らの軍を率いながら、所有する銀山の採掘や人身売買用に、戦闘蒸気船で近隣の町を襲い人を拐い奴隷として扱っていた。

色っぽい黒人女の奴隷をはべらせながら、自らの欲望のまま君臨するオーロウスキー。
娘マリーソルが誘拐されたことから、ジャンゴはこの総督との戦いに身を投じていく…。


という物語なのだが、製作されたのが1987年ということもあり、恐らく当時ウエスタンを撮影していたセットなどはもう無くなっていたのだろう。

物語はメキシコと言うより南米に近いような、書いた通り戦闘蒸気船が進む川沿いが舞台。

お馴染みの砂塵吹き荒ぶ荒野はほとんど出てこない代わりにジャングルみたいなところがふんだんに出てくるところがまず残念なのだ。

残念といえば上のジャケットは俺の所持するDVDなのだが、ジャンゴもこんな黒づくめの格好ではなく、裏ジャケも前作のスチールが使われている韓国製のパチモンなのだ。

下の左の正統DVDや右の海外のポスターのイメージ通り、ジャンゴがランボーみたいになってしまっているのがいやはや何ともなのな作品でもある(笑)。


調べたら監督のテッド・アーチャーは脚本のネロ・ロサティの変名。彼は翌年同じネロ主演の「アステカ・アドベンチャー/宇宙の秘宝」なるSF作を撮っているのだが、どうしてこんな南米でランボーもどきのジャンゴを撮ろうと思ったのか(涙)


前作では金のために二つの勢力の間を立ち回り、孤独な戦いをしていたジャンゴだが、今回は戦いに身を投じるのも娘のためでもあり、またオーロウスキーを父の仇と狙う少年ミゲリートとコンビを組むなど、子どもがらみの展開にちょっと調子が狂うところも多いのだ。


捕まって奴隷として送り込まれた銀山の島で知り合ったガン(何とドナルド・プレゼンス!)と親交を結ぶなど、決して孤独ではないのも前作とは違うところだ。


それでも悪辣なオーロウスキーに戦いを挑むために「もうジャンゴは死んだ」と自ら言っていた通りの、己の墓を掘り起こしに向かう。

そこで襲われる未亡人を助けるために、掘り起こした棺桶から再びガトリング・ガンを手にするシーンは思わず燃えてしまうのは確かなのだ。


娘を助けようと動き回るジャンゴは霊柩車(馬車)にガトリングを載せて総督がらみの場所を襲う。

抵抗に業を煮やしたオーロウスキーは、ジャンゴを捜して修道院を襲うが、それがきっかけで修道士たちはジャンゴを神の使者と認めることになるあたりは、キリスト教的アプローチが数多く現れた前作の影響もあるのかもしれない。

思えば棺桶を引き摺って地獄の使者のように現れた前作から、神の祝福を得るまでになったジャンゴってのがまた印象深いのだ。


娘マリーソルの救出に成功してからのラストは銀山でのランボーばりの大暴れ。この通り、もはや絵面が全くウエスタンではない(笑)

それでもガトリング銃を抱えるネロのジャンゴはやはりカッコいいのだ!

奴隷たちと共にオーロウスキーを倒すジャンゴ。

しかし、最後までリボルバータイプの銃を持つことなく、ガトリングとソードオフのショットガンを使うあたり、20年前に潰された手の影響なのかと考えもしたのだった。


娘やミゲリート少年を残し、再びさすらいの旅に出るジャンゴ。残ってくれと言うミゲリートに「自分を求める人がいるから無理だ」と答えて去るも、振り返り「しかし、いつか必ず帰る」と言い残していく…。

孤独なアンチヒーローだったジャンゴ。数々の地獄を見た彼が、正義の使者として戦いの日々に戻ったとしても、いつか家族の元に戻り安息を求めるの日が来てもいいだろうという気もする。


実は本作、冒頭に老ガンマンたちが出てくるシークエンスがある。20年ぶりの決闘をするものの勝負がつかず、酒を酌み交わす2人は「俺たちの中でも凄かった機関銃を持ったアイツ」の話題を出すのだが名前が出てこない。

2人は死に場所を求めるように総督の船に挑んで砲撃死する間際「そうだ。奴の名前はジャンゴだ」と思い出す。

明らかに画質も違っていて、後から撮り足した感が満載なのだが、老ガンマンたちの1人をあのウィリアム・バーガーが演じていることもあり、

時代遅れとなった老ガンマンたちの中でも、ジャンゴが伝説となっているのが見てとれて中々に良かったのだ。


本編は書いた通りの展開なのだが、南米のような場所ではなく、あの冒頭の雰囲気、あの砂埃だらけの荒野を舞台に「伝説」であり「神の使者」になったネロのジャンゴの、ランボーもどきの活躍ではない、安息とは程遠い「最期」を観たかったのは俺だけだろうか…。


せめて音楽がマカロニぽかったり、ラストにあのルイス・バカロフの名曲「DJANGO」でも流れてくれたら、あと5点、点数上げたのになあ


と、文句を垂れ流しながらも、20年の時を経てもガトリングを抱えるネロ=ジャンゴの姿を拝めただけで、このキャラに惹かれ、ジャンルの鬼っ子マカロニウエスタンに惚れてしまったボンクラの一人として、どうしても嫌いになれない一本でありました(笑)。



さて、漸くあらかた収まった我がDVDコレクション。真っ先に仕舞い込んだのが、一番数の多いマカロニウエスタンだった。

おお、よく見たら前回書いた続マカロニ備忘録からちょうど一年ではないか!

5年半、いや一人暮らしが終了して実家に戻る前に「買えるものは今のうちに買ってしまえ!」とこの一年間、物欲の権化と化して大幅増強した、我がコレクションを一年ぶりにお披露目としようか(笑)


沈む夕陽を背に受けて

さすらう荒野の流れ者

風に吹かれ砂塵にまみれ

コルトが友(ダチ)の一匹狼

殺戮の町に銃弾のバラードが今日も響く

誰も振り向かずとも、自慢しちゃうぞ作品群(笑)

名付けて帰ってきたマカロニ備忘録」


これが引っ越し時、荷物積み込み前に撮った一枚だ!昨年より倍増と言ってよかろう(笑)

まずは以前から持っていて、一年前にはBOXの表面を並べていた4作品入りのマカロニ聖書BOXシリーズが、写真右側のBOX8つ。最後のジェンマ編も買い込んだので、ついにコンプリートしたのだった()

1年前と同じく●は鑑賞済、は本ブログレビュー済、は未見の作品であります。

■必殺篇

殺しが静かにやって来る

アヴェ・マリアのガンマン

野獣暁に死す

盲目ガンマン


■情無用篇

ガンマン無頼

情無用のコルト

群盗荒野を裂く

情無用のジャンゴ


■殺戮篇

荒野の無頼漢

真昼の用心棒

血斗のジャンゴ

サルタナがやって来る~虐殺の一匹狼~


■叛逆篇

ガンマン大連合

増える賞金、死体の山

怒りの荒野

バンディドス


■流浪篇

荒野のドラゴン

ミスター・ノーボディ

◯ミスター・ノーボディ2

◯荒野の処刑


■復讐篇

地獄から来たプロガンマン

荒野の1ドル銀貨 

ミネソタ無頼

西部のリトル・リタ 


■哀愁編

ガンクレイジー

◯スペシャリスト

◯ガンマン無頼 地獄人別帳

◯続・復讐のガンマン


■ジェンマ編

夕陽の用心棒

続荒野の1ドル銀貨

荒野の大活劇

◯暁のガンマン(さすらいの用心棒)



次は写真下段の「マカロニ・ウエスタン2003 RE-BORN 」DVD BOXシリーズ。トールケース3枚入り。これがこの一年で買い込んでしまった中心なのだな()。上のBOXは是非欲しい傑作が多買ったので迷わず購入したものばかりだったのに比べ、こちらは単品でいくつか持っていたものも多く、俺だったらこのタイトルならこれをチョイスするぜ!とか、これとこれを組み合わせて、これは要らねえ!とかは正直あるのだが、それでもマイナーながら佳作、傑作が散りばめられていて非常にお得、買い出したら止まらなくなってしまったのだ(笑)。

■墓標編

皆殺しのジャンゴ

荒野の棺桶

◯十字架の長い列

■銃撃編

二匹の流れ星

◯無宿のプロガンマン

◯虹に立つガンマン


■決闘編

◯赤い砂の決闘

◯ハチェット無頼

◯拳銃のバラード


■砂塵編

リンゴ・キッド

◯ジョニー・ハムレット

皆殺しの用心棒


■略奪編

さすらいの一匹狼

◯傷だらけの用心棒

◯行け、野郎、撃て


■疾走編

風来坊/花と夕日とライフルと

◯風来坊Ⅱ/ザ・アウトロー

◯さすらいのデスペラード


こちらは「帰ってきたジェンマ編」を揃えればコンプリートなんだが、収録されている「続さすらいの一匹狼 」など全てBS放映されたのを焼いて持っていたりするんで躊躇してますな。


次にこれもこの半年で急いで買い込んだ「マカロニウエスタン  コレクション」シリーズ。写真左下のクラフトBOX2つ。これも上と同じ理由でジェンマBOXだけ買っていない。

■リー・バン・クリーフBOX

復讐のガンマン

怒りのガンマン/銀山の大虐殺 

◯新・夕陽のガンマン/復讐の旅


■夕陽の決闘BOX

◯黄金の棺

◯必殺の用心棒

◯スレッジ


その他コルブッチの2作が欲しくてこのBOXがヤフオクで珍しく出ていて迷わず購入!

■ユナイト傑作選伝説のガンマン編

豹/ジャガー

◯帰ってきたガンマン

◯さすらいのガンマン


次は単品作。前述の通り何本かは揃えたBOXに含まれていて、ダブってしまったのは処分したけど、欲しかったものはかなり揃ったぞ。


セルジオ・レオーネの各作はアルティメイトエディションにて所有。何度も見返す割に未だにレビューは書けていないなあ(笑)。

荒野の用心棒

夕陽のガンマン

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗

ウエスタン

夕陽のギャングたち

これに加えてジャンゴ初登場!俺の名刺代わりとその続編。

続・荒野の用心棒

●ジャンゴ灼熱の戦場

ご機嫌な「サバタ」シリーズ

西部悪人伝

大西部無頼列伝

西部決闘史

以下、中古屋でゲットしたタイトルも痺れる単体群。

ダーテイ・セブン

砂塵に血を吐け

復讐無頼・狼たちの荒野

黄金無頼

殺して祈れ

キラーキッド

◯新・脱獄の用心棒


以上正規の円盤として76本!いやはや(笑)。

これに加えて前述の通り、 BS放送をDVDに焼いているのがジェンマの各作を中心に所有。何本かは同じくBOXに含まれていたのは削除済みだ。

南から来た用心棒

続さすらいの一匹狼

さいはての用心棒

星空の用心棒 

荒野の一つ星 

◯怒りの用心棒(復讐のダラス)

◯新さすらいの用心棒

シルバーサドル(復讐の用心棒)

その他

皆殺し無頼

暁の用心棒

J&S/さすらいの逃亡者

ケオマ・ザ・リベンジャー

風の無法者

華麗なる対決


あと、一人暮らし時によく見たGYAOのいくつかの作品。BOXで円盤所有になったのは削除しましたな。レビューしたのは2作品のみながら、中々マイナーな作品もやってくれてありがたかったなあ。

荒野のみな殺し

待つなジャンゴ引金を引け

荒野の復讐

ジャンゴ・復讐のガンマン


いやあ、こうして改めて書き出すと全体が増えた分、未見作品も増える一方だわなあ(笑)


あと前回挙げた未入手リストの多くは手に入れたわけだが、以下は引き続き狙いたいのだ(笑)。

進撃0号作戦

ザ・サムライ/荒野の珍道中 

荒野の三悪党

復讐の用心棒

荒野のお尋ね者

五匹の用心棒

七人の特命隊

嵐を呼ぶプロファイター

荒野のプロファイター

ジャンゴ・ザ・バスタード


ああ、どんどんマイナーになっていく…(笑)。

これらは発売が終わってしまったマカロニ傑作選シリーズに含まれているのも多く、何作かは気になっているのだが、いつかはこれにも手を出すことになるのかなあ(笑)。


さて、以下は番外編も記録しておこう。

まず、マカロニではないけどマカロニらしい三池監督のこれ(笑)。

SUKIYAKI WESTERN ジャンゴ

同じく限りなくマカロニにテイストが近い、アメリカはタランティーノの2作!

ジャンゴ 繋がれざる者

ヘイトフル・エイト


ああ、やはり「ジャンゴ 」と題名につくだけでマカロニらしくなるなあ(笑)。


タラの2本の他、アメリカ製西部劇だけどDVDとして所有しているものだけ初めて記しておこう。

まずは大好きな新旧「7人」もの

●荒野の七人

(ちなみに続編3本はBS放映分で所有)

マグニフィセント・セブン

お気に入りのウォルター・ヒルの

●ロングライダーズ

同じくお気に入りのサム・ライミの異色作。

●クイック・アンド・デッド

そしてそして、大好きなペキンパーの傑作2本!

●ワイルドバンチ

砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード

最後に西部劇というよりアメリカンニューシネマの名作でもある

●明日に向かって撃て


この他イーストウッドやジョン・ウェインの主演作をはじめ、アメリカ西部劇は新旧取り混ぜBS録画を焼いたのが何十枚もあるけど流石に今日は割愛(笑)。


ああ、しかしやはりこの円盤量の差が自分のマカロニ偏愛を示していると改めて思ったよ。

名作なのに録画で甘んじている西部劇に比べて、凡作なのにDVD所有のマカロニのなんと多いことか(笑)。


こちらに戻って自由度は減ったし、不要不急の外出を控えるとなると、未入手マカロニ探求はしばらく休みとなるわけなんだが、未見作品がこれだけあることも整理できたことだし、ゆるゆると観て行こうかなあ…と、こんな時に限って仕事を持ち帰ったことを思い出してしまったが、まあいいや(笑)。またあのギラギラした世界に週末は身を委ねよう。











明日から出勤が30分遅くなったり、来週からはテレワーク&シフトで休業が決定したりと、コロナの影響でかつてないことばかりが続いている。
つい先月までは深夜まで仕事でヒーヒー言っていたのにな。早く帰宅もできて身体は楽だけど、イコール仕事がない、つまりただの暇なんで、なんかモヤモヤしてしまいますな。

そんな日ではあったけど今日はやっぱりこれ!

祝!映画秘宝復刊!
偉いぞ双葉社!たった3ヶ月の復刊は本当に喜ばしい。祝儀的な各社の広告も楽しく、今回は2010年代ベスト特集ながら80ページ増!1320円に値上げでもこの際許す!(笑)

次号からは以前の連載コラムも復活していくらしくて一安心。いずれにしてもモヤモヤ感を吹き飛ばす相変わらずの勢いで嬉しい限りだ。

それにしても先日の志村けんや大林宣彦監督、この間の志賀勝、少し前のマックス・フォン・シドーが亡くなったのは知っていたが、仙元誠三や日下部五郎、松田政男、それにスチュアート・ゴードンが亡くなっていたのは知らなかったなあ…。
学生時代に慣れ親しんだ名前の方々の訃報ばかりで、昭和は遠くになっちまったってのがヒシヒシと感じますな。

過去の秘宝で読み返したい記事もいっぱいあるし、他にもムックやコミックに未鑑賞のDVDもまだまだあるから「家で過ごす」のは全く不自由しないのだが、返す返すも仕事だけは困ったもんだってのが辛いところ。

いつになるかわからないが早く収束して、こっちの生活も復活したいもの。やはり映画は映画館で観たいですからねえ。
(あ、先月最後に観たのレビューしてなかったのを今頃思い出したのであった!(笑))

さて、安いウイスキーをチビチビ飲みながら、まだ半分も読み終わっていないので、引き続きゆるりと楽しむとしますか(笑)。





静岡に戻っての二週間足らず。新しい仕事が取れたり、以前の客先に行ったり、行政はかつて一緒に仕事した方が少し偉くなって訪問先にいたりで5年半ぶりの再会を皆さん懐かしんでくださり、何とかやっていけそうな感触ながら、やはりコロナの影響で状況は厳しいまま。

ゴールデンウィーク前後にはうちの会社もリモートワークの方向なんだが、ルートセールスでもない広告の営業なんで、新しい客先や新しい仕事の為に人に会ってなんぼ。いったいどうなることやらと不安でもありますな。


そんな中、昨日は床屋に行ってさっぱりしてきてから、金曜夜からの雨で駅近くの自転車置き場に置きっぱなしの自転車を取りに行き、まっすぐ家に戻る生活。なあに、観ていないDVDが山ほどあるのだから不便はしないのだが、何となく軽い映画を見たくなり再見したのはやはりマカロニウエスタンなのだ(笑)

風来坊 花と夕日とライフルと1970年)

LO CHIAMAVANO TRINITA

THEY CALL ME TRINITY

CONTNUAVANO A CHIAMARLO TRINITA

MY NAME IS TRINITY [米]


監督・脚本 : E.B.クラッチャー(エンツォ・バルボーニ)   撮影 : アルド・ジョルダーニ 音楽 : フランコ・ミカリッツィ、エンゾ・ブルガレリ

出演: テレンス・ヒル、バッド・スペンサー、ファーリー・グレンジャー、ステファン・ザカリアス、ダン・スターキー、ジゼラ・ハーン、エレナ・ペデモンテ、エツィオ・マラノ、ルチアーノ・ロッシ、ミケーレ・チマローサ、レモ・キャピターニ、ウーゴ・サッソ、リカルド・ピズッツィ、パオロ・マガロッティ、ルイジ・ボノス


マカロニウエスタンと言えば派手な銃撃と、うわわとのけぞるような残酷描写を売り物にしてきたわけなんだが、そんなのに期待して当時テレビ放映を観たら、今で言う脱力系コメディだったので、びっくりしながらも大笑いした記憶がある本作。


冒頭、馬車にくくりつけた担架のような荷台に裸足で寝そべったまま引きづられている主人公トリニティ(テレンス・ヒル)。

記憶している限りマカロニ史上最も汚い、埃だらけの姿で、全くやる気なしの登場だ()


宿屋で鍋いっぱいの豆料理を全て食い尽くしゲップを一つ()

こんな彼だが、店に居合わせた賞金稼ぎが捕らえているメキシコ人を助けるかのように横取りして、後ろから撃ってくる賞金稼ぎ2人を一瞥もしないで後ろ向きに撃って倒す。

人を食ったようなすっとぼけた男なのに、実は「悪魔の右手」と呼ばれる凄腕ガンマンなのだ。


メキシコ人を連れて町に行くと、何と保安官バッジをつけた兄のバンビーノ(B・スペンサー)と再会。

右手がいれば左手もいるわけで、「悪魔の左手」バンビーノも凄腕ガンマンながら、本職は馬泥棒()。たまたま人を襲ったところ、それがこの町に赴任してくる途中の保安官で、そのまま馬泥棒仲間が来るまでの間、保安官に成り済ましているというのだ()



バンビーノはトリニティを成り行きで保安官助手にするものの、トラブルメイカーの彼を歓迎しない()

町の有力者少佐と呼ばれる男が所有する馬をバンビーノは狙っているのでヘタなトラブルを避けたいのだ。


加えて町から離れた土地に、敬虔なモルモン教徒の開拓移民が集落を作っているのだが、この肥沃な土地を少佐がならず者を集めて力づくで奪おうとしているという図式。

トリニティ兄弟は、そんなことはどうでもよかったが、事あるごとに少佐の手下のならず者とトリニティが小競り合いをするわ、モルモン教徒のカワイコちゃん(に見えるがそれほど清楚にも見えない(笑))に何癖つけているならず者を蹴散らすわで、何となく二人はモルモン教徒側へついてしまう。


少佐は、近くの野盗の首領(当然単細胞())と組んで、トリニティ兄弟と対決することになるのだが


なんせ開拓移民の皆様は神の教えに忠実で右の頬を打たれても左の頬を差し出す非暴力主義者。それでも神のための戦いということで立ち上がるのだが、クライマックスは壮絶な銃撃戦とは対極の、殴り合い掴み合いの大喧嘩で決着という微笑ましい作りなのだ。

とにかく主人公トリニティはやる気はないわ、バンビーノは落ち着いているようで意外に頭は悪いわ、主役コンビはこれでもかというくらい汚いわ、二人を狙う殺し屋との対決も拍子抜けするくらいの省力描写(笑)。


敵側もこちらが素手でとなれば素直に従うというのんびりしたムード。

凄腕なのにほとんど銃撃戦は無く、代わりに炸裂するのはバッド・スペンサーの代名詞ともいえる脳天パンチ(笑)


自分もレビューした「ガンマン無頼」「ガンクレイジー」「皆殺しのジャンゴ  」などの撮影監督として名を馳せてきたエンツォ・バルボーニ EB・クラッチャー名で撮った初監督作なのだが、テレンス・ヒルとバッドスペンサーの黄金コンビの出世作でもあるんだな。


これ以降、飄々としたヒルと、お人好しでバカ力のスペンサーのコンビが時にいがみ合いながらも悪い奴をやっつける数々の作品が作られている。


コンビが現代で警官を装うことになる同じような設定の「笑う大捜査線」や「笑激のダブルトラブル」もEB・クラッチャーが監督している。他にも「サンドバギー/ドカンと3発」とかあったが「笑激のギャンブルマン」「笑激のボンゴボンゴ島」などは、あのセルジオ・コルブッチが晩年監督していたりするのだ。

とまあ、設定こそ違えど、ほぼ同じノリのアクションコメディでなんと15作も共演しているので、二人の人気の程が伺えるというもの(笑)。


そう言えばテレンス・ヒル単独の「レッドオメガ追撃作戦」なんてのを劇場で見た記憶が蘇ってきたぞ()

まずはこの「風来坊」のヒットがきっかけとして、70年代に入り末期となったマカロニウエスタンはやたらコメディ仕立ての作品が増えていくし、何より主役のテレンス・ヒルはフランコ・ネロのバッタもん的扱いから、飄々としたキャラクターが愛され、レオーネがこの作品に刺激を受けて、この雰囲気を発展させたかのようなキャラクターのまま、彼の『ミスター・ノーボディ』に抜擢したのだから侮れないのだ。


そんなわけでこんな昨今、人がバタバタ死ぬ映画が苦手なあなたにこそお勧め。哀愁ありながらもどこかとぼけた主題歌同様、本作の雰囲気がわかるオープニングをどうぞ!

まだこちらに戻ってから1週間も経っていないのだが、何だかもう2週間くらいずーっと片付けしている気がする(笑)。

4月に入って平日は前の会社の資料整理、4、5日の土日と引っ越した7日は郡山の部屋の整理と処分。
静岡に出社した8日と10日はさることながら、荷物を受けた9日及びこの土日はとにかく整理を兼ねた荷解きとそれに伴う処分に明け暮れていた。

持ってきた荷物を入れる場所を確保=そこにあったものを屋根裏収納スペースに移動、屋根裏スペース確保のために使わない物の処分、空いたスペースに荷物入れる、でも足らない(笑)の繰り返し。

狭い家のくせに物がありすぎるのはわかっているんだがねえ(笑)。

結果屋根裏スペースに仕舞い込んでいた、家電の空箱などはもちろん、子供達の小さい頃の玩具や幼稚園の頃の作品など、本人たちが一通り見てから処分に。
何より俺が1985年から2000年までの15年間毎月買っていた、ヘヴィメタル専門誌「BURRN!」を処分しようと思ったのだが、持ち込んだ中古屋いずれも最近は音楽雑誌はあまり扱わず、特に5年以上前のものは全く値がつかなくて、預かっても処分するのみとのこと。
むしろヤフオクなどに出品した方が良いのでは?などと逆に勧められてしまい、また持ち帰ってしまったのであった(笑)。
どなたか欲しいぞ!って方いらっしゃったら遠慮なく(笑)。

同じくその昔よく購入していたキネマ旬報の年間記録版とか、男優、女優事典なども併せて何十冊かあったがこれも全部で300円程度(笑)。
もう今ならネットで充分調べられるからと、こちらはその他の本とともに売り払ってしまった。

付き合ってくれた上の娘も本やDVDなどパッケージで持っていたい性格なので、理解はしてくれ「おとーさん、大事にしすぎちゃったねえ」と笑っていたが、それでも2日間悩みながらも、えいや!と処分を重ねた結果、かみさんも洋服の処分などし出したので、かなり進んだのは確か。
マカロニウエスタンやサム・ペキンパーの諸作、カンフー関連のDVDの収納は済んだので、あとは先日も写真を載せたSFやホラーその他のアクション系DVDと、映画パンフの箱2つが未開封というところまでこぎ着けたのであった。

結局、屋根裏収納スペースは、出戻りBURRN!の他に、創刊時からの2011年までの映画秘宝及びしまいきれなかった何冊かのムックを綺麗に並べてほぼ自分の書斎的にしてしまったのである(笑)。

そうそう何度も見ないことも、これからまた増えていくこともわかってはいるが、とりあえずはね。何とか収まったような気はしているのだ(笑)。

来週はコミックや文庫その他が溢れるもう一つの書棚と、親父からの要請で物置の整理が待っていそうで、手指が荒れてガサガサ、何よりかなり飽きてしまったのだが(笑)、まだこの苦難の整理は続きそうなのであった…。







昨夜は18時に郡山を出て、途中佐野SAで夕飯にラーメン食べて休憩、初めて走る圏央道で東名に入り、もう一度足柄SAで休憩をとったけど、何とか日付が変わる前、23時45分くらいには到着したのでありました。

ジャッキー・チェンと同じく昨日7日が誕生日のかみさんに、土産兼ねてのお菓子のプレゼントも日付内に渡せて一安心(笑)。
積み込んできた、たくさんいただいた送別プレゼントだけは降ろしてなんとかひと段落。疲れ果てての帰還となったのでした。

そして出戻り初日の今日。
まあ、コロナの影響で売上激減のこのタイミングにおっさんが出戻ってしまったので、わかってはいたけど大歓迎ムードは無く、出社1時間で郡山での惜しまれ方が懐かしくなったりして(笑)。

それでも昨日乗ってきた車が着いたのを見ていた総務の若い女性社員たちが、「おかえりなさーい」と窓を開けて手を振ってくれたのは救いでありました(でも、名前ど忘れで出てこず 笑)。


5年半ぶりの古巣は浦島太郎状態でもあり、改めて社内システムのレクチャー受けたりするのも情けないところ。
それでも午後は早くも次にチャレンジする予定の県庁の部署に後輩とともに挨拶、その他、俺と仕事したのを懐かしんでいる方がいるから挨拶に行こうと先輩に促され、今は別の部署にいる何人かに挨拶に伺い、先方もこちらの帰還を喜んでいただけたのは嬉しかったかな。

あとはシステムの処理などを済ませて早くも20時前には会社を出たものの、電車で座ったらすっかり寝入ってしまい、2つ先の駅まで寝過ごすという、痛恨のミス(笑)。
駅まで迎えに来たかみさんに大ブーイングを食らったのでありました(笑)。

さて、明日は休み。荷物到着を受け取るのだが、どう考えても置く場所がないぞ(笑)。
俺にとっての宝ものは家族にとっては「この量は何ですか?」としか見られないのは、もうわかりきってはいるのだが、さてどうしたものやら(笑)。
まずは明日のために今日は早めに休むのであります。

昨夜は営業所に在籍していた元の同僚たちと最後の送別会に仙台まで。
散り散りになっていたのに皆んなが集まってくれたのが嬉しくて。苦しい時を共に過ごした戦友たち。本当にありがとうの気持ちしか湧かないや。

最終新幹線で、この会を仕切ってくれた後輩と郡山に戻る。「頑張る」って言葉が嫌いな俺なんで、今後も楽しみながら営業所を盛り立ててくれるよう話しながら帰路についていたら、先日のオフィシャル送別会でもオイオイ泣いてた奴なんだが、またグズグス泣き出しちゃった(笑)。
「寂しいっす〜」なんて泣き声で。その想いが嬉しくてちょいと俺ももらい泣き(笑)。
最後まで俺が見えなくなるまでずーっと俺を見送りやがんの。振り返る俺も俺だが(笑)。
なんていい奴なんだ。ありがとな。

そして今日。最後の郡山。

朝からあらかた詰め込んだ段ボール以外の荷物を整理。最後のクリーニング引き取りを済ませ、ちょっと買い物して、営業所に菓子折持ってラストの挨拶。

昨夜の後輩は今日はテレワーク、その他の営業も不在ながら、後任が安心したような顔で出迎えてくれた。まあ、そんなに急がずタバコでもすっていけよと営業所長。いつものコーヒーを出してくれる女子社員。ああ、これも最後だなあ。
わざわざみんなエレベーターまで来てくれてお別れ。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。

16時。予定通り荷物引き取りに引越し屋が来る。テキパキと済ませて30分強で終了。
そのあとは細々したものを整理して、一応掃除。
がらんとした部屋。
この部屋には5年と4ヶ月か。
俺のアジト。俺の自由空間。
さらばだな。うん、ありがとう。

さて、これから車で静岡へ。
安全運転で行きます。


さらば、郡山。またいつか…。




ああ、もうあと24時間以内にはこちらを離れることになるのだなあ。急いで週末記録を書いておこう。
 
 美しい涙に心洗われながら起きた4日土曜は本格的に荷づくり開始。鑑賞した映画のパンフレット、5年半の映画秘宝に、その洋泉社の映画本を中心としたムック、この半年で急増したコミック(笑)と、あまり入れると箱が重くなるだろうと遠慮がちに詰め込んだら、書籍の類だけですぐ4箱くらい行ってしまった(汗)

そしてこれ!DVDコレクション・・・
実はこれでもマカロニウエスタン関係を先にしまった後なんだよね・・・。
男気アクションから、カンフー、戦争、ホラー、モンスター、サスペンス!ペキンパーやタランティーノやジョン・カーペンターなどお気に入り監督のはやはり数が増えてるなあ。
これだけあってラブロマンスは1枚しかないという潔さ(笑)。
ちなみに上の写真は5年半前に越した時の今とは別の部屋の写真。DVD、3倍どころじゃないな・・・。

これらをまずは梱包して、会社に置きっぱなしの30日の送別会のプレゼント品(ボード含む)を取りに行ったり、最後のクリーニングを出して、また戻って衣類を整理したりしていて土曜は力尽きたのでした。

 

そして昨日5日日曜。朝から衣類やら食器やら細かいものを片付けてなんとなくめどがついてきたら見つけてしまったのが、毎回映画に行くたびについ持ってきてしまうチラシ。

これも整理しようとか思ったらこれがかえって終わらない(笑)。処分する気はないのであきらめて詰め込む前の写真がこれ(笑)

いつも使うものはすべて必要なんで考えずに詰め込めるのだが、しまっておいてたまに使うものがはかどらないことこの上ない。もうこの1年使わなかったものは捨てると、すぐに決められたのだが、半年くらいのものはつい迷ってしまう貧乏性な自分を恨むなあ。
それでもとっておいた映画の半券とか旅行に行った時のパンフ、ウルトラマン関係でいただいたあまり使わないようなっグッズは思い切って捨てたんだけどねえ。

冷蔵庫の中のものもあらかた食べ尽くしたのだが、最後に取っておいたのが冷飯と卵2個。
7日の夕方に荷物出しが決まったこともあり、もう2食くらいは何かを自宅で食べることになるだろうが、最後の調理だと作ったのが具なしオムライス(笑)。
最後まで綺麗にできなかったけど美味でありました(笑)。

5年半、俺の実験のような調理の相棒だった、ペラペラのまな板や、使いかけの調味料も捨てていくことになる。おでんからモツ煮、さらに牛スジ煮込みだったり、コンソメポトフからトマトシチュー、最後にトマト風味カレーなど数々のメタモルフォーゼ煮込みに活躍した、テフロンが剥がれた初代深底フライパンも捨てていくことになる。
この、別れもまたちょいと寂しかったりするのである。

でも、思えばこの5年半、技術と盛り付けは置いておいて、料理の腕だけは確実に2レベルくらいはアップした自信はあるな(笑)。

そんなこんなでとっ散らかって、まだ必要なものが見つからなくなったり、スマホが見つからず、もう一台のスマホを鳴らして探したりと、一体何やっているのか分からなくなってしまうくらい混乱の極みの我が部屋だが、昨夜は色々とパソコン仕事まあり、そのまま眠ったのでありました。

さて、今日6日は、最後の出社。
最後の片付けは終えて、会社の方はスッキリ(一部後任に押し付け(笑))。
鍵やスマホの返却などすべて完了できたのは何よりだった。

今、これまた最後の送別会に顔を出すべく仙台に向かっている。
本当に最後になるのだなあ、と新幹線から見える風景もちょっといつもより綺麗に見えるのでありました。