過密飼育の是非について(前編) | daikiのディスカスブログ

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前回の記事から大分時間が経ってしまいました。


迫力ある個体に育て上げるために、幼魚時の育成に気をつける事、水質管理について述べてきました。

今回はもうひとつ、餌食いをよくするために「過密飼育」の是非について書きたいと思います。


個体数に比べて水量が多ければ多いほど、水質管理がしやすくなります。

phの急落や濾過槽、フィルターの維持、前回述べたアンモニアや亜硝酸対策を考えても、やはりそう思います。


しかしながら、個体数に対して水槽(水量)が大きいほど、餌食いは悪いように思います。

ここから先は、私がコバルトを再開し、この3年間で試して結果良かったこと。過密飼育について書いていきます。



5cmを迎えるまでは、少ない数でも隅に固まることがほとんどなく、餌を無尽蔵に食べてくれます。飼育者としてもこれほど楽しい時間はないほどです。

汚れた分、水質管理も徹底していて順調に育っていき、5cmを迎えます。


そのあたりから餌食いが落ちることが多い気がします。

もちろん病気や調子を崩している訳ではありません。水質管理もバッチリです。

振動や人影に敏感になるのか、積極的に前に出づらくなります。食べるのですが、食べるスピードが悪く(がっつく勢いがない・・・?)、底に落ちてから、警戒しながら恐る恐る食べる感じです。


残餌も目立つようになります。

(残餌は時間が経つと早期に劣化し、それを食べると消化不良になりますので、残餌を放っておいて、いつか食べるだろうは絶対にNGです。簡単に消化不良になり、拒食につながります。)

 

大きくなるにつれ防衛本能が生まれるのか、決まって5cmを迎えてから警戒心が強くなります。

拒食ではないので、時間をかけて細めに少量ずつ餌を与えれば問題ないのですが、私のような日中は家にいないサラリーマンにとっては、一日の給餌回数と時間は限られているので、一日に与えられる量のことを考えると、やはり短時間でがっついてくれた方が、回数も増えますし、新鮮な餌でおなか一杯にできます。

そして短時間で満腹にさせることは、結果的に水質維持につながります。



 こんな感じに。

数秒でこのお腹にさせて、後は数時間置いて、これが引っ込んだらまた与えます。気をつけてることは10分以上の残餌は避けてます。結構な勢いがないと5分〜10分以内の完食は厳しいですね。


餌編の記事にも書きましたが、給餌回数の目標は以下の通りです。

・一日目標3〜4回。

(朝出勤前1回、夕方帰宅後1回、夜1〜2回)


・休日は、目標5回(3時間おき)


この給餌回数を可能にする為に、

ディスカス再起してから最近までいろいろと試し確信に変わりつつあることは、幼魚飼育は「過密飼育」にすることです。




水槽の大きさに対し、個体数を多くする事で、

上の写真のように冷凍赤虫を水中に入れた瞬間、勢い良く一斉に食らいつき、底に落ちる前に完食します。見ててかなり気持ち良い程です。


もしくはセパレーターなどで区切り、物理的に狭くする事も有効です。後者は水槽を小さくするわけでもなく、水量も多いままなので○。(…しかし食べるスピードは過密飼育=個体数が多いほどがっつき具合が違います。なので私は前者をとってます。)


過密にすると水質管理がまた難しくなります。

前回、記事の最後にお勧めしたバクテリア飼育に頼らない飼育になるので、水替えを頑張れる人に限ってお勧めです。

 








…今回は、ここまで。

時間ある時にまた修正します。読みづらいと思いますが、このまま投稿させて頂きます。

一気に書き上げることが難しく、次回にこの続きを・・・。

次回もよろしくお願いします。m(_ _)m