初めて聞いたとき時の感想は・・・「え!もう終わり!?」
聞きやすいというよりは、あっさりしすぎ。前作と収録時間は大して変わらないのだが、なぜかきいていると
いつの間にか終わってしまう、そんな印象は何回も聞いた今もあまり変わっていない。
決して悪い作品ではない。いつもどおりの彼らで、疾走感とパワーをかねそろえた楽曲は相変わらずいい。
#1「Red Hot」・・・ご存知RED HOT CHILI PEPPERSからきている曲名でプロモにもなり発売前からライブやテレビで聴くことができた。最初の静かな歌いだしから急に暴れだすといった感じで普通にかっこいい曲だ。
#2「モンスター」・・・この曲は日本語詞じゃなくて英語詞のほうがあってたんじゃないかと思う。エルレの日本語曲はアルバムのいいアクセントとなるのであまり多すぎないほうがいいというのが勝手な自論である。
#5「Missing」・・・僕がすごい好きなだけかもしれないが、やはりこの曲が光っている。この曲のような哀愁さが今回のアルバムには少なかったことがもしかしたらあっさりとした一番の原因かもしれない。僕はエモーショナルな曲がだいっすきなもんで。
#6「Bored of Everything」・・・ネットでいろんな人のレビューをみてるとこの曲が何気にすごい人気なのがわかる。そこまで好きってほどではないけどまぁいい曲だと思う。
#7「TV Maniacs」・・・シングル「Missing」のカップリング曲でこの曲はかなり勢いがあっていい。サビのフレーズがやたらと耳に残る。
#9「I Hate It」で終わりそうな雰囲気だが最期に#10「BBQ Riot Song」で暴動を起こして帰る、エルレらしいやり方だ。この2曲もいい曲だがやはりちょっとあっさり。
全体的に見るとまぁやはりいいアルバムではある。どっか知らない人たちがいきなりコレを出したら「何だ、こいつらは、ヤバイ!」ってなるかもしれないがやはりそこはエルレなので求められるレベルもかなり高い。
3000円でいいから14曲45分ぐらいのアルバムがよかったなと思った。
まぁなんにせよ対バンツアーは楽しみ!
そしてここからは昨日MUSIC ON TV!「In Focus」でやっていたELLEGARDEN PV特集のご紹介。やっていた曲は
「Bare Foot」
「(Can't Remember)How We Used To Be」
「ジターバグ」
「バタフライ」
「Missing」
「Red Hot」
の6曲。初めて見るPVもいくつかあった。
「Bare Foot」・・・結構前なのでメンバー全員なんか違う。ドラムの高橋さんにかぎってはロン毛をふりまくってたしね(笑)。
「(Can't Remember)How We Used To Be」・・・この細見さんは金髪マッシュルームカット。でもこのPVすごい好きかも。
「Missing」・・・この細見さんはなんかすごいやせている。この曲のサビに入る前のドラムのドカドカドカドカってとこがめっちゃ好き。
エルレのプロモは「バタフライ」と「Red Hot」以外はみんな基本ライブ映像っぽい感じであんまり変わらない。「バタフライ」は廃倉庫みたいな中でスケボーをしている少年たちと足元がちょっと水につかった状態で演奏するエルレといった感じ。
「Red Hot」は演奏してるところにすごい風でいろんなものが飛んでくるといったこの曲の疾走感をうまく表現しているプロモ、といえるが・・・このプロモを見てなにかを思い出した人はいないだろうか。
そう、Bump Of Chickenの「Sailng Day」のプロモに酷似しているのだ。アングルが違うだけで完全にかぶってるよねーと思ってしまった。ま、いっか。