ディスカス購入時に注目する点 | daikiのディスカスブログ

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日々の観察を大事にし、経過や変化を記録。


ディスカス飼育を長く楽しむために、幼魚〜若魚育成、成魚〜繁殖と、私自身の経験則からそれぞれ気をつける基準を載せていきます。

基準といっても「ここだけ!」というような感じで、あまり数値にこだわったり難しく考えず、書きますね。

phkhnhといった数値が嫌いで、測ったことがほとんどない私でも分かる初心者向けです。


さて、今日は幼魚購入時に気をつけることなんですけど、ここで書くことはあくまで主観ですm(_ _)m私が選ぶならです。せっかくディスカスを始めるなら、健康で病気に強く、丈夫な個体を。

生後半年間の土台作りをしっかり終えた個体を購入すべきと考えます。

そして、なぜ幼魚購入(5〜8cm前後)を薦めるのかは、成魚購入と比べてもかなり求めやすく、プロショップでの価格差は半額以上が多いです。

また、育成で楽しめる醍醐味が、幼魚〜若魚時に詰まってるからです。

(この件については別で載せますね)

幼魚個体(幼魚5cm前後生後3ヶ月〜)を購入する時は下の写真の様に、

・体を十字で見た時に横に伸びすぎてない(ロケット型はNG)

・背鰭のつけ根まで肉がしっかりついていて体全体を見た時にハリがある

・目が体の大きさに比べて小さく感じる


この3点だけです。この3点が揃ってれば、将来見応えのある成魚になること、間違いなしです。


まず1つ目に、体の線が横に伸び過ぎていないという事ですが、



上下のヒレをいれて、ややひし形。

上下のヒレを取ると、まん丸に近い。

個人的には、幼魚育成時にこの形を目指して育成しております。


2つ目に、背ビレのつけ根まで肉が上がっていて、ヒレと体の境い目があまりない様に見える個体が好ましいです。

逆にくっきり分かれ、ヒレが体の面積に比べて上下に異様に長く見える。

ヒレを取った体が楕円形に見える個体は、私の中では痩せとみなします。


しかしながら、赤虫のみの飼育環境では、あえてこの様にヒレを成長させて縦に伸ばした後、ハンバーグ給餌に切り替えて、肉をつけるという方もいらっしゃいます。

はじめて購入する際、極力リスクを取らない方向で考えるのであれば、上記条件の個体を選ぶのが無難です。




3つ目に、目の大きさが体に比べて小さく感じる。

といっても初めてディスカスをはじめる方は判断が難しいと思います。

なのでこれも写真で解説します。


1枚目の写真と、こちらに写る個体は、生まれたタイミングが一緒の同腹兄弟魚なんですが、体の大きさに結構差があります。

目に関しては、どちらも大きさは一緒なんですね。ディスカスはストレスや餌食いが悪かったりなどで体の成長に差が生じても、目は一定に成長します。

体の大きさに比べて、目が小さく感じる個体は、餌食いが良く、病気やストレスなく順調に成長している証拠なので、なるべく目が小さく感じる個体を選ぶと良いと思います。



ディスカスの体つきに関しては、生まれてからの育て方次第で形、全体の雰囲気にかなりの差が表れます。

上記3点に共通している事は、生後3ヶ月間の給餌がしっかり行われてることです。

体着約5日目からの毎日のブライン、その後の赤虫とハンバーグ給餌をたっぷりと行っているお店でないと、なかなか出会えません。

また、この特徴まで育て上げた個体は自分の水槽に入れた後も病気など殆どしないと思います。

正直、体色なんて二の次で、この時期に選ぶ基準はこれだけでいいと思います。


もしプロショップやオークションなどで、これらの特徴を持った個体を販売しているのを見つけたら、即決で購入することをお勧めします。

(ディスカスも一期一会です。ビビッときたら個体のポテンシャルを信じて、連れて帰りましょう。)


黒化していたり、目のまわりが窪んでたり、痩せて体の表面がスジ張ってる個体は論外です。

血統がよくても、安価であっても絶対に買わないでください。改善はしませんし、新しい環境へ移っても飼育者を悩ませるだけです。


最後に、過去私がこの3点のみ注意して購入した個体とその結果です。

1年後

幼魚〜若魚、そして成魚への成長過程と、育成時に気をつけるポイントはまた今度改めて記載します。



と、今回の購入編はこれでお終い。

あくまで個人の考えで、参考程度に見てくれたらと思います。

走り書きで読みづらく、失礼しました^_^;

投稿後に読み直して修正致します。