食べ物は心に影響する？

アーユルヴェーダ では、

心 と食べ物の関係について

説いています

現代医学でも、

食物が消化される際、

食物の成分が、

神経や脳に影響しているということが

わかってきました

（消化についてはコチラ→アグニを知る ）

つまり、

食物が神経や脳に

影響しているということは、

食物によって、

感情、心 にも

影響を与えているということに

なるのです

アーユルヴェーダ では、

この心 の性質を

『トリグナ』と呼び、

３つの性質に分けています

・サットヴァ（純粋性）

・ラジャス（動性・激質）

・タマス（惰性）

『サットヴァ』を高める性質の食物は

米、フルーツ、

ごま、アーモンド、新鮮な食物 など

これらをバランスよく食していると、

心 のバランスも整い、

ドーシャ のバランスも整い、

健康 で穏やかに、

幸福 、勇気、生命力、

活力など、

心地よく日々を送ることができるでしょう

（ごま油もいいですネ→セサミオイル（ゴマ油） ）

『ラジャス』の性質をもつ食物は

肉類、にんにく 、辛い食べ物など。

食べてはいけないということではなく、

食べ過ぎてしまうと、

ヴァータ とピッタ が増大し、

攻撃的な心 の性質が

増えてしまいます

現代に問題になっている

『きれやすい』という性質も、

この『ラジャス』が影響していると

言われています

『タマス』の性質をもつ食物は、

レトルト食品、古い食物、

油分の多い食物など。

こちらも、食べ過ぎてしまうと、

カファ を増大させ、

やる気がおきないなどの心 の性質が

増えてしまいます

（それぞれのドーシャ に向いている

食物はコチラ→アーユルベーダ（ドーシャ・続き） ）

また、

常に怒りっぽくイライラしていると、

『ラジャス』の性質をもつ食物を

欲しがるとも言われています

食物が心 に影響するのと逆で、

心 の状態も食物に影響するのです

この性質は、

悪いことだけではありません

心 の状態が『タマス』の性質のとき。

『ラジャス』の性質をもつ食物を

食してあげると、

活力、動力を得ることができるでしょう

このように、

心 の状態、食べ物の性質を

うまく組み合わせて、

心 も体 も健康 へと向かうことが

可能になるのです

季節は、夏から秋へと

移り変わろうとしています。

秋は収穫の秋

お米から、新鮮なフルーツ、

旬のものなど 、

たくさんのおいしいものを

食すことができるでしょう

（アーユルヴェーダ 的食事はコチラ→食欲の秋 ）

『サットヴァ』の食べ物を

たくさん食して、

健康 で、穏やかな日々を

過ごしていきましょうネ

コチラもご覧ください

１：アーユルベーダと健康

２：アーユルベーダ的、秋を迎える

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