先週、父からオーダーされていた「パーツ移動で調整可能エプロン」を届けてきました。評判は上々。

エプロンの他にも父からオーダーがありまして、それは・・・。
「箱買いしたビールを駐車場からキッチンまで運ぶバッグ」
(後回しになっていました)

ポイントは
・缶ビールが箱ごと入ること。
・バッグを車に入れっぱなしにしていても邪魔じゃないこと。

私としてはそれに
・重さが緩和される持ち手。

を付け加え、以上3点をふまえて製作に入りたいと思います。

↓まず取り掛かったのが持ち手。

ベルト部分を半分に折って縫い、さらに「INAZUMA 1年生引きずる問題」で使用した「底あて」の余りをグリップにしたらどうかと思いました。

よくあるアイディアで、重いレジ袋をそのまま持つを指に食い込んで痛いけど、ホースを10センチぐらいにカットし、レジ袋の持ち手にはめると、手に食い込まず持ちやすい!とか言うあれです。

↓ミシンで・・・と思いましたが。

押えを下した瞬間、失敗しそうな予感がしました。

↓ミシンで針穴だけ開けて。


↓安心・安全の手縫いです。(笑)

ミシンで開けた針穴のおかげで、手縫いでも縫い目がそろって綺麗に仕上がりました。

↓バッグの本体は、赤の水玉。父には少し派手かと思いましたが、底あてが赤だったので。(涙)

それと最近気がついたのですが、ラミネート加工した生地って、長期間保管していると、ベトベトしてきませんか?やばくなるのを肌で感じたので、思い切って全部使うことに。

縁の処理は「祝!6周年トラベルポーチを通帳ケースリメイク」で縫いづらいと嘆いていた「ナイロンバイヤステープ」の残りです。今回は直線だったので、問題なく使えました。生地の裏面が白かったので、透けるという弱点も気にならず、透ける問題も、クリア!

↓問題は強度!!

そもそも。家庭用ミシンで縫ったバッグで、ビールに勝てるのか???

叔母からもらった赤いベルト。トートバッグのように底までグルンと繋げたいけど長さが足りません。

ビールはかなりの重さがあるので、持ち手に負担がかかることを心配して、持ち手を折り返して、見返しの間に差し込んで二重にして縫いました。

このラミネート生地(ビニールコーティング)はとにかくベタベタするんです。ラミネート生地の中でも、トップクラスのベトベトさ。同じラミネートでも少しサラサラしていると扱いがかなり楽なはず。そこら辺は買う時に気をつけなくちゃ。

私はふつうのミシン押えでラミネート生地を縫う人なので、とにかくミシンの台と押えにベトベトした表面がつかないように、裏から、裏から縫っております。(笑)

↓さらに「底あて」の端材から、4枚長方形を切り取って。


↓ダメ押しの補強!!

グリップ付きの持ち手を付ける際、指に接する面が、手縫いした方ではなく「わ」になった方になるように注意しました。

↓ビールの空き箱入れてみました。

本当は、ビールの箱が横になるようなバッグを予定していたのですが、生地の問題で縦型になってしまいました。でも持ち手を短めにしたので、母が持っても地面に着くことはありません。(まぁ母が運ぶことはまずありませんけど)

このラミネート素材、針を刺せば白く跡が残るし、縫っている間も、表にしたり裏にしたりするたびに、シワが白く残るという、面倒な素材でした。

本当は表側から、底のラインにコバステッチを入れたら畳みやすくなるのに・・・と思いましたが、ベタベタ素材だったので、断念。針の穴が白く残るタイプの生地は一発勝負なので、やり直しがききません。ここは戦わないのが、賢いかと。(笑)

このラミネート生地は、同じ位置で何度も折ったり広げたりを繰り返したら、その折った角が白くなる素材です。できれば、折り畳まず、くるくるっとするぐらいでとどめていただきたい。

でも、絶対、折りたたみたいと思うんです。
白く跡が残ってもいい!と言って折り畳むと思うんです。母は。

↓輪ゴムで留められるぐらいなら・・・・と黄色いボタンとゴム付けました。(涙)

老眼対応で、黄色!(笑)
どうか、お願いです。
ふんわり畳んであげてください。
また使いづらいところ、改善点がございましたら遠慮なくお申し付け下さい。

↓押してくれたら頑張れます。
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↓グリップにした底あてはこちら!

↓こんなの使った方が強いかな?

↓水に濡れても大丈夫っていうのが強みなんだそう。
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