タミル暦では2024年の元日は04月14日。で、経堂店は一足早くニュー・イヤー・スペシャルが提供されるとのことで、2024年04月13日(土)、早目のランチ・タイムに訪問。
オープン直後の時間帯の訪問で、満席も覚悟していたが、意外にもすんなり入れた。超ラッキー!
ランチ営業に先駆けて、プージャーが執り行われた(参加しなかったけど…)。
メニュー看板には少し日本語も見られるが、知らない人にも分かるように説明しようという意図が全く感じられないのには好感しかない(笑)。
簡易祭壇にはお供え物のフルーツ類が。
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この日はワン・メニュー営業のため、着席すると自動的にバナナ・リーフが敷かれ、料理が盛り付けられていく。
まず左は mangai pachadi (完熟マンゴーの煮込み)。今回の甘味担当。ちゃんと予習をしていかなかったこともあり、このジャムのような仕上がりの料理が pachadi だとは気づかなかった。パン類と合わせてもバッチリ良さそうな感じ。
右は mandi を彷彿させる驚きのテクスチャーの kathamba kootu (数種野菜の煮込み)。vendakkai (オクラ) が入っているため、粘度が高くなっていた。自分の中の kootu の定義もぐらぐら揺らぐ(笑)。
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vazhakkai varuval (青バナナのスパイス炒め)。今回のネットリ枠で、見たまんま美味しい。プランテインや未熟バナナは芋の食感に近い。
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ponni rice (タミル小粒米) の上には kathirikkai sambar (樹豆と茄子の煮込み)。大好きな茄子がトロットロの素晴らしい食感に仕上がっていてしかも量も十分。もちろんお代わりしちゃいますがな。
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右の紙コップは elumichai rasam (レモン入りスパイシー・サワー・スープ)。これも予習せずにフツーに飲んでみたら「おっ、いつものと味が全然違う!」となった。酸味がもろにレモン由来。
そして左は meen kuzhambu (魚のスパイス煮込み)。トマトとタマリンドがガッツリ効いている確実に美味いヤツ。魚は質の良い鰆が使われていた。
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kozhi thokku (鶏肉の酸味煮つけ)。酸味以上に辛味などのスパイシーさが目立った。こういうメリハリの効いた構成が良いよね。
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ディファン枠は eral vadai (海老付きケツルアズキ・ペイストの揚げスナック)。vadai の内部はミッシリ詰まり過ぎてもいないし、スカスカでもなく、絹ごし豆腐のような軽くて柔らかい食感で絶品。最近食べた中では間違いなく断トツに好み。ちなみに、このように海老を埋め込んだヤツはスリランカ料理店でも出てきたりする。
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そして mutton nemju elumbu kuzhambu (骨付きマトンのスパイス煮込み)。肉の旨味がたっぷり溶け込んだグレイヴィが堪らないな。で、こちらもお代わりをいただく。
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デザートや appalam (豆粉薄煎餅) を含めた全景画像もご査収くださいまし。
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別アングルからも。
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デザートは semiya javvarisi payasam (ヴェルミツェッリとタピオカのミルク煮スウィーツ)。これは割と馴染みのホッとする味だな。
いつものことだが、満腹満足。今回は、ヴェジを提供する幡ヶ谷店と日程をずらして開催なので、幡ヶ谷店にも行っちゃおうかどうしようか悩み中。
ごちそうさま。
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※参照過去ログ
→ 幡ヶ谷ヴァージョンも登場 / タンジャイミールス ( Thanjai Meals )【幡ヶ谷】
→ 偉大なるシヴァの夜 / タンジャイミールス ( Thanjai Meals )【経堂】
→ 天皇誕生日スペシャル / タンジャイミールス ( Thanjai Meals )【経堂】
→ ㊗一周年&ハッピーポンガル / タンジャイミールス ( Thanjai Meals )【幡ヶ谷】
→ 2023年ディワリSPL / タンジャイミールス ( Thanjai Meals )【幡ヶ谷】
→ タミルの短粒米ビリヤニ / タンジャイミールス ( Thanjai Meals )【幡ヶ谷】
→ アンブールビリヤニ / タンジャイミールス ( Thanjai Meals )【幡ヶ谷】
→ 土曜朝のお楽しみ / タンジャイミールス ( Thanjai Meals )【幡ヶ谷】
→ ディナーのアラカルトを / タンジャイミールス ( Thanjai Meals )【幡ヶ谷】
→ パロッタ・ヴィルンドゥ! / タンジャイミールス ( Thanjai Meals )【幡ヶ谷】