先日は私と姉が子供の頃のエピソードをお話しましたが
今回は私も姉も、もう立派な大人・・・・
いえ、もう立派なオバサンになっていた時のお話です(笑)
食に関して全く妥協しない私の姉夫婦。
美味しい物があると聞けば、
どんなに遠い所でも買いに行ってしまうほどです。
コーヒーだって「コレ!」という物を何年もかけて探し出して
ずっとそのコーヒーを飲んでいるという徹底ぶり。
私もコーヒーが大好きなので、私が姉の家に遊びに行くと
「コーヒー飲むでしょ?」といっていつも必ずコーヒーを入れてくれるんですが
飲む直前にコーヒー豆を挽いて、入れたてのコーヒーを飲ませてくれるので
家中がコーヒーのいい香りでいっぱいに
まるでコーヒー専門店にいるような錯覚さえしてくるぐらい。
ところが、ある時・・・・
用事があって姉の家に行ったら
今日コーヒー豆ないのよ~
最近めちゃくちゃ忙しくて買いに行けないでいたら切らしちゃってさ~
しょうがないから近くのコンビニに買いに行ってくる。
何かオーナーさんがコーヒー好きで結構おいしいコーヒー豆が置いてあるんだって。
というので、散歩がてら一緒に行ってみることに。
10分ちょっとぐらい歩いて着いたのは個人経営のコンビニで
中に入ってみると思った以上の種類のコーヒー豆が揃っていました。
「どれにしようかな~~」っと散々迷って、やっと「これでいいや」と決めた姉は
そのコーヒー豆のパックを持ってレジに向かいました。
そして、そこで事件は起きたのです。
コーヒー豆をレジカウンターに置いた姉に
コンビニの店員さんがこう聞いたんです。
ひきますか?
この場合返事は「お願いします」か「結構です」のどちらかしかありません。
でも姉の家はコーヒーを飲む直前に自分で豆を挽いて飲んでいるんですから「結構です」とか「大丈夫です」とかしかないはずです。
けれど姉の返事は「結構です」でも「大丈夫です」でもなく
その代わりに店員さんに向かって信じられない質問をぶちかましてくれたのです。
え!?え!?
この豆クジがついてるんですか!?
「ポカ~ン・・・( ̄。 ̄ ?)」としている店員さんに
「あ、大丈夫です。おいくらですか?」と聞いた私は速やかに会計を済ませ
コーヒー豆をバックに入れると
キタコレ状態の姉の腕を掴んでコンビニを出たのでした。
その後、姉がそのコンビニに行くことはもう二度となかったそうです。
というより、話を聞いた義兄に「もう一生行っちゃダメ」と言われたんだそうな。
お義兄さん・・・・
こんな姉でマジごめんなさいです!