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「アメリカやイギリスの給食が酷い」
「それに対して日本の給食のレベルは高い」
こういった話を今まで何回かご紹介してきたわけですが
どうやらその意見を撤回しなければいけないかもしれません。
日本にも海外の給食に負けない酷い給食がある
ということが分かったからです。
今月中旬に放送された民放のニュース番組と
NHK・NewsUp、及び毎日新聞からの情報です。
その給食がこちら。
見た瞬間「残飯」かと思ったんですが、
正真正銘、本物の給食です。
今月、仙台市の小中学校の給食カロリーが5年以上にわたって
定められた栄養基準を満たしていないということが分かったといいます。
小中学校の給食で必要とされる栄養量は、
文部科学省が作る「学校給食摂取基準」で示され、
これを元に自治体がカロリーや鉄分などの栄養量を決めているという事ですが
仙台市の場合、小学校(3・4年)と中学校の給食とも軒並み基準を下回っています。
仙台市の場合、小学校(3・4年)と中学校の給食とも軒並み基準を下回っています。
そして実は仙台市だけでなく石巻市や多賀城市などでも
学校給食が栄養基準を満たしていないことが分かっているそうです。
栄養バランスに配慮しているはずの給食で、
なぜこのようなことが起きてしまったのか?というと、
それはズバリ食材の値上がりによるもの。
意味もなく減らしていたわけでなく、事情があるというのは分かり切っていることですが
一番育ちざかりで一番栄養を必要としている子供の給食がアレではいくらなんでも酷過ぎます。
学校給食を担当している仙台市教育委員会の健康教育課は以下のようにコメントしています。
「栄養士が献立を考えるときに豚肉を金額が安い鶏肉に変えるなどさまざまな工夫をしてきたが、食材価格の高騰で購入できる食材の幅が狭くなっていて、『こうした工夫だけでは状況を改善するのは難しい』という声を聞いている」
「『この状況では値上げもやむをえないのではないか』という意見もでているが、保護者の負担にも影響するので、どのような値上げをすればどういった改善ができるか丁寧に検討していきたい」
確かに給食費を払うのが困難なくらい生活が困窮している家庭もあるとは思います。
でも一般の家庭だったら子供のために給食費の値上げを了承するのは親として当然のことではないでしょうか。
しかも「値上げする」といっても1日わずか数十円程度のことだといいます。
「お金がかからなくて済むように」「値上げしなくていいように」と努力に努力を重ねてきたけれど、もうそういう努力ではどうしようもないくらいのところに来てしまったからこういう給食になってしまったんでしょう?
値上げにギャーギャー言う保護者に言いたいのは
本当に1日数十円のお金も払えないんですか?
1円も無駄遣いしない生活をしてるんですか?
タバコ吸ったり酒飲んだりしていない?
ママ友とお茶とかランチとかしていない?
飲みに行ったり外食したりしてないの?
もしそういう余裕があるならそれを削ってでも子供の給食費を払えば?
外食したり飲みに行くのを1回控えるだけで払える金額なんですよ?
食事には子供の健康と成長と将来がかかってるって知ってます?
子供が本当に大事なら親の責任をちゃんと果たしましょうよ
ということ。
同じ日本人として恥ずかしい限りですが
『給食費を払えるのに払わない』という親が物凄い数いるんだそうです。
(仙台市の人が、という事ではなく日本中にという意味です)
しかも払わないだけではなく、きちんと納めている人に向かって
「まだ給食費なんか払ってるの!?バカみたい!」と言う人までいるそうですが
そういう悪質な親は欧米みたいにバンバン逮捕して欲しいぐらいです。
だって親としての責任を放棄しているだけでなく
お金を払わないで子供に給食を食べさせているんですからある意味『無銭飲食』ですし
『お金を持っているのに払うのが勿体ないから万引きする』という人と同じなんですから。
自分がそうい卑しい行為をしている事に気づいて欲しいです。
そうでないと、そんな親に育てられる子供があまりに不憫です。
≪あなたの知らない世界≫