B級パラダイス -16ページ目

B級パラダイス

健康優良不良中年が、映画、音楽、読書他好きなことを気まぐれに狭く深くいい加減に語り倒すブログであります。

ああ、もうじき日付も変わって6日になっちまうな。

急いで週末の美しい想い出のひと時を記しておこう(笑)

 

先週は1日のことは前の記事で書いたが、翌日2日も出社して数字や契約処理の目途をつけてようやくシステム上でやらなければならないことを済ませて一安心。

翌日3日は朝から資料整理に。後任担当が紙ベースの資料はほとんどいらないというので、ごっそり預けるつもりだった資料を「整理」という名目のごみ捨て作業を夕方近くまで。

 

その後は仙台へ行って出向元の支店で自分は参加できない最後のプレゼン企画書の打ち合わせ。

かなり良い出来なので後任がきっちり勝ち取ってくれると信じたい。

 

そのままこのご時勢なので社内で色々持ち込んでの飲み会、いや俺の送別会に(笑)。

思い出話は山ほどある中、この仲間たちが俺の仕事をバックアップしてくれたんだなあと改めて感謝。

これまた色んなプレゼントもいただいた。不在だったデザイナーの一人はわざわざ編集してくれたCDをオリジナルジャケット付きで用意してくれていたり、DVDポータブルプレヤーまでプレゼントされたりで俺の映画や音楽好きをよく知っている連中の気持ちが嬉しくて。

朝まで飲んだくれる目もありかと準備もしていたけど、やはり引越し作業が気になって新幹線終電で帰ることにした。

 

仕事で一緒に頑張ってくれた女性が協力会社を辞めて寿司屋でアルバイトしているからと連絡をくれていたので、郡山についてからちょっと寄ってみた。

いやなに、これが女子でなかったら行かなかっただろうなあとは、言われるまでもないのだけど(笑)。

 

顔を出したら驚きつつも喜んでくださり、大将やなじみのお客さんとも話しながら寿司をつまむなんて滅多にない時間も過ごしていたら看板の時間に。

「最後なんだから飲んでおいで」なんて大将にも言われて、彼女もそのつもりだったらしく、これはもうこちらも喜んでで(笑)、日付も変わろうかという時間だったがそのまま別の居酒屋へ。

 

この彼女、かなり可愛いのに加えて、以前も仕事も遅くまで頑張ってくれたので正直大好きだったのだが、その会社を辞めてしまってがっかりしていたのだ。

よくぞまあこんなおっさんに、若くてきれいな女性が、最後とは言え一緒に飲んでくれるなんて!

でもいざ二人だけで向かい合って飲むなんて、なんか恥ずかしくてねえ(笑)。

 

仕事の思い出話しながら、飲食店バイトじゃもったいないから、もっと自信もって本当にやりたい仕事に行けよ~なんて言ってたら涙ぐんじゃって胸がズキュン(笑)。

で、仙台の送別会でもらった、デザイナーがしゃれっ気たっぷりに作ってくれたシールとかをせがまれて見せたら、本当に終わっちゃうんですね、寂しいです・・・なんてまた涙ぐんだりしちゃうんで、正直このままこの子と朝までいたいよおおおお!とかおっさんは思ってしまったのでした(あ今笑ったな。ちくしょう、俺だってそう思ったっていいじゃないか!笑)。

 

まあ俺も、元上司との二人送別会時はグズグズ泣いていたわけなんだが(笑)、実は先日のオフィシャル送別会でも男の後輩が大丈夫かと思うほど「ごめんなさいごめんなさい」と言いながらオイオイ泣いてくれて、ちょっと感激したのだが、そいつといい、この彼女といい、若い奴が自分の父親に近いような年齢の俺のために泣いてくれるなんて、もったいないやらありがたいやら。

これだけでも5年半頑張った甲斐はあるってもんで。

 

ほんと、思わぬ飲みになったけど、彼女のきれいな涙、ありがたかったなあ・・・(まだ言ってる 笑)。

 

話にはオチがあり、後ろ髪引かれつつ自転車転がして部屋についたら、なんと部屋の鍵がない!

さては、一瞬でも邪な気持ちを持った罰なのかあ!と頭を抱えたけど(笑)、彼女と飲んでいた居酒屋に戻って探したら、俺が座っていた席の下の落ちていて一安心。

だが無事部屋についたころにはもう疲れが押し寄せてぐったり、そのまま床で寝入ってしまい、何一つ片付けもせず朝方布団で寝なおしたのでした(笑)

 

おお、3日間の記録書くつもりが長くなったのであとはまた(笑)。

おお、もう3日になってしまった。

最終日翌日からも出社。所長の好意でまだ会社携帯やアドレスなどは生きているけど、もう、パソコンが開けず、おまけに部屋に入るロック解除パスが効かなくなってしまった。

そんな中、年度末の締めと変更契約に対応、何とか目処がついたらもう夕方。
以前記事にした、ウルトラマン関係の仕事で3年間事務局を担当していただいた協力会社さんの女性担当2人と、そこを退社して別の代理店に行った男の3人が招待してくれての送別会に。

送別会3回目で日に日に体力は落ちている感じだったけど、仕事の思い出など話しながら楽しく飲んだ。
二次会は、彼らも馴染みで、自分もよく昼飯を食べに行っていた店に。ママから「たまには夜も来てね」と言われ続けていた約束を果たしつつ、ここでも想い出が尽きずの良き時間を過ごさせていただいた。

なんか他の会社の方に自分の仕事ぶりを感謝され、自分が離れることを寂しがられるのって、また違う感激があったなあ。

ちなみに音楽の話になった時に恥ずかしながらこの歳でアイドルにはまったと、BiSHの話を出したら3人が3人とも知っていてビックリ(笑)。
さらにあれはアイドル枠じゃないですよと分かっている意見でこれまた感激(笑)。
そのまま音楽の話で盛り上がり、カラオケでも…と言う流れになりかけたけど、夜も更けて流石に3次会に行く体力もなかったのでお開きに。

「では次はみんなで静岡に遊びに行きますから、その時はカラオケ大会ですよ!」なんて約束させられるのも嬉しいもので(笑)。

良き連中に助けられて仕事できた喜びを噛みしめながら、エイプリルフールだけど嘘をつくこともなく(笑)、ご機嫌の千鳥足で、でも正直力尽きる寸前、雨の中帰宅したのがもう日付変わった頃。
いただいたプレゼントを開けたらこれが!
前から買おうかなと思っていたウルトラシリーズのお酒であります。
彼女たちと3年連続長期間やった仕事ならではの洒落っ気のプレゼントを選んでいただける気持ちが嬉しいよなあ。
でも前の送別会のプレゼントも含め、俺どこまでウルトラマン好きってことになっているんだろう?(笑)。いや、大好きだけどさ(笑)。
ともあれ、こちらも仕事途中抜け出して、きちんとお返しの品を買っておけて渡せたのも良かったな。

シャワーを浴びてそのまま撃沈して寝入り、目覚めた昨日2日もまた出社。売り上げを締め、書類仕事を片付け、システム上は何とか完了できた。
夕方から1割くらいだけ資料を残して、整理という名前の処分作業に入ったが、これがまた、終わらね〜😅

明日3日は夕方から仙台で打ち合わせと4つ目の送別会があるし、土日は部屋の片付け&荷造りもしなければ、なので、残された時間と、5年半の未整理資料の多さ、明日で携帯や鍵も返却なんだが、連絡先整理もできていなかったことも思い出し、ちょっと焦りを感じているのであります。

越しまであと4日だものなあ…。ちょっと力尽きそうな気もしてきたぞ…(笑)。

仕事終わりラスト2日となった昨日はヒーヒー言いながら伝票を仕上げ、夜はオフィシャル送別会。その前から、先に退職した先輩や協力会社の方々が入れ替わり立ち替わりで挨拶に来てくださり、仕事進まぬまま放り出して(笑)、夕方からのスタートには何とか間に合ったのだった。

コロナの影響で大勢の集まりを自粛というお達しの中、自分が赴任したばかりの時の所長など、これまた退職している方もサプライズゲストでおいでくださり、別れを惜しみながら、楽しく飲めたのは何よりで。

工夫を凝らしたプレゼントもいっぱいいただいた。福島ならではのお洒落な小鉢やお皿、加えてなんとウルトラマンモチーフの顔出しボードまでオリジナルで作成してくれていて、除幕式まであったんだぜ(笑)。写真見せたいけど、著作権に違反しそうだし(笑)、色々面白く書いてくれてあるが個人名出まくりなので残念ながら遠慮しておきます(笑)。

そんな中、嬉しかったのがこれ!
とても自分では買えない初期ウルトラシリーズのデザイナー、成田亨さんの作品集。さすが前所長、よくわかってらっしゃる(笑)

最後には一人一人から温かいメッセージもいただき、本当にありがたいひとときだった。

ただし二次会は疲れも出てうつらうつら、しかも終えられなかった仕事もあったので一度場を離れて会社に戻り、ちょっと撃沈(笑)。30分後何とか起きていくつかの書類をメールで送り、約束の3次会の場へ。

若い後輩たちが選んだのが若いおねーちゃんがつくようなキャバクラ的なところ(笑)。酔いも覚めてきた中、おねーちゃんたちと後輩たちがはしゃぐ姿に笑いながら「慕われているんですねえ」なんて、お世辞にも気を良くしつつ、2時前には何とか帰宅したのであった。

そして今日。最終日。

穏やかな天気の中、いつもより1時間以上早く起きて仙台へ。
出向先の今の会社から出向免除の辞令を受け取り、皆さんの前で挨拶。個々にも「やっぱり延長しなかったのかあ」とか冗談も言われながら辞す。そのまま出向元の営業所に行って、最後の精算と提出用のデータを受け取るというまだまだ仕事モード(笑)。

今の所長も伴ってまた福島へ。昼食後は県庁他各所へ最後の挨拶と契約成果物等の提出を済ませ、たくさんの方に感謝の言葉もいただきながら、同行仕事を済ませた。その後は一人で今年は仕事にならなかったところや、かつて仕事を一緒にした方の異動先にも何箇所か伺って、挨拶を済ませてきた。

皆さんから本当に温かい言葉をかけていただき、自分の仕事が先方の満足につながっていたことを再認識できたのも良かった。
会えなかった方からもその後電話やメールをいただき、ちょっと感激しながら事務所に戻ったのが夕方。

昨日の疲れもあり皆が早々帰る中、まだ鍵と携帯は明日の返却で大丈夫とのことで、こうして最後の最後まで戸締りする羽目にはなっているが、最後の伝票をやっつけたり、明日で消えてしまうアドレスだが、挨拶メールを送っているところ。

明日からも残務処理で出社するが、本当にもう終わるのだなあ。
こちらの思い入れはあっても、数々の継続仕事は少し時間が経てば新しい担当がまた新しい色をつけて進めてくれるだろう。

だけど昨夜の送別会で自分が思っている以上に、俺のやってきたことが、大変な新しいチャレンジが、苦しみながらもやり遂げた仕事の数々が、今の職場の雰囲気を作ったと皆が評価していたことを聞けて本当に嬉しかった。

家族と離れていることは多少の寂しさはあったが、それを差っ引いても幸せな5年半だったな。

さて、最終日も遅くならないよう、最低限の連絡だけは済ませて仕上げに入ろう。
昨夜の深酒で一日中下り気味の腹だが、明日以降も片付けや残務、引き継ぎで出社するし、何よりまた送別会だし(笑)。
早めにケリをつけて身体を休めるとします。






こちらに越してきた最初の年、忘れもしない2014年8月23日。荷物入れで初めて郡山駅に降り立った時には、東北なんだから涼しいと思っていたのに騙されたようなクソ暑さにびっくり。
まだ自転車もなかったから駅から歩いてアパートに着く頃には汗びっしょりになったものだった。

28日に改めて車でこちらに来て9月から着任だったが、秋は駆け足、10月には早くも寒さも深まり周囲から積雪の具合を聞いてビビっていたが、元々入るはずだった、会社に少し近い今のアパートがやっと空いて引越し直したのだった。

その年は12月にはすでに積雪が何度もあり、人生初めての雪かきもして「これが東北の冬か!」と思ったものだった。

以来毎年何回も「うわあ」という積雪があり、その度に大変な思いもしていたこちらの冬だったが、昨年はそれが一回だけだったかな、かなり少なかったのだ。

そして昨年以上に、今年の積雪は毎回「うっすら」レベルで、この5年半こちらで暮らして、初めて冬タイヤなんて要らなかったなあと思ったくらい。最後のこちらでの冬なのになと、拍子抜けしていたのは事実だ。

そんな中の土曜夜からの積雪。毎年桜の季節くらいでも雪が積もることあったから不思議じゃないのだが、もしかしたら今シーズンで一番降ったのではないかな?
夜から昼過ぎまでずっと降り積もっているのを見るのも久々だったし、何より車の雪を降す道具を今シーズン初めて使ったからなあ。

とは言え「うわあ」レベルには程遠く、道路はすでに溶けて無くなっているけど、この時間でもまだそこかしこに積雪が残っている風景を見るのは久々な気がする。


今日、あ、日付変わったから昨日だが、日曜は仕事を忘れる一日にしようと決めていた。
先週冬タイヤを通常タイヤに替えて、もう静岡では使わないからと処分したばかりだったが、車の雪を降ろしても尚降り続く雪の中、福島まで行ってきた。
こちらでは最後になるであろう映画鑑賞へ。

実際雪の影響もあったのか、コロナのこともあるのか客は少なめ。
色々書きたいこと多すぎる映画だったので、レビューはまた改めてにしよう(笑)

コロナの拡散防止で外出自粛や映画館他沢山の休業があった都心と比べれば、こちら地方はまだのんびりしたもの。
マスクは品薄ながら、食料品や日用品を買い占めするほど殺気立ってもいないし。
やはり「人が多い」というだけで「そういう傾向の一定数」の絶対数は増えてしまうから、都会は厄介ですよねえ。

正直こちらでも外出自粛や、映画館が休業するんじゃないかと恐れていたが、そんなこともなかったのは幸いだった。こちらでは首都圏とは遅れての公開だったし、ネットのスケジュールになかなか題名が出ないので先週は電話でも確認、何度も休業にならないかチェックしながらの鑑賞だった。普段は前日、下手したら起きたときに「何か観に行こうと上映スケジュールチェックするのが常なのに、こんなに予定立てて鑑賞するのも久々だったな(笑)。

おそらく最後の雪と、こちらでの一人映画鑑賞。
次の土日は荷造りだろうから、今日無事に行けたのは本当に良かった。
来週なら外出自粛になってもお篭りする材料は梱包しなけりゃ有り余るほどあるとからね(笑)。

あと2日の仕事。良い形の充電の一日でした。




何とか伝票関係仕上げて夜には仕事終了。あと3日だが、今週はずっと遅かったから日曜は休むとするか。


引き取ってきた段ボールに試しにムック類と、自宅から持ってきたものの、あまり観ることなかった焼いたDVDを入れてみたら早くも4箱に。

本は重くなるからあまり詰め込まない方が良いかといっぱいにはしなかったが、これに漫画や文庫、5年半の映画秘宝、そして溜まりにたまったDVD入れたら一体何箱になるのだろう。

「いっぱい処分してきてよ」と言うかみさんの言葉が頭をよぎるのだが、これがなかなか処分する気がしないものばかりで。いやはや困ったもんだ(汗)


このところ引越しや仕事カウントダウンの話ばかりだから、週末ぐらいは我がブログタイトルらしいB級映画の記事でもアップしますかな()

先々週だったかにGYAOの配信で観たこんなのをご紹介!


絶叫のオペラ座へようこそ (2014年)

STAGE FRIGHT


監督・脚本 : ジェローム・サブル 製作アリ・ラントス、ジョナス・ベル・パシュト 製作総指揮マーク・マセルマン 撮影ブルース・チャン

 振付ポール・ベッカー   作詞作曲ジェローム・サブル、イーライ・バタリオン

出演アリー・マクドナルド、ダグラス・スミス、ブランドン・ウラノヴィッツ、ミニー・ドライヴァー、ミート・ローフ・アディ


これまた何と言うか予想と大きく違う珍品。

なんとホラーミュージカルなんだよね。おまけに笑わそうとしているとしか思えないコメディじみたところも多々ありの()

かと言ってかの「ロッキー・ホラー・ショー」的猥雑な感じでもなく、括りとしては80年代によくあったサマーキャンプを舞台にした連続殺人スラッシャー映画の展開。


冒頭、オペラ歌手である母親の立つ舞台で、自分もいつか歌いたいと願う幼い娘。しかしその頃その母親は舞台に出てくる白マスクの男に惨殺される。

画像1

数年後、母を亡くしたカミーラは弟とともに俳優養成キャンプの調理場で仕事をしながら、母と同じ女優になることを望んでいる。


今年も演劇などを目指す少年少女がやってくる。「演劇なんて」「ダンスと歌なんて」と学校では変人扱いされても、「ここではみんなそうさ!」と開放感いっぱいに歌って踊るミュージカルナンバーがいきなり炸裂()


え?ミュージカルのステージを舞台に展開するんじゃなくて本当にミュージカルだったか!()

画像6
「ゲイは同性愛者じゃなく、陽気な人って意味、だから私たちはゲイなのさ~♪」とか歌い踊る子供たち。そりゃみんな学校で変人扱いされるのも頷けるぞ()。本当にそういう意味もあるのか知らないけど、舞台監督は「私は本物のゲイだけどね〜♪」って歌ってたのが笑わせてくれる(笑)。

何と監督自らが脚本のみならず作詞・作曲までしているんだから、もう本当にやりたかったのだな(笑)。

とにかくこのインパクトが強くて、一気に話の中に持っていかれるのだ。


この合宿は、一本の作品を完成させて最終日に公演としてお披露目するシステムらしいのだが、今年は合宿出身の若い演出家が「オペラ座のたたり」を上演することを発表する。


主役らのオーディションが行われるが、本当は資格のないカミーラも亡くなった母が主演を務めていただけに想いも強く、裏方の男子の協力もあり、何とかオーディションに紛れ込み、晴れて合格する。

ところが演出家はもう1人の主役候補とカーミラを我が物にしようと比べているゲス野郎。

カーミラも主役を得たいがために慣れない色仕掛けをしてもやっぱり一線越えるまでには行かない、なんて話がモタモタ展開するのだが、主役のカミーラ役のアリー・マクドナルドが無茶苦茶可愛くて、個人的にはドストライク(笑)なんで、何とか我慢して観れてしまうのだった(笑)。


ところが公演目前でその演出家が舞台で使う白マスク(ちょっとあの「カブキマン」に似ている歌舞伎風マスク(笑))の殺人鬼に殺される。もちろん皆は殺人事件とは気づいていないが、家に電話したがったり、「人が死んでも歌ったり踊ったりしていてもいいの?」なんて子どもの至極もっともな意見がある

しかし借金まみれのこのキャンプ、そんなことで公演中止なんてできない経営者のロジャーの事情もあり、それでも公演がスタートするものの、次から次へとカブキマスクの殺人鬼による事件が起きてしまう


と、まあ「オペラ座の怪人」をベースに「グリー」とあの80年代の数あるキャンプスラッシャー映画の中で、オチの凄さで語り継がれた「サマーキャンプ・インフェルノ」とミケーレ・ソアビの「アクエリアス」をごった煮にしたような内容で、しかもミュージカルと言う、なんとも奇天烈なホラー映画なのだ。


冒頭のミュージカルシーンもそうだが、「オペラ座のたたり」を日本の江戸時代に置き換えて上演する!という演出家の説明で「顔を白く塗るのはなんだ?」と「歌舞伎」を答えさせる問いに「ブッカケ!」(そのまんま発音してました😅)と生徒が答えるシーンがあったりで、とにかくヘンテコ(笑)。

思えば冒頭に「この物語は実話を基にした」なんてあったが、あれも絶対ウソだろうなあ(笑)。


歌舞伎マスク殺人鬼が「あいつら皆んな殺してやる〜!」というモノローグは、ミュージカルというよりメタル()。ハイトーンボイスだったりデスボイスで歌い上げるし。

他にも「キャリー」や「悪魔のいけにえ」を彷彿とさせるシーンがあったりで、ニヤリと楽しませてくれるのは確かだが、笑わせたいのかどうかはちょっと判断に苦しむのだ()

大道具作ってるだけなんだが、しっかりネクタイしているところがレザーフェイスっぽくていいね(笑)


惜しむらくはカミーラの晴れの公演中にどんどん人が殺されるクライマックス、あんなに可愛い彼女がジャケットの通り歌舞伎と言うよりKISSみたいなメイクなのが本当に残念。


子供たちの振る舞いをニコリともせず見ている管理人らしい意地悪そうな爺さんが怪しく見えて、実はそうではないとと言うお約束の展開も含め、懐かしいサマーキャンプスラッシャー映画をミュージカル仕立てにしたと言う意味では他に類がないのも確か。

画像3

ちなみに経営者ロジャーも歌うのだが、なんか見た顔だなあと思っていたら、なんと前述のロッキーホラーショーにも出ていたロック歌手のミートローフだったのでびっくり!老けましたなあ。

カミーラの母親も「オペラ座の怪人」に出ていたんですな(未見で知らなかった()


そんなわけでどうしても探して観てくれとは言いませんが機会があったらお試しあれのクセの強い一本でした!

昨夜はお別れ飲み会第一弾。昨年夏に異動した前の所長と飲んで帰宅。

立場も違うけど年も近いこともあり気が合い、仕事でも数え切れないくらいのプレゼンに一緒に参加。
俺のミスに頭を下げていただいたり、彼がやりたいと言う企画書作りに土日返上して協力したりと、本当に分かり合えた最高の上司だった方。

本気で喧嘩したこともあったけど本当に「良き仲間」だった。思い出は尽きない。価値観が似ていることもお互い充分わかっていたが、改めて良い方と巡り合えたことを再認識。

ゲラゲラ笑いながら話していたくせに、もう会うことがないかと思うと、別れ際には不覚にもお互い涙(笑)。
俺は細い目にゴミが入った、向こうは花粉症だと言い訳しながら握手、いいおっさんが鼻をグズグス言わせながらがっちり抱き合って別れてきた(笑)。

ああ、もう次からは泣くことないようにしよう(笑)。だが良き仲間に恵まれたのは、本当に良かったんだと改めて思う。こんな気持ちになることこの先何回あるのだろう。

今朝は元の会社からのPCの到着を待ち、クリーニングを出してから、引越し用段ボール等の資材を引き取りそのまま会社へ。

早くも延期が決まってしまったイエモン東京ドームに、思いを馳せながらガンガンかけながら作業中。

今のシステムに入れるのは今日を入れてあと4日。刻一刻とその日が来るのだなあ。

優先順位を決めて、片付けは後回しなのであります(笑)
今日もアメトーーク!が半分以上過ぎた、日付変わる寸前の帰宅。流石に毎日だと疲れますな。

もう昨日の話になってしまうが、26日は本来ならイベント本番の日だった。前日25日から現場で設営、そのまま現地のホテルに泊まって、26日は本番を運営して帰ってくる予定だったのだ。
25日のうちに会場とシャトルバス乗り場にイベント中止の看板も出してきたが、「今日のイベントは中止なんですか?」なんて電話も入ったし、楽しみにしていてくれた方々もいたのだろうなあ。

ほんと天気も穏やかだったから、良いイベントになっただろうなと思う。反面、実施キャンセルで今日は一日内勤が進んだのは事実。
キャンセル処理も含めその他の複数の業務のクロージング作業や、いろんな処理を進められたのは何よりで、未だ終わらぬ作業を考えれば、これはこれで良かったんだとポジティブに考え、納得もしているのだ。

合間に引越し業者との連絡も進み、いよいよ引越し日は7日と正式に決まったのも良かったことだ。
まだまだ日があるようにも思えるが、今の職場のPCやシステムに入れるのは在職する31日まで。
それまでに処理作業を進め、あとはアナログな片付けや引き継ぎ打ち合わせをゆっくり進める予定だが、その31日は最後の挨拶などで恐らく作業はできるまい。30日はオフィシャル送別会だから、皆を待たすわけにもいかないし。それを考えると今日たっぷり作業が出来たことは良かったが、それでもやはり土日はどちらか出ないと終わりそうもないかなあってところなのだ。
同僚は俺が貸したDVDを観まくるのだと言っていたが(笑)

おまけに元上司だった前所長が、30日の送別会に来れないようで、急な話だが明日一緒に飲みたいと誘ってくださった。あちらは夕方から飲むつもり満々の様子だったが、こちらはそんな状態なんだよなあ(苦笑)。

まあ、どうせ土曜は仕事する覚悟はできていたので、ありがたく承諾。明日、と言うかもう今日か、できる限り仕事を早めに仕上げてお付き合いしてくる予定だ。

その後も30日のオフィシャル送別会、仲良かった協力会社のスタッフたちが誘ってくれた飲み会が1日、3日は俺が戻る出向元の会社の東北支店での「壮行会」で仙台に、加えて引っ越し前日6日も営業所の元同僚たちがどうしても!とのことでこれまた仙台に最後のお別れ会に行くことになっているのだ。あ、もう一人呑みたいと言ってくれている奴がいたな(汗)。

いやはや荷物が少ないからいいようなものの、引継ぎ仕事もしながらの荷造り、本当に大丈夫なんだろうかって気がしてきた。その前に俺、身体が持つのかなあ(笑)。

と言うのも、4日にイエモンの東京ドームがあるのだ。本当ならもう引っ越し済ませて一家で静岡から東京に!ってつもりだったのだが、こんな状態での参戦になるとは。
まあ、こちらの仕事もさることながら、コロナで中止になりそうな気配も濃厚なんだけどね…。
実施なら勿論参戦するが、ダメならここで荷造りだ!と、これまたポジティブに考えるとしよう(笑)。

1日以降なら届けられるが時間指定ができないと言う引越し用段ボールなどは、この土日に自分で取りに行くことにした。できることからポツポツ始めるのだ。でもその土日どちらかは「ミッドサマー」も観に行きたいのだ。ああ、まだ書いていない映画の記事もたくさんあるのに…。ううむ、仕事もしてこれ全部できるかな(苦笑)。

と言うことで、ヤフオク落札した、今日届いていた、“欲しいものは今のうちに!”ミッションのおそらく最後になるであろう(って決意したの何度目だ(笑))、ジョン・カーペンター監督のこのレアなDVDも、観る前に荷物の中にしまう羽目になりそうだなあ。

何はともあれこれだけ皆から惜しまれるのは何よりの勲章(笑)。とにかく皆に迷惑をかけないよう、あと5日、「最期の聖戦」ラストスパートをかけるのだ!



このところ日付変わる頃の帰宅が続き、加えて毎日怒涛の展開でストレスが溜まっているせいか、今日は帰宅後シャワー浴びて飯を食ってたら、文字通り頭が痛くなって少し横になっていた。
そのまま寝てしまうかと思ったのだが、「あれが済んでない。これを仕上げねば」とうつらうつらしながらも次から次へと頭に浮かんでしまって、そのうち覚醒(笑)。

そう言えば同僚からまたリクエストされていたことを思い出し、コレクションからゴソゴソ取り出してチョイスしたのが、以下のラインナップ。

先日の「ガルシアの首」が良かったというので、俺の生涯ベスト5から落ちたことのない同じくペキンパーの「ワイルドバンチ」を。
またレンタルで「JOKER」を観たそうなので、もう一つの傑作ダークナイト」を。
ギャングものも好きとのことだが、自分はあまり持っていないので勝手に「ハードボイルド」と脳内変換して「シンシティ」を。
あと、アジアもと言うので、気に入ったと言うジョニー・トー監督のサスペンス「PTU」とインドネシアだってアジアだよねと「ザ・レイド」も(笑)。あとは日本代表で長谷川和彦の「太陽を盗んだ男」もチョイス。
どれもこれも殺伐としているのを反省し(笑)、ミッキー・ロークの起死回生と重なる「レスラー」も抜きだした。
こうして書くと本当に好きな映画って意外と記事にしてないなあ(笑)

でもこんなことを、好き放題書き散らすだけでもなんかストレス発散するなあ。

そういえばこんな嬉しい記事もネットで見つけた。↓↓↓
めでたいなあ。嬉しいなあ。
休刊から3ヶ月で復刊だなんて最高だ。

さて目を閉じて再び開くとまた戦場だ。
今度こそしっかり寝よう。

あと、6日…。

明日の設営、明後日本番の仕事のキャンセルの電話が朝一番で入った。昨日からかかりっきりだったのに。

その処理をしながらキャンセルになったこと以外の運営準備を同時進行。
別件の書類を揃え稟議のアップ。見積のやり直し。確認の電話に契約変更や追加の処理また処理。敗戦処理をしているような気分のまま迎えた夕刻。

残っていた明後日の全体運営自体がキャンセルになった。これで全部だ。俺の最後の仕事が全てキャンセル。

仕方がないことだとは思う。コロナウイルスには勝てねえ。
先方も申し訳なさそうにこちらの対応を労ってくれた。かかった金額はきちんともらえることも間違い無いだろう。

しかし、もう少し早く結論が出ていればここ数週間費やした時間は無駄にならずに済んだはずだ。
それを思うと、失う数字以上に、残された時間が少ない俺にとっては、徒労感が半端なかった。 

そんなやさぐれた気分の今日、何度も頭の中に流れていたのがTHE  MODS。
日付が変わっての帰宅だったのにYouTubeを漁ってしまった。

このところ刺激になってる愛読ブロガーさんの影響なのは間違い無い。今日は本当にこんな気分だった。
 

そしてこれも。
ああ、この動画、オープニングはマカロニウエスタンの曲の中でも最高にカッコいい「荒野の用心棒」のメインタイトルじゃないか。やっぱり彼らははわかっているなあ。
 

そしてこれも。もう40年以上前から身につまされる歌詞。今日はまさに「俺たちは乗せてもらえはしなかった」。 
 

明日はまたミーティング。もう敗戦処理みたいな気分で仕事したくないな…。

残り、あと1週間。。。

今日は部屋でゆっくり。愛読ブロガーさんの記事で紹介されていたのをGYAO!で見つけて早速鑑賞した!

キャビン 2011年)

THE CABIN IN THE WOODS

別題:キャビン・イン・ザ・ウッズ


脚本・監督 : ドリュー・ゴダード 製作・脚本 : ジョス・ウェドン 製作総指揮 : ジェイソン・クラーク 撮影 : ピーター・デミング プロダクションデザイン : マーティン・ホイスト 編集 : リサ・ラセック 音楽 : デヴィッド・ジュリアン 音楽監修 : デイナ・サノ

出演 : クリステン・コノリー、クリス・ヘムズワース、アンナ・ハッチソン、フラン・クランツ、ジェシー・ウィリアムズ、リチャード・ジェンキンス、ブラッドリー・ウィットフォード、エイミー・アッカー、ブライアン・ホワイト、ティム・デザーン、トム・レンク、ジョデル・フェルランド、シガーニー・ウィーヴァー


「物語」が好きな自分としては、映画はプロットやストーリー展開という「物」を、脚本(物語の構成)や台詞、役者の演技に加え、画面の構図やカメラワーク、色彩に編集など「映画」ならではの表現で、監督がどう演出して、どう「語」ってくれるかがいつも楽しみなんだが、これは語られる「プロット自体」が大拍手の一編だったなあ。 


若者たちが人里離れた山小屋で恐怖に見舞われると言えば、皆んな思い浮かぶ「死霊のはらわた」をはじめ、ホラー映画にはテンプレートのようにまあよくあるお話。それをよくぞまあの設定を加えて、見たことない話に仕上げてくれたのにはもう大満足だった。


本作、まず冒頭から彼ら若者を監視し、巧妙に「その場所」に誘導する科学者的な一団の動きを示して見せるのだ。

若者たちが「予定通り」街から山に出発したことを報告する者。山を越える時にそのエリアがバリアのようなもので覆われていることも示される。

訝る新人の警備員に「こちらは舞台を用意するだけ。彼らは自分の意思で動いている」と言うラボの管制塔的ポジションの男。これは何かの実験なのか?と疑問符つきながらグイグイ引き込まれてしまったよ。


ああ、もうごめんなさい。以下ネタバレ全開で書きます!


大学生5人は体育会系イケメンのカート(なんとクリス・ヘムズワース)に、その彼女ジュールス、爽やか系真面目男子ホールデンにいつもラリってるマーティ、そして大人しめのヒロイン、ディナ。このグループ構成もよくあるパターンだ。

彼らがやって来たのはお約束の山奥の古ぼけた小さな別荘。
その夜、5人はよせばいいのに地下室を探り、前の住人が残したと思われるパズルやオルゴールなどアンティークなものを発見する。その中の古い日記には殺人の様子が綴られていた。そこに書かれていたラテン語の文を読み上げると、土の中から何者かが蘇る…。
おお、もろに「死霊のはらわた」じゃん!とか思っていると、ここでまた場面はラボに。

その前に研究員たちが賭け金を募っていたのだが、なんと皆で「若者たちを襲うモンスターはどれだ?」を賭けていたのだ!
日記にある通りの拷問殺人一家がゾンビとして蘇るのを「大当たりは管理班だー!」とテンションを上げる管制員。

思わず一時停止して眺めれば、狼男にヴァンパイア、ミイラ男にゾンビ、大蛇やなんやらとホワイトボードに書いてある。なんとその他の魔物も「館長」が提供していると言うではないか。


そこそこホラー映画を見馴れているつもりの自分だが、予測を裏切るあんぐりの展開(笑)。

これは何なんだ?ゾンビは本物なのね?なんか壮大な実験?何が目的なのだ???


因みにいつも試みに成功するのはアメリカと日本だけらしく、成功しなくてはいけないものでもあるらしい。

日本の方では教室で貞子的幽霊が宙に浮いて、制服の女の子たちが泣き叫んでいるのがモニターに写っていたりするから余計に訳がわからない()


その後もカートとジュールスが、これまたお約束の「皆と離れて森の中でおっぱじめようとする」のも、ラボの連中が灯りを調節したり、フェロモンを出してその方向に持っていくなど完全に管理下にあることがわかる。

大勢でコトが始まるのをモニターを眺めているのを「さあ仕事に戻れ!」と追い返したりしているし()


確かに変なのだが、間違いなくゾンビは本物で、この後はいつもの「ホラー映画」の展開、及び描写で一人また一人と殺されていくからますますややこしい()


つまり本当に人が死んでいくのは確かだということ。追悼の言葉を呟きつつも淡々と作業を進めていくラボスタッフ。殺された人間の血は何かの絵をなぞるように流れていく。

このラボは科学的組織ぽいため、秘密結社の雰囲気は微塵もないのだが、宗教というよりもっと大きな何かのための儀式っぽいことをしているのは見えてくる。


そのラボでも手違いがあり、逃げる若者たちに危うく脱出されそうになると、トンネルを人為的に爆破して阻止。

どうしても彼らを逃さず殺させなければならないらしい。

崖をバイクで超えようとするカールは例のシールドに当たって墜落死、ホールデンも屠られ、結局最後にディナも襲われると、「ミッション成功!」とばかりにラボでは祝杯をあげるパーティに。いったい何なんだ(笑)。


ところがここで生き残ったディナと、死んだと思われていたマーティまで生きていた。

ミッションがクリアできていないことに慌てるラボ。

マーティは地下に向かうエレベーターを見つけ、ディナと共に降りる。

なんと山小屋地下がまさに彼らのラボだったのだ!


彼らは「古(いにしえ)のもの」を鎮めるために若者を山小屋に誘導し、モンスターを使って殺させ、その若い血を捧げていたのだ。

そのモンスターを彼ら自身に選ばせるのが、地下室の様々なアイテムだったのだ。

ラボの警備員に追われたディナたちはBOXに収められていたおびただしい数のモンスターを解放して抵抗する。

「死霊のえじき」の地下基地に雪崩れ込むゾンビのごとく、大挙してエレベーターからどんどん現れる大蛇に大蝙蝠、狼男にゴーストなどのモンスター!
これ、直接人を襲うシーンは無かったのだが、
顔中口のバレエ少女と天井を這う顔が逆の何か。
やはり、人の姿を残している方がビジュアル的に怖いよな。

その他、大蠍やペニーワイズ的殺人ピエロから、ヘルレイザー的拷問魔道士、ユニコーンに半魚人まで大集合、大競演!こんなの見たこと無いがな()
当然ラボは当然阿鼻叫喚の地獄絵図に。

ひと段落後。もう何も言うことありましぇん。


して生き残った二人に選択を迫るのが出落ちの如く登場するシーガニー・ウィーバー!

山小屋ホラーのはずが、生き残った二人に「夜明けまでにお前らが死なないと太古の神が復活して人類滅亡!」と迫ってくるという、予想だにしないやたら大きなスケールの話になるクライマックス!


いやあ、もう目が点になるくらいの怒涛の展開で、こんな楽しいヨタ話考えたの誰だ!と思ったら、この脚本・監督「クローバーフィールド/HAKAISHA」や「LOST」の脚本の人だったのね。


全く予備知識無しで観賞したのは大正解で、過去のホラー映画へのオマージュを組み込みながら、大枠は単なるホラーじゃないという物語。無茶苦茶面白かったなあ。

登場人物が途中で「リアリティ番組か?」と疑うのだが、そう言うメタホラー的展開かと思えば、寧ろラヴクラフト的展開が待っているとは恐れ入りました(笑)。


続編の作りようが無い大風呂敷の、しかもオリジナリティ溢れるプロットに大拍手。

ここまで読んだあなたには観る楽しみ半減させてしまって申し訳ないけど(笑)、是非に!とお勧めの一本でした。